ドラマ「刑事7人」を見逃し配信で無料視聴する方法！あらすじネタバレ1話～最終話も【2020・シーズン6】

スナック店長の一色朱子（野波麻帆）が自宅で腹部を刺されて死亡します。

天樹悠（東山紀之）ら専従捜査班が臨場し、室内を調査していると、
血相を変え野々村拓海（白洲迅）が飛び込んできます。

拓海が防犯カメラの映像を再生すると、
現場から慌てて立ち去る血まみれの青山新（塚本高史）が
写し出されます。

しかも現場には青山のスマホが落ちており、
凶器の包丁について残っていた指紋は青山のもののみ。

さらに、他にこの部屋を訪問した人物はおりません。

全ての状況が青山の犯行を指示していることに
コンビを組む水田環（倉科カナ）を始め
専従捜査班のメンバーは呆然とします。

追い打ちをかけるよう、突然出現した
捜査一課の今野誠司（大滝龍宇一）に
捜査から外れるよう命令されてしまいます。

青山が殺人容疑で緊急手配される中、専従捜査班へ青山から「記憶がない……」と電話が入ります。

出頭するように説得しますが、その言葉にショックを受けた青山は
「自分で何とかする」と言い、電話が切られてしまいます。

凶器の包丁が被害者のものなのに青山の指紋しか残っていないことを不審に感じた天樹は
「誰かが意図的に青山君の仕業にしようとしているようだ」と言い、
専従捜査班の面々は自分たちのやり方で真相を追おうと決意します。

捜査を進めるうち、青山が二年前に起きた女性暴行事件に関わっていたことが判明します。

事件の被害者は朱子の娘の橙花（三木理紗子）。
橙花のストーカー・井鳥（川原一馬）の犯行が疑われましたが、
証拠不十分で検挙できず、後に青山が別件で井鳥を逮捕していました。

さらに3か月前から朱子が脅迫状や自分を付け回す人物に悩まされ、
青山に相談していたことが判明します。

逃亡を続ける青山も、井鳥のことを思い出していました。

自分と朱子に恨みを持つ人物は井鳥だと思い、情報屋の百田（河合郁人）の元へ向かい、
百田に井鳥の出所後の足取りを追ってほしいと依頼します。

海老沢（田辺誠一）と野々村（白洲迅）は捜査本部から捜査資料を抜き出すと、
凶器になった包丁がかなり強い力で刺されていたことがわかります。

天樹と水田（倉科カナ）は青山と朱子がもめていたと証言した、
朱子の勤務先のスナックのママに話を聞きに行きます。

スナックのママは、朱子が誰かに尾行されていて脅迫文が届いていたことを青山に相談し、
青山が調査中、「なんとかして、今度こそ」と責めていたのを見たと言います。

「今度こそ」という言葉が気になった水田は、2年前の事件を詳しく知りたいと話します。

その事件とは、朱子の娘・橙花が男に暴行を受け、
ストーカーの井鳥が捜査線上に浮上するが証拠不十分で立件できませんでした。
青山は別件で井鳥を逮捕しましたが、
橙花は自殺してしまっていました。

自分を陥れようとしている人物に思い当った青山の次の行動を予測した天樹たちは
井鳥の家に向かいますが、そこには絞殺された井鳥の遺体があり、
青山と遭遇するのでした。

青山は自分ではないと言いますが、専従捜査班の面々の反応を見て、更に逃亡します。

一方、片桐正敏（吉田鋼太郎）は別行動で不穏な動きをしていました。

天樹は朱子のかかりつけの医者に話を聞きに行きます。
朱子は余命宣告を受けていて、橙花の遺品整理中に日記を見つけ、
「最後にやらなければいけないことが見つかった」と言っていたと聞きます。

天樹が朱子の部屋で橙花の日記を見つけたところ、
最後に「警察に裏切られた。あいつを死刑にして」と殴り書きがされており、
その後橙花が自殺したのが分かります。

青山は同じ施設出身の情報屋だった久喜（米村亮太朗）の墓前に赴きます。
久喜の命日だからと考え、水田がやってきます。

水田が青山に捜査状況を話しているとき、捜査一課がやってきます。

堂本（北大路欣也）の解剖所見を持った海老沢もやってきて、
朱子にはためらい傷があり、床に置いた包丁の上から
朱子が自ら自分の体で覆いかぶさって刺したものだという見解を話します。

