ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」を見逃し配信でフル動画を無料視聴する方法!コロナ延期と開始日情報も!

2020年4月9日から放送がスタートする「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」

患者さんと関わることは少ない薬剤師。

それでも患者さんの将来に繋がるのが、薬剤師という仕事なのです。

最近医療ドラマが多い中、医者ではなく薬剤師が主役のドラマとなっています。

 

そんなアンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋を無料でご視聴いただける方法をご紹介いたします!

合わせてキャスト、ネタバレ、感想とともに詳しくまとめてみました!

※ネタバレ、感想は放送開始後に毎週更新!お楽しみに!

 

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目次

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」を見逃し配信で無料視聴する方法

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」の動画配信状況

動画配信サービス名配信可否無料期間備考
U-NEXT31日間初回登録時600pt
FODプレミアム2週間フジ系番組に強い
Hulu14日間日テレ系番組に強い
Paravi2週間TBS,テレ東番組に強い
Abemaプレミアム2週間テレ朝系番組に強い
NetflixなしNetflixオリジナル番組あり
Amazon プライム30日間Amazon プライム独占配信あり
TSUTAYA DISCAS30日間ジブリ系を見るならTSUTAYA一択
※上記配信状況は日々変わりますので、最新情報を確認する場合は各動画配信サービスをご確認ください。
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋はフジテレビの番組なので、FODのみで見逃し配信がされていますのでくれぐれも注意してください!
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「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」をFODで視聴するメリット

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋をご視聴いただけるFODの特徴についてまとめてみました。

FODまとめ

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FODでは、「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」のメインキャストである方の作品が多数配信されています。

FODの「石原さとみ」出演作品一覧

FODで視聴できる石原さとみさんの出演作品はこちら

  • 貞子3D
  • リッチマン、プアウーマン
  • ディア・シスター
  • ウォーターボーイズ2
  • 幕末高校生
  • シン・ゴジラ
  • 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

「シン・ゴジラ」はとにかく迫力がすごいです!

巨大不明生物と自衛隊の大決戦は、見応え十分です。

ゴジラに人間はどう立ち向かうのか、ラストまで目が離せません。

 

FODの「田中圭」出演作品一覧

FODで視聴できる田中圭さんの出演作品はこちら

  • 不倫食堂
  • スローダンス
  • 外交官黒田康作
  • それでも、生きてゆく
  • ディスカバーデッド
  • まっすぐな男

「不倫食堂」では、出張先でご当地グルメを食べるのが生きがいの会社員を演じています。

美しい人妻と出会い、美味しい食事を楽しんでいたはずが…

ちょっとエロいドラマですが、田中圭さんの筋肉を拝めます!

 

FODの「西野七瀬」出演作品一覧

FODで視聴できる西野七瀬さんの出演作品はこちら

  • ONE PIECE FILM GOLD
  • あさひなぐ
  • 指原議長とアイドル国会
  • グータンヌーボ2

「あさひなぐ」では、元美術部の運動音痴な高校生を演じた西野七瀬さん!

新しい自分になろうとしている時、”なぎなた”と出会います。

乃木坂メンバーの演技にも注目です。

 

ドラマ出演者の方の作品が、FODではたくさん配信中!

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「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」の作品情報

ドラマ名アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
ジャンル医療ドラマ
出演者葵みどり:石原さとみ
相原くるみ:西野七瀬
小野塚 綾:清原 翔
刈谷奈緒子:桜井ユキ
羽倉龍之介:井之脇 海
工藤虹子:金澤美穂
販田聡子:真矢ミキ
辰川秀三:迫田孝也
七尾 拓:池田鉄洋
荒神寛治:でんでん
瀬野章吾:田中 圭   ほか
演出田中 亮
相沢秀幸
プロデューサー野田悠介
脚本黒岩 勉
原作荒井ママレ・富野浩充「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」
放送期間未定 ※放送開始日が決まりましたら、情報を更新していきます。
放送時間毎週木曜夜10:00〜
主題歌DREAMS COME TRUE『YES AND NO』

 主題歌:DREAMS COME TRUE『YES AND NO』

ドラマの主題歌は、DREAMS COME TRUE『YES AND NO』に決定しました!

フジテレビドラマでは7年ぶりに、DREAMS COME TRUEさんの楽曲が主題歌になりました。

このドラマのために、2つのバージョンにアレンジされているようです。

主題歌にも注目しましょう!

 

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」のキャスト情報

葵みどり役:石原さとみ

葵みどりはキャリア8年目の薬剤師。「薬は患者の将来につながり、その人自身を知る必要がある。それが薬剤師にとって大切」だと考えている。一人でも多くの患者を救いたいが、患者に深入りしてしまいがち。効率的に仕事をするよう、先輩たちから怒られてしまう。患者一人ひとりと向き合っていく。

 

相原くるみ役:西野七瀬

 

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#marikaito_exhibition_homesick 上下とも揃っちゃって^ – ^

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相原くるみは新人薬剤師。医者は無理そうでも、薬剤師なら医者ほど責任は生まれないだろうという理由で薬剤師に。医者とぶつかり合いながらも、患者のために一生懸命なみどりを見るうちに、仕事に対する意識が変わっていく。

 

小野塚綾役:成田凌

小野塚綾はみどりが病院薬剤師であることに興味をもち、たびたびみどりの前に現れる謎の人物。みどりたち薬剤師と、どう関わっていくのか注目。

 

刈谷奈緒子役:桜井ユキ

刈谷奈緒子はみどりが働く薬剤部の主任。作業効率を重んじていて、無駄話をすることなく、淡々と仕事を進めていく。患者一人一人に時間をかけるみどりとは、正反対の仕事スタイル。みどりの仕事の仕方を注意するが、患者を救いたい思いは同じだ。

 

羽倉龍之介役:井之脇海

羽倉龍之介はキャリア3年目の若手薬剤師で、薬剤部のムードメーカー。いつも笑顔だが、その笑顔の裏には誰も知らない顔を持っている。

 

工藤虹子役:金澤美穂

工藤虹子はキャリア4年目の薬剤師で、監査を対応している。病院内の噂や、ゴシップが大好き。得た情報は薬剤部のメンバーに得意げに話していく。

 

販田聡子役:真矢ミキ

販田聡子は薬剤部の部長。部下に気を遣い、新人にも最新の注意をはらい優しく接する。ただ優しいだけでなく、ズルさや計算高い部分もある。

 

辰川秀三役:迫田孝也

辰川秀三は中華料理店の店主。病院内では”待たせすぎると激ギレする”外来患者として有名。辰川の扱いには、薬剤部のメンバー誰もが手を焼いている。

 

七尾拓役:池田鉄洋

 

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池田鉄洋/池田テツヒロ(@ikedatetsuhiro)がシェアした投稿 –

辰川秀三は薬剤部副部長。薬剤部メンバーの中で、独特な雰囲気をもつ不気味な男。治験管理を担当していて、薬の開発臨床試験で実績をあげている。その優秀さで他の薬剤師とは一線を画した”治外法権”の立場にいる。

 

荒神寛治役:でんでん

荒神寛治は病院薬剤の医薬品情報を、専門的に管理しているドラッグインフォメーション室の責任者。物腰やわらかい雰囲気で、どんなに厄介な相手も荒神の前では、不思議とクールダウンする”調剤の魔術師”という異名を持っているベテラン。

 

瀬野章吾役:田中 圭

瀬野章吾は薬剤部の副部長。いつもぶっきらぼうで、愛想のない人間に見えてしまう。本当は優しくて、誰よりも患者思い。みどりに冷たい態度を取りがちだが、患者と真摯に向き合う緑のことを認めている。

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」1話ネタバレあらすじ

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋【1話ネタバレ】

薬剤師のみどりと瀬野は、ハチに刺されアナフィラキシーショックの男性の処置に参加します。

アドレナリンが効かないのは、男性が服用している薬が原因だと気づいたみどり。

別の薬剤を使うことで心臓が再び動き出しますが、薬剤師が感謝されることはありません。

みどりがくるみの指導係になります。

 

1型糖尿病の奈央の血糖値の動きが良くないと、担当医から相談されるみどり。

慣れで注射の入れ方が雑になって、薬が十分に効いていない可能性があると考えました。

みどりが奈央に確認しに行くと、同じ病気で闘う優花とおしゃべりしています。

 

正しく注射しているかチェックしたいと言うと、毎日やってると2人は言います。

優花は半年に一回病院に戻ってきて、奈央も数値が安定してきませんでした。

入院患者の薬の指導をするのも、薬剤師の仕事の1つです。

勝手に判断してしまう患者も多く、根気強く接しないといけないのでした。

 

林先生の処方箋が気になり、みどりは直接疑義紹介しにいくことにします。

食堂で林先生を見つけ、みどりは「患者を待たせているので」と疑義紹介をします。

「医者ができないと何にもできないんだよね、変更を許可しました」と嫌味っぽく言われます。

患者に正しい薬を渡せればいい、患者を守れる最後の砦だから…

 

妊娠後期には禁忌の薬が処方されていることに気づき、みどりは担当医・道馬に確認します。

そこに看護師が薬を受け取りに来たので、患者さんの症状を聞きます。

偏頭痛がひどく、眠れないとのこと。

みどりは症状を確認し、資料で調べると『HELLP症候群』の可能性があることに気づきました。

 

道場から矢島に薬が効かないと、薬について相談の電話がかかってきます。

偏頭痛や他の症状があると言われ、みどりは偏頭痛じゃない可能性があると伝えました。

そして急いで患者の元に向かいます。

みどりは矢島に声をかけながら、血圧を図ると高めでした。

道場に林を呼んでもらうと、「何やってんだ」と言われてしまいます。

『HELLP症候群』ではないかとみどりがしつこく訴え、林はなんとか治療を初めてくれました。

 

その後の検査で『HELLP症候群』だとわかり、矢島は緊急手術を受けました。

赤ちゃんは無事出産で、矢島の容体も安定しているようです。

しかし販田は林からクレームが入ったと、トラブルはやめてとみどりに言います。

今度の医療安全委員会の議題になることに…

 

