ドラマ「真夏の少年～19452020」を見逃し配信でフル動画を無料視聴する方法！1話〜最終話のネタバレ・感想

悟・竜二・篤がクラスで盛り上がっていると、悟が男性が飛び降りるのを目撃します。

悟は急いで現場に向かいますが誰もいません。

「また”見掛けだおしトリオ”って言われるぞ」と篤が言います。

「財前が飛び降りたって本当ですか？」と東村は驚きます。

この町に自殺志願者を作ったのは私にも責任があると、節子は言います。

学校側に真相究明をお願いして、財前の心のケアを頼みました。

放課後、悟たちは秘密基地でくつろいでいました。

竜二がスマホを見て、財前が飛び降りたニュースを見つけ慌てだします。

財前はどんなやつだったか、同じクラスなのにあまり印象にありませんでした。

遅刻ギリギリで悟が登校すると、校門で東村と近藤に足止めされます。

財前が飛び降りた理由に心当たりあるよなと…

「財前にカツアゲしたんだって？」と東村は言います。

体育の授業終わり飲み物を買おうとしますが、悟は手持ちがありませんでした。

通りかかった財前に150円を借りたと言うと、東村はそれがカツアゲだと言いました。

自宅謹慎になってしまった悟。

それは学校でも話題になっていきます。

自殺未遂を聞いた奈津子が、息子の道史のことを心配して学校にやってきました。

授業中なのにぐいぐいくる奈津子に、道史も頭を抱えます。

見に覚えのない理由で停学になったのに、なぜか怒りが湧いてこません。

無気力さが細胞レベルまで浸透している、そう悟は思いました。

町長選の街頭演説をする節子は、町民たちに熱い思いを伝えます。

クラスメイトでYouTuberの明菜は、殺人未遂をネタにした動画をアップしていました。

悟たちは秘密基地でたむろっていました。

でもジュース代をカツアゲされただけで自殺するのか。

面会謝絶なのに、なぜ悟が借りたことを知っているのか…

竜二は誰かが悟に罪をなすりつけよううとしていると考えます。

篤も真犯人を探そうと提案しました。

激しい雨が降り出し、悟たちは帰ろうとします。

すぐ近く位雷が落ち驚いていると、地面が揺れ始めます。

なぜか悟たちの体はピリピリし始め、落雷の衝撃で吹き飛びました。

3人は状況がわからず混乱していると、足音が聞こえてきました。

ドアが開き、銃を持った謎の軍人が現れます。

3人は息を潜め隠れますが、軍人に見つかってしまいました。

なんとか逃げようとする3人でしたが、殴られ気絶してしまいます。

悟が目を覚ますと拘束されていました。

軍人・三平は「日本語を話していたな、日本人か？」と聞いてきます。

どこの部隊か聞かれますが、3人は答えられません。

三平は空腹のようで、棚にカップ麺があると伝えます。

カップ麺をそのまま食べる三平に、お湯を入れた方がいいと悟は教えました。

3分経ちカップラーメンを一口食べると、三平は一気に食べ切ります。

「おいしそうに食べますね」と悟が言うと、三平は3日ぶりの食事だと言います。

そろそろ帰らないといけないと、3人は帰ろうとアピールします。

三平は「家族に会いたいにはみんな同じ、もうすぐ戦争も終わる」と言います。

1つ質問をすると、ここはどこなのか聞いてきます。

三平の話を聞いていると、グラム島で戦争をしていたことがわかります。

篤が日本史の教科書を見せると、日本が負けたと知りショックを受ける三平。

朝になるまで教科書を見て、三平は涙を流します。

戦争で死んでいった仲間たちが、たった数行で語られている教科書。

「こんな悲しいことはない」と三平は言います。

落ち込む三平に、気晴らしに外を見に行こうと悟たちは誘いました。

初めて見る景色に、三平は驚きます。

展望台で辺りを見渡す三平。

「俺が生まれた富室町にそっくりだ」と言う三平に、ここがその街だと悟が言います。

三平たちの部隊は敗れ、大宮島はアメリカ軍のものになりました。

それから1年生き残った部隊は、反撃の時を待っていました。

三平は南国にしかいない町を追いかけているうちに、穴に落ちてしまいます。

小屋で雨宿りをしていると雷が落ち、気づくとここにいたのでした。

やっぱりあの雷がきっかけでタイムスリップをしたんだと、悟たちは盛り上がります。

お腹がすいた悟たちは、スーパーの屋台に鯛焼きを買いに行きます。

そこに男たちが店を出しちゃダメだとやってきました。

三平が「食べたかったら並びなさい」と注意して、男に突き飛ばされた衝撃でナイフを落としてしまいます。

男たちは「ナイフ持ってます」と騒ぎ出し、三平と悟たちは走って逃げます。

三平は体を張って、悟たちを逃しました。

秘密基地まで逃げてきた悟たちですが、三平のことが気になります。

足音が聞こえ、無事に三平も戻ってきました。

「俺たち三平さんを」と悟が言います。

三平は買ってきたたい焼きを出し、4人で食べることに。

悟が謹慎中だと言うと、「なぜその嫌疑を晴らそうとしない？」と三平は言います。

誰も話を信じてくれない、何していいかわからないと悟は答えました。

スマホがなり竜二が見るとグループラインでした。

