ドラマ「捨ててよ、安達さん。」を見逃し配信でフル動画を無料で視聴する方法!1話〜最終話のネタバレ・感想

テレ東の“ドラマ25”の枠で「捨ててよ、安達さん。」が始まりました。

なんとこのドラマ、安達祐実さんが“安達さん”の役として出演しているのです!!

 

ドラマ自体はもちろんフィクションですが、自分で自分の役を演じるという不思議なドラマです。

物語は、毎回“安達さん”の夢の中にモノが化身のように擬人化して現れ、安達さんの心の奥底の本音と向き合っていくのです。

 

その擬人化した化身の役には毎回豪華ゲストが出演します!

第1話では貫地谷しほりさん、第2話では臼田あさ美さん、戸塚純貴さんが登場!

今回はそんな「捨ててよ、安達さん。」を無料でフル視聴できる方法をご紹介いたします!

合わせてキャスト、ネタバレとともに詳しくまとめてみました!
※ネタバレ、感想は放送開始後に毎週更新!お楽しみに!

 

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目次

「捨ててよ、安達さん。」を見逃し配信で無料視聴する方法

「捨ててよ、安達さん。」はTverでの見逃し配信はされていないようです……。

そこで、他の動画配信状況を調べてみました!

「捨ててよ、安達さん。」の動画配信状況

動画配信サービス名配信可否無料期間備考
U-NEXT31日間初回登録時600pt
FODプレミアム2週間フジ系番組に強い
Hulu14日間日テレ系番組に強い
Paravi2週間TBS,テレ東番組に強い
Abemaプレミアム2週間テレ朝系番組に強い
NetflixなしNetflixオリジナル番組あり
Amazon プライム30日間Amazon プライム独占配信あり
TSUTAYA DISCAS30日間ジブリ系を見るならTSUTAYA一択
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「捨ててよ、安達さん。」をParaviで視聴するメリット

「捨ててよ、安達さん。」をご視聴いただけるParaviの特徴についてまとめてみました。

Paravi まとめ

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  • Paraviオリジナル番組が面白い

実際にParaviを利用されている方達の感想を集めてみました!

「捨ててよ、安達さん。」の放送される地域

・テレビ東京 テレビ大阪 テレビ北海道 TVQ九州放送
 2020年4月17日金曜日スタート
毎週金曜日 深夜0時52分〜
地域によっては見れない場合もあるようです…。

安達祐実さんが10年ぶりに地上波連続ドラマで主演をすることになった本作品、見られないのは悔しいですよね。

でも、放送されない地域でもParaviに登録することで、好きな時に何度もドラマを見ることができます!

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Paraviで視聴できる「捨ててよ、安達さん。」主演・安達祐実さんの動画一覧

Paraviで「安達祐実」出演の動画は多数配信されています!

  • 初めて恋をした日に読む話
  • マザー・ゲーム~彼女たちの階級~
  • ドールハウス~特名女性捜査班~
  • 警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~

最近では、“ユリユリ”でお馴染みの「初めて恋をした日に読む話」でのクラブの女社長役が印象的でしたね~!

「捨ててよ、安達さん。」の作品情報

 

ドラマ名捨ててよ、安達さん。
ジャンルSFドラマ
出演者安達祐実
川上凛子
西村晋弥
<各話ゲスト>
臼田あさ美 梶原ひとみ 片桐はいり
加藤諒 貫地谷しほり 北村匠
早織 じろう(シソンヌ)
徳永えり 戸塚純貴 松本まりか
YOU 渡辺大知 ※50音順
監督大九明子 成瀬朋一 林雅貴
プロデューサー漆間宏一(テレビ東京)
加藤伸崇(S・D・P)
坪ノ内俊也
脚本下田悠子 大九明子
放送期間2020年4月17日~
放送時間毎週金曜 深夜0:52〜

 

予告動画

「捨ててよ、安達さん。」のキャストについて

レギュラー出演の3人を見ていきましょう!

安達さん:安達祐実

 

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💗❤️💗 そうです、わたしが派手な母ちゃんです🙄

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<役柄>

女優の安達祐実、本人役。夜な夜な、私物が人の姿になって現れる不思議な夢を見ます。

 

謎の少女:川上凛子


<役柄>

安達さんの夢の中に現れる謎の少女。毎回、安達さんに捨ててほしいモノ(化身)を連れてくる。

 

安達さんのマネージャー:西村晋弥

 

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今日は幕張メッセでイベントに出演します♪(๑╹ω╹๑ ) #NARUTO #BORUTO #ナルボルライブ

西村晋弥(シュノーケル snowkel) nishimura(@nishimurashinya)がシェアした投稿 –


<役柄>

安達さんのマネージャー。優しく安達さんを気遣います。

 

  • 「捨ててよ、安達さん。」1話のネタバレあらすじ

捨ててよ、安達さん。【1話ネタバレ】

女優・安達祐実に舞い込んだ雑誌の仕事は、『手放して心地よく暮らす人』という特集企画。

雑誌社で企画の説明を受ける安達さんは、断捨離のように雑誌の毎号で何か私物を手放してほしいとお願いされるのでした。

マネージャーからは「この仕事、断ってもいいですからね」と言ってもらいつつも、安達さんは引き受けるか迷いながら帰宅するのでした。

 

安達さんの旦那はちょうど今朝から海外出張に行っているので、子どもが寝た後の夜の時間は安達さんの久々のフリータイム

もともと3時間睡眠で生活するショートスリーパーな安達さんは、夜遅くまで好きな本を読んだり、ゆっくりストレッチして過ごします。

気が付けば、眠りについていた安達さんは夢を見ていました。

 

夢の中でも安達さんはリビングで洗濯物のケアをしています。

そこに現れた謎の少女(川上凛子)。少女に「明日、ゴミの日じゃない?」と言われます。

すると、さらに安達さんの家に女性(貫地谷しほり)が突然訪ねてきます。

少女はその女性を「どうぞ、どうぞ」と招き入れ、リビングまで連れてきます。

 

女性は私、安達さんの代表作のDVDです」と自己紹介します。

どうやらこの女性は、かつて安達祐実が出演していた代表作「家なき子」の完パケが焼かれたDVDの化身なのです。

困惑する安達さんにはお構いなしに、化身(貫地谷しほり)は話し続けます。

化身の願いはただ一つ、「見ないなら、いっそ捨ててくれ」ということでした。

 

化身がDVDとして安達さんの家に来てから4年、一度も再生してもらえなかったのです。

化身は自分が安達さんにとって、どうでも良い存在なのではないかと思っているのです。

しかし、安達さんにとってはどうでも良いものではないのです。

思い入れが強い作品であるがために、そのDVDを見ることができなかったのです。

 

そのDVDに焼かれている作品の名セリフ「同情するなら金をくれ!」で一躍有名になった安達さんですが、長らくそのイメージから脱却できないことに悩んでいました。

長い年月をかけてやっと、等身大の安達祐実として女優を続けられるようになった今、その作品を振り返ることでまた前の自分に戻ってしまうのが怖かったのです。

 

それを聞いた少女は「今の自分をもっと肯定してあげて。今の自分を認めてないのは自分だけなんじゃない。世間は今の安達さんを認めているよ」と安達さんに語り掛けるのです。

安達さんは前に進むためにDVDを捨てる決心を固めます。

 

だけど、捨てる前に「やっぱり見よう」と、安達さん・少女・化身の3人でDVDを鑑賞します。

あらためて作品の良さ、小さいころの安達さんの頑張りに感動してしまうのでした。

みんなで鑑賞し終わった安達さんは、「やっぱり捨てるのはやめる。でも人にあげることにする」と決心を変えます。

化身も久々に再生し、まだまだ作品を人に届けたいと、安達さんの決心に賛成します。

そこで安達さんの夢は覚めるのでした……。

 

後日、雑誌の『手放して心地よく暮らす人』企画に参加することに決めた安達さん。

雑誌社で次号の打ち合わせをします。

第1号で手放したものは、もちろん夢の中に出てきたあのDVD

DVDは自分の娘にあげることにしたのでした。

 

 