奈央の数値は安定しないままで、見ている時だけ数値が安定していました。

優花が奈央が病室に戻って来ないと、ナースステーションにやってきます。

みどりは看護師たちと手分けして、病院内を探していきます。

非常階段で倒れている奈央を見つけ、みどりは応援を呼びます。

 

お母さんも駆けつけ、看護師たちになんで打たないのと注意される奈央。

みどりは「間違えたのわざとだよね?」と尋ねます。

わざと時間をかえてうって、血糖値を悪くしていたのでした。

きちんとインスリンを打てば、普通の生活に戻れるのに…

 

すると優花は「そんなにみんなで責めないでよ」と言います。

お母さんが優花に変なこと言わないでと怒ると、奈央はもういい加減にしてと叫びます。

インスリンを打てば普通と変わらないと思っている人たちに、何を言っても無駄だと言う優花。

「私たちの気持ちなんてわかんない」と優花が言うと、奈央は泣き出します。

 

本当に病気なのかと、小学校の時クラスメイトに言われました。

そして中学では先生以外には明かさず、毎日隠れて注射を打っていました。

するとクラスメイトと馴染めず、病院では優花と楽しく過ごせます。

だからわざと退院を遅らせていたのでした。

 

そして医療安全委員会が始まり、林はみどりの行動について訴えます。

意見を求められた販田は、患者を一番に考えた行動だと言います。

始末書程度ではぬるいと、1ヶ月程度の謹慎が妥当だと林は言いました。

すると瀬野が立ち上がり、「葵みどりは解雇でいいんじゃないでしょうか」と意見します。

 

一緒に矢島の治療をした助産師の倉本が、「ちょっと待ってください」と意見しました。

みどりの行動に間違いはなかったこと、何度も林を呼んでいたこと。

もしみどりが疑問視しなかったら、もっと危険な状況になっていた可能性がありました。

しかし林はそれは間違いないと否定します。

救急センターの医師は、みどりの行動で患者を救えたと報告します。

「今は患者が助かってよかったと思っています」と医者は言います。

もう少し薬剤師の意見に耳を傾けてもいいのではないかと…

 

販田はみどりから林への疑義紹介の記録を見せ、この時確認していれば防げたのではと耳打ちします。

みどりが問題になるのなら、疑義紹介の返答の仕方も問題になるかもしれません。

そう言われた林は態度を変え、今回は処分の必要はないと言いました。

会議の結果、みどりの処分は無しになりました。

みどりに道場が会いにきます。

 

疑義紹介の資料を提案したのは瀬野で、「ありがとう」と販田が言いました。

でもあのままみどりがクビになったら、どうするつもりだったのか販田は聞きます。

瀬野は「その時はその時です」と答えました。

 

道場と一緒に、みどりは矢島の病室に行きます。

みどりが助けてくれたと道場から聞き、矢島は赤ちゃんにみどりを見せます。

「命の恩人のお姉さんですよ」と矢島は言いました。

みどりは涙を必死に堪えていました。

 

そして奈央が退院する日を迎えますが、優花は背を向けたままでした。

奈央がわざとしていたことに気づき、優花もわざと注射を疎かにして入院を繰り返していました。

「日常から逃げるために」とみどりが言います。

奈央に退院して欲しくなかった、一緒にいて救われたのは自分だと話す優花。

 

「ここにしか居場所がないの」と泣いて訴える優花に、「わからない」とみどいは言います。

わからないけど、放っておけません。

インスリンを打たなかったら、取り返しのつかないことになります。

初めて会った時から何度も薬の大切さを教えてきました。

ずっとインスリンと付き合わなければなりません。

大人になって病院の外で働いて、生活していかなければなりません。

 

「逃げ続けることはできないの」とみどりは言います。

ちゃんと使って、普通の未来を手に入れて欲しい。

それはとても大変なことかもしれません。

だけど優花には分かり合える友達がいて、一緒にずっと頑張れるはずです。

 

優花は奈央を追いかけ、「もう病院で会わないって決めた」と伝えました。

これからは病院ではなく、外で会っていっぱいしゃべる。

そしていつか大人になったら、一緒に出かけていっぱい笑う。

2人はそんな約束を交わしました。

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」2話ネタバレあらすじ

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋【2話ネタバレ】

薬剤部に販田が慌ててやってきます。

厚生労働省の麻薬取締官が、今日の12時に来る事になったのです。

急いで管理状況を確認していきます。

薬剤部にとって忙しい1日が始まりました。

 

みどりが病室を回っていると、大宮が麻利絵と言い合いをしていました。

階段から落ちて骨折して入院した大宮に、何か飲んでいる薬はないか確認します。

何も飲んでいない、治療を受けていないと答える大宮。

そして水とポーチを持って、病室を出ていきました。

ポーチから薬を取り出し何錠も飲んで、薬の入っていた袋を破りトイレに流します。

 

みどりは麻利絵にどんな関係か尋ねます。

「一応父です」と答える麻利絵ですが、何か事情がありそうでした。

すると大宮がトイレで倒れているのを発見したと、ストレッチャーで運ばれていきます。

近くに落ちていた空のポーチに気づいたみどり。

 

刈谷から薬の説明を受ける山口真央と子どもの礼央。

ネットで副作用があると書かれていると不安になる真央に、安全な薬だと刈谷は伝えました。

麻薬管理室で在庫を確認していた工藤たちは、ある薬が一つ足りていない事に気づきます。

 

大宮の処置が終わりますが、不静脈で命の危機だと医師に言われます。

麻利絵になんでもいいから知らないかと尋ねると、20年ぶりに会ったと話します。

近々結婚する麻利絵は、夫の家族が結婚式にきてもらったらと言ってくれました。

結婚式に出席してほしいと会いにいくと、「会いたくない、帰れ」と言われたのです。

大宮が飲んでいた薬を知りたいとみどりは伝えます。

自宅に行けば何かわかるかもしれないと麻利絵は言います。

 

販田は薬が一本足りないと刈谷たちに伝えます。

昨日の夜の確認では合っていたので、それから朝までに誰かが一本を持ち出したはず。

かなり危険な薬でした。

みどりは大宮の自宅に行きたいと販田に相談しますが、そんな状況ではないと言われてしまいます。

大宮もかなり危険な状況で、瀬野がなんとかするとみどりを行かせます。

 

薬が見つかる前に、麻薬取締官が病院に到着しました。

防犯カメラを確認していた工藤は、今朝荒神が取り出していたことがわかったと報告します。

販田が荒神に確認すると、胸部外科の先生の指示で取りにきた看護師に渡していました。

荒神は先生が救急だったともしかしたらまだ使ってないかもしれません。

電話をかけてもつながらず、くるみが先生に直接確認しにいく事になります。

販田はなんとか時間を稼いでいきます。

 

大宮の自宅に到着し、みどりたちは薬の情報を探していきます。

治療を受ける大宮ですが、かなり危険な状況が続いていました。

くるみは先生から薬は使っておらず、金庫に保管していることを確認します。

袋に入った半錠を見つけますが、識別番号が途中までしかわかりません。

 

ハクに識別番号を伝え調べてもらいますが、絞り込めません。

少し舐めて味を確認したみどりは、候補の薬を読み上げてもらいます。

薬を特定でき瀬野に伝えますが、味だけでは情報が弱いと言われてしまいました。

診察券を持っている病院に電話をかけ、大宮が最近来院しているか確認してもらいます。

やっと通っている病院を見つけ出し、みどりは処方箋の確認をしにいきます。

 

時間稼ぎももう限界で、販田は麻薬取締官たちを倉庫に連れていきます。

くるみは倉庫から薬を見つけ、急いで薬剤部に届けます。

麻薬取締官たちが調べている最中になんとか間に合い、無事に監査を終えることができました。

 

瀬野はある薬を準備しますが、医師に渡すのをためらってしまいます。

そこにみどりから処方箋の確認が取れたと電話がかかってきました。

その薬を大宮に処方してもらいます。

容体が安定したと医師に言われ、麻利絵は安心しました。

 

真央は礼央に薬を飲んでもらおうと頑張りますが、苦いと飲んでくれません。

医師に相談しても、「もう少し頑張ってください」と言われるだけ。

薬ができたと刈谷は声をかけ、薬の説明をします。

真央はなかなか飲んでくれないと言いますが、刈谷はお大事にとしか言えません。

「少しお時間いただけますか?」と真央を呼び止めます。

 

先生から服薬指導が入ったとみどりに伝える刈谷。

みどりは真央に礼央が飲んでいる薬を味見してもらいます。

もともとかなり苦い薬で、甘くコーティングされていました。

ジュースに混ぜて飲ませていた真央に、同じものを飲んでもらいます。

あまりの苦さに顔を歪ませる真央に、礼央は変な顔と笑います。

「ごめん、ママすごい苦いの飲ませちゃったね」と謝ると、礼央は「いいよ」と言ってくれました。

 

チョコレート味のアイスと一緒に飲むとおすすめだと、みどりは紹介します。

真央は十分頑張っている。

だから一人でため込まないで、なんでも相談してほしい。

そのために薬剤師がいるとみどりが言うと、真央は泣きながらも笑顔でお礼を言います。

 

みどりは大宮の病室を訪れ、薬の話をしていきます。

大宮は大腿部骨肉腫を患っていて、抗がん剤と副作用を抑えるための薬が処方されていました。

薬のことを言わなかったのは、麻利絵に病気のことを知られたくなかったからでした。

離婚した後も妻と連絡を取って、入学式などには遠目から見に行っていた大宮。

結婚すると聞いた時とても嬉しかったから、骨肉腫だけは知られたくなかったのです。

 

みどりは麻利絵に聞いてほしくて、病室に呼んでいました。

何をしてるんだと怒る大宮に、「薬剤師だから言ってるんです」とみどりは言います。

麻利絵はずっと言えなかった思いを、大宮にぶつけます。

いつも逃げてばかり、もう逃げないでと…

片足でもそのまんまの姿でいいから、結婚くらいちゃんと見届けてと言う麻利絵。

 