悟への中傷、一緒にいる竜二と篤のことも悪く言われています。

「こんなこと言われていいのか？」と三平は言います。

汚名を着せられて怒りは湧かないのか。

本当にやっていないなら体の奥の方から込み上げてくるものがある。

それをどう生かすかで、人間の価値は決まると三平は言いました。

ここにいたら迷惑になると、三平は元の時代に戻ると言い出します。

3人はどうやって戻るのかと言いますが、三平は出ていきました。

その夜三平に言われたことを思い出し、悟は家を飛び出します。

篤と竜二も三平を探していました。

3人は合流して探していきますが、三平は見つかりません。

三平の話をしていると、三平が秘密基地に戻ってきました。

「心配したよ」と悟が言うと、ナイフを取り出し「言葉に気をつけてください」と言います。

自分で何か行動を起こさないと助からない。

周りに自由が溢れていて、悟たちはちっとも自由に見えません。

自分の不自由を誰かのせいにする。

友達を自殺に追い込んだと言われても、何も言い返せない。

ナイフを向けられても何もできないのは、”ただのクズだ”と三平は言いました。

その一言で悟は怒り、三平を押し倒します。

倒された三平は笑い出し、「怒れたじゃないか」と言います。

これが生きる活力で、これを暴力に変えると戦争になってしまいます。

怒りは正しく使ってなんぼ、よく覚えとけと言う三平。

「この怒りを何に使うかはお前に任せる、自分で決めろ」と悟に伝えました。

3人は三平に「この夏俺らと一緒にいてもらえませんか？」とお願いしました。

1つ条件があると言われます。

「俺を天国に連れて行ってくれないか？」と三平は言い、空を見上げました。

3人は三平をスーパーに連れていき、いろいろ買っていきます。

生きていることだけで感動できる大人になりたいと思いました。

体から湧いてきた怒り、これを何に使うかまだわかりません。

三平と悟たちの熱い夏が始まろうとしていました。

悟たちが秘密基地で食事をしていると、「学校を爆破してやる」と山田兄弟が現れました。

和彦の学校を爆発させる発言は嘘で、漫画の影響を受けていたのでした。

悟たちは三平のことをごまかそうとします。

竜二がなんでここを知っているんだと怒ります。

秘密基地の奥には部屋があり、そこを山田兄弟たちが使っていたのです。

「お前たちのバカ話が聞こえてくるのがキツかった」と言われます。

お互いに占有権を主張する悟たちに、三平は徹底的にやりあえばいいと話します。

長期戦の辛さを語り、戦闘開始と言います。

悟たちが何も言わずにいると、三平は和平を結ばせました。

和平のさせ方がやっぱり軍人だと、悟は思いました。

竜二は由真のアザカワ動画に夢中です。

その動画をプロデュースしていたのは、放送部でした。

学校中その話題で盛り上がっていて、明菜は手応えを感じていました。

由真は近藤にロンドン留学にエントリーすることになったと伝えます。

「競争率高いんですよね」と、由真は今度ロンドンのことを教えて欲しいと頼みました。

竜二が水道で顔を洗っていると、由真がハンカチを貸してくれます。

すっかり心を奪われてしまった竜二。

動画の登録者数が増えたと由真が言うと、明菜は留学のアピールになると言います。

購買部のサクラは、人手不足だと東村に訴えます。

道史を呼び止め、東村は今回の騒動について何かしないとと言います。

自分は何も口出しはしないと言いながらも、節子のことを気にしていました。

悟が謹慎処分のことを家族に伝えると、お母さんは信じてくれます。

お父さんにどうするんだと聞かれ、悟は自分でどうにかすると言いました。

「何かあったら相談しなさい」とお父さんは言ってくれました。

悟は一度財前に会いにいくと、三平に伝えます。

ケンカはどういう時にするのと聞くと、大事なものを守る時だと三平は答えます。

秘密基地で山田兄弟が注文したアイスを、悟たちも一緒に食べることに。

漫画オタクの和彦は、三平に漫画の話をします。

三平も戦時中に漫画を描いていて、それがきっかけで徴兵になったのでした。

漫画の魅力を聞き、和彦はすごいと思いました。

奈津子は道史がいじめ問題に関わることになったことに納得できません。

ここは学校に貸しを作って、道史をロンドン留学に選んでもらうことにしました。

悟は兄と一緒に、財前の入院している病院に行きます。

兄と別れた後、財前の病室に向かいます。

そして悟は病室のドアを開けました。

三平が海沿いで絵を描いていると、サクラに声をかけられます。

無職の三平に、「良い話があるんだけど」と言いました。

そして購買部で働くことになった三平。

ロンドン留学に選ばれたのは由真でした。

その頃奈津子は東村に、ロンドン留学に道史を推していました。

道史は学校のために働くのだから、それなりのリターンがないとと言う奈津子。

きちんと選考されると東村は言いました。

秘密基地に貼られている花火大会のチラシを見て、三平は懐かしいと思います。

もし娘が生きていたら、そこで会えるかもしれません。

