「竜の道」玉木宏と高橋一生本当はどっちが主役？

ドラマ「竜の道」ってW主役じゃなかったの？と云う声があります。

しかし、このドラマは矢端竜一役の玉木宏さんが主役で、竜二の高橋一生さんは脇役なのです。

それにしては霧島源平（遠藤憲一）もまゆみ（松本まりか）も晃（細田善彦）も垂らし込んでしまう高橋一生さんの演技って、もう主役を超えていますよね。

ドラマ「竜の道」高橋一生と玉木宏どっちが本当は主役なのかを考察してみました。

高橋一生いいとこ取りじゃね

主役の玉木宏さんが演じる竜一が復讐を誓ったら生涯やり抜く一本気な性格であるのに対して、高橋一生さん演じる弟の竜二はすこし優柔不断です。

それだけに演技は難しいのでしょうが、高橋一生さんはそこをことも無げに演じて見せています。

・　例えば、キリシマ急便に裏切り者が出た時も、竜一に知らせず冷静にその男を失脚させた対応をさらりと後で兄に報告するシーンでは高橋一生さんの演技力が光っていましたね。

・　源平に「復讐なのか？」と見破られた時も受け流し、逆に協力関係を築いてしまう自然な演技もありました。

こんな場面、まゆみや晃を前にした食事会のシーンでも見た覚えがあります。

だけど、このまま最終回までゆくと高橋一生と玉木宏どっちが主役なのか解らなくなりそうです。

「高橋一生いいとこ取りじゃね」の声も。

『#竜の道』って

主役は竜一なんですか？

私の中では

竜一と竜二の両方が主役なんですが…

— 夢 (@dreamer_iinoya) September 1, 2020

玉木宏が霞むワケ

キリシマ急便のクーデター未遂で玉木宏さん演じる竜一が会社への出禁を命じられます。

番組公式HPでは7話あらすじ予告で、「竜一が会社へ恨みを持つ男を利用して源平の殺害を企てますが、裏切り者が出て失敗する」ことが書かれています。

前にも、娘の治療のために裏金を貰っていた取締役の家族に証拠写真を送りつけ脅したり、竜一のこの復讐のやり方、ちょっと共感できませんよね。

もっともこれは演じている玉木宏さんの所為ではないのですが、脇役の竜二の曲者感と比べると主役が霞む理由にはなっていますね。

竜二って兄の竜一を裏切るの？

段々と追い詰められてゆく竜一に対し着実に自分に対する周囲の信頼を勝ち得てゆく竜二。

竜一は、竜二が曽根村に会う機会を作ってしまったら、竜二に裏切りの理由を与えてしまうのです。

それが怖い竜一。

でも最後は曽根村に止められて復讐計画は断念！

というのがこれまでの流れから言うとふつうの結末じゃないのでしょうか。

ところが、ここからが霞んでいた玉木宏さんの演技力の見せ処です！

“密かに復讐の誓いを無かったことにしようとする”竜二の行動を竜一が粉砕する場面があるはずなのです。

その理由は2006年に玉木宏さんがテレビドラマ初主演を果たした井上靖原作のドラマ「氷壁」です。

外国の山K2（原作では穂高岳）で崖から転落死する友人北沢彰（原作では小坂乙彦）役の山本太郎（現：れいわ新撰組代表）の迫力ある演技に負けなかった玉木宏さんの執念の演技がありました。

玉木宏さんが演じる主人公・奥寺恭平は北沢彰のある秘密を知ってしまうところから始まるこのドラマ。ずっと悩み続ける奥寺恭平を演じた玉木宏さんが頼りなく思える場面もありましたが、最後の最後で急展開が待っていたのです。

あの玉木宏さんの主役は俺だ！と言わんばかりの執念の演技、また「竜の道」で期待したいですね！

玉木宏と高橋一生のスケジュールは？

ドラマ「竜の道」の放送回数はあと2回。同枠の次のドラマ「DIVER-特殊潜入班-」の放送開始日が9月22日火曜日からと公表されているので数えるとあと2回で最終話です。

1か月以上前に取り終えたと発表されている「竜の道」ですので、「半沢直樹2」みたいな放送スケジュール変更も無いでしょう。

それに玉木宏さんには、この後には10月11日（日）スタートの日本テレビ「極主夫道」の主役・龍が待っています。

何か役どころといい、名前といい「竜の道」をパロッテいる様にも思えますが、放送局も違いますのでそれはないのかな？

木南晴夏さんとの結婚を期にファンクラブの会員数が大幅に減ったと報道（週刊女性PRIME）された玉木さんのイメージチェンジ戦略は始まっています。

一方、高橋一生さんは逆にテレビドラマや新しい映画の出演予定は公表されている範囲ではありません。(10月16日公開予定映画「スパイの妻」を除く)

いつも頼りにしている開運成就の印鑑屋さんに占ってもらいに行ったなどと週刊誌（週刊女性PRIME）に報道されているくらいなのです。

このところ期待が大きかったにもかかわらず平均視聴率9.9％と大台を割ってしまったTBS「凪のお暇」、大台には遠く及ばなかった主演作品NHK「みかづき」、「僕らは奇跡でできている」

「カルテット」で好演技が評価された高橋一生さん、どこか同じ傾向のイメージの役柄ばかりです。

素晴らしい魅力ある演技力を持つ俳優さんだけに、この辺で大きくイメージを変え新境地を開く役柄にも挑戦して欲しいですね。

#高橋一生がドラマ不振ですがる、“#伝説の開運仙人”を直撃「子どもをどんどん作れ」（週刊女性PRIME） https://t.co/40Xv3pLXFb

ちょっと〜〜
東京在住の誰か〜〜😩😩
この伝説の開運仙人とやらに
あってきて！😣💦
要するに開運の印鑑屋って事やろ？
推し俳優Ｔも変やのの捕まったね⤵︎😓

— Hiromi💕 (@Hiromi_3612) August 18, 2020

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まとめ

ドラマ「竜の道」の主役はやっぱり玉木宏さんで、高橋一生さんの演技力でも主役は奪えませんでした。

それより、美佐役の松本穂香さんとはメイクさんを通さず直にお話しましょうね。（番宣番組インタビューより）

玉木宏さん！高橋一生さん！