「私には大宮さんしかいないの、大宮さんが私のお父さんなんだって」と涙ながらに伝えます。

大宮は泣くのを堪えながら、俺の娘はバカヤロウだと言いました。

手術を受けても抗がん剤治療は続き、苦しいリハビリも待っています。

一人だけでは本当に大変。

だから2人でちゃんと向き合ってほしい、みどりはお願いしました。

 

大宮は転院できないか医師に相談。

担当医は決まっていませんが、薬剤師はみどりだと指名した大宮でした。

その後麻利絵の結婚式で、大宮は一緒にバージンロードを歩きました。

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」3話ネタバレあらすじ

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋【3話ネタバレ】

救急搬送されてきた新田。

帰ろうとする新田に、みどりはちゃんと治療を受けるよう伝えました。

産休から復帰した三上は、久しぶりの同僚との再会に喜びます。

しかしドラッグストアに転職することになってしまいました。

三上が復帰しないことになり、人手不足はかなり深刻な状況です。

 

新田は飲んでいる薬を袋から出しますが、大量の薬が出てきました。

みどりが確認すると、半分に破られた錠剤がありました。

いつもこの薬局でもらっていることを新田に確認して、みどりは病室を出ます。

教師の新田は生徒たちの寄せ書きを見ていましたが、嫌なことを思い出してしまいます。

 

ナカノドラックの処方について納得できず、みどりは電話をかけます。

持参薬について確認したいと、医師の処方なのかと尋ねます。

半錠にされていたり、飲むタイミングが違う薬が一緒にまとめられていました。

電話の相手は「もういいですか」と、話の途中で電話を切ります。

 

その夜みどりが直接ナカノドラックに行くと、小野塚が薬剤師として働いていました。

昼間の電話相手が小野塚だとわかり、みどりは驚きます。

処方の方法に納得できないことを伝えると、小野塚は仕事の忙しさを話します。

「一人一人の患者にいちいち気を使っていられるわけがない」と言う小野塚。

でもそれをやるのが薬剤師の仕事だと、みどりは思っていました。

 

病院薬剤師とドラッグストアの薬剤師では、仕事の内容も負担も違います。

でも患者のために薬を準備することは、どこでも変わりません。

みどりに新田のことをどれほど知っているのかと、小野塚は言います。

新田は夜遅くまで透析をやっている病院に通い、処方箋を持ってくるのはいつも11時すぎ。

その度にカップ麺と栄養ドリンクを購入。

 

腎機能に問題がある人が栄養ドリンクを飲んだら、中毒になることは小野塚もわかっています。

でも止める権利はなく、薬を半錠にしてはいけないことも理解しています。

時間がない新田に、薬がないから時間を作ってきて欲しいと言えるのか…

「とりあえず出す、そう言うことが大事な時だってあるんです」と小野塚は言いました。

病院の外でもそっちの理想を振りかざすなと。

夜勤を終え帰宅した小野塚は、「なぜ薬剤師になったんですか?」とみどりに言われたことを思い出します。

 

みどりは新田の病室を訪れると、寄せ書きを見ていました。

退院はいつか聞かれ、そのためにもちゃんと体を治しましょうと伝えます。

薬の種類も多く、相談できる薬剤師がいた方がいいのではないか。

みどりはかかりつけ薬剤師が指定できる薬局に変えるのはどうかと提案します。

 

夜遅くまでやっているナカノドラックじゃないとダメ、そう新田は言います。

毎週3日は早く帰り4時間の血液透析、翌日は残業してやり残した仕事をこなしていました。

透析が必要になり仕事を辞めて治療しかない暮らしになった時、なぜ生きているのかわからなくなった新田。

だから仕事を最優先したいと思ったのです。

みどりが何を言っても、新田は意見を変えませんでした。

その夜新田は薬を飲まず、棚に隠しました。

 

瀬野にドラッグストアに乗り込んだんだってと声をかけられます。

お前のやり方はどうでもいい、患者がして欲しいことをやれと瀬野は言いました。

みどりは新田が持っていた薬を取り出し、全てをチェックしていきます。

小野塚は週3で夜勤に入っているのに、同僚が熱を出しもう一日入ることになりました。

新田が飲んでいる薬の副作用を確認して、カルテで症状を調べます。

その時電話で新田がいないと伝えられ、急いで病室に向かいます。

 

棚に隠されている薬を見つけたみどり。

小野塚に新田が病室がいなくなり、ずっとある薬を飲んでいないことを伝えます。

「私じゃダメなんですと言うみどり。

何度もあってきた小野塚なら、行き先に心当たりがあるんじゃないか。

命がかかっているとみどりが言っても、関係ないと電話を切られてしまいました。

 

小野塚は小学校で今日運動会が行われることを思い出し、自転車で小学校に行きます。

「何やってんだ俺」とつぶやきます。

帰ろうとした小野塚は、倒れている新田を見つけました。

声をかけますが反応がなく、救急車を呼びます。

新田の治療にあたるみどりを、小野塚は見ていました。

 

治療室から出てきた瀬野から、新田の容体は安定したと聞き小野塚は帰ろうとします。

ドラッグストアのことをみどりに教えてくれたお礼にと、勉強会に新田を誘います。

「総合病院の人たちって何なんすか?」と新田は言います。

そんなにレベルの低いダメ薬剤師扱いしたいのか…

 

俺はある程度認めていると瀬野は言います。

救急隊員にヘモグロビン値を伝えたのは、ある程度知識がある証拠です。

「全然ダメだった」と小野塚は話します。

手が震え119もまともに押せなくて、あんたたちとは全然違うと言いました。

 

みどりは飲んでいなかった薬について、新田と話します。

必要な薬だとわかっていて、なぜ飲まなかったのか。

副作用が原因かと聞くと、一度生徒の前で履いてしまったことがあると新田は言います。

運動会までに横断幕を完成させるために、新田は薬を飲まず作業をしていました。

 

透析をする前は、理想の教師ができていました。

でも今は理想と全然違います。

運動が制限され、病気のことで早退や欠席もあり、同僚に白い目で見られるようになりました。

それが保護者たちに伝わり、はずれのクラスだと言われます。

親の態度は子供にも伝わってしまい、まともに授業を受けてくれなくなりました。

 

ある日運動会の練習をしている時、新田は柿沢に腕を振った方がいいとアドバイスしました。

見たいと生徒たちに言われ、新田は見本を見せることに。

ここで全力で走ったら、理想の教師に戻れる気がしました。

しかし走っている途中で倒れてしまった新田。

だからせめて横断幕を作ろうと思ったが、結局届けることができませんでした。

「なにもできていない、ダメな先生です」と新田は横断幕を破いてしまいます。

 

みどりたちが病院内を歩いていると、柿沢が新田を心配してきていました。

大丈夫だとみどりが伝えると、僕が走らせたせいだと柿沢は泣き出します。

「大丈夫、先生は強いから、病気に負けたりしない」とみどりは励まします。

 

新田に処方された薬の説明をします。

今まで副作用で困っていた薬は、医師と相談して変更したとみどりが伝えます。

一番大切なことは、薬を処方通りきちんと飲むこと。

そのためみどりは、お薬カレンダーを作りました

「どうせ入れるのが面倒で使わなくなります」と、新田は言います。

教師を辞めようと考えていたのです。

 

みどりは柿沢が書いた手紙を見せます。

新田を心配して何度か来ていたことを伝えます。

心配してくれている生徒がいたとわかり、それだけで嬉しいと新田は言いました。

お薬カレンダーに、生徒たちの書いた手紙を入れていきます。

柿沢に提案したら、クラス全員が書いてくれたのです。

 

みどりが学校で生徒たちと一緒に作っている動画を、新田に見てもらいます。

生徒たちのメッセージに、新田は涙を流します。

新田が頑張っていることを、生徒たちはちゃんとわかっていました。

理想の先生にはなれなくても、病気と付き合いながら別の形の理想の先生を目指すことはできます。

そのためにもちゃんと薬を飲んで欲しい、みどりの思いが新田に届きました。

 

みどりは小野塚に会いにいき、新田を見つけてくれたお礼を伝えます。

本当はもっと患者と関わりたいと思っているのではないか。

みどりは勉強会に誘いますが、「あんたの理想はもううんざりなんだよ」と言われます。

小野塚も今のままでいいとは思っていませんが、仕方ないのです。

ここで3年働いたら、600万の奨学金を肩代わりしてくれます。

理想より現実をとったのでした。

 

最初は希望を持っていたが、そんなことはどうでも良くなっていきました。

みどりみたいに理想を持ってやる気満々だったら、この仕事は続きません。

「それはあなた次第じゃないですか」とみどりは言います。

新田はたくさんの薬と、血液透析を頑張っています。

そんな姿を見て、みどりは頑張ろうと思いました。

みどりは新田のことをお願いしますと伝え、ドラッグストアを後にしました。

 

新田が薬剤師になったばかりの頃、救急の研修中に小野塚が治療に当たっているのを見ていました。

「薬剤師が患者さんの命を救うところ初めて見ました」と話す新田。

すると瀬野は救ったのは医者だと言います。

興味があるなら救急認定薬剤師を目指した方がいいと、瀬野に言われていました。

新田が処方箋を持ってきて、新田は薬を渡します。

帰っていく新田を呼び止め、「困ったことがあったら何でも相談してください」と伝えました。

 

販田は誰かうちに来てくれる人はいないか、瀬野に相談します。

「まあ一人」と瀬野は言います。

みどりが辰川のお店に行くと、小野塚が勉強をしていました。

新田の様子を聞くと、薬を欠かさず飲んでいると言われます。

「かかりつけの薬剤師さんはよく見ていますね」とみどりは言います。

小野塚が勉強していたのは、救急に関するものでした。

 

新田は薬と付き合いながら、教師を続けていました。

生徒たちの前でもう一度走り、今度は最後まで走り抜きます。

家に帰るとお薬カレンダーに、薬を入れていきます。

そこにはみどりのメッセージもありました。

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」4話ネタバレあらすじ

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋【4話ネタバレ】

みどりと小野塚が辰川のお店で食事をしていると、娘の樹里が帰ってきます。

よろけた樹里の顔色が悪いことが、みどりは気になりました。

みどりとくるみが院内を歩いていると、羽倉がうずくまってるのを見つけます。

大丈夫かと声をかけると、何でもないと言われ病室に戻っていきました。

 