すると悟が戻ってきて、病院であったことを話します。

財前の病室に入ろうとした時、お母さんが来て学校に連絡すると言われてしまいました。

「俺が何したって言うんだよ」と不満を言う悟。

三平はそんなふうに他人事だから、ダメなんだと話します。

由真は両親が離婚していて、お父さんとは離れて暮らしています。

お父さんが仕事のために、ロンドンで暮らしていたのでした。

そのためロンドン留学を目指していました。

土曜日に由真は近藤と待ち合わせをして、ロンドンについて教えてもらっていました。

カフェで話しているところを、放送部の高橋が見てしまいます。

アザカワ不倫の大スクープだと、明菜たちは動画をアップすることに。

その動画はすぐに学校中で話題になり、動画のアクセス数は伸びていきます。

ロンドン留学の推薦枠は、道史で決定してしまいました。

ありえないと言う竜二たちに、三平は由真が何をしたのかと問いかけます。

非難をするなら、それなりに責任を持つべきだと…

悟は三平にあざとくなれと言われたことが、なんとくわかってきたと話します。

由真と会い、3人は海岸で話すことに。

目に見えない敵と戦うのは大変で、自分の居場所を作ったのは立派だと三平は言います。

小さい頃から、どうやったらかわいそうに見えないか考えて由真。

「あざといって良いこと？」と由真は聞きます。

三平はあざとくって何が悪いと答えます。

悟は怒りを何かすごいことに使うと、成長できるらしいと由真に話しました。

翌日由真はパンを買いに来ました。

そして三平に、怒りはロンドン行きに使うことにしたと伝えます。

明菜が由真に謝ると、あっかんべーをされました。

秘密基地で三平と和彦がサバを焼いていると、悟たちが帰ってきます。

悟たちも一緒にサバを食べます。

娘と庭先でよくサバを焼いていたと、三平は思い出します。

「娘さんと会いたい？」と和彦は聞きます。

そして和彦は娘を探して、花火大会で再会するのはどうかと提案します。

悟たちが賛成した時、秘密基地のドアが叩かれます。

それは道史で、「家出してきた」と言ったのでした。

なかなか帰ってこない道史を、奈津子はGPSで探します。

学校で見る道史と今目の前にいる荒れている道史のギャップに、悟たちは驚いていました。

竜二と篤は奈津子に圧をかけられていて、ここがバレたらやばいと慌てます。

篤はカバンを渡して帰れと言います。

ケンカになる篤と道史に水をかけ、三平はケンカを止めました。

GPSの場所にはスマホだけがあり、結局道史は見つからないまま朝を迎えた奈津子。

そして奈津子は学校に行きました。

放送部は財前が退院すると、生中継で伝えます。

竜二たちがその動画に注目していると、奈津子が「うちの子はどこ？」と聞いてきます。

教室にいないとわかり、生徒会室に行こうとします。

その時道史から『しばらく帰らない、探したら死ぬからな』とメールが届きました。

篤は一人暮らしの家に帰宅して着替えると、実家に行きます。

父の再婚相手が帰ってきて、一緒に夕食を食べようと誘われます。

「あなたは家族じゃありません」と言い、篤は帰りました。

篤は家から持ってきた有名な進学校の参考書を、道史に渡します。

悟は篤を外に呼び出し、「何か隠し事してない？」と聞きます。

篤はないと答えました。

奈津子のスマホに、道史と悟たちが映った動画が送られてきます。

三平と和彦が秘密基地に帰ってくると、奈津子を見かけます。

悟たちは財前に真相を確かめる方法を考えていました。

道史が財前の母親の気をそらしているうちに、悟が接触することにしました。

そこに節子が現れ、道史を連れて帰ろうとします。

「もう言いなりにはならないから」と道史は抵抗します。

道史は今までためていた不満をぶつけ、秘密基地から飛び出します。

三平は道史にたい焼きを渡して、かっこいいお母さんだなと言います。

なんで家出したのかと聞かれ、期待されて窮屈になったからと道史は答えました。

息苦しいなら出るのが一番だと話す三平。

明菜たちは道史の家出を、悟の姓にした動画をアップしました。

学校では篤と竜二も共犯だと噂になっていました。

悟たちがスーパーから出てくると、篤を知っている女性が声をかけてきます。

それがきっかけで、篤が有名な進学校から転校してきたことが判明。

留年しかけていたクラスメイトに、カンニングを手伝えと言われた篤。

その人は産婦人科医院の息子で、父の再婚相手が妊娠中なのを知っていて脅されたのです。

仕方なく篤は協力しましたが、教師にバレてしまいました。

篤はカンニングをしていなかったのに、教師はPTAの息子に忖度したのです。

三平は奈津子を見かけ、サクラのスナックに一緒に行きます。

奈津子の思いを知り、三平はサクラのスマホで動画を撮りました。

そして道史に動画を送ります。

奈津子は問題集をなんとか手に入れ、消しゴムで消して道史のために用意していたこと。

三平の動画を見た道史は、タブレットを見返して涙を堪えきれませんでした。

奈津子が家に帰ると、道史は勉強しながら寝落ちしていました。

