ドラマ「その女、ジルバ」を見逃し配信でフル動画を無料視聴する方法！1話〜全話のネタバレ・感想

会津磐梯。

生まれ育った町へ東京から戻ります。

全ては1年半前。
そのことを思い出しながら――。

2019年秋、東京。

40歳の誕生日。
御祝位メールはネット通販からという朝。

笛吹新（池脇千鶴）。
憧れのアパレル会社で働いていましたが、
左遷されて倉庫勤務に回され、
夢もなく、貯金もなく、恋人もない毎日を送っています。

社員寮から出勤途中に、
道端でうずくまっている老婆（草笛光子）を助けます。
自分の40年後の姿を見た気がしてしまい、手をかし飲み物を買ってきます。

職場にて。
チームリーダーの浜田スミレ（江口のりこ）に呼ばれ、
出向仲間の村木みか（真飛聖）と朝礼に参加します。

紹介された新任の課長は、新が昔婚約していた前園真琴（山崎樹範）でした。
婚約中に新人社員を妊娠させて、婚約破棄した前園との再会に絶句します。

職場からの帰り道。

新は何かを変えたくて宝くじ売り場でスピードくじを購入します。
200円だけ当たりますが、風が吹いて飛んでいきます。

慌てて追いかけていくと、
偶然一軒のレトロバー「OLD JACK&ROSE」の貼り紙を目にします。

ホステス募集の
時給2000円という文字と、
年齢40歳以上という目を疑う表記に、
半信半疑ながらも、新しい何かをするために
思い切って店に入ります。

水商売初めてで出来るのかと思われた新ですが
くじらママこと久慈きら子（草笛光子）が今朝助けた老婆で、
人柄を買われて、アララという源氏名で見習いとして働くことになります。