薬剤部に羽倉のお母さんがあいさつに来ました。

「何しに来たの?」と驚く羽倉に、お父さんが入院したと伝えるお母さん。

羽倉がここで働いていることは内緒で、こうでもしないと会わないからと…

思わず声を荒げてしまう羽倉は、「もうここには来ないで」と追い返しました。

 

羽倉のお父さんは事故で、むち打ちと診断されていました。

みどりたちはどんな事故だったのか、服用している薬はあるのか確認します。

「ここは薬剤師が診察するのか、帰ってくれ」と言われてしまいます。

その時瀬野から電話がかかってきて、急いで来てくれと言われたみどり。

 

みどりが救急にいくと、搬送されていたのは樹里でした。

小野塚のドラッグストアに来た時、樹里は倒れたのでした。

付き添っていた小野塚は、「睡眠改善薬を買っていた」と言います。

樹里は摂食障害で、日常的に嘔吐しているようでした。

精神的ストレスが原因だと、しばらく入院になると医師は辰川に伝えました。

 

みどりは環境の変化はなかったか尋ねます。

「同居している私の父もここでお世話になっていまして」と打ち明ける辰川。

末期がんは樹里も知っていて、それから会話は減ってしまいました。

みどりたちは樹里の病室に行き、薬の説明をしていきます。

「ごめんな、苦しんでいること気づけなくて」と辰川は謝ります。

 

樹里の入院を聞いたおじいちゃんが、心配して会いに来ました。

「ちょっとおなかの調子が悪くて」と樹里は笑顔で答えます。

おじいちゃんは元気になってすぐに退院すると話します。

カルテを確認したみどりは、まだ告知していないことを知りました。

 

その夜辰川のお店に行くと、小野塚も来ていました。

おばあちゃんもがんで亡くなっていて、つらい治療をしているのを見ていた辰川。

内緒にするのを決めたのは辰川で、おじいちゃん子だった樹里はショックを受けていました。

おじいちゃんには摂食障害を秘密にしてと、メールがきたと辰川は話します。

 

翌日、みどりは樹里に心春を紹介しました。

心春は小さいころから白血病で入退院を繰り返しています。

服が大好きな心春は、痩せているのがバレにくい服をアドバイスします。

その服を着て、樹里はおじいちゃんに会いに行きました。

 

羽倉のお父さんは脳外科医で、医者を諦め薬剤師になった羽倉。

その時お父さんに「薬剤師歯医者の奴隷だ、出ていけ」と言われたのでした。

権威のある羽倉のお父さんを見つけ、販田があいさつしていると電話が鳴ります。

 

電話を切った販田は、薬剤部に戻り羽倉に「この薬出したよね?」と確認します。

それは疑義紹介をかけた処方箋で、服用した子供に耳鳴りが出て再診察を受けに来ていました。

「行きな、責任を持つべきでしょ」とみどりは言います。

羽倉が患者さんに謝罪をすると、担当医から「しっかりしてくれよ」と言われます。

通りかかったお父さんに「みじめだな」と言われました。

 

倒れたお父さんにかけよると、余計なことをするなと怒られます。

羽倉が働いていると分かり、お母さんに転院すると言いました。

みどりと羽倉は、お母さんと話をします。

「軽い認知症なの」とお母さんは言います。

 

脳外科医だったお父さんは、たくさんの人に認知症の診断をしていました。

だからこそ診察を受けようとしないのです。

医者をもう一度目指すと言ってほしい、そうお母さんはお願いします。

ずっと後悔していたと言いました。

みどりたちはお母さんから、睡眠薬を飲んでいたと聞かされます。

手作りのお薬手帳にはたくさん書かれていて、みどりは預かることにしました。

 

羽倉は病室を訪れ、眠るお父さんの姿を見ます。

患者を診ていいのは医者だけだと言われます。

「昨日の朝食は覚えていますか?認知症の症状が出ていますよね」と話す羽倉。

精密検査を受けるべきだと伝えても、「何がわかる」と怒鳴られます。

薬剤師に逃げた俺にはわからないと言い返してしまいます。

もう二度とかを出すなとお父さんは言い、背を向けました。

 

薬剤部に戻った羽倉は、みどりからお薬手帳を見せてもらいます。

もしかしたら認知症ではないと考えているみどり。

それを見つけるために、羽倉にも協力してほしいと伝えます。

何を言っても無駄だという羽倉に、「薬剤師として最後まで責任を持ちなよ」と言うみどり。

羽倉は資料を取りだし、2人で調べていきます。

 

朝になりみどりが目を覚ますと、羽倉はずっと調べていました。

「朝一でもう出ていくって」と工藤が伝えに来ます。

みどりは急いで説得に向かい、精密検査を受けてほしいとお願いします。

「治らない病気もあるんだ」と歩き出すお父さんに、「治るかもしれません」と羽倉が伝えます。

 

担当医も交えて、お父さんと話をします。

「認知症ではなく、多重服用だったんです」とみどりは伝えました。

薬の飲みすぎによる物忘れだと判明。

お父さんも薬を減らすことで、改善する可能性があります。

「お薬手帳が役に立ちましたね」と、羽倉はお母さんにお薬手帳を返しました。

 

樹里は心春と食事をしていました。

「あの薬剤師さんなんでこんなことまで?」と樹里に聞かれ、そういう人だからと答える心春。

何かあったら相談するといいよと伝えます。

 

その後お父さんの症状は改善しました。

みどりが薬の説明をしようとしても、「言わなくてもわかる」と帰ろうとします。

薬剤師が医者の奴隷だとは思わないと話すみどり。

ダブルチェックをすることで、安全で安心できる薬を患者に届けられます。

そのことを忘れないでほしいと、みどりは伝えました。

 

羽倉はお父さんを呼び止めます。

ここにいる人たちは薬のプロで、あんたを救ったのは薬剤師だと認めろと…

「もう一度医者を目指してみないか」とお父さんは言います。

 

羽倉は昔はヒーローだったと語ります。

だから医者を目指したけど、今は医者じゃなくても患者の力になれると分かりました。

「僕はここに残って薬剤師を続ける」と羽倉は伝えました。

小さいころと同じように、お父さんとグータッチをします。

「うちの半人前をこれからもよろしくお願いします」と、お父さんはみどりに言いました。

 

樹里のおじいちゃんが急変。

病室に戻った樹里は、嘔吐に苦しんでいました。

みどりが「つらいよね、家族が苦しんでいる姿見るのは」と声を掛けます。

でも一番苦しいのは、おじいちゃんに病気を隠していること。

「大好きなおじいちゃんに嘘をつくことが苦しんだよね」とみどりは話します。

 

おじいちゃんは助からないのに、嘘をついて治療を受けさせていました。

「すごく怖い、家族がバラバラになる気がしてどうしていいかわからない」と言う樹里。

助けを求めている樹里を、みどりは抱きしめて大丈夫と伝えました。

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」5話ネタバレあらすじ

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋【5話ネタバレ】

おじいちゃんはすぐに一般病棟に戻れると、辰川は樹里に伝えます。

「お父さんが怖いだけだよね?」と樹里はいいます。

みどりは廊下で瀬野とすれ違った時、「もう泣くなよ」と言われました。

 

みどりは第二の患者にならないために、辰川や樹里のことを心配していました。

一人でため込まないでと、みどりは辰川に相談してみたらとアドバイスします。

みどりが樹里の病室に行くと、おじいちゃんに会いにいこうとしていました。

辰川が病室にやってきて「じいちゃんに病気のこと伝えることにした」と伝えます。

やっぱり辛いことになるかもしれない、樹里も大変だと思います。

それでもいいかと聞かれ、樹里はうなずきました。

 

担当医から癌だと告知され、そうだと思っていたとおじいちゃんはいいます。

「俺はあとどのくらいですか?」と聞かれ、担当医は治療をしなければ3ヶ月だと答えました。

おじいちゃんは治療は必要ないと思っているといいます。

店の厨房で鍋を振って、一緒にご飯を食べられればいいと思っていたのです。

 

隣で樹里が泣き出し、「おじいちゃんは絶対そう言うだろうなって思ってたけど」と話します。

おじいちゃんの洗濯を応援しようと思っていた樹里。

3ヶ月と聞き、やっぱり嫌だと思ったのでした。

みどりは抗がん剤治療には休薬期間があり、体調を見ながら仕事もできると伝えます。

これから支えていくのは家族だから、話し合って欲しいとみどりは言いました。

 

翌日抗がん剤治療を受けることを決意しました。

3人それぞれの生活があって、それを守っていくのが薬剤師の仕事なのです。

ケモに興味を持ったくるみは、販田にみどりについて辰川の治療を見学したいと言い出します。

販田は早いかもしれないと言いますが、みどりは「いいと思います」と言いました。

 

みどりたちが担当医と治療について話していると、七尾が治験薬の条件を満たしていると伝えてきます。

患者から一番信頼を得ているのはみどりで、担当医は意見を尋ねます。

今の辰川たちにとって、”治験”と言う言葉はよくないと言いました。

担当医も今の薬で効果は出ていると、治験薬は断ります。

七尾はみどりに「後悔しなければいいけど」と言いました。

 

くるみは抗がん剤の勉強を始めていました。

瀬野がくるみのやる気に驚きます。

そこにみどりがやってきて、3人で辰川のお店に行きます。

みどりが辰川に治療の話をしていると、くるみが調べたデータを辰川に紹介しました。

 

くるみを店の外に呼び出し、そのデータに胃癌は含まれていないと注意します。

「希望が見えて、救われるかもしれないじゃないですか」と言うくるみ。

希望を与えるなら、責任を取らなければいけないとみどりは話します。

瀬野は昔の自分を見ているみたいだろと、みどりに言います。

 

その後もおじいちゃんのやりたいことを、樹里と辰川は叶えていきます。

おじいちゃんは一時退院することになりました。

樹里たちがおじいちゃんと同じ部屋で寝ようと、布団を持ってきます。

「楽しみだね明日の野球」と樹里がいいます。

家で家族と過ごすのはと言いかけ、なんでもないとおじいちゃんは眠りにつきました。

 