道史にタオルケットをかける奈津子の目には、涙が浮かんでいます。

笑顔で眠る道史を、奈津子は愛おしそうに見ていました。

一件落着かと思った矢先、今度は花火大会が中止になってしまったのでした。

花火大会中止のニュースに、悟たちは驚きます。

「中止のままでいいの？娘さんに会えるチャンスがなくなったんだよ」と悟は言います。

怒りは湧いてこないのか、娘が死んでいると思っているのか…

三平は「あの子は死んでいない」と否定します。

戦時中に生まれてきた娘を思い出し、産まれたことは奇跡だと話します。

みんなで協力して娘を探すことにしました。

篤はスマホを見て驚き、秘密基地を飛び出します。

彩香から家を掃除したと、写真付きでラインが送られてきたのでした。

転校してきた篤に一目惚れして、ずっと仲良くなるチャンスを待っていました。

そして1週間前コンタクトレンズを落としたと言う、篤は一緒に夜まで探してくれたのです。

それはウソでしたが、この日から彩香の一方的な恋が始まったのでした。

昼休みになり、彩香は篤にお弁当を持ってきます。

竜二は気を利かせて2人きりにしました。

彩香のお弁当を食べると、お母さんの味と一緒で篤は驚きます。

お父さんが篤に会いにきました。

急に長距離の運送の仕事が入り、その間に赤ちゃんが生まれるかもしれない。

そう話すお父さんに、篤は「母さん裏切って俺のこと見捨てたくせに」と言いました。

花火大会が中止になったのに、三平が起こらないことに納得がいかない悟。

道史と部屋で話していると、優がきて「財前が退院したときの動画を見ろ」と言ってきます。

エレベーターから前向きで出てきた財前は、乗る時に後ろ向きで乗っていたことになります。

車椅子に乗りなれていない財前が、どうやって1人で乗ったのか…

財前は車椅子を先に乗せ、後から自分が乗り込んで座った。

怪我をしたフリをしていたのが、優の推理でした。

飛び降りるところを見た悟。

「事実が真実の敵かどうか、本人に会って確かめるしかない」と道史は言います。

明菜たちは財前が飛び降りた当日に撮られた動画を、生徒たちから集めていました。

その動画を見ていると、ビルの屋上から何かが落ちるところが写っていたのです。

撮影者は彩香でした。

悟たちが歩いていると、花火大会のポスターを見ていたツブラを見つけました。

優が花火大会を復活させると言うと、ツブラは父と花火大会に行ったことはないと言います。

戦時中で開催されなかったのに、父から話を聞いて行った気になっていたのです。

妖怪道案内のおかげで生まれてきたんだと言われたことを思い出し、ツブラは笑います。

命は自分だけで生まれてくるわけではなく、誰かのおかげで生まれてくると…

その帰りに、篤は実家に寄りました。

悟は秘密基地に行き、三平に花火大会が中止になっても平気なのか尋ねます。

怒りを作品にぶつけるのが漫画家だと、三平は漫画を書いていました。

財前の家に行くと、カーテンは締め切られていました。

デリバリーの配達員が家の目に泊まったので、悟たちは協力して欲しいとお願いします。

その配達員は高橋で、「アクセス数が欲しいんだろ？」と道史が言います。

悟と財前のツーショットは大スクープだとささやく道史。

高橋がインターホンを鳴らしてドアが開いた隙に、悟たちは家の中に進入。

家中を探しなんとか財前を見つけ出しました。

「自殺は俺のせいなもか？」と悟が聞くと、「そうだよ」と言われます。

本当は歩けるんじゃないのかと言うと、財前はよくそんなこと言うなと言い返します。

財前のスマホに連絡先を入れ、悟は味方だから連絡をくれと頼みました。

ボディーガードたちに捕まりそうになりながらも、悟たちは二階から飛び降り逃げます。

悟たちが秘密基地に戻ると、なぜか奈津子がいてどうだったのと聞かれます。

カツアゲとかそう言う話じゃないと、道史は男たちの写真を見せます。

たい焼き屋に現れ、悟たちを追いかけ回した男たちでした。

なぜその男たちが財前と一緒にいるのか、悟たちは謎でした。

彩香は唐揚げの作り方を教えてもらうため、篤の実家を訪れます。

マリアはお母さんの作ったレシピ本を見せてくれました。

「一緒に唐揚げ作らない？」とマリアは誘います。

彩香が揚げていると、陣痛が始まり破水してしまいました。

慌てながらも病院に連絡をして、篤に電話をかけます。

しかし篤は電話に出ませんでした。

彩香はお母さんの遺したノートの写真を篤に送ります。

マリアは本当の母親になろうとしていたのです。

それを見た篤は、急いでマリアの元に向かいます。

財前は車椅子で家から出てきました。

高橋は動画を撮りながら、後を追いかけます。

階段に差し掛かったとき、財前は車椅子からおり立ち上がりました。

近くに車椅子を隠し、財前は歩き出しました。

そこに篤が通りかかり、その車椅子を借りてマリアの元に向かいます。

「後少し、がんばれ」と篤は声をかけながら、病院まで走ります。

篤たちが廊下で待っていると、産声が聞こえてきました。