「捨ててよ、安達さん。」2話のネタバレあらすじ

捨ててよ、安達さん。【2話ネタバレ】

夜、仕事帰りに安達さんはマネージャーから「もっと身近な、暮らしにまつわるもので記事を書いてほしい」と雑誌の“捨てるもの企画”の担当さんから連絡が来たと言われます。

 

考えながら帰宅した安達さんは、一先ず主婦モードになり、家事や娘の世話を済ませます。

ひと段落着くと、安達さんにはやっと自分1人の時間が訪れました。

そこで、紅ショウガのパックを開封し、小皿に盛ります。

残った紅ショウガのパックを輪ゴムで留めて、とりだめておいたコンビニのレジ袋に入れて冷蔵庫にしまうと、

安達さんはリビングのソファーに移動して、だらっとしながら紅ショウガをつまみ始めるのでした。

そのまま、うたた寝してしまうと……

 

再び、夢の中に謎の少女(川上凛子)が現れます。

安達さんは少女に「もしかして、サトウチエちゃんじゃない?君って、私の後悔とか心残りとか、そういう存在?」と問いかけます。

サトウチエちゃんとは、安達さんの幼稚園の時の友達で、お遊戯会でシンデレラを上演した時に変身前のシンデレラ役の子でした。

変身後のお姫様になったシンデレラ役だった安達さんは「チエちゃんに悪いことしちゃったなー」と言いながら、演じがいのある変身前のシンデレラを演じられなかったことを根に持っているのでした。

少女は「違います。私、子どもじゃないし」と呆れたように答えます。

 

そこへ、少女はまたお客さんを連れてきます。

今回は安達さんの家の輪ゴム(臼田あさ美)レジ袋(戸塚純貴)と名乗る男女がやってきました。

輪ゴムは「私たち、安達さんに捨ててほしいんです」と懇願します。

輪ゴムは「現在は、安達さんの大好きな紅ショウガを留めさせていただいてます。でも私、もう体が限界なんです。このままだと近い将来、冷蔵庫の中に紅ショウガをぶちまけてしまいそう」と窮状を訴えます。

この輪ゴムは安達さんの家に来て早1年、基本的には冷蔵庫のフックに他の輪ゴムと同様にかかっていますが、少し大きめで一番上にあったので稼働率が高かったのです。

輪ゴムが「仕事ができなくなる前に、私を……」と言いかけると、レジ袋は「贅沢なんじゃないの?」と割って入ります。

レジ袋も安達さんの家に来て1年になりますが、一度も使用されたことがなかったのです。

レジ袋は「1年も放置しやがって。俺って何のために存在してるの?」と拗ねるのでした。

さらに、レジ袋は「俺は、書店のレジ袋なんだ!そこらへんのコンビニのレジ袋とは色も材質も違うんだ」と誇らしげに語りだします。

安達さんは「確かに!コンビニのとは全然違うよ!」と書店のレジ袋を誉めますが、少女と輪ゴムから“使い勝手が悪いから使われないんだ”とレジ袋のプライドをへし折ります。

そのまま、輪ゴムとレジ袋は口論を始めますが、だんだんと2人の話は湿っぽくなってくるのです。

実は、輪ゴムは安達さんが書店で買った雑誌についていたもので、レジ袋と一緒に安達さんの家にやって来たのでした。

輪ゴムは「私は最後まであなたと一緒にいたい!」と願います。

輪ゴムとレジ袋は付き合っているのでした。

二人の変わらない愛を確かめ合い、レジ袋はあらためて安達さんに「捨ててよ」とお願いします。

 

そこで夢が覚めるのでした。

目覚めた安達さんは寝ぼけて、紅ショウガを載せていた小皿をひっくり返してしまいます。

安達さんは夢を思い返し、動き出します。

まず、冷蔵庫にパックのままいれていた紅ショウガをタッパーに移します。

そして、床に落としてしまった紅ショウガはあの書店のレジ袋に入れて、さっきまで紅ショウガのパックをとめていた輪ゴムでレジ袋をとめてゴミ箱に入れるのでした。

レジ袋と輪ゴムはこうして2人一緒に安達さんの家を去れたのです。

 

後日、美容院の待ち時間でマネージャーが安達さんに「今回の(雑誌記事)、僕好きですよ。身近な感じがして」と話しかけます。

安達さんが「今回のはちょっと生活感出しすぎちゃったかな?イメージ変わっちゃう?」と問いかけると、マネージャーは「イメージなんてぶっ壊していきましょう!」と明るく言うのでした。

 

「捨ててよ、安達さん。」3話のネタバレあらすじ

捨ててよ、安達さん。【3話ネタバレ】

楽屋で暇つぶしをしている安達さんとマネージャーの話題は昔のガラケーについて。

“捨てるものコラム”の次のテーマをまだ決めていなかった安達さんは、ちょうどいい機会だしガラケーを捨てようと思い立ちます。

ただ、毎度夢の中に捨ててほしいモノが現れることに辟易していた安達さんは、「夢って見ないようにできないかな?」とマネージャーに相談すると、“夢はコントロールできる”らしいという情報をもらうのでした。

 

帰宅した安達さんは、寝る前に夢をコントロールする方法を検索します。

どうやら、“見たい夢を強くイメージしながら眠れば良い”ようなので、安達さんは娘が描いた絵を見て「青い海、白い雲……」とつぶやきながら、家族で休日に海に行くことをイメージして眠りにつきます

 

しかし、気が付けば安達さんはまた、リビングで謎の少女に出会ってしまうのでした

がっかりした安達さんは、謎の少女に「何で出てくるの?」と問いかけます。

 

謎の少女は「これ、安達さんの夢じゃん?だから安達さんのオファーってことじゃないの?」と気だるそうに答えます。

ふてぶてしい態度の少女に、安達さんは思わず「あんた、何歳なの?」と聞きます。

安達さんと同い年」と答える少女に向かって、「真面目に答えてよ」と安達さんは問い詰めるのでした。

 

そうこうしているにつれて、またしてもインターホンが鳴り、安達さんの初代携帯を名乗る男(加藤諒)がやって来ます。

安達さんはもう昔の携帯を捨てるつもりだったので、「もうすぐ捨てるんで!結構です!」とドアを閉めようとします。

しかし、携帯は「違うんです!僕はそのことで抗議したいんです!」と必死で訴えます。

 

結局、携帯をリビングに招きいれると、「何で僕は捨てられなきゃいけないんですか?その理由を教えてください!」と訴えられます。

安達さんがきっぱり「使わないからです」と答えると、携帯はショックを受けてしまうのでした。

携帯は諦めずに「じゃあ何でこの20年近く、使わないのにとっておいたんですか?」と聞くと、「忘れてたから」と安達さんに言われてしまいます。

 

携帯は「1999年、女子高生が世界を回すといわれていた時代の、安達さんの青春が僕には詰まってるんですよ!」と熱く訴えます。

続けて「僕の仕事って単にメールを送るとか電話だけじゃなくて、人のその時の人生を預かっているつもりなんで。短い間ですけど、安達さんの青春と共に生きていたつもりだったんで。別れるなら、ちゃんとお互い納得した形で、青春を成仏させてあげたいんです!」と語り掛けます。

安達さんは「正直、高校時代はいい思い出じゃないんですよね。後悔してるわけじゃないけど、すごく思い入れがある時期でもなくて。青春なんて私には無かった」と、熱くなってくれた携帯に謝るのでした。

携帯も納得して、「それじゃあ、1999年5月7日に何があったかを思い出したら、捨ててください」と言い残されて、安達さんの夢は終わるのでした。

 

目が覚めた安達さんは、昔のガラケーの電源を入れてみます。

5月7日の履歴を遡ってみると、友達と学校をサボって海に遊びに行った記録が出てくるのでした。

安達さんは懐かしいやりとりや楽しそうな写真を見ながら「青春じゃん」とつぶやいて高校時代の忘れていた記憶を思い出すのでした。

 

後日、仕事帰りに安達さんは「このあと、高校時代の友達に会いに行く」とマネージャーに言います。

マネージャーは「安達さん、高校に友達いたんですか?仕事ばっかりでいい思い出ないって、言ってたじゃないですか」と驚くと、安達さんは「そんなこと言ったっけ?」と笑いながら去っていくのでした。