捜査一課の今野は認めようとしません。

水田は現場の床にあった凹み傷と包丁の柄の形が一致した科捜研の書類をだします。

野々村がゴミの中から見つけた朱子が捨てた脅迫文と封筒、
封筒ののりづけ部分に朱子の指紋が検出されたことを話します。

井鳥の首から朱子が来ていた服の繊維が検出され、
井鳥殺害は朱子の犯行、朱子は自殺したことを証明します。

捜査一課の今野はそれらを認めて引き上げようとします。

天樹は「この事件はまだ完全には終わっていません」と引き留めます。

「暴行事件の際、井鳥を立件できないように手引きしたのはあなたですね」

と問いかけます。

井鳥と頻繁に会っている証言があり、おそらく橙花は２人の親交を知り、
警察に裏切られたと考え自殺してしまったと話します。

そして朱子は日記を見て、「あいつ」とは青山と考え、
交番に駆け込みましたが、青山は刑事になったことを知り、
橙花の事件を出世のために利用したと考え、
自分の命を使い、二件の殺人を青山に罪をなすりつけようとしたのでした。

今野は井鳥との関係が発覚するのを恐れて、自ら捜査に志願し、
青山確保に躍起になっていました。

今野は、それは憶測で、明確な証拠を出せと否定します。

そこに片桐が来て、今野の隠し口座に二年前、
井鳥から不正な入金がされている証拠を見せます。

今野は以前から監察が目をつけていたと言います。

今野は連行されていきました。

片桐は島野監察官から今野の不正を暴く任務を受けた際、
匿名のタレこみがあったことを告げられます。

タレこみ内容は写真でそこには「18512」の数字が書かれていました。

「ゼロA」強奪事件と同じ、新たな数字でした。

公園の深い溝に入り死亡していたホームレスの老人（斉木しげる）が発見されます。

司法解剖の結果は、死因は頭部を強く打ったことによる外傷性くも膜下出血。
肺に溝の水が浸入していました。

他に身体の何か所かに古傷がみられました。

そんな中、被害者は現場付近のタワーマンションの庭のベンチに一日中ずっと座っていたとの目撃情報が入ります。

天樹悠（東山紀之）、水田環（倉科カナ）、青山新（塚本高史）ら専従捜査班の面々が
900戸あるマンションの住人に聞き込みを開始します。

マンションの4期目の理事長をしている投資家・鈴木茂（有福正志）が
被害者老人はマンションの住民ではないと証言します。
富裕層向けのマンションなので住民を自然と覚えるので、と。

他のマンションの住民・会社経営者の高橋清（増田修一朗）からは、被害者の老人が死んでホッとした住民が沢山いるだろうとの証言もでました。
子供になれなれしく話しかけるので気味悪がる親が沢山いたと言います。

別の住民、佐藤和子（赤間麻里子）という主婦が、以前元住民の大学教授・田中実（六角慎司）をめぐるマンションの騒動について語り始めました。

田中は未成年の女子大生を自宅に連れ込んだ写真をSNSに投稿されたのが発覚し職を失い、マンションを出ていくことになったということです。

聞きこんでいた天樹は、その画像が被害者の老人の指定位置のベンチから撮影されたものだと気づきます。

近くのパン屋で耳をもらっていたという被害者老人の目撃情報は入りますが、身元はまだ不明です。

元大学教授の田中の元を訪れますが、知らない人間と話すまでで「社会的に殺された」がほっとしていると語ります。

マンションの上層階ほど価値が上がり、そのまま住人の社会的地位の差として上の住人は下の住人を見下す状態で、それに疲れていたとのことでした。

マンションの子供達に聞くと、先程聞き込みをした高橋と老人が揉めていたという話がありました。
「写真と元データを渡せ」と老人に詰め寄っていたということです。

間違いだという高橋の元、宅配便の配達が沢山来ていた高橋に不審な点があり調べてみます。

天樹は、被害者の身元確認の為、遺体に一致するものがないか3000件に絞れたデータから目視で探し出します。

調査の結果、高橋は悪質な転売屋とわかります。
チケット転売でSNSに写真がアップされ、高橋が逮捕されます。

SNSを使用して老人が住民を脅し、その報復で殺害されたとみていた面々は、
老人が殺害された後にSNSにアップされているのに困惑します。

天樹は被害者老人の素性をデータベースから被害者老人の身元を見つけます。

30年前の妻子殺害事件の参考人として事情聴取を受けた「西村健一」とわかります。

30年前、西村は福岡で不動産会社を経営、豪華な暮らしぶりで、
市政へ関与など黒いうわさが絶えませんでした。

ある日、妻子を殺害され、それ以降見かけなくなっていました。
妻子殺害事件の犯人は分からず、未解決になっていました。

主婦の和子はマンションの理事長・鈴木が防犯カメラで住民を撮影して
SNSに掲載、揉めた相手を追い出しているのではと証言します。

マンションの裏掲示板に掲載されていると聞き、調査を開始します。
老人が鈴木から何かを受け取っている動画、鈴木と揉めている動画がアップされているのを
見つけます。

近々理事長選があるので、それも関係あるのではないかとの見解でした。
反対票になりそうな人物の弱みを西村に撮影させ、
鈴木が西村に報酬を渡していると推測し、捜査を始めます。