篤から送られてきた赤ちゃんの動画を見て、竜二や道史たちは笑顔になります。

車椅子を取りに戻ってきた財前は、驚いて周囲を探していきます。

返すために戻っていた篤は、悟と合流します。

そこに財前が現れました。

明菜は彩香の動画をもとに、ビルを特定します。

そのビルの下には、ZAIZENと書かれたドローンが落ちていました。

そして悟たちの前に黒い車が現れ、財前は姿を消したのでした。

ドローンを手に入れテンションが上がる明菜。

校門で節子とぶつかってしまいます。

『ZAIZEN』と書かれているのを節子に見られますが、明菜はなんとかごまかしました。

高橋は財前が歩いていたことを明菜に報告します。

さっそく映像を確認しようとしますが、ロックがかかっていました。

悟も秘密基地で、みんなに財前のことを話します。

財前の話をしているのに、三平は沙織の路上ライブ映像に夢中でした。

その動画に財前が映り込んでいました。

竜二と篤は、沙織になぜ財前が来ていたのか尋ねます。

「財前のことを曲にしたからかな」と沙織は言います。

沙織のライブ動画は、学校でも好評でした。

今まで動画を上げなかった沙織ですが、それは東村のアイデアだったのです。

体育館で歌っていた沙織の歌声を聞いて、スターになると確信した東村。

すっかりプロデューサー気分になっていました。

秘密基地に戻ってきた三平に、悟は娘の名前はツブラか尋ねます。

そこに和彦が市内に住む80歳以上の方の名簿を持ってきました。

娘の名前はマドカで、ここにはないと三平は言います。

みんなで探せば見つかるはずだと、悟は聞き込みをはじめました。

いろんなところで聞き込みをしますが、なかなか情報がありません。

子供と一緒に歩く三平を見かけ声をかけると、クラスメイト・未来の兄弟でした。

三平は秘密基地のことを言ってしまい、みんなで行くことに。

未来が作ってくれた料理を、みんなで一緒に食べます。

東村は花火大会のステージで、沙織のライブをしたい節子にお願いしていました。

「最高ね」と節子は言います。

実は沙織のファンだと、会えて嬉しいと握手をします。

花火大会復活のために協力し合うことになりました。

昭彦は三平がどうやってここにきたのか、研究をしていました。

あと少しのところで分かりそうだと言う昭彦に、「元の世界に戻すつもり？」と和彦は聞きます。

元の世界に戻ったら食べるのも苦労で、いつ死ぬかも分かりません。

昭彦は選択肢を増やしたいだけだと答えました。

東村と沙織は新曲を作っていましたが、もっとトガらないとと言われます。

何も言えない今の時代は禍だと、東村は熱弁します。

東村は令和の若者の声を聞かせてくれ言いました。

悟が家で晩ご飯を食べていると、沙織が尋ねてきました。

ムキテー前に沙織から借りたシャーペンを返します。

気まずくなってしまい、悟は花火大会でライブをすることになった話をします。

『LOVE100円玉』が好きだと言うと、なんであの曲だと沙織は不機嫌になります。

無言の時間が流れた後、悟は歌詞を褒めました。

なぜか沙織は泣き出してしまいます。

そしてシャーペンを投げ捨て、帰ってしまいました。

秘密基地で沙織のことを話す悟。

「人それぞれいろいろあるんじゃないか」と三平は言います。

あんまり戦争の話をしないと、和彦は聞いておいた方がいいと思ってと話します。

もし戦争の話をしたら同情するのか。

何も知らない悟たちに同情されたら、辛さが安っぽくなってしまうと言う三平。

三平は漫画に、同じことを繰り返して欲しくない思いを込めていました。

「漫画を書くのは怖いよ、本当の自分を人様に曝け出すことだから」と話します。

物を生み出すと言うことは、そういうことだと思うと…

沙織の新曲の歌詞をみた東村は大絶賛。

「そんなにこの歌詞いいですか？」と沙織は尋ねます。

曲もできているというと、さっそく購買で披露することになりました。

とがりまくってるでしょと東村に聞かれ、「むしろ丸くなってるなと思った」と答えるサクラ。

サクラは沙織が歌いたいと思う曲を聞きたいと話します。

沙織は「サクラさんにははまらなかったか」と言い、立ち去ってしまいました。

教室に戻った沙織は、未来を呼び出しました。

私たちは何が違うのか、どうしたら未来に慣れるのと言う沙織。

「そういうんじゃないと思う、私の真似しても意味ないよ」と未来は答えます。

沙織が書くものは自分で見つけるしかないと伝えました。

なぜ沙織が泣いたのかわからず、悟は荒れていました。

神社にいた沙織を見つけ、三平は声をかけます。

今まで押さえ込んでいた感情を爆発させる沙織に、「それでいい」と三平は言います。

今の沙織はとがっていて、刺さりました。

三平の言葉がきっかけで、沙織は壁を乗り越えました。

そして沙織は東村に、花火大会のライブを辞退すると伝えます。

自分なりのやり方で勝負すると決めたのでした。

未来に作詞を見てもらうと、「まだカッコつけてる」と言われます。

明菜が持ってきたドローンが盗まれてしまいました。

三平は妖怪スナックを配達に行った帰り、ツブラとすれ違います。