 

「捨ててよ、安達さん。」4話のネタバレあらすじ

捨ててよ、安達さん。【4話ネタバレ】

安達さんが昔からお世話になっている光代おばさんから、大きな手作り時計が届きました。

時計にはラインストーンや石が散りばめられ、安達さんの家では浮いてしまうような何とも言えないデザイン……

毎年のように光代おばさんからはハンドメイドのものをいただいている安達さんは、

またいつものようにお礼の手紙とギフトの準備をしようとするのですが、なかなか筆が進みません。

悩んでいるうちに気が付けば、寝てしまい……。

 

再び夢の中に謎の少女(川上凛子)が現れました。

少女は光代さんへの手紙に「もう送らないでください。迷惑です。悪趣味です。」と勝手に書いているのでした。

慌てた安達さんは手紙を取り上げて、「あなた、誰なの?」と問いかけます。

少女はその質問には答えませんが、「質問内容によっては答えてあげるから何か聞いて!」と質問をおねだりします。

 安達さん「あんたの名前は?」

 少女「(ブツブツ言いながら)ないや」

 安達さん「好きな食べ物は?」

 少女「紅しょうが」

 安達さん「何で私の夢にいつも出てくるの?」

 少女「……」

答えにつまった少女を見て、安達さんは質問タイム終了を告げます。

すると、少女は「安達さん最近私に冷たくない?何年かに1度会うか会わないかの光代おばさんにはこんなに気を遣ってるのに?」と訴えます。

そんなやりとりをしていると、いつものように誰かが訪問してきます。

今回はなんとその光代おばさんが手作りした時計(片桐はいり)が現れるのでした。

時計の見た目が、光代おばさんそっくりだったので、驚いた安達さんはいつも以上に気を遣ってお茶をいれたりおもてなしします。

時計は自分が作られる過程を「光代おばさんが、1か月間、毎日毎日、祐実ちゃんのことを思いながら、一つ一つラインストーンをつけていったのよ!」と語ります。

それを聞いて少女は「重っ」とつぶやくのでした。

安達さんは少女の発言を取り消すように、時計を誉め、光代おばさんへの感謝を伝えます。

少女は時計に近寄り、アクセサリーとしてつけているを興味津々で見つめ「おいしそう」とつぶやきます。

時計は「これはね、パワーストーンよ。光代おばさんが祐実ちゃんにはこれが必要だろうと思って選んだの」とにっこり笑いかけます。

安達さんは作り笑顔を浮かべながら、お茶のお代わりを入れに行きます。

戻ってくると、時計は「今日は急に来ちゃって悪かったわね。私みたいなでっかい時計が来て、迷惑してるでしょ?

と言います。

安達さんは「全然!この部屋殺風景だったので、うれしいです!」と笑顔で答えます。

すると、時計は気まずそうな表情で「喜んでもらってるのに言い出しにくいんだけど、私のこと捨ててほしいの」とお願いします。

安達さんが困惑していると時計は、光代おばさんが手作りしている間に集中しすぎて具合が悪くなってしまったのだと説明します。

光代おばさんは毎年、安達さんからお礼の手紙をもらう度に嬉しくなって、次はもっとすごいモノを送ろうと張り切って頑張りすぎてしまっていたのでした。

光代おばさんの負担を減らすためにも、もうお礼は送らないで、今回の時計も捨ててほしいと訴えるのです。

時計は「光代おばさんは、祐実ちゃんの活躍を見ているだけで嬉しいんだから、仕事がんばりなさい」と安達さんにエールを送ります。

安達さんは、最後に時計についているパワーストーンにはどんな意味があるのか問いかけます。

時計は「あなたを縛るものから心を解放するパワーストーンよ。なーんて、所詮はただの綺麗な石よ」と言って去っていくのでした。

 

夢から覚めた安達さんは、後日、あの時計のパワーストーンをピアスにリメイクしたものをつけて、

イキイキと収録の仕事に向かうのでした。

 

 

「捨ててよ、安達さん。」5話のネタバレあらすじ

捨ててよ、安達さん。【5話ネタバレ】

ドラマの撮影に挑む安達さん。

休憩中に、共演する若手女優の梶原ひかりから、「ちょっといいですか」と声をかけられます。

梶原さん「正直に言って、私の演技ってどうですか?

 ……私と安達さんの芝居で化学反応みたいなものが起きていない気がして」

安達さん「うーん、そういうのは監督にきいたほうが……」

と、困りながらも笑顔で答える安達さん。

しかし、梶原さんはため息をついて、さらに安達さんに詰め寄ります。

梶原さん「そうじゃなくて、1人の役者として、

 私と安達さんでグルーブ感が足りないと思うんです。

 正直言って、安達さんていつも当たり障りのないことしか

 言ってくださらないじゃないですか。

 私は本気でこの作品に取り組んでるんです。

 だから安達さんにも本気で来てほしいんです!」

そう言われ、安達さんはただただ曖昧な表情をすることしかできないのでした……。

 

撮影後、マネージャーはそんな安達さんを気遣います。

マネージャー「安達さん、いつも周りのバランス気にされるじゃないですか。

 そろそろご自分を優先されてもいいなじゃないかと思うんです。

 だから、嫌われてる相手にまで気を遣わなくてもいいんじゃないですか?

 僕は安達さんにのびのび仕事してほしいんです」

安達さん「……あれ? 私、梶原さんに嫌われてるんだ?」

 

帰宅後もずっとモヤモヤしている安達さんは、“誰からも好かれたがる気持ち”を捨てたくて、

自ら夢に、謎の少女を呼び寄せようと寝る前に強く意識しながら眠るのでした……。

 

すると、願った通り本当に夢に少女が現れます

安達さんは、紅しょうがのかき揚げで少女をもてなします。

少女はいつもと違う安達さんの態度をいぶかしがり、「何か聞いてほしいことでもあるの?」と問いかけます。

しかし、もじもじしてなかなか本題に入らない安達さんに少女は「この子の話?」とドラマの台本を手に取ります。

安達さんが「梶原さんに嫌われてるかもしれない、私は違うけど」と話すと、

少女は「向こうは嫌ってるのに、こっちは嫌ってないことなんて、あり得るの?」と見透かしたように言います。

ムッとする安達さん。

すると、そこへ「おはようございます!」と自信に満ちた声で元気よく連呼しながら、

舞台女優のように派手な髪型で梶原ひかりがやってきます。

ぎょっとする安達さんに、少女は「喧嘩両成敗だからさ」とニヤッと笑いかけます。

 

リビングに安達さん、少女、梶原さんの3人で集まります。

少女「梶原さん、安達さんのこと嫌いなの?」

梶原さん「嫌いとかじゃなくて、ただ尊敬できないだけです。

 その場の空気を悪くしないためにただやり過ごすだけの人って、一番腹が立ちます」

安達さん「私もちょっと前まではそう思っていたこともあるけど、

 ほらドラマってみんなでつくるものじゃない?

 だからみんなが気持ちよく仕事できるように……」

梶原さん「そういうんじゃなくて、ぶっちゃけ私のことどう思ってます?」

安達さん「どう思ってるとか関係ないじゃん。仕事だよ」

梶原さん・少女「逃げた!」

安達さん「すごくストイックだし、後輩なのにとっても尊敬できる」

梶原さん「どうやっても自分崩さない人だなー。私に興味あります?

 そんなに自分を抑制していていいんですか?

 あふれ出る役者魂とかないんですか?

その言葉にさすがに我慢できなくなった安達さんは、感情が爆発します。

安達さん「何がいけないの?周りの人に気を遣って何が悪いの?

 みんなが言いたい放題やりたい放題やってたらこの世界成り立たないでしょ?」

その後も安達さんは止まらずに言い続けます。

安達さん「あんたみたいに安っぽい持論振りかざしている人の裏で、

 心すり減らしてる人がいるんだよ!

 化学反応だかグルーブだか知らないけど、

 あんた、お芝居してるとき、相手のこと全然見てないからね!

 別にそれが悪いってわけじゃないけど。

 あなたには強い何かがあるからさ。

 でも、みんなあんたの芝居しっかり見て考えて、

 それこそこっちからグルーブかましてやってんだよ!