おじいちゃんは高熱を出し、緊急搬送されたとみどりに伝えられます。

治療が終わり、担当医は辰川たちに今後の治療の説明をしました。

そこにくるみもやってきますが、辰川の姿に動揺してしまいます。

病室をでたみどりは、患者さんは敏感だから気をつけてと注意します。

そこに辰川たちがやってきて、おじいちゃんがみどりと話をしたがっていると言いました。

 

みどりがどうしたのか尋ねると、おじいちゃんは「これにしてもいいかな?」とノートを見せます。

最後にこれだけやり遂げたいと言います。

『とにかく家族と楽しく過ごす』

これから何かあっても、延命はしないで欲しいと言うおじいちゃん。

 

辰川たちが応援しているのはわかっているけど、最後にどう生きるか決めるのは自分です。

おじいちゃんは「もうしんどい」と弱音を吐きました。

みどりにもういいよねと問いかけます。

家族に絶対に泣き言は言わないと決めていたので、樹里たちには言いにくかったのです。

そのためみどりにお願いをしてきたのでした。

 

みどりは担当医と、樹里たちと話をしました。

その結果抗がん剤治療を止め、緩和ケアに重点を置くことになりました。

「なんでそんな簡単に割り切れるんですか?」とくるみはいいます。

ただ命を延ばすためだけに私たちはいるのかと…

医者は治すことを目指して治療をするけど、薬剤師はそれだけはないのです。

諦めたくないと言うくるみに、みどりは「諦めてないよ」と言いました。

 

刈谷は医療用麻薬について、くるみに説明をしました。

くるみはみどりは冷たいと言うので、刈谷はみどりが成長したんだと思いました。

ずっとチャーハンを食べたがっているおじいちゃんの夢を叶えたいと、樹里たちはみどりに相談します。

 

休診日に樹里たちはおじいちゃんを病院の外に連れ出します。

みどりが病院の食堂に相談して、そこで辰川がチャーハンを作りました。

念願のチャーハンを食べ、「うまいよ」とおじいちゃんは笑顔になります。

そこにみどりたち薬剤部メンバーが現れました。

販田は薬剤部VS地域薬局の皆で草野球大会を開催しますと言います。

おじいちゃんは野球完成を楽しみ、販田の逆転ホームランで試合は終わりました。

 

病室に戻ってきたおじいちゃんは、辰川と紹興酒で乾杯します。

「これから樹里と2人になったら不安で」と辰川は言います。

俺も同じだったとおじいちゃんは話します。

その不安はいつまで経っても消えないのは、一番大事なものだから…

今日は楽しかったと言うおじいちゃん。

涙を堪えながら、辰川はおじいちゃんとキャッチボールをしました。

 

刈谷はおじいちゃんが急変したと、みどりに伝えにきました。

「薬剤師はそう言うところに立ち会うことはないから」と言うみどり。

販田は行っておいでと、みんなも送り出します。

そしてくるみと一緒に、辰川たちの元へ行きました。

 

「死亡を確認いたしました」と担当医が言います。

樹里はおじいちゃんの腕を握りながら、ありがとうと伝えます。

みどりたちが病室を出ると、辰川が「お世話になりました」と言ってくれます。

何の役にも立てなかったとくるみが言うと、ああ言ってもらえて嬉しかったと辰川は言います。

またお店に来てと言い、病室に戻ってきました。

 

「謝るkとない、諦めずに最後までやり続けてくれた」とみどりは言います。

悲しいし悔しいのは皆一緒。

そうやってずっと考え続けるしかないのです。

患者のために自分に何ができるのか、その覚悟を忘れないでと伝えました。

 

くるみは刈谷にお礼を伝えます。

「本当は葵が一番迷っていたと思う」と言う刈谷。

命を救いたいと一番思っていたのはみどりだと…

 

みどりが薬剤部に戻ると、瀬野から野球ボールを渡されます。

そこには『ありがとう』と書かれていて、みどりは涙を堪えきれません。

おじいちゃんからのメッセージに、声を出してみどりは泣きました。

 

病室でノートを見ていた樹里に、昔妹が病気になった時のことをみどりは話します。

みんなが妹を救うのに必死なのに、みどりは何もできませんでした。

妹がいなくなったベッドに座っていたら、薬剤師が来て背中合わせで座ってくれました。

それがきっかけで、みどりは薬剤師を目指したのです。

「葵さんはその人みたいになれてるよ」と樹里は言いました。

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」6話ネタバレあらすじ

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋【6話ネタバレ】

みどりたちが高齢者の服薬指導を終え帰ろうとした時、小川が倒れました。

熱があり救急で治療を受けた後、みどりは今服薬している薬はあるか確認します。

「飲んでいる薬はありません」と小川は答えました。

 

刈谷からある患者の服薬指導を任されたくるみ。

遠野は産婦人科で月経困難症と診断されていました。

ピルの服用方法について説明すると、「毎日飲まなきゃいけないんですか?」と聞かれます。

男の先生で詳しく聞けず、会社では出しづらいと遠野は言います。

毎日決まった時間であればいいからと、自宅で飲むのはどうかくるみは提案します。

いつでも相談に乗ると、電話番号を渡しました。

 

小川の熱は下がらず、腹痛と下痢もよくなりません。

医師と相談していると、七尾が「多剤耐性菌の可能性もあるのでは」と声をかけてきました。

院内に広がってからでは手遅れになると言われます。

医師は小川の抗体を検査して、周りのスタッフの体調を確認することにしました。

 

みどりたちが多剤耐性菌の話をしている時、刈谷はある患者のことを思い出していました。

遠野から電話がかかってきて、「症状が改善しないんです」と相談されます。

くるみはなんとも言えないので、再受診して医師に相談して欲しいと伝えました。

みどりは困ったことがあったら相談してと言っても、くるみは大丈夫だと言います。

 

「難しい本じゃなくて、小川さんを見ろ」と瀬野はみどりに言いました。

小川が多剤耐性菌を持つような入院治療や接触はありませんでした。

それならば体内で菌が生まれたと考えた方が妥当だと。

薬は何も飲んでいないと小川が言っていますが、それは本当かと瀬野は言いました。

 

みどりは小川に会いにいき、薬は飲んでいないのか確認します。

小川はもういいかと、背中をむけてしまいました。

みどりと荒神は親子のふりをして、小川が通っていたパッチワーク教室に参加します。

小川さんについて尋ねると、参加者たちは小川さんのことを知りませんでした。

嘘だと分かりましたが、みどりは本当のことを言ってくれてないと気付けました。

 

辰川のお店で、小野塚に周辺の調剤薬局の皆さんに声をかけて欲しいとお願いします。

小川に薬を出した薬局があるのか調べるためでした。

本当は抗生剤を飲んでいたとしたら、クロストリジウム腸炎の可能性が高まります。

 

くるみが月経困難症の勉強をしていると、瀬野から患者をよく見ることだとアドバイスされます。

そしてくるみは遠野のSNSを覗きました。

後日遠野に体の具合を確認して、新たに処方された薬の説明をしていきます。

薬を渡した時、遠野は倒れてしまいました。

 

みどりはなぜ相談してくれなかったのか、くるみに尋ねます。

頼りにできるのは目の前にいる薬剤しかいないとみどりは注意します。

刈谷はくるみと一緒に、みどりも遠野を見るよう伝えました。

「もう少し私に任せてもらえないでしょうか?」と、くるみは遠野のインスタを見せます。

そこにはサプリの写真がアップされていて、薬が聞かない原因はこれではと思ったのです。

販田は任せてみてもいいのではと言います。

 

くるみは遠野に謝り、飲んでいるサプリについて詳しく教えて欲しいと伝えます。

「もういいですよ、薬剤師さんも」と遠野は言います。

理解してもらえない、隠さなきゃいけない。

昔から相談しても、どうせ生理痛でしょと言われてきていました。

もっと大変な人がいるから、そっちに行ってと遠野は言います。

 

小川がここ数年いろんな薬局で、抗生剤を処方されていたと小野塚から電話がかかってきます。

そのことをみどりが小川に確認すると、「そんな病院も薬局も知りません」と言われます。

みどりが重要なことだと伝えても、小川は知りませんの一点張りです。

病院に確認すると言うと、「余計なことはしないでください」と声を荒げました。

 

小川が医者を庇っているように感じたみどり。

寂しいお年寄りを食い物にする悪徳医師の可能性がありました。

小川の容体が急変して、医師から病院に確認してと指示されます。

みどりが薬を処方した長崎に会い、抗生剤について確認しました。

 

小川の容体を伝え、抗生剤を処方したことがきっかけだと思うと伝えたみどり。

長崎は小川のカルテを取り出し、担当医に渡すよう言います。

不要な抗生剤を処方するリスクをわかっていたはず。

「医者失格と言われても仕方ない、こうなるかもしれないと分かりながら処方した」と話す長崎。

 

みどりは小川に「抗生剤飲んでいたんですね」と話しかけます。

薬剤師にも相談してと伝えると、長崎は悪くないと小川は言います。

このまま様子を見ようと長崎が言ったのに、小川が薬を出して欲しいとお願いしたのでした。

「薬があるとなんだか安心したから」と話す小川。

1人でいても、薬があると誰かが見守ってくれた気がしたのです。

 

定年まで働いた小川は、出来上がっている地域のコミュニティーになじめませんでした。

家の中で繰り返される毎日。

気づくと誰とも話さない日々でも良いと思っていました。

体調を崩した時不安になりましたが、総合病院ではまともに話を聞いてくれません。

その帰りに灯のついていた長崎医院に立ち寄ると、きちんと話を聞いてくれたのでした。

 

「この薬だけが、私と世の中を繋いでいるたった1つの証だったから」と話す小川。

それで薬のことを黙っていたのでした。

結局長崎に迷惑をかけてしまうことに…

大切な居場所がなくなったと、寂しそうに小川は言いました。

 

くるみは遠野のインスタを見て、サプリなどについて調べていきます。

そして服薬指導に行くと薬剤部に伝えると、みんなは頑張れと声をかけてくれます。

「患者さんになんと思われようと、正しい薬についてはっきり伝えてきます」と言うくるみ。

くるみは薬の説明をした後、ハーブティーのハーブについて説明します。

それが薬の効果を邪魔している可能性がありました。

 