お互いに足を止め振り返り、会釈して再び歩き出しました。

そして昭彦は、タイムスリップは雷が原因だと特定します。

その頃三平は家族写真を見つめていました。

ドローンが無くなってしまい、明菜は犯人を探していました。

このドローンにとんでもない秘密が隠されていると明菜は確信。

皆が学校に行っている間、悟は三平の娘に関する情報を集めていました。

和彦と三平は、なぜ漫画を描くのか話しています。

「親って何？」と尋ねる和彦。

三平は自分の不自由が苦にならない、子供の未来しか考えられない生き物だと答えます。

和彦が節子はそんな親じゃないと言うと、三平は本人が言ったのかと聞きました。

柚木原は町の人は皆人任せだと言います。

あの計画を進めるか確認され、節子は頷きました。

昭彦は三平がやってきた日のことを調べていました。

75年前も同じ日に雷が落ちていたことがわかります。

絶対雷が関係していると考えている昭彦。

同じ条件が重なれば、三平は1945年に戻れる可能性はあります。

過去に戻って喘息の薬を届けたいと言っていた三平。

昭彦は過去に戻れば、未来が変わるかもしれないと言いました。

三平が町の絵を書いていると、節子に話しかけられます。

地元トークで盛り上がる2人。

「またここに来れば会えるかしら？」と聞かれ、三平は「はい」と答えます。

優はツブラと読書をしていました。

ツブラは小さい頃体が弱く、父のおかげで長生きできていると言います。

戦争が終わってすぐの時、戦死した父から薬が届きました。

「私の宝物」とツブラは瓶を見せます。

本を置き忘れていきそうになり、優が気づいてツブラに渡します。

その時しおりを落としてしまいましたが、2人は気付きませんでした。

悟たちはどうにかして財前に会えないか考えます。

「良い方法があるよ」とサクラに声をかけられます。

教える条件としてパンを買うように言われました。

「君ら生きてるんだからもっと頭使いなよ」と言うサクラ。

財前がハマっている沙織に協力してもらい、呼び出してもらえばと提案されます。

沙織にお願いできるのは、悟しかいません。

さっそく悟は沙織と会いお願いしますが、「なんでそんなことしないといけないの」と言われてしまいます。

悟は一生懸命説得します。

いつまでもムキテーのままだと、なんでもするからとお願いする悟。

「なんでもするって言ったね？」と沙織は確認しました。

とうとうこの日がきたと話す山田兄弟。

やるしかないと、2人は高校の爆破予告を作成していました。

娘に会えそうだと機嫌が良い三平。

財前に会えたらどうするのか聞かれ、自殺の原因は俺じゃないだろと確認すると答えます。

ちょうど沙織から返事が来て、悟は嬉しそうに会えることになったと報告しました。

それを聞いた竜二たちが喜んでいるのを、明菜は聞いていました。

明菜たちは歩く財前を目撃して、これはバズると盛り上がります。

しかし男たちが現れ、財前は車で立ち去ってしまいます。

沙織と一緒に待ち合わせ場所にきた悟。

財前は来ないと明菜に言われます。

財前はなぜ監視されているのか、悟たちは考えます。

悟は財前がかわいそうだと思い始めていました。

「それは本音か？」と三平に聞かれます。

あの日見てはいけないものを見てしまい、財前はずっと怯えているのではないか…

三平は助けてあげればいいと言いました。

昭彦は寝る間を惜しんで、雷について調べていました。

ついに極秘資料を見つけ出して、全てが繋がります。

また同じ偶然が重なれば、タイムスリップができるかもしれません。

三平はマドカにプレゼントしたしおりを見つけます。

「マドカは生きてる」と確信しました。

秘密基地に戻り、悟たちに拾ったしおりを見せます。

その時昭彦は和彦に、雷とタイムスリップの関係を説明します。

今年の8月30日に雷と大爆発があれば、1945年に戻れるかもしれないのです。

明菜に取材をお願いされ、三平は受けることにしました。

1945年からやってきた日本兵の噂は事実か聞かれ、三平はタイムスリップだと打ち明けます。

「昭和から現在にタイムスリップしてきたんですか？」と確認する明菜。

その証拠はないかと聞かれ、三平は娘探しを手伝ってくれるのではと聞きます。

それは後でたっぷりと言うので、当時のバックを見せます。

明菜が銃を見つけてしまいました。

三平は危険だと注意しますが、明菜は銃を話しません。

秘密基地の外で待っていた悟たちは、発砲音を聞き慌てて中に行きます。

ケガはしていないとわかり安心しました。

学校中で三平と銃を奪い合い発砲する動画が話題に…

篤は明菜たちに、これで三平に何かあったら許さないと怒りました。

銃刀法違反で警察も動き出し、サクラは三平に秘密基地に戻った方が良いと伝えます。

町中がこの動画の話題でもちきりです。

悟たちは何があっても守ると、三平と約束しました。

秘密基地の外には警察や、町の人が集まっていました。

「銃を捨てて出てきなさい」と言う警察官。

三平は自分が出ていけば済むことだと言います。