 私は考えてやってるの、技術でやってる!

 役者魂っていう曖昧なものに頼ってないの!

 分かったか、この頭でっかちが!

さすがに言い過ぎた、と我に返る安達さん。

すると、梶原さんの髪型がひと回り小さく落ち着いた感じに変化しているのです。

安達さん「ごめん……」

梶原さん「うれしいです。やっぱりすごいです、安達さんは」

安達さん「すごくなんかないよ。私さ、嫌われるのが怖いんだよね、たまらなく。

 ずっとこの気持ち捨てたいと思ってきた。でも、私こうでしかいられないの」

梶原さん捨てなくていいじゃん。その気持ちが先輩を強くしたんですよ。

 でも私は全力でぶつかっていきますよ!

 覚悟してください、先輩!」

と、笑顔で言います!

安達さんも心からの笑顔で応えます。

安達さん「かかってこい、後輩!」

 

夢から覚めて、後日、安達さんはスッキリした表情でドラマ現場に向かいます。

梶原さんを見つけると、安達さんは「私、梶原さんに嫌われないようにがんばるね!でもちょっとくらいなら嫌ってくれてもいいんだけど、……。とにかく、いいものつくろう!」と笑顔で話しかけます。

そして、和やかにドラマ撮影が始まるのでした。

 

「捨ててよ、安達さん。」6話のネタバレあらすじ

捨ててよ、安達さん。【6話ネタバレ】

夜、物置で何かを見て少し考え込む安達さん。

そして、散らかした辺りを片付け、娘(新井美羽)の寝顔を少し覗いてから眠りにつくのでした。

 

夢の中、謎の少女は物置を物色しています。

安達さんはその様子を眺めながら、訪ねてくる人を待っているのでした。

今回、安達さんには訪ねてくる人に心当たりがあるのです。

 

そしてやって来たのは、前の旦那との婚約指輪(渡辺大地)

寝る前に安達さんが物置で見ていたのは、その婚約指輪なのでした。

指輪「今日、久しぶりに出していただいたんで、そろそろそういうことなのかなって……

安達さん「……はい

もじもじしながら、リビングで話し始めるのでした。

 

安達さん「実は、私、結婚(再婚)しまして……

指輪「知ってますよ。結構前ですよね

安達さん「正直、お別れした時も、再婚した時も全然、処分する気にはなれなくて……

指輪「それって、まだ……?

安達さん「全然、そういうことではなくて

指輪は少しシュンとしてしまいます。

 

安達さん「でも、いろいろ考えるタイミングあって、今しかないなと思って

指輪「分かります、その気持ち。だから俺もこうやってきたわけですし

そして、指輪は安達さんの前でプロポーズさながら跪き、

指輪「捨ててください!安達さんには幸せになって欲しいんです!

 ここまで大事にしていてくれただけで幸せですから!

と熱く訴えかけます。

 

こうして捨てることが決まると、

指輪は「僕をあの二人の思い出の海に投げてください!」とお願いします。

安達さんは驚き、少女は呆れます。

 

安達さん「海に捨てるわけないでしょ

少女「あんた、自分がいくらするか分かってるの?

指輪「……売るんですか?

安達さん・少女「当たり前でしょ

そう言われ、指輪は拗ねてしまいます。

 

しかし、少女は「考えてみなよ。あんたを売った金がさ、

この人たちの生活費となり、血となり肉となるわけだよ。

海の底で眠るのとどっちが良いって話だよ」と語りかけるのです。

そして、気が付くと、3人ともあの思い出の海にワープします。

指輪は海を眺めて、急に泣き出します

 

安達さん「どうしたの?やっぱり海がいいの?

指輪「違うんです!俺、安達さんとお嬢さんの役に立てるんですよね!だったら売ってください!

すると、目の前には若かりし頃の安達さんと指輪が戯れる幻影が現れます。

その様子を懐かしそうに3人で見守ります。

少女「若かったね2人とも

安達さん「彼、違うけどね

少女「いいじゃん、夢なんだから

指輪「あっちの俺、楽しそうだなー

安達さん「楽しかったね

そう言って、安達さんは指輪に向き直り「ありがとう」と言います。

 

そして、目が覚めるのでした。

後日、マネージャーに婚約指輪を売ってきてもらうために、仕事帰りに家まで来てもらいます。

しかし、指輪は物置をいくら探しても見つかりません。

すると、食卓に娘からの空の指輪箱と置手紙があり、

ごめんなさい。お風呂でママの指輪つけて遊んでいて、

間違って排水口に流してしまいました」と書かれています。

安達さんはふと考え込んで「下水道って、最終的に海に繋がってるかな?」とマネージャーに問いかけます。

 

夜、安達さんが娘の部屋をそっと覗くと、もうぐっすり眠っていました。

しかし、安達さんがドアを閉めたあと、娘はそっと起きだして、

隠しいていた婚約指輪を宝物のように見ているのでした。

 

「捨ててよ、安達さん。」7話のネタバレあらすじ

捨ててよ、安達さん。【7話ネタバレ】

ドラマ撮影の休憩中、梶原ひかりと仲良く過ごす安達さん。

最近、台本をタブレット見ているスタッフが増えてきたので、

電子書籍と本どっちが良いかと二人で話していました。

撮影の帰り道、マネージャーにその話をすると、

次の捨てるものは、本にしたら?」と提案されます。

安達さんの家には本がたくさんあるからです。

 

夜、思い立って本棚の整理を始める安達さん。

そのまま本に囲まれて寝てしまいます。

すると、夢にまたいつもの謎の少女(川上凛子)が現れます。

さらに安達さん家にヨウコ(松本まりか)ミヤ(徳永えり)と名乗る女性がやってきます。

 

彼女たちは「私たちのどちらかを捨ててくれ」と安達さんに迫ります。

なんと、2人は安達さんの愛読書「狂王の庭」(著・小池真理子)の

ハードカバーの単行本(ヨウコ・松本まりか)と文庫本(ミヤ・徳永えり)だったのです。

安達さんはもともと単行本を持っていたのですが、1年くらい前、撮影の待ち時間が長かった時に、

本屋で文庫本を2話で登場したあの輪ゴム(臼田あさ美)レジ袋(戸塚純貴)と共に買ったのでした。

ちなみに、ヨウコとミヤはその小説の登場人物の名前です。

 

ヨウコとミヤは、単行本・文庫本のそれぞれのプライドにかけて、相手を売るように安達さんへ迫ります。

しかし、好きな本だからどっちも売りたくないと思い、安達さんは困ってしまうのです。

謎の少女は、「そもそもどういう小説なの?」と問いかけます。

 

安達さんは人形を使ってあらすじを説明します。

それはヨウコ・ミヤ姉妹を取り巻くドロドロの恋愛小説なのです。

あらすじを客観的に聞いて、ミヤが結構かわいそうな状況であることに気が付いたヨウコは、

今まで辛く当たっていたことを謝り、2人は仲直りします。

 

謎の少女「安達さんて、こういう小説が好きなんだね

安達さん「うーん、とにかく脳内の隙間を埋めたいんだよね。物語くれーって、脳が飢えちゃうの

謎の少女「なるほど。それでなるべくドラマチックなのがいいわけか

安達さん「そうかも。かな。におぼれていく人見ると安心するのよ。自分だけじゃないっていうか…

と、安達さんは愛について熱く語りだします。

 

その様子を呆れて見ていた謎の少女が、「愛、愛、愛って、どーした安達さん!」と遮ります。

すると、ヨウコが「やっぱり私を捨てて!」、すかさずミヤが「いや、私が行くわ!」と安達さんに詰め寄ります。

ヨウコ「私たち生まれたからにはこの物語の美しさを一人でも多くの読者に伝えなきゃいけないの!

ミヤ「そうよ! 古本屋にでも売ってください!

安達さん「どっちか決めなきゃダメ? 私どっちも好きだよ!