店の常連客達に
若いとギャル扱いされ、まんざらでもない新。

楽しく笑いながら勤務していました。

営業を終え、契約した時に誕生日と分かります。
店の従業員たちがHappyBirthdayを歌って祝ってくれました。

思わず泣き始める新。

くじらママは初代ママ・ジルバの写真を見ながら、
アララ＝新が似ていると思います。

ジルバとマスターと3人でBARを始めた昔を思い出します。

会社の屋上で昼食を食べている時、
BARから電話が入ります。

出勤の誘いでしたが、
前園や浜田にホストに嵌っていると勘違いされてしまいます。

リストラ対象にされるのかと前園に聞く浜田。

そうとは知らずに新はBARに出勤するのでした。

今日も新は昼の会社での勤務終了後に
BARに務めに行きます。

ホスト通いを訝しむ浜田は新を尾行して、
イケメン常連客が外の明かりをつけかえるのを
盗撮していました。

BARではダンスタイムで常連客の花山(芋洗坂係長)に社交ダンスに誘われますが、
上手く踊れず落ち込みます。

次の日の昼に屋上でため息をつく新たに
男関係かと心配する村木。

浜田が盗撮した写真を村木に見せ
ホストクラブだと話します。

一方、早退届を出す新に、前園も心配して話します。
「今のお前には無理だ」

意味が分からないままBARへ出勤する新。

マスターの孫のダンスインストラクターが
レッスンに来てくれたのでした。

ハードなレッスンに疲労する新。

皆が昔からダンスをしていたとアルバムを見ながら
休憩します。

休憩後、マスターの上手いリードで
踊れた新。
踊ることが楽しくなっていきます。

会社にて
前園は退職勧奨リストを作成しています。

浜田が前園のパソコンを見ると、
そのリストには新の名前も記されていました。

BARにて
新が先日のお詫びに常連客にダンスをお願いします。

見事にダンスを踊って楽しませることが出来ました。

久しぶりに、アパレル勤務の時を思い出す新。
お客様を喜ばせる喜びを思い出し、やっぱり接客が好きだと思う新。

その夜。
マスターから給料を手渡しされ涙ぐむ新。
手渡しされる給料が今までのどの給料より嬉しいと思います。

マスターは店の掃除をしながら
ジルバと初めて会った日のことを思い出します。

新が昼に会社に化粧をして出社し、
みんなにビックリされます。
「良く考えたら40歳はまだまだこれからかな、と思って」

そこに浜田がやってきて
新のリストラの件で、前園と新に話があると言いだします！

突然チームリーダーのスミレ（江口のりこ）に新と前園(山崎樹範)が呼び出されます。

みか（真飛聖）も見守る中、
ホストにハマっている新がリストラ対象になっていることを二人に語ります。

とんでもない勘違いをされていることが分かり、新は唖然としますが、
熟女バーでホステスのバイトをしていることを白状します。

新は遊びに来てくれたら分かりますと、みんなを店にさそいます。

その日の集合後、みかとスミレはそれぞれ気になり、『OLD JACK&ROSE』を見に来ていました。

店に入ると、ドレス、ウィッグ、メイクと、昼間とは別人の新の姿に二人は愕然とします。

そこにいつもと違う様子のエリーが出勤してきます。

エリーが二十代の時に散々貢いで捨てられた結婚詐欺師が同じ団地に引越してきたと言います。

名家の実家の財産を抵当に入れて破産させてしまい、
その後男は結婚できないと逃げてしまったこと。

四十年ぶりに出会い、辛い思い出に心が揺れるエリー。

エリーはアパートの隣人から
最近お年寄りに高額商品をうりつける詐欺が出回っていることや
新しい入居者の回覧板を受け取ります。

エリーの四十年前の相手が店を訪ねてきてエリーに謝罪します。

このまま茶飲み友達でとよりを戻そうとする男に
くじらママは
「エリーは大切な家族です。お引き取り下さい。
そして二度と近づかないでください」と退けます。

閉店後エリーは新たに
『ちょっと付き合ってくれない？飲みたい気分なの』と誘います。

新の家で飲むエリー。

「どれくらいで忘れられました？」と聞く新。

「ひとつだけ。両親には申し訳ない事をしたと思ってる。
それだけは……。父が亡くなる前に一度だけ……。
酷い娘よね」

エリーは泣きだします。

「花富屋敷。私の実家の姓。
私が両親に申し訳なくて捨てた花富屋敷の姓。
あの男がこともあろうに使ってたのよ。
くじらママは見抜いていた。あいつが心底クズだってこと。
ママが居なかったら、私はまた……」

エリーはぎっくり腰になり動けなくなりました。

エリーは三泊四日でずっと泣いて寝ていました。

昼休みに三人で話していると、
スミレが花富屋敷逮捕のニュースを見つけて見せます。

通報者がエリーだとわかります。

そんな中、マスターから新にメールが入り、
エリーの常連客の名前が書かれていました。

エリーが出勤すると、店のホステスたちがそれぞれ声をかけます。

新が常連客の浅山さんを連れてくると、
エリーの全快祝いが始まります。

全快祝いのケーキとシャンパンが出され、お祝いします。

エリーの楽しそうな様子を素敵だと思う新。

みかはスミレに、この職場で働けるだけでもよしとしなきゃと思うことを告げます。

頑張らなきゃというスミレ。

みかに送られてきた新からのメッセージを見て、
みかとスミレが店にやってきます。

スミレからのプレゼントの湿布をもらって、エリーも喜びます。

２人は歓迎され店に入っていくのでした。

会社で秘密にしていたバー「OLD JACK&ROSE」でのバイトがばれた新でしたが、
その後スミレとみかを見せに誘ったことがきっかけで同い年の友情が芽生えます。

そんな中、職場のリストラ計画は進行していて、
出向組に希望退職を募る情報がスミレから新とみかに伝えられます。

店では毎年のジルバママの命日に行われるパーティーを準備していました。

新に弟の光から連絡が入り、地元・福島会津の町おこしイベントの為、東京に来ており、
百貨店に来ていると言われます。

百貨店売り場から物流倉庫に出向になっていることも、バーでバイトをしていることも
光に伝えていなかったので、新は慌てます。

とにかく会って食事をする約束をしましたが、
その前に、バーに昨日来て忘れ物を取りに来た光と出くわします。

バーでバイトをしていることも、物流倉庫で働いていることもバレてしまいます。

新の家に帰ってゆっくり話をする光。

震災時に福島で職場を流されてしまい実家に戻った光ですが、
あれから８年、ようやくカフェをオープンする準備が出来たと話します。

ジルバをしのぶ会当日。
招待された三人が行こうとすると、前園から声をかけられ、
リストラの件と聞き、スミレが話を聞きに残ります。

バーでは『ジルバをしのぶ会　VOL９』の宴が盛大に始まります。

新も客の一人として楽しんでいいと言われます。

常連客と、テレビでよく見かける直木賞作家・大田原真知（中尾ミエ）も現れます。

なんと“チーママ”の源氏名で店で働いていたとのことです。

一方、スミレは前園から
スミレ自身の希望退職について打診を受けていました。
理由はパワハラとのことです。

失意のなかいけないとメールしようとすると
新から電話が入り、遅れて店に行きます。

光も帰る前にと店に現れます。

名物ラインダンスの後、
初代ママ・ジルバの長く苦難に満ちた壮絶な人生についてチーママから語られます。

戦前・戦中・戦後の出来事、
福島からブラジルへ、ブラジルから日本へ移民すること。

くじらママとマスターも思い出したくない出来事を思い出しながら
忍びます。

光もジルバママの話と自分を照らし合わせます。

東京がつらくなったら福島に帰ってきていいと新たに伝えて光は福島へ帰ります。

次の日。
昼休みに新とスミレ、みかが昼食に屋上へいます。

みかへ母より電話がはいり、検査が良好で再発の心配がなくなったと安堵します。

スミレは家族がいるっていいなと呟きます。

夜。

新は実家に電話し、母に夜のバイトを始めたことを伝えます。

バートは言えず飲食店で働いていると言います。

一方、スミレは物流倉庫で退職届を握りしめていました。