悟は行かないでと引き留めます。

娘と会うためには誤解を解かなければいけません。

そして三平は銃を持ち、外に出ていきました。

手錠がかけられ連行されて行きました。

悟たちはパトカーを追いかけますが、追いつけませんでした。

三平は留置所に連れて行かれました。

警察にという連行される三平の動画は、学校中の話題になっています。

明菜たちは手応えを感じていました。

篤と竜二がキレると、当然の報いだと明菜は言います。

掴みかかる篤ですが、高橋が動画を撮っているのに気づきます。

仕方なく帰るしかありませんでした。

三平を救いたいのに、何もできずもどかしさを感じる悟たち。

山田兄弟は節子に会いに行き、三平を助けて欲しいとお願いします。

「無理ね」と答える節子。

誤解を生む行動自体が問題だと、節子は話を聞いてくれません。

足を引っ張らないでと言い立ち去ります。

その後節子はカブト開発で、プロジェクトの話をしていました。

翌朝学校に節子が街を壊す張本人だと書かれた爆破予告が届きました。

明菜にスクープされ、学校中の話題になります。

消えたドローンに全ての謎が隠されていると考えた明菜。

昨夜明菜のもとに知らないアドレスからメールが届き、スクープできたのでした。

三平の釈放をお祝いする悟たち。

一人ぼっちが一番辛かったと話す三平。

竜二は三平に爆破予告の動画を見つけます。

「その犯行声明俺たちが送ったんだ」と言う昭彦。

節子は昔から仕事ばかりでした。

ある日カブト開発とショッピングモール建設を計画しているのに気付いてしまったのです。

バラされたくなかったら三平を釈放しろ。

そう節子に送り、三平は釈放されたのでした。

そのやり方は間違っている、テロリストだと怒る三平。

母親を貶めて両親は痛まないのかと…

山田兄弟は爆破は本気だと言い、部屋に閉じこもってしまいました。

ショッピングモールに、商店街のお店を出店。

その条件で節子は動いていました。

三平は購買部に復帰しますが、サクラに出勤自粛をしてと言われます。

生徒たちがサクラのことまで疑っているのが聞こえ、三平は帰ることにしました。

悟は優に会いにいくと、ツブラも一緒にいました。

妖怪カードを見たツブラは、お父さんが書いていたのに似ていると言います。

しおりのことも言うので、悟は本名を聞くとマドカだと答えるツブラ。

「お父さんに会えますよ」と悟は伝えました。

その頃三平は荷物をまとめ、秘密基地から出て行きました。

悟は急いで秘密基地に行きますが、三平はいませんでした。

篤と竜二に娘が見つかったと報告。

三平は展望台にしおりを置きます。

ちょうど悟たちがやってきました。

「ついに娘さんに会えるよ」と悟は言います。

しかし今さら会ってもと言う三平。

自分のわがままでみんなに迷惑をかけている、そう三平は気付いたのです。

もし娘に会って迷惑をかけたら、耐えられないと言います。

バカやろうと怒る悟。

そもそも三平は濡れ衣で、戦おうと言います。

ムカつく感情は正しく使ってナンボだと、三平に言われたことを言い返しました。

悟たちは明菜を呼び出し、誤解を解いて欲しいとお願いします。

明菜たちは動画を回し始めました。

放送部が作った動画は印象操作されていると、道史は録音していた音声を流します。

「流したければ流せばいい」と明菜は言います。

帰ろうとする明菜を呼び止め、篤は土下座をしてまでお願いします。

竜二も三平が悪い人じゃないと伝えたいだけだと、みんなで土下座をします。

「俺のためにそこまでしてくれなくていい」と三平が言います。

明菜を守ろうとしたのに、誤解をされたままなのが納得できない悟たち。

本当は守ろうとしていたとわかり、明菜は訂正動画を動画を作ると言ってくれました。

放送部の新たな動画はがアップされると、みんなの態度が変わります。

商店街のスパイ容疑も誤解だと明菜は言ってくれました。

三平はソワソワしています。

待ち合わせ場所にツブラがやってきて、竜二たちは秘密基地に連れて行きます。

三平に合図を送る竜二たち。

秘密基地に2人きりになった三平は、「ツブラさんですか？」と尋ねます。

小さい頃の娘を思い出し、涙が流れそうになり堪えます。

悟は財前の家に行き、スピーカーを使い話しかけます。

「いつまで黙っているんだ、自殺未遂が俺のせいだとは思わない」と叫ぶ悟。

本当は自由になりたいと思っているんだろと…

黒服たちに捕まってしまいますが、悟は必死に抵抗します。

悟は「悔しかったらそこから出てこい、俺たちは自由だ」と叫びました。

竜二と篤は見守っていますが、三平は緊張していつもと違います。

「病気は大丈夫なんですか？」と聞く三平。

ツブラになんで知っているのかと言われ、父親だと打ち明けようとします。

戦争が終わってすぐに父から薬が届いたと、ツブラは瓶を見せます。

それを見た三平は、この前和彦に見せてもらったものだと気づきました。

「製造年が今年になっているのよね、不思議なことがあるもんね」と言うツブラ。