インスタを拝見して夜遅くまで起きていたり、朝はサプリだけだったりすることがわかりました。

孤独で辛い病気だからこそ、ちゃんと病気に向き合って欲しいと伝えるくるみ。

今まで生理痛に振り回されている人生だったと、遠野は話していきます。

でもくるみが初めて真剣に答えてくれて、遠野は嬉しくなりました。

これからはなんでも相談してと、くるみは笑顔で言えました。

 

そしてみどりも、退院する小川に服薬指導をします。

小川の状況も理解したが、厳しく言うことにしたみどり。

薬は薬がいらなくなるために服用するもので、小川の使い方は間違っています。

「一人で何にもない私はどうすれば良いの」と小川は言います。

 

今のままでいいんじゃないか…

静かな毎日を積み重ねていく生き方は、素敵だと思うとみどりは話します。

信頼できるかかりつけの医師がいることは、とても心強い存在です。

その医師が誰よりも小川のことを知っているのです。

 

病室を訪れた長崎は、薬を正しく処方することを約束します。

必要なことがあったらまたいつでも来てと長崎が言うと、小川は目に涙を浮かべます。

「これからは薬剤師さんを頼りにするといい」と話す長崎。

大きい病院にも頼りになる人がいるみだいだと。

小川はみどりにお礼を言います。

「これからもよろしくお願いしますね」とみどりは言いました。

 

その後パッチワーク教室に通い始めた小川。

友達ができて、楽しい毎日を過ごしていました。

遠野は健康的な生活を心がけていました。

そして小川から素敵なパッチワークのクッションがみどりに送られたのでした。

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」7話ネタバレあらすじ

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋【7話ネタバレ】

古賀はパワハラ疑惑が報道され、マスコミに囲まれます。

薬剤部では人材不足を解決するためには、ロボットだと販田は言います。

しかし全部揃えたら1億5千万もかかるため、院長と交渉中でした。

予算獲得のために、みんなで頑張ることになりました。

 

白血病で闘病している心春の検査結果が出て、退院できると報告されるみどり。

みどりは泣きそうになるのを堪え、「退院おめでとう」と伝えます。

7年前最初に入院した時、新人だったみどりが担当になりました。

治療に前向きになれなかった心春に寄り添って、一緒に治療と向き合っていました。

今後の服薬指導をしていると、病院長が患者を案内しているところを目撃します。

 

その患者は議員の古賀で、極秘で入院することになりました。

転んだタイミングで腕を骨折していたのです。

みどりとくるみは処方された薬について、古賀に服薬指導をします。

古賀は何も答えず、秘書の鴨居が代わりに答えます。

病室から追い出されてしまいますが、くるみは見たことあると気になっていました。

 

古賀が苦しそうに胸を押さえ、ふらついていたのが気になるみどり。

残業で症状について調べていると、瀬野がやってきました。

みどりは心春への色紙にコメントをお願いします。

 

心春がみどりへの手紙を書いていると、タバコを持っている古賀を見つけます。

タバコを吸うなら中庭へ行くよう心春は注意します。

嫌ならあなたが行けばと言われ、心春は白血病で外に行けないと答えます。

古賀は白血病の症状にかなり詳しく、心春も驚きます。

 

病室に戻ろうとした古賀が苦しみだし、心春はみどりたちを予備に行きました。

みどりたちが先生を呼ぼうとすると、「余計なことしないで」と古賀は携帯を奪います。

病室に戻った古賀に、みどりたちは他に症状があるのではと確認します。

みどりが検査を受けてとお願いしても、それは薬剤師の仕事なのかと言われてしまいます。

勤務状況にかなり詳しい古賀は、その働き方は間違っていると言いました。

それでもみどりは働き方は変えないと伝えました。

 

古賀が院長へ訴え、みどりを近づけないよう指示が出されてしまいました。

鴨居から話を聞くと、検査を受けないのはそこにつけ込んでくる人がいるからだと言われます。

薬剤部に戻ったみどりは、古賀の症状について調べていきます。

 

みどりは担当医にエコーをして欲しいとお願いしても、薬剤師の意見を聞こうとしてくれません。

そこに古賀が通りかかり、「検査は必要ありません」と言います。

近くにいた心春が倒れてしまいました。

小さな肺塞栓が見つかり、退院は先延ばしになってしまいました。

みどりが病室に行くと、「またお世話になります」と笑顔で言われます。

 

7年前新人だったみどりを心春の担当にしたのは、妹を同じ病気で亡くしていたからでしt。

心春を特別扱いせずにいられるか見るため、瀬野は新人だったみどりを担当にしたのでした。

感情移入をしてしまうみどりを担当から外そうとした時、変わり始めたのです。

 

心春はみどりへの手紙を、泣きながら破ります。

そこに古賀がやってきました。

退院が延期になったと心春は話します。

「無理して笑わなくていいんじゃない」と古賀は言います。

何もできずに亡くなる子もいた中で、心春は治療を受けれるだけマシだと思っていました。

そんな2人のことを、みどりは少し離れた場所から見ていました。

 

みどりは心春の担当医に、少しでも前向きになってほしいからと資料を渡してある相談をします。

心春を車椅子に乗せ、みどりは病院の入り口まで行きます。

そして外に行きたいと心春の思いを確認して、一緒に外へ出ました。

担当医に付き添ってもらい、様子を見ながら心春は立ち上がります。

自分の足で立った心春は涙を流しながら、「気持ちいい」と言いました。

そして古賀を見つけ、「私外に出られたよ」と伝えます。

 

みどりは古賀に経歴を見たと話します。

親友を病気で亡くしていて、正しい医療が多くの人に提供されるよう頑張っていました。

しかし今の古賀の病院の使い方は間違っています。

みどりが治療について話していると、「検査受けます」と古賀が言ってくれました。

古賀は心春に影響を受けたのです。

 

みどりは古賀に教えて欲しいと、「最近タバコは剃っていますか?」と確認します。

そして検査の結果テオフィリン中毒だと判明。

喘息の薬が、喫煙によって代謝が促進されてしまうのです。

最近喫煙の量を減らしたのに、薬を減らしていませんでした。

それが体調不良の原因になっていたのです。

「今まで通り働けます」とみどりは伝えました。

 

退院した古賀は、パワハラ疑惑についてマスコミからコメントを求められます。

議員辞職を求められているがと意見を聞かれ、辞職するつもりはないとはっきり答えました。

その報道をみどりと心春は一緒に見ていました。

みどりは古賀からの伝言だと、「私も戦うからあなたもしっかりね」と心春に伝えます。

 

退院したときに渡そうと思っていた手紙を、心春は渡します。

退院の予告状だと言い、その時までとっておいてと言う心春。

ビリビリになっていた便箋が、テープで修復されていました。

薬剤部に戻ると、刈谷から心春への色紙を渡されます。

心春は絶対に退院するからその時のためにと、医師や看護師からもメッセージを集めていたのです。

 

その後心春は治療を頑張りました。

そして色紙を大事に抱えながら、無事に退院しました。

大学に復学して、キャンパスライフを楽しみます。

みどりも心春からもらった手紙を読んでいました。

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」8話ネタバレあらすじ

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋【8話ネタバレ】

荒神が休暇を取ることになり、みんなは理由が気になります。

販田は調剤薬局の研修に1人行くことになったと言います。

みどりが立候補すると、刈谷は人手が足りないと反対します。

代わりに瀬野が薬剤部に張り付くことになりました。

 

みどりが研修する薬局を探していると、「こっちですよ」と小野塚に声をかけられます。

小野塚も同じく在宅勤務を学ぶように、店長から指示されていたのです。

2人が薬局に到着すると、代表の仁科がちょうど配達に行くところでした。

挨拶もそこそこに、みどりたちは一緒に配達に同行することに。

 

薬局に戻ってきてから、仁科は在宅医療について説明をしていきます。

チームで患者のサポートをする点は、病院と同じでした。

末期がんで闘病中の患者が、痛みが強くなったため新たに処方をすることになります。

合流した医師の本庄は「あと数日かもしれません」と言います。

終末期の患者に会うのは初めての小野塚は、少し緊張していました。

その患者とは、荒神の妻・泰子でした。

 

痛み止めが処方され、荒神は泰子に「痛くなくなるからね」と声をかけます。

治療が終わると、荒神はコーヒーを淹れてくれます。

みどりは泰子の病気について尋ねます。

毎年同じ日に撮影された写真を見つけます。

それは明後日で、結婚記念日には毎年お祝いして手品を披露するのが恒例になっていました。

泰子の「家に戻りたい」と言う気持ちを尊重して、在宅医療を選んだのです。

 

くるみは増田に薬の説明をしていました。

増田の服薬量が多いことが気になり尋ねますが、うやむやにされてしまいます。

息子の翔太が目をかいていたことが、瀬野は気にかかりました。

カルテを見た瀬野は、増田の奥さんが出産で入院中だとわかりました。

瀬野は翔太が目をかいていたことについて、奥さんに確認するようくるみに指示します。

 

みどりは荒神からみんなに話すよう頼まれ、刈谷とくるみに打ち明けます。

泰子はもって1週間で、鎮静のタイミングかもしれないと話すみどり。

鎮静は痛みを和らげることはできますが、喋れなくなる可能性もありました。

家族にとって重い決断なのです。

 

院内を歩いていた瀬野は、腹痛に襲われます。

七尾は「大丈夫ですか?あまり無理をしないほうがいいですよ」と声をかけてきます。

 

みどりたちが薬局で作業をしていると、泰子に鎮静剤を出すことになったことを知ります。

結婚記念日は明日なのに、鎮静をするのかと小野塚は尋ねます。

「痛いとか言わないんですよ、でも今朝辛いよって子供みたいに泣いて」と話す荒神。

家に連れて帰ってきて良かったのか、分からなくなっていました。

みどりは昨日泰子が嬉しそうだったと伝えました。

 