 

2人に迫られて安達さんが困惑していると、突然新たに女の子(秋山琴音)が現れます。

女の子は「あつーい!」と言いながら、勝手に安達さん家の冷凍庫を開けてを食べます。

呆気に取られている安達さんとヨウコとミヤですが、謎の少女だけは女の子を睨み、「あんた誰?」と問いかけます。

女の子は「私、ショウコ。電子書籍版です!」と可愛くポーズを決めて答えます。

実は安達さんは自分のタブレットでもその小説をダウンロードしていたのでした。

 

天真爛漫なショウコを見て、ヨウコとミヤは敗北を認めます。

しかし、謎の少女はショウコのことが気に食わないようで、

負けんな! こんな小娘削除しちまいな! デリート!」と叫びます。

安達さんが少女をなだめているうちに夢から覚めるのでした。

 

起き上がると、身の回りは本だらけになっています。

ふと、机を見ると充電しっぱなしのタブレットが置いてあります。

安達さんがタブレットに触れると、自動アップデートの途中らしくものすごく熱くなっているのでした。

 

後日、ドラマの撮影現場で休憩中に文庫本の「狂王の庭」を読んでいると、

梶原ひかりが隣にやってきます。

梶原さんは「狂王の庭」を前から読みたいと思っていたようで、興味津々です。

そこで、安達さんは「何冊か持ってるから」とその文庫本を梶原さんにあげるのでした。

「捨ててよ、安達さん。」8話のネタバレあらすじ

捨ててよ、安達さん。【8話ネタバレ】

仕事が終わり、安達さんを家まで送ってくれた西村マネージャーは玄関に座り込み、

何だか元気がありません

安達さんは、子どもたちのおもちゃで散らかった玄関を片付けながら、

マネージャーを気遣って「あがってく?」と聞きますが、

…面白い話じゃないんで」とマネージャーはそのまま帰ってしまうのでした。

安達さんはそのまま、たまっていた家事に追われて気が付けば眠ってしまいます。

 

そして、夢の中に現れたのは靴磨き少年の恰好をしたいつもの少女と、

安達さんがかつて交際していた男性に釣り合うように無理して買ったヒールが高い靴(早織)です。

靴は長年しまい込まれていたせいで、とても卑屈な性格になっていました。

 

「今さら現れてすみません。正直、私のことなんて、顔も見たくないと思うんですけど……」

安達さん「そんなことないですよ!」

「私なんて場所とるだけですし、もう捨ててください!

 

安達さんは、気まずそうに靴を見つめます。

その靴は安達さんが若かったころ、背伸びして買った靴なのです。

当時付き合ってた男性は大人でとても素敵な人で、悪い思い出も一切ありません。

安達さんにとっても好きで好きでたまらない人でした。

 

安達さん「背が低いのとか、子どもっぽいのとか、恋し始めたらそういうの嫌になってきて、

 彼に大人の女性に見られたいって頑張っちゃって。彼は全然そういうの求めてなかったのにね

 しかもサイズもあってなくて。足に絆創膏いっぱい貼って履いてた」

「痛かったですよね」

安達さん「それでも、履きたかったんですよね。履いてるときは、

 彼と並んでても釣り合ってる気がして。思い込みだったんだけど。

 彼のことはものすごく好きすぎて、どんだけ背伸びしても不安で。

 でもあるときね、彼と並んでる姿がどっかのショーウィンドーに映って、びっくりしちゃった。

 私の“がんばってます”みたいな感じがすごすぎて。そしたらもう、

 自分の無力さに打ちのめされちゃって足痛くて、それよりもっと胸が苦しくて

「私、安達さんを幸せにしたかったのに。ごめんなさい」

安達さん「いっぱい泣いたな。それで彼とは別れちゃった。それ以来、履いてない」

少女「何で捨てなかったの?」

安達さん「気に入ってたから」

少女「それだけ?」

安達さん「こんないい靴、自分で買ったの初めてだったから。似合ってないのに」

「そんなことない!すっごく似合ってた」

 

そして、だんだん靴から卑屈さが抜けていくのを見て、少女は声を掛けます。

少女「ほんとはもっと歩きたいんじゃない?歩きたくてウズウズしてるんじゃない?」

「一度、お日様のもとで歩きたかったな」

安達さん「デート、夜ばっかりだったもんね」

「そうだった。でも安達さんといろんなところ行けて、楽しかった」

そして、夢は覚めるのでした。

 

起きた安達さんは靴箱からあの靴を探し出します。

そして、太陽の光がさんさんと差し込むベランダで久々に靴を履いて歩くのでした。

 

後日、安達さんはその靴をオークションで売りに出します。

すると順調に値段が上がっていき安達さんは上機嫌です。

 

しかし、マネージャーは相変わらず元気がないままだったので、理由を聞きだしました。

どうやら、マネージャーは最近彼女と別れたらしいのです。

原因はマネージャーの方が頑張りすぎて空回りしてしまったことのようなのです。

そして、買ったけど渡せないままのアクセサリーを名残惜しく持ち歩いているのでした。

マネージャーが海でそのアクセサリーを投げ捨てようとするので、

安達さんは必死に止めて、それもネットオークションに出品します。

だんだん値段が上がっていくのを眺めながら、マネージャーも徐々に元気を取り戻すのでした。

「捨ててよ、安達さん。」9話のネタバレあらすじ

捨ててよ、安達さん。【9話ネタバレ】

朝、安達さんが家事をしているとキッチンペーパーが切れてしまいます。ストックもありません。

キッチンペーパーの担当は旦那のはずなのに、また忘れられているようなのです。

旦那は出張中ですが、度重なる買い忘れにイラッときた安達さんは旦那に文句のLINEを入れるのです。

 

しかし、返信は「言っといてくれたら買ったのに」というコメントと可愛い謝罪スタンプが連打されるばかり……。

そんなこんなで、朝の支度を終えて仕事に向かう準備が整うと、

金髪姿にイメチェンした西村マネージャーが迎えにきます。

西村マネージャーは失恋したので心機一転しようと思い切ったようなのです。

西村マネージャー「安達さんは、失恋して髪型変えたことないんですか?

安達さん「ないよ。できるわけないじゃん……

西村マネージャー「……ですよね

なんとなく気まずいまま仕事場へ向かいます。

 

そして、今日の仕事です。

ドラマで共演する北村匠海と一緒にインタビューを受けています。

記者「(お二人とも)子役で活躍されて、今に至るということなんですが

安達さん「成長する過程でずっと仕事もしていたので、

 私がこういう人間になることにすごく大きい影響を与えていると思います。

 良くも悪くも(笑)

北村匠海「今の自分はきっと、小さい頃から芸能界にいたからこうなったっていうのを

 すごい実感しているし、僕もサウナ入ってカレー作るかしかしてないですよ

安達さん「(笑いながら)カレー作るって、なんかいいですね

北村匠海「それでいうと、スパイスカレーって映画だと思ってるんですよ

安達さん「なんかすごい話になってきた

北村匠海「スパイス何種類もあって、まず主役を決めるんですよ。

 今日の主役を決めて、脇をかためていくんです。その監督が僕なんです

記者「じゃあ、そのカレーの食材の中で安達さんを例えると何になるんですか?

北村匠海「オールスパイスっていうスパイスがあるんですよ。

 いろんなエッセンスがある感じっていうか

記者「けっこう、監督的には欠かせない存在ですか?

北村匠海「欠かせないです!毎回いれてますもん

安達さん「(笑って)ありがとうございます

北村匠海「安達さんは役者としても母としても、何にでもなれる感じっていうのが、すごいですね

安達さん「いやいや、そんなただ毎日、息してるだけですよ

~中略~

北村匠海「音楽と芝居があるから自分のバランスがとれてるっていうか

安達さん「大変そうにも思うんですが、それでバランスがとれているんですね

北村匠海「そうなんですよ

安達さん「私はこの状態でバランスが取れちゃってるから、失ったらバランスが崩れるんでしょうけど。

 仕事も家庭もあるほうがバランスがとれるっていうか。私、あまりオンオフがないんです。

 ずっとこのまんまなんですよね

そうして、北村匠海さんの弾き語りのあと、インタビューを終えるのでした。

 

仕事後、安達さんはマネージャーと北村さんのカッコよさについて語ります。

マネージャー「知ってます?僕と一文字違いなんですよ。しかも方角が違うだけ

実は、マネージャーの名前は西村匠海なのです。

マネージャー「なんか嬉しいじゃないですか。北村さんと似てるなんて

安達さん「いやいや、似てはいないでしょ(笑)

マネージャー「分かってますよ。でもでも、学生時代、僕バンドやってて、

 リードボーカルとギターだったんで、そこもDISH//の北村さんと一緒です

安達さん「それもなんか違くない(笑)

マネージャー「あ、そうだ安達さん、ドラマのメイクさんからなんですけど、

 また前髪を5ミリほど切ってほしいとのことで……

安達さん「……

何となく気まずく沈黙して家に帰るのでした。

 

帰宅した安達さんが、寝る前のルーティンとしてストレッチをしていると、

出張中の旦那からLINEが届きます。

旦那LINE「こっちで髪切ろうと思うんだけど、どんな感じがいいと思う?