昭彦は戦争について調べていますが、三平は戦士したと記録されていました。

悟の携帯に財前が電話をかけてきて、「全部話すよ」と言ってくれます。

ツブラと話していた三平は、自分が1945年に戻ったんだと思いました。

三平はツブラに娘の話をすると、「私もです」と言われます。

拾ったしおりを渡すと、ツブラは父からもらった乳味なものだとお礼を言いました。

名前を聞かれますが、三平は名乗るほどの者でもないと答えます。

そしてツブラは秘密基地から帰っていきました。

悟たちは財前が来るのを待っていました。

竜二たちがきた後、財前は待ち合わせ場所に来ました。

あの日ドローンを飛ばしていた財前の前に、突然黒服の男たちが現れたのです。

ビルから落ちてしまったのは、いじめが原因だということにされてしまいました。

そのドローンに移ってはいけないものが映っているのではないか…

悟は放送部の前で今の話をして欲しいとお願いします。

昭彦たちが秘密基地に戻ると、柚木原が机を探っていました。

脅迫状を出しのが2人だとバレてしまいました。

秘密基地を片付けていると、戻ってきた三平が過去に戻して欲しいとお願いしてきます。

過去に戻ってツブラに薬を渡せたから、今元気でいられると思った三平。

明彦は歴史上では戦死すると伝えます。

和彦は戻らなければいいと泣き叫びますが、三平はありがとうと言います。

そして三平は、過去に戻る方法を見つけてとお願いしました。

財前は明菜たちの前で、あの日のことを話していきます。

生中継を見た生徒たちは、悟が犯人ではないと分かってくれました。

男が白い手袋をしていたと財前が言うので、山田兄弟は柚木原だと気づきました。

悟たちは柚木原のあとを追うと、カブト開発の人と会っていました。

彩香に声をかけられたので、2人の会話が聞きたいと言います。

すると彩香は2人の後ろの席に座り、篤に電話をかけてきました。

「ショッピングモールの着工を遅くても年内に始めたい」と言うカブト開発。

柚木原は会社の倉庫に花火を隠していると言いました。

山田兄弟は、三平が過去に戻りたがっていると話します。

喘息の薬を三平が届けたがっているとわかり、悟たちも協力することにしました。

明彦は雷とタイムスリップの説明をして、大量の火薬が必要だと言います。

そこで悟たちは倉庫に行き、花火を手に入れることにしました。

花火を見つけ持ち出そうとした時、竜二は白い手袋とドローンを見つけます。

悟たちが帰ろうとした時、柚木原と男たちが現れました。

「ドローンを返してください、後ろの怖いお兄さんたちがボコボコにしますよ」と言う柚木原。

柚木原がカウントダウンを始めますが、悟は怒りを正しく使えと言う三平の言葉を思い出します。

殴り合いの末、ドローンと花火を秘密基地に持ち帰ることができました。

ドローンには、柚木原とカブト開発の人がお金の受け渡しをしているところが映っていました。

そして悟の停学処分は終わりました。

悟たちは円陣を組んで、気合を入れます。

その頃三平は、サクラに購買を辞めると伝えていました。

悟たちはタイムスリップの準備を進めます。

三平と一緒に遊び、思い出作りもしました。

運命の日を迎え、天気予報では雨が降るようです。

明彦たちは完成した装置を披露して、爆発の仕組みを説明します。

後2時間後には雷が落ちるようです。

和彦は寂しがりますが、悟たちはまた三平は戻ってくると言います。

「すぐ戻ってくるんだる？」と悟に聞かれ、三平は戻ってこられないと答えました。

明彦は本を見せ、戦死することを教えます。

悟も帰らないでと引き留めますが、山田兄弟は歴史が変わってしまうと言います。

三平は今まで戦争の話をしてこなかったのは、経験しないと伝わらないからでした。

それなのに今必死に止めてくれる悟。

「今のその気持ち忘れないでくれ」と三平は伝えます。

戦地に行くみんなはそんな辛い気持ちで、家族と別れました。

この気持ちを忘れないでいれば、戦争は起きません。

悟と竜二は嫌だと秘密基地を飛び出します。

雨が降り、雷が鳴っていました。

三平が最後に教えてくれたことを無駄にするな、そう篤は言います。

明彦たちは雷が落ちるのを待っていました。

和彦は三平に喘息の薬を渡します。

戻ってきた悟たちは、笑顔で「見送ってやるよ」と言いました。

みんなで雷が落ちるタイミングを待ちます。

三平は6人にお礼と、思いを伝えました。

短い間でしたが、楽しい夏を過ごしました。

6人は三平と抱き合い、涙を流します。

三平は過去に戻ったら、町とマドカのために花火をあげて欲しいと言いました。

地震のように揺れ、悟たちはビリビリ痺れます。

そして秘密基地の近くに大きな雷が落ちました。

三平が入った部屋の扉を開けると、そこに三平はいませんでした。

2020年、悟たちの夏は三平との出会いで始まりました。

いろんなことを教えてくれました。

ツブラの家に飾られている家族写真には、三平も映っています。

そして悟たちは、三平と約束した花火を上げます。

学校に財前も戻ってきました。

悟たちの短くて濃い夏が終わりました。