医師に鎮静をしていいのか確認され、「はい」と荒神は答えます。

「大丈夫だよ、心配しないで」と荒神は声をかけます。

泰子は「手品は?楽しみ」と笑いました。

鎮静剤が投与されようとした時、荒神はやっぱり明日まで待って欲しいとお願いします。

みどりは少しでも荒神の負担を軽くするため、仕事終わりに介護用品を届けることに。

 

くるみは増田の奥さんを見つけると、家族とテレビ電話をしていました。

翔太について伺いたいことがあると伝えます。

目が痒いと言う翔太に、増田は自分の薬を分けていました。

 

みどりが荒神の家で手伝っていると、娘娘亭の料理を小野塚が届けにきます。

荒神は鎮静について迷っていて、みどりの意見を聞きます。

薬剤師としては答えられません。

でも荒神の友人としては、なんとか手品を泰子に見せたいと思っていました。

みどりと小野塚は、アシスタントとして手品を手伝うことにします。

「明日2人が手伝ってくれるって、楽しみだね」と荒神は声をかけました。

 

泰子が目を覚ますと、荒神が花束をプレゼントします。

そして毎年恒例の手品をしようとした時、泰子は痛みで苦しみ出します。

鎮静ではなく、一時的に痛みを和らげる薬を投与することになりました。

 

痛みで激しく暴れる泰子。

「鎮静をお願いします。泰子さんを楽にしてあげてください」と荒神は言います。

荒神はもう大丈夫だよと、ずっと声をかけ続けていました。

鎮静剤が投与されていきます。

 

瀬野は増田の服薬指導をくるみに頼みました。

くるみは奥さんから翔太が、ハウスダストアレルギーだと聞いていました。

それを伝えると、増田は薬を飲ませていたと言います。

 

「子供には危ない薬なんです」とくるみが説明します。

すると何回までなら良いのか、悪影響が出た子供はいるのかと増田は深く考えていません。

瀬野は実際に症状が出た子供と、後悔する親を見たと話します。

くるみは小児科の受診をおすすめしました。

 

荒神たちは、泰子に手品を披露します。

披露宴の時にやった手品だと、荒神は懐かしいねと話しかけます。

「いろいろありましたが、良い銀婚式を迎えられました」と荒神は笑顔で言いました。

 

研修から戻ったみどりは、瀬野に荒神の分も頑張ると伝えます。

みどりが薬剤部に戻ろうとした時、瀬野は血を吐き出し倒れてしまいました。

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」9話ネタバレあらすじ

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋【9話ネタバレ】

倒れた瀬野は救急に運ばれ、治療を受けます。

声をかけ続けていると、瀬野が目を開けました。

心配するみどりに、「いつも通りに仕事をしろ」と言いました。

翌日には薬剤部に復活した瀬野。

逆流性食道炎だと言い、みどりに救急を手伝うように言いました。

販田には確定診断ではないが、肺に腫瘍があると報告しました。

 

公園で倒れた若月が救急に搬送され、持っていた薬をみどりは確認します。

オーバードーズの可能性がありました。

肝機能が改善するまで入院することになり、みどりは処方された薬について説明します。

重複診療をしていないか確認しますが、「いいじゃないそれくらい」と若月は言います。

みどりたちの隙をついて、薬を奪い逃げ出す若月。

2人が止めようとすると、暴れてしまいました。

 

瀬野はステージ4のガンだと診断されます。

「正直に教えてください、あとどれくらいでしょうか?」と瀬野は尋ねます。

畑中先生は抗がん剤による治療をすすめます。

しかし抗がん剤は完治する可能性は低く、瀬野は医療用麻薬で痛みを取る方が良いと言います。

治療方針は医師が決めることですが、最期をどう生きるか自分で決めたいと瀬野は伝えました。

 

救急で仕事をしている瀬野のもとに、仕事を見にきた小野塚を連れてみどりがやってきます。

小野塚は「俺救急認定薬剤師になろうと思います」と言います。

それを伝えるために、瀬野に会いに来たのです。

瀬野は頑張れと伝えました。

 

みどりが若月の病室に行くと、元夫の栗原が来ていました。

栗原は彼女を一人にして逃げ出してしまったと話します。

娘が生まれた時、栗原は出張が多く育児を任せきりにしてしまいました。

若月が育児ノイローゼになっていることに気づけませんでした。

ある日家に帰ると、部屋には泣き叫ぶ娘と薬を大量に飲んで倒れていた若月が…

 

治療を始めても、なかなか良くなりませんでした。

「離婚しよ、もう子育てとか無理だと思う」と若月が言い出したのです。

6歳になった娘が、最近ママに会いたいと言い始めていました。

もしかしたら若月が良くなるかもしれない、でも栗原は会わせるべきか悩んでいました。

 

みどりたちが話していると、若月が「まだいたんだ」と声をかけてきました。

栗原は娘が会いたがっていると伝え、明日連れてきてもいいか尋ねます。

「お好きにどうぞ」と若月は答え病室に戻りました。

病室に戻った若月は、娘と写っている写真を見ていました。

そして持っていた薬を、ゴミ箱に捨てました。

 

瀬野は販田に病状について話していましたが、みどりは聞いてしまいます。

販田が治療に専念すべきだと言っても、瀬野は患者を救いたいと言いました。

みどりは仕事終わりに瀬野を誘って、辰川のお店に一緒にご飯を食べに行きます。

 

「もしも自分が重い病気になって、治らないってわかったらどうしますか?」と聞くみどり。

瀬野はやれるギリギリまで仕事をすると答えます。

母がそうだったからと…

自分に残された時間が分かり、より人のために尽くしたいと母は言ったのです。

瀬野にみどりならどうすると聞かれ、「分かりません」と答えるみどり。

 

若月は娘が生まれた時の動画を見ていました。

我慢できず薬を飲もうとした時、栗原から『今日の夕方に行く』と娘の写真が送られてきます。

幼稚園の制服を着た娘の写真を見て、若月は我に帰りました。

夕方になりみどりが若月の病室を訪れます。

様子を確認して、また後で来ると伝え病室を出ました。

 

みどりは栗原と娘と一緒に、若月の病室に行きます。

病室に入ると、ベッドに若月はいませんでした。

廊下から「何すんだよ」と叫ぶ声が聞こえます。

 

急いでみどりが駆けつけると、若月が他の患者の薬を奪い飲もうとしていたのです。

娘に気づいた若月が近づこうとすると、「帰ろうパパ、帰りたい」と言われてしまいます。

栗原は「また来るから」と伝え帰って行きます。

若月は「やっぱ治んないわ」とつぶやきました。

その夜若月は、娘の写真を全て削除してしまいます。

 

みどりが薬を届けに薬剤部を出た隙に若月が侵入。

薬を漁っている若槻に、みどりは「何してるんですか?患者さんは立ち入り禁止ですよ」と声をかけます。

病室に戻ろうとした時、ハサミを手に取り「薬をよこせって言ってるんだよ」と脅してきます。

その時瀬野が薬剤部に戻ってきました。

 

瀬野が薬を用意しようとするので、みどりはしなくていいと止めます。

「真剣に向き合えば治ります、楽な方を選ばないでください」とみどりは伝えます。

本当に治らない病気の人もいるのにと、みどりは涙を堪えきれませんでした。

瀬野は「治らない病気を抱えている人はたくさんいます、私もその1人です」と話します。

ガンで余命3ヶ月だと…

 

若月はもう一度再出発することができます。

ずっと指導してきたみどりに、全てを任せて欲しいとお願いする瀬野。

みどりは娘が落としていったプレゼントを渡します。

若月は泣きながら、「わかってるんだって、このままじゃいけないことくらい」と言います。

みどりは若月を抱きしめ、ゆっくりやって行きましょうと声をかけました。

 

若月を病室に連れて行き、みどりが薬剤部に戻ってきます。

「私は病院薬剤師です、だから患者さんのことを尊重しようと思っています」と話すみどり。

でも瀬野にはすぐに治療を受けてほしい。

もしかしたら何か方法があるかもしれません。

それを探させてほしいとみどりはお願いします。

「生きることにしがみついてほしいです」とみどりは伝えました。

 

瀬野は深呼吸をしてから、自分の病状について話します。

手術では取りきれず、抗がん剤しか方法はありません。

「そんな患者をどうする?治療など全て薬剤師の葵みどりに任せる」と瀬野は言いました。

 

若月は治療と向き合い始めました。

心が折れそうなときは娘からのプレゼントを見ます。

そして退院する時、娘は折り紙で作ったメダルをくれました。

若月は折り紙で作った花束をプレゼントします。

そして家族で仲良く手を繋いで、若月は退院していきました。

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」10話ネタバレあらすじ

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋【10話ネタバレ】

瀬野がガンだと、薬剤部のみんなも知ります。

入院の手続きを終えた瀬野は薬剤部にきて、「ちゃんと戻ってくるからここ頼んだぞ」と言います。

それから7週間後、薬の効果はまだ見られません。

畑中先生と一緒に、みどりは瀬野と今後の治療方法を確認しました。

ミトタンを増量することになりました。

 

みどりが治療法を調べていると、七尾に海外ではFP258という薬があると言われます。

強引に治験を申し込んだとわかれば、責任問題になってしまいます。

「そこで葵さんが責任を持つのです」と七尾は話します。

3つの承諾を得る必要があり、みどりは自分で許可をもらうことを決めました。

 

救急に丸岡が搬送され、瀬野は妻の彩乃に薬について説明をした方がいいと伝えます。

丸岡は心筋梗塞でした。

病室に戻った瀬野は、みどりが処方した薬を飲みました。

 

瀬野は母がガンで闘病していた時の夢を見て、うなされて目が覚めます。

そして瀬野は、同じ病室になりました。

みどりは薬剤部のメンバーに、治験のことを伝えます。

みんなからはハードルが高いと反対されてしまいます。

それでも諦めないみどりに、刈谷は好きにすればと言いました。

 

激しい痛みと戦う瀬野。

病室にやってきたくるみとみどりには大丈夫だと言います。

みどりは痛み止めが減っているのに気づきました。

 