安達さんはベッドに携帯を投げ出して、そのままふてくされて寝てしまいます。

 

夢の中で安達さんは少女に向かって愚痴を吐きます。

安達さん「どんな感じがいいと思うって何?自分で考えろ!

 こっちは切りたくたって仕事のためにミリ単位で調整してんのに。

 西村君はさ、それ分かってて何で自分は勝手に髪型自由にしてるわけ?

 失恋で髪切ったことなんてあるわけないじゃん!

 髪切るのに、いちいちあんたたちの許可とらなきゃいけないのに!

安達さんの愚痴はまだまだ止まりません。

安達さん「それに(旦那の)キッチンペーパーのことだって、

 たったそれだけのことでって思うかもしれないけど、これ、1回のことじゃないからね。

 家事の分担については散々話し合った末に今の形になったんだから。

 “言っといてくれたら買ったのに”って在庫の確認は私がするわけ?

 そもそもさ、向こうは毎回ポチっとするだけじゃん。

 受け取って、箱つぶしてしまうのは私なのに。家族の買い物くらいちゃんとしてよ!

 そんなおっさんの髪型なんてどうでもいいわ!アフロでもパンチでも好きにしろやー!

いつになく荒れている安達さんの髪型はなんと金髪ストレートに変化しています。

安達さんの愚痴に呆れながら、少女がなだめていると、今日の訪問者がやってきます。

なんと現れたのは安達さんの娘の美羽ちゃん(新井美羽)!

しかし、彼女は娘ではなく、10年前の安達さん自身だと主張します。

そして、10年前の自分は、安達さんに何の仕事をしているか問いかけます。

安達さん「え、仕事?……、変わらず役者だけど?

10年前の自分「(嬉しそうに)本当ですか!……役名はありますか?

 村娘Aとか、再現ドラマだったりとか?

安達さん「今やってるドラマは一応、主演だよ

10年前の自分「ドラマの主演!良かったー

少女「しかも再婚してるよ

10年前の自分「うそっ!あ、でもこれ夢なんですよね

安達さん「いや、夢だけど、現実っていうか……

そして、10年前の自分は今の自分の状況の不安を吐露します。

10年前の自分「私、仕事がないんです。10代のうちはまだ良かったんですけど、

 20代が本当に苦しくて。自分では大人になってるつもりなのに、年相応の役がもらえなくて。

 変にネームバリューはあるから、もしかしてオファーしづらい役者なのかなって。

 でも、そういうのってどうやって払拭したらいいのか分からなくて

安達さん「……うん

10年前の自分「あなたは(安達さん)、幸せそうですね……

安達さん「幸せだよ。幸せだけど、いろいろある。旦那さんと上手くいかないときもあるし、

 仕事もいろいろやらせてもらえるのはありがたいことだけど、

 やっぱどこかで、何で私がこんなことしなくちゃいけないんだろうって。

 役者って本当に不自由だなって。髪型一つ自由にならない。

 あーもう面倒くさくて全部やめたいって思うこともあるよ。やめないけどね。

 いろいろ頑張って、仕事のことも家族のこともバランスとりながらやってるからさ。

 何もしないで今の生活手に入れたわけじゃないから。

 簡単に幸せそうって言われると、なんかちょっと引っかかるっていうか……

10年前の自分「そうですよね。今の私より10年分頑張ってきてるんですもんね

安達さん「私たちってさ、2歳でデビューして気が付いたらこの仕事してて、

 人の顔色伺ったり、大人の人が欲しい答えを想像して言ったりしてて

10年前の自分「大人になって、仕事がなくなって、

 自分はいったい誰なんだろうって思うようになって。

 こうなったのは全部親のせいだとか、事務所のせいとか、

 まわりの大人のせいとか、心の中で思うようになって

安達さん「安達祐実って私なのに、誰なんだろう?誰のものなんだろうって

少女「誰のものって……

 

安達さんは閃いたように立ち上がって、ハサミを持ってきます。

安達さん「みんなのための安達祐実像、捨てよう!

と言って、10年前の自分の髪の毛を切り始めます。

すると突然、北村匠海が現れ、ハサミを持つ安達さんの手を止めます。

彼は北村匠海ではなく、10年前の西村マネージャーだと主張します。

10年前の自分「もう、邪魔しないでよ、西村君!

10年前の西村「ダメですよ。黒髪ロングのイメージ崩しちゃ

10年前の自分「もうやだー

と言って、10年前の自分は家を飛び出します。

あわてて、10年前の西村マネージャーも追いかけて去ってゆくのでした。

そのやりとりを見ていて、安達さんは30歳くらいの頃にバッサリと髪を切ったことを思い出します。

 

そして、夢から覚めた安達さんは思い立って、美容院に向かいます。

美容師「ショートで金髪?いいの?ドラマは?

安達さん「うん!大丈夫!

美容師「じゃあ、いっちゃうよ

安達さん「うん!いっちゃって!

まさに切ろうとした瞬間、西村マネージャーが現れて、美容師さんの手を止めます。

西村「あー、間に合ったー

安達さん「最悪……

西村「決まったんです、ドラマ主役。なんと、安達祐実役です

安達さん「え?

西村「初めてですよね、本人役

安達さん「安達祐実なんて毎日毎日いっつもいっつもやっとるわ!

西村「ドラマなんで。それじゃ、美容師さんお願いします

美容師「はい、前髪5ミリで

こうして、安達さんは今回、前髪5ミリしか捨てられなかったのです。

「捨ててよ、安達さん。」10話のネタバレあらすじ

捨ててよ、安達さん。【10話ネタバレ】

車の中で次の番組の話をする安達さんとマネージャー。

なんと次に出演するのはテレ東の『ゴッドタン』

マネージャーから番組内でぶっちゃける安達さんの“秘密”を考えておいてほしいと言われ、

番組の企画書を渡されます。

『ゴッドタン』に出られることにウキウキする安達さんは、

家であれこれと、“秘密”ネタを考えますが、

そのうちにウトウトしてきて寝てしまいます

 

そして、夢の中

安達さんは謎の少女に『ゴッドタン』で話す秘密の相談をします。

夢の少女も『ゴッドタン』出演に興味津々です。

安達さん「安達祐実、実はCDデビューしてた件!とかどうかな?

少女「そんなネットで調べれば出てくるような情報じゃ秘密って言わない

とダメ出しされてしまいます。

そこへ突然、「あるだろう!あんたの最大の秘密が!」と、

謎の男性(シソンヌ・じろう)が現れます。

男性は、安達さんが20代の頃にバイトしていた時の給与明細だと名乗るのです。

安達さんのバイトとはパンダの着ぐるみバイトです。

仕事がない時期が続いていた20代の頃、

このまま芸能界から消えてしまうのではないかと不安になり、

バイトをしていたのです。

何で着ぐるみバイトをしていたのかというと『顔が見えない』から。

ただ、そのバイトを通して痛感したのは

“誰も大人になった安達さんに気が付かない”ということ。

着ぐるみを着ていても着ていなくても、

寄ってくるのはパンダにつられた子どもたちだけで、

大人は誰も安達祐実の存在に気が付かないということに虚しさを覚えたのでした。

耐えられなくなった安達さんは「私だって一生懸命、大人になったんだよ!」と、

バイトの途中で泣き出してしまいます。

そんな時、ウサギの着ぐるみの先輩(じろう)

一生懸命、パンダやれよ!」とげきを飛ばされます。

先輩「あんた、目が死んでんだよ!そんなんじゃ仕事来るはずねぇよ!

