「半沢直樹2」クライマックス！前半最終回平山美幸・南野陽子黒幕説ネタバレ考察！

ドラマ「半沢直樹2」前半最終回の4話クライマックスで、電脳雑技集団黒幕副社長・平山美幸（南野陽子）の陰謀が半沢によって明らかにされます。

ネタバレですが、東京中央銀行の役員会では500億円の追加融資について決議がなされようとしたクライマックスの時、ハプニングが起こりすべての前提は崩れるのです。

また前半最終回、出向人事で銀行から飛ばされるもうひとりの黒幕は誰なのか？

ドラマ「半沢直樹2」前半最終回クライマックスで南野陽子黒幕説を予想！ネタバレします！

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電脳雑技集団黒幕副社長・平山美幸（南野陽子）の陰謀とは

端的に云えば、副社長・平山美幸（南野陽子）が電脳の粉飾決算を画策し、その事実を隠そうとしているのです。

電脳の粉飾決算の事実

かつてIT技術を駆使して業界トップの位置に君臨していた電脳の売上は今でも3千億円を超えていますが、後発事業者との過当競争により利益はすでに実質赤字状態。

このままでは、銀行の融資が受けられなくなる状態にまで財務状態は悪化していたのです。

そこで、副社長・平山美幸（南野陽子）が考えたのが、子会社・電脳電設がゼネラル産業の子会社・ゼネラル電設から営業譲渡を受け、その代金を一旦水増しして払い、ゼネラル産業への架空の売上代金としてその水増し分を回収するという方法です。

その水増し額は、180億円。

これには原価がないのでそのまま決算書に利益を上乗せする粉飾決算となります。

それによって、銀行からの融資条件の黒字決算を維持していたのです。

平山美幸（南野陽子）の陰謀

半沢に粉飾決算の事実を掴まれそうになった平山美幸（南野陽子）は、秘密を知っている財務担当役員・玉置克夫（今井明彦）を半沢に接触させないように行動を起こします。

半沢は、馴染みの智美（井川遥）の小料理屋で玉置と待ち合わせをしますが、やってきたのはなんと！平山美幸（南野陽子）と平山一正（土田英一）だったのです。

あくまでも平山美幸（南野陽子）は粉飾決算の事実を隠蔽し、東京中央銀行から東京スパイラル買収のための追加融資500億円を引き出そうとしているのです。

元々、東京スパイラル買収それ自体が、電脳を大きく見せかけるための虚飾に過ぎません。

しかし、最初から東京中央銀行証券部にその話を持ち込めば、銀行は電脳の決算内容を克明に調査し冷静に「融資できない」と判断したことでしょう。

だがそれを子会社の東京セントラル証券に持ち込めば、面子を潰された銀行が功を焦って、本来は出来ない融資を実行するかも知れないという目算が平山美幸（南野陽子）にあってのことでした。

南野陽子の役柄と演技は

南野陽子さんが演じている平山美幸は、IT業界の伝説の成功者・平山一正（土田英一）を影で操る黒幕という役柄です。

妖艶であって知略に富んだ悪女をベテラン女優の南野陽子さんが、魅力的に演じています。

そんな南野陽子さんが18歳の時に、アイドル歌手としてデビューしたのは1985年、

今から35年も前のことになります。

ヒット曲「はいからさんが通る」「楽園のドア」「吐息でネット。」などオリコン8週連続トップを含む9週トップを達成。

まさに80年代の超売れっ子アイドル歌手の象徴のような存在でした。

その南野陽子さんが「スケバン刑事Ⅱ少女鉄火面伝説」で2代目麻宮サキを演じ女優としても活躍し始めます。

90年代には映画「私を抱いてそしてキスして」に出演、日本アカデミー賞主演女優賞を獲得しています。

その後もサスペンスドラマや時代劇ドラマを中心にレギュラー出演し、知名度は抜群の女優さんでしたが、その演技力が高く評価されたのは2018年NHK大河ドラマ「西郷どん」で齋藤由貴の代役で演じた幾島の役。

篤姫（北川景子）の指南役としての幾島（南野陽子）の演技が凛々しくて素晴らしかったのです。

今回「半沢直樹2」では、悪役をどう演じるのか期待したいですネ！

東京中央銀行の役員会でクライマックスに起こるハプニングとは

やはり前作「半沢直樹」での銀行役員会での大和田が半沢に土下座するクライマックスシーンは印象に残りましたね。

今作「半沢直樹2」でも予想外のハプニングは起こるのでしょうか？

その伏線になるのが、半沢の大和田への動きではないかと思います。

4話予告編では、東京スパイラル買収阻止で手詰まりになった半沢が打開策を相談した大和田が、

「死んでもイヤだね！」

と拒絶をしていますが、大和田の策略は中野渡頭取の意図に沿って、三笠副頭取を追い落とすこと。

そのためには、半沢を助けて三笠副頭取が進めている電脳への買収資金追加融資500億円の役員会決議をやめさせなければなりません。

ここは半沢と大和田は利害が一致し、大和田は役員会への半沢の出席を許可するのです。

そして、その東京中央銀行役員会で電脳の粉飾決算の事実を暴露するというのが「半沢直樹2」のクライマックスに起こるハプニングになるでしょう。

「半沢直樹2」前半最終回、出向人事で銀行から飛ばされるもうひとりの黒幕は誰なのか？

再出向が言い渡される寸前まで行ってしまう半沢ですが、最後に大逆転が待っているのです。

まず出向を中野渡頭取から言い渡されるのは、電脳の粉飾決算を見逃し巨額の融資を重ねて行わせようとした伊佐山証券部長。

電脳への銀行の融資金の回収のため、電脳財務部長への出向の辞令がでることでしょう。

粉飾決算は詐欺行為ですから当然、平山現社長や美幸副社長は退任させられるでしょう。

そして、三笠副頭取の処遇も電脳の次期社長就任が予想されます。

中野渡頭取の次の思惑は大和田を三笠副頭取の後に就かせ、銀行本部に復帰させる半沢を帝国航空の再建にあたらせることでした。

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まとめ

ドラマ「半沢直樹2」の前半最終回のクライマックスは、やはり銀行役員会で半沢が電脳の粉飾を暴露するというハプニングでした。

美幸（南野陽子）は粉飾によって銀行を騙し不正に融資を引き出そうとしていた黒幕。

麻宮サキの「おまんら許さんぜよ！！」の決めゼリフを半沢に言われる場面があるかもしれません。