鈴木に事情聴取に行くと、
ホームレスに居座られたら困るので、千円渡して立ち退いてもらったのに
戻ってきたから揉めてただけと鈴木は答えます。

防犯カメラを増やそうとしているのは、住民を監視する為ではないかとの問いに、
警備会社しか映像を見れないと鈴木は答えます。

一方、西村を調査していた天樹は、30年前事件のあと消息を絶った西村と
今回の被害者の西村が同一人物と思えなく、調査を続けていました。

15年前、大阪のスーパーで惣菜を万引きして逮捕された形跡がありました。
8年前、救急病院に搬送され、自殺未遂の常習とのことでした。
病院に聞き込みに行くと、入院中に人が変わって無事退院したとの事でした。

防犯カメラについて調べていた環らは、
増設された防犯カメラがダミーカメラで、鈴木が費用の差額を着服していたことを
調べます。

業務上横領として鈴木を逮捕します。

主婦の和子が自分の部屋を盗撮されたと訴えていた写真は
ダミーカメラの位置にあり、自分で撮影した狂言と分かります。

他のSNSにアップされた写真も和子が撮影してアップした写真ではないかと
和子を問い詰めます。

和子は自分が撮影したと白状します。

何のためにしたのかと問われ、
このマンションの人間は自分をランク付けし、見下しているので
ネットを使用して弱い立場から見返してやったと言います。

まさか自分が西村を殺したというのではないでしょうね、という
和子に天樹は調査結果を告げます。

西村の遺体の側に落ちていたマスコットを見つけていた天樹は
西村が子供たちが宝物をなくしているのを知り、
子供たちの為に探してあげ、落ちているのをとろうとして
転落した事故だと推測を立てます。

西村は、何度目かの自殺未遂で運び込まれた病院の
隣のベッドにいた助からない病気なのに懸命に生きようとしている女の子を見て、
励まそうと変顔を見せ続けました。

そして、誰かのために何かをしてあげようとしている時、
自分のことを忘れられているということに気付いたのです。

そうして変化を遂げ、無事退院して現在があったのでした。

廃ビルの地下――。
「1748。真実はひとつ」
拳銃に弾を込め、警察への電話にそう男は話します。

天樹家の墓前――。
亡き妻と娘を思い出しながら墓参りをする天樹（東紀之）。

同じく墓参りに堂本（堂本俊太郎（北大路欣也）もやってきます。
「夢に時折あの二人が訪ねてきてな。15年経った今もあの笑顔のままだ。ちょっと切なくてな」

天樹に捜査への呼び出しの電話がはいり向かいます。

「あの男も15年前と変わらないよ」
天樹の娘（堂本の孫）の描いた絵を思い出します。

高架下の殺害現場‐―。

両腕を拘束された刺殺体は、目の上に白い塗料が塗られていました。
遺体は暴力団八重樫組の構成員・八代正（小橋川建）と判明します。

堂本が解剖し、八代は睡眠導入剤で眠らされ殺されたということが判明します。
さらに、目に「1748」と刻まれた青のカラーコンタクトレンズが入れられていました。

昨晩青山（塚本高史）に、その数字を告げる電話がかかってきていていました。

天樹は2017年4月8日の資料は「ゼロA」に入っていたことを思い出します。
さらに被害者の目に塗られた塗料が、二か月前の「ゼロA」の犯罪資料が盗まれた関連の事件と一致しました。

「1748」関連として2017年4月8日、埼京線の電車内の痴漢容疑で逮捕された中村（筒井俊作）が捜査線上に浮上してきます。
目撃者の見間違いで不起訴になっていました。

何とか中村の身柄を確保した青山たちが中村の供述を聞くと、殺害したことを認めます。

しかし、2017年痴漢事件の目撃者は矢代ではなく、別の人物だとわかります。

中村は冤罪被害者の会から確かに矢代が目撃者だと教わったと言います。
郵送されてきたという封書に書かれていた住所などは偽物でした。