 笑顔で取り繕おうが、着ぐるみ被ろうが、その死んだ目、隠せねぇ!

と言われます。

安達さんはその言葉が心に刺さり、

だんだんと仕事に対する意識や姿勢が変わってきたのでした。

 

さて、そんな時期の給与明細(じろう)がなぜ、今現れたのかというと、

安達さんの娘の美羽ちゃんが最近、この保管場所をあさっているからです。

美羽ちゃんにバイトのことがばれるのは時間の問題だと、給与明細は言います。

バイトのことが娘にばれるのは恥ずかしいと安達さんは焦ります。

そんな様子を見て、少女は「尊い労働のどこが恥ずかしんだ!」と活を入れます。

少女「お母さん昔、一生懸命生きるため、もがいていた時期があるんだよって、

 恥ずかしがらずに説明してやれよ!

 そうやって、がんばって生き抜いて来たから、

 美羽ちゃんに会えたんだよって、言ってやれよ!

さらに、給与明細から「美羽ちゃんが最近安達さんの私物をあさっているのは、

“お母さん”に興味があるからなんじゃないんですか?」と、

美羽ちゃんに向き合うことを勧められます。

そして夢が覚めるのでした。

 

朝、目覚めた安達さんはさっそく書類ケースからバイトの給与明細を探し出します。

そして、それを持って美羽ちゃんの部屋に入っていくのでした。

 

後日、西村マネージャーに『ゴッドタン』でぶっちゃける秘密ネタは、

着ぐるみバイトの話にしたいと相談します。

すると、マネージャーから「“あんた目が死んでる”って安達さんに言ったのって、

安達さんのお母さんじゃなかったですか?」と問われます。

安達さんは「そうだっけ?親が娘にそんなこと言うわけないじゃん

と笑って答えながら仕事現場に向かうのでした。

「捨ててよ、安達さん。」11話のネタバレあらすじ

捨ててよ、安達さん。【11話ネタバレ】

梶原ひとみと共に出演しているドラマの撮影がクランクアップする安達さん。

その記念に梶原さんからモコモコの可愛いパジャマをもらいます。

 

帰宅した安達さんは、もらったモコモコのパジャマを着て自撮りし、海外出張中の夫にLINEします。

ですが、夫から返ってきたのは『今、海外で撮影中の片桐はいりさんに恋をしてしまった!

離婚しよう』という内容。

ショックを隠せない安達さんは「私を捨てないでー!」とスマホにすがります。

……と、ここで目が覚める安達さん。

スマホを見ると、夫からは何の返信もまだ来ていません。

どうやら、うたた寝していたようなのです。

あらためて寝る準備をして、ベッドで眠りにつきます。

 

夢の中、安達さんはリビングのソファでスマホをいじりながら、

片桐はいりさんの記事を真剣に見ています。

すると、後ろから少女にのぞかれ「被写体相手に嫉妬かよ」と呆れられます。

安達さんは「うるさいなー」とスマホをいじるのをやめます。

少女に「さっき、“捨てないでー!”とか言ってたくせに」と笑われ、

安達さんは「見てたの? 私って“捨てないでー!”とか言って、

すがりつく女だったんだね。気持ちわるっ!」と、さっきの夢を振り返ります。

そこへ、スエットに革ジャンを羽織り、ヒールをはいた女性(YOU)がやってきます。

彼女は、安達さんが15年も使っていてダルダルになったパジャマだと名乗ります。

パジャマは「もうさすがに捨ててください」と頼みます。

しかし、安達さんは「今回私、捨てる気ないんで!」ときっぱり断ります。

パジャマも引き下がらず「捨ててくれるまで、ヒールで床をグリグリしますよ」

と本当にヒールをグリグリし始めます。

安達さんは慌てて、「話は聞くから、やめてー!」とパジャマをなだめます。

 

パジャマ「もうボロボロで、ゴムだって伸びきってるんだから捨ててください。

 こっちだって15年も使われる想定してませんから」

安達「着てる本人が困ってないんだから別にいいじゃん。長く着てもらって嬉しくないの?

少女恩着せがましいよ

パジャマ「それに、新しいモコモコしたやつ来たじゃないですか!

 あいつ幅とるんで引き出し狭いんですよ。だから私をもう捨ててください」

安達「嫌です!どっちも捨てません!じゃあ、置き場を変えます!」

 

攻防は埒が明かず、安達さんはパジャマに捨てて欲しがる理由を問いかけます。

パジャマは「外でお出かけしたい」からだと言うので、

安達さんは「ゴミ出しでしょっちゅう外に出てる」と答えます。

パジャマは「“ゴミ出し”は“お出かけ”じゃない!」と猛抗議します。

見かねた少女は、今度は安達さんに「何でそんなに捨てたくないのか」問いかけます。

安達さんは妊娠してる時、ずっと着てたからと、

臨月の頃にスエットパジャマを着て幸せそうにゴミ出しついでに散歩していた日々を思い返します。

そんな安達さんにパジャマは寄り添って「がんばったね。命、産んだんだもんね」と声を掛けます。

安達さんは「お腹が大きくなるたびにゴムも伸びてきちゃって、

紐で結ばなきゃいけなくなるんだけど、それはまた何かよくてね」とパジャマの生地を思い浮かべます。

 

安達「あなたはいつも私に寄り添ってくれてすごく優しかった。

 だからずっと、優しいままのあなたでいてよ」

パジャマ「え?」

安達「私、あなたを絶対に捨てないよ。だって、あの子たちとつながってた証拠だもん!

 あなたはずっと私のもの

 

そう言って、安達さんはパジャマを強く見つめます。

少女はそんな安達さんに「それは不遜だよ!」と言います。

パジャマも「なんかちょっと、怖いと安達さんから離れます。

 

安達「なんで?」

パジャマ「確かに私は安達さんのものだけど。

 ずっと安達さんのものって言われると、なんか怖ってなっちゃうな」

安達「なんで?あなたを着てると、“私、家族を手に入れたんだな”って

 すっごく安心するの!それのどこが怖いの?」

パジャマ「なんだろう?“手に入れた”とか言い方かな?」

安達「あなた私のものでしょ? どうして同意してくれないの? あなたは一生私の味方でしょ?

パジャマ「一生とかどうなんだろう……わかんない」

安達「あなたも家族も、みんな私のものでしょ! 違うの?」

 

詰め寄る安達さんに怯えて、パジャマは家から脱走します。

そして、追いかけようとする安達さんを少女が止めます。

 

少女「安達さん、子どもは母親のものなの?」

安達「そうだよ、うちの子たちは私のものだよ!当たり前じゃん!」

少女「あっそう。じゃあさ、あんたは誰のもの?

安達「……」

少女「何か、思い出した?」

安達「“あんた目が死んでんだよ”、“そんなんじゃ仕事来るはずないよ”。

 めちゃくちゃ苦しんでた私にさ、お母さんが言ったんだよね」

少女「それは、ウサギのおじさんが言ったことじゃないの?」

安達「もう分かんないな。そう思いたかっただけじゃない?

 そういう辛辣なことを言って導いてくれる人がさ、お母さんじゃなくて、

 どっかよそのおじさんとかだったら良かったのにね。あのバイト先のおじさんとか」

少女「しんどいね」

安達「いえ、大丈夫です」

少女「ウソだ」

安達「ウソじゃない!」

そこで、ハッと目が覚めます。

 

目が覚めた安達さんは、大きなゴミ袋を持って家中のゴミ箱のゴミを回収します。

あのボロボロになったパジャマもゴミ袋に入れます。

そして、いつも捨てていない赤いゴミ箱にも手を伸ばそうとすると、

「捨てないで、安達さん」という少女の声が聞こえてきます。

 

そこで、本当に目が覚めます。

さっきのゴミを捨てていたのも夢だったのです。

本当に起きた安達さんは、急いで引き出しを開けてボロボロのパジャマを確認して抱きしめます。

その後、いつも使っていない赤いゴミ箱をじっと見つめるのでした。

「捨ててよ、安達さん。」12話(最終回)のネタバレあらすじ

捨ててよ、安達さん。【12話(最終回)ネタバレ】

“物を捨てる”ことに関する雑誌コラムの担当者から取材を受ける安達さん。

担当者から「家族に関するモノを捨てるときは、他のモノの時より

ちょっと特別な感じを受けるんですが……?」と問われると、

安達さんは「そんなことない、全然大丈夫ですと笑って答えます。

そして安達さんは、自分の役割について『親にとっての子どもである自分』

『子どもたちにとっての親である自分』『旦那さんにとっての妻である自分』

『俳優である自分』4つあると語りだします。

これら4つが今の自分をバランスよく保っているというのです。

担当者は「(その4つのなかで)1番目は娘としての自分でなんですね」と言い、

話題は安達さんの母親にうつっていきます。

安達さん「子どもの頃からのこともあると思うんですけど、

 “母が正しい”といつも思っていたんです」

インタビューはその後も続きます。

安達さん「自分が考えていることとか発言することは

 “正しくない”と思っていた時期があるんです。否定されがちというか。

 自分は正しくないんだと思って生きていました。正しいのは全部母で

担当者「しんどいですね」

安達さん「まぁ、でもそういうもんなのかなと思って。大丈夫です

 

家に帰ってきた安達さんは3か月前の母親との電話を思い出します。

夫の長期海外出張が決まり、その間の息子のお迎えを母親にお願いするために電話したのでした。

しかし、話すうちに母親から生活のことをいろいろと口出しされ、

だんだんと言い合いになってしまいます。

そして私ってお母さんのものなの?…ごめん、何か無理。もういいです」

と言って安達さんは電話を切りました。

母親に対する苛立ちがこみあげてきた安達さんは、

納戸にあった小さな木箱を、涙を流しながら赤いゴミ箱に投げ入れたのでした。

そんな3か月前の出来事を思い出しながら、安達さんは眠りにつきます。

 

夢の中、安達さんは広い運動場の真ん中で、少女と向き合ってピクニックをしています。

少女は重箱いっぱいの紅しょうがを安達さんにすすめます。

安達さんは黙々と食べ続けますが、さすがに途中で「もう無理です」と少女に訴えます。

少女は「こっちも仕事なんで」ともっと食べるように促します。

安達さん「何で紅しょうがばっかりなんですか?」

少女「それはあなたのお母さんが妊娠してから

 紅しょうがばっかりを食べるようになったからですよ」

安達さん「もう飽きました。他のものをください」

すると、少女は2段目の重箱をあけます。

しかし、入っていたのは紅しょうがの天ぷら

うんざりした安達さんは「別のものをください」ともう一度お願いします。

少女が重箱の3段目を開けますが、入っているのは紅しょうがの海苔巻き

少女「こっちもバランスよく食べてほしい気持ちはやまやまなんですけどね。

 ほかの食材が入ってこないんですよ」

諦めた安達さんは天ぷらを食べます。

安達さん「ここを出られたら何でも食べられるんですよね?」

少女「まぁ、当分は母乳でしょうね。そのうち離乳食が始まりますけど、

 そんなにうまいもんじゃないでしょうね」

安達さん「あっちに行くモチベーションがなくなりました。私ここにいます」

少女あなたが育たないと私の責任問題になるんですよ!」

安達さんは駄々をこねますが、ここにずっと閉じ込められているのも嫌だと思いなおし、

「欲張りません。普通の人生でいいんです」と言って、あっちの世界に行きたいとお願いします。

少女「あなたが言う“普通”の人生を手に入れるだけでも相当な困難が待ち受けているんですよ」

安達さん「がんばります。なんだってやってやりますよ!お母さんに会いたいから

少女「いいでしょう、合格です。いってらっしゃい!」

そう言って、少女は安達さんに笑顔を向けます。

少女「最後に、あんたは誰のもの?

安達さん「え、どういうこと?私は私のものでしょ?

少女「そう。あなたのお母さんのものでも、誰かのものでもない。忘れないでね

そして安達さんは運動場のトラックのスタートラインに立ち、勢いよく笑顔で走り出します。

少女も満面の笑みで送り出すのでした。

 

そこで目を覚ました安達さんは、起き上がってリビングに向かいます。

そして赤いゴミ箱から、3か月前に捨てた小さな木箱を拾い上げます。

それは安達さんの“へその緒”が入った木箱でした。

安達さんは木箱を握りしめながら、声を上げて泣き出してしまいます。

 

思う存分泣くと、そのまま床で寝てしまったようで、

気がつくと、少女がリビングに現れています。

安達さんは大丈夫じゃない、しんどいよと少女に言います。

安達さん「お母さんはいつも正しくて、私はいつも間違ってるの。

 でも私はお母さんのものじゃない」

いつの間にか娘の美羽ちゃんもそこに現れていて、

「私はお母さんのものじゃないの?」と安達さんに問いかけます。

安達さんは「美羽は私のものだよ」と美羽ちゃんを抱きしめます。

それを見た少女は「自分は母親のものじゃないのに、娘はあなたのものなの?」と言います。

すると、美羽ちゃんはその場から去って行ってしまうのです。

残された安達さんは茫然とその場に立ち尽くします。

少女「しんどいね。そりゃそうだよ。だって産んだんだもん。

 命、産んだんだもん。執着するでしょ、そりゃあ。

 一生懸命大人になって、一生懸命産んだ。親になって、誰でも執着するでしょ

 あなたも、あなたのお母さんも」

安達さん「やめてよ。お母さんは一緒じゃない」

少女「一緒だよ」

安達さん「どこが?私が一番苦しんでたときに、

 “あんた目が死んでるよ”とか娘に言う人と私のどこが一緒なの?

 マネージャー?プロデューサー?何者なの?」

少女「お母さんだよ。安達さんと一緒」

安達さん「やめてよ!一緒じゃないよ、一緒にしないで!」

怒った安達さんは納戸へ行き、へその緒を探します。

少女はその様子を見て「また捨てるの?そこにはもうないでしょと聞きます。

少女「私のこと、また捨てるの?

 見えないところに追いやって、大丈夫なふりして生きていくの?

 捨てないで、安達さん!

少女は「捨てないで、捨てないでー」とその場で大声で泣き出してしまいます。

安達さんも涙を流しながら少女に近づき、「捨てないよ」と言って、

そっと少女を抱きしめます。

 

目が覚めた安達さんは、木箱を開けて“へその緒”を見つめるのでした。

 

後日、安達さんは西村マネージャーと現場に向かいながら話しています。

西村「雑誌コラムの最終回の締切もうすぐですけど?」

安達さん「私、やっぱり捨てたくないや。パジャマも捨てないし」

西村「あ、あの妊娠中着てたっていう?結局、捨ててないんですか?」

安達さん「うん。パジャマも捨てないし、西村君のことも捨てない」

西村「え、僕も捨てる候補に入っていたんですか?」

安達さん誰からも好かれたがるダメな自分も捨てないし、

 子どもへの執着も捨てられないし、母との縁も捨てないし、へその緒も捨てない」

西村「ん?最後何て言いました?」

安達さん「多分、モノにまみれて生きてく

西村「あの、一応捨てる企画なんですけど」

安達さん「捨てたじゃん!完パケDVDとか、輪ゴムとレジ袋とか、

 時計、本、靴でしょ、それに指輪!もう十分捨てたよ。もう捨てないよ」

西村「そうですね。“そういう決意をした安達祐実”っていうコラムにしてもらいます。

 今の安達さんなら、押し通せる気がします

そうして、二人は明るく現場に入っていくのでした。

 

その後、雑誌コラムの企画が終わった安達さんは、

家に貼っていた”捨てるものリスト”を満足げに眺めてからはがし、

赤いゴミ箱に丸めて捨てるのでした。

 

「捨ててよ、安達さん。」はParaviで見よう!

以上、捨ててよ、安達さん。の動画配信状況とネタバレ・感想でした。

安達祐実が安達祐実役で出演するドキュメンタリーのような不思議なドラマです。

毎回、夢の中に現れるゲストも楽しみですね!

 

「捨ててよ、安達さん。」はParaviで配信されており実質無料でご視聴いただけるので、ぜひParaviに2週間の無料体験登録をしていただきご視聴いただければと思います!

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