そして丸岡に薬の説明をしていきますが、あまりの多さに丸岡は驚きます。

丸岡は拒否したいと言い出し、全部でいくらかかるのかと聞いてきます。

毎月5千円だとわかると、丸岡はみどりたちを病室から追い出しました。

瀬野は薬のリストを見せてもらい、実は薬剤師だと打ち明けます。

 

瀬野がベンチに座っていると、みどりが大事な話をしにきました。

「海外で副腎ガンについて、効果がある薬の治験が日本でも始まります」と話すみどり。

七尾の提案だと気づいた瀬野は、治験を断ります。

そこに七尾もやってきて「諦めた方がいいでしょう、お母様のことで私を恨んでいるようです」と言います。

瀬野の母も七尾の薦めで治験をしたが、効果はなく亡くなっていました。

 

みどりは瀬野を追いかけ説得しますが、他の患者のことを見ろと言われてしまいます。

瀬野は倒れてしまいました。

畑中に治験のことを伝えますが、本人が望んでいないと言われます。

「他の道を探すべきではないか」と、緩和ケアを勧められました。

 

みどりはいっぱいいっぱいになってしまいます。

くるみはこういう時のために私たちがいると伝えます。

刈谷はみどりよりもガン治療に詳しいと、資料作りを手伝うと言います。

そしてくるみはみどりから学んだと言い、丸岡のことを任せて欲しいと伝えました。

 

みどりは刈谷と一緒に畑中に治験のことを話をしますが、負担が大きいと言われます。

それでも諦めないみどりたちは、力を貸して欲しいとお願いしました。

そしてくるみは丸岡に会いに行き、退院後の薬について処方変更の相談をします。

ジェネリックなどを使うことで、一番安い処方プランを提案します。

薬剤師のくるみは薬のことでしか役に立てません。

「でもいろんなことを諦めて欲しくないと思いました」とくるみは言いました。

 

治験審査委員会が行われることになりました。

薬剤部が一丸となってここまでたどり着きました。

畑中が治験について説明をして行きます。

 

その頃瀬野は痛みと戦っていると、小野塚が販田の面接を受けて採用されたと報告に来ました。

瀬野のもとで2年間の経験を積んで、その後救急薬剤師の試験を受けたいと伝える小野塚。

「俺がいなくなったら頼むな、冗談だよ」と瀬野は言いました。

みどりが抜けている間、みんなで調剤を捌いていきます。

販田に呼ばれたと、薬剤部に荒神が戻ってきました。

 

治験の説明が終わり、質疑応答の時間になります。

「これは仲間を助けたい個人的な気持ちで行われようとしているのでは?」と言う医師。

みどりは患者が誰であろうと関係ないと答えます。

しかし一般の人たちは、その答えに納得できません。

 

七尾は数は少ないガンですが、同じガンで苦しんでいる人がいると話していきます。

今まで治療法がなく亡くなっていった人を見ています。

「皆さんの日常のために、私は今回の治験が必要だと考えます」と七尾は頭を下げました。

 

みどりと畑中は、瀬野に治験の参加登録が可能になったと報告します。

病室には薬剤部のメンバーがやってきます。

「あとは瀬野くんの判断次第だ」と畑中は伝えます。

くるみは瀬野の丸岡への処方プランに気付いていました。

みんなの思いが伝わり、「治験をお願いします」と瀬野は言いました。

 

薬剤部に治験薬が届きました。

しかし病室から瀬野がいなくなっていて、みどりは薬剤部を飛び出します。

瀬野は母のお墓にいました。

みどりが治験を開始する大事な日だと言うと、瀬野は治験はやらないと言います。

 

白血病で亡くなったみどりの妹の担当薬剤師だった瀬野の母。

一人で背負わなくていい、そう言ってくれたのです。

みどりが薬剤師を目指すきっかけは、瀬野の母でした。

 

「本当の気持ちを教えてくれませんか?」とみどりは言います。

瀬野はただ辛いと言います。

いろんな患者の抗がん剤治療を見てきましたが、その辛さを瀬野は知ったのです。

治験をした母の姿を思い出してしまい、瀬野は怖くなってしまいました。

瀬野の本当の気持ちを知ることができて、やっと一緒に病気と戦えると言うみどり。

一人で抱え込まないで、全部吐き出して欲しい。

みんなで全てを受け止めるから…

みどりはどんな道を選んでも全力でサポートするから、もっと頼ってと言いました。

 

薬剤部に戻ったみどりと瀬野。

いつもと変わらない薬剤部を見た瀬野は、「俺は治験を受けます」と言います。

そして瀬野の治験が始まりました。

 

2年後、くるみは立派な薬剤師に成長していました。

救急薬剤師として、萬津総合病院の救急で働く小野塚。

そして薬剤部には、臨床研修で心春がやってきました。

心春の指導係になったのはくるみでした。

「葵さんと瀬野さんは?」と心春が聞くと、刈谷がもういないと答えます。

刈谷は、薬剤部はバラバラになったと言いました。

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」11話ネタバレあらすじ

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋【11話ネタバレ】

みどりは萬津産婦人科医院で働いていました。

星名の相談に乗っていると、病院に小野塚がやってきました。

休憩時間に一緒に昼ごはんを食べることになりました。

 

千歳は薬を飲もうとしていましたが、世津子が帰ってきます。

てんかんの薬は飲んだか聞かれ、ティッシュに包んで捨ててしまいます。

千歳は倒れてしまいました。

 

小野塚から研修で心春が来ていて、くるみが指導係になったと言われます。

「やっぱまだ責任感じてるみたいですね」と小野塚は言います。

みどりは私の責任だと言いますが、小野塚は病院に戻ってこないかと提案しました。

あの治験はみんなの責任だと…

気持ちは嬉しいけど、今の仕事が大事だとみどりは答えました。

 

倒れてお腹を打った千歳が、世津子と一緒に病院に運ばれてきます。

倒れたのは立ちくらみで、てんかんの症状ではないと言う千歳。

数値を見る限り、立ちくらみではなさそうだと話す道場たち。

千歳が望んでいる以上このまま出産までいくことになりました。

ただハイリスクであることには変わりありません。

 

千歳が薬を捨てているのに、隣のベッドの星名は気付きます。

星名が一緒にトランプをしようと誘います。

しかし世津子はカーテンを閉め、「あなたはみんなと違うんだから」と言いました。

 

昼休憩の時に、なんでここにきたのか看護師たちに聞かれます。

みどりは瀬野の治験の話をしていきます。

その後治療は思ったように進まず、プロセスが問題視されるようになりました。

みどりは瀬野に先に治験の話をしてしまい、その責任を取るためこの病院に来たのでした。

 

星名は薬を変えてから体調が優れず、みどりは変化を聞きます。

新しい薬を飲み始めてから手が震え、お腹が張ると言います。

「本当にこの薬を飲み続けて大丈夫ですか?」と星名は不安でした。

まずは35週を迎えるまで頑張ろうと、みどりは励まします。

一度流産している星名は、今度は絶対に会いたいと思っていました。

2人の会話を、千歳は聞いてしまいました。

 

販田は薬剤部のメンバーに、みどりが戻れることになったと報告します。

しかし小野塚からみどりの気持ちを知っていたので、みんなは驚きません。

それでも販田はみんなで説得していこうと言います。

工藤は「瀬野さんがいたらな」とつぶやきます。

刈谷にみどりの様子を聞かれ、小野塚は生き生きしていたと答えました。

 

幸せそうな家族を見ていた千歳は、子供の時のことを思い出してしまいます。

星名が何度声をかけても、千歳は反応がなく心配になります。

大丈夫だと病室に戻りますが、ふらついていました。

通りかかったみどりを呼び止めた星名。

 

みどりは千歳に会いにいき、薬を飲まずに捨てていたことを確認します。

7年間発作が起きていなくて、自分で決めたと言う千歳。

「薬を飲まなければ、私も普通の妊婦さんになれる気がしたんです」と言います。

みどりは誰のために出産を頑張るのか聞きます。

千歳はこの子のためだと答えます。

これからはちゃんと薬を飲んで、赤ちゃんのために備えようとみどりは伝えました。

 

みどりは道場に、千歳と世津子に薬の説明をしたいと話します。

道場も同じことを考えていて、一度話をすることになりました。

星名は薬のことを言ってごめんとメモを渡します。

千歳は話をしたいと、カーテンを開けました。

てんかんだと千歳が打ち明けると、保育士で症状について知っていた星名。

千歳はてんかんだと分かってからは、ずっと世津子に従っていたと話します。

 

あの時から普通の子どもではなくなってしまった。

普通に出産して、普通の子供を産んで、普通に育てられるか不安なのです。

「みんな一緒だよ」と星名は言います。

子供には悪いことも良いことも、みんな個性があると忘れてはいけません。

出産が楽しみだと話す2人を、世津子は病室の外から見ていました。

 

みどりは千歳に出産についての説明をしていきます。

世津子は薬を飲んでいるため、授乳は無理ですよねと聞いてきます。

みどりは大丈夫だと説明します。

産後に発作が起きたらと心配している世津子。

 

助産師は対策は必要だけど、てんかんは関係ないと話します。

それでも世津子は納得できません。

「もういい加減にして、そんなに私は恥ずかしい娘なの」と千歳は声を荒げます。

そしてこれからは2人で生きていくと言い、出て行ってしまいました。

 

販田が萬津産婦人科医院までやってきました。

みどりの様子を見にきたと言うので、道場は患者の様子を見に自宅に行っていると伝えます。

「本日は皆さんにお願いがあってやって参りました」と言う販田。

 

みどりは世津子に会いにいき、順調に赤ちゃんは育っていると伝えます。

千歳の着替えをとりにきたと言うと、家の中に入れてくれました。

世津子は千歳と離れて暮らすために、引越しの準備をしていました。

みどりは世津子の協力が必要だと言うと、ずっと申し訳ない気持ちだったと話します。

今は一緒にいないほうがいいと世津子は言いました。

みどりが帰る時、着替えと一緒にお守りを渡されました。

 

病院に戻ったみどりは、千歳に着替えとお守りを渡します。

もう一度話し合ってみたらと勧めますが、今さら困ると言われてしまいます。

病室を出ていこうとした時、千歳は破水しました。

赤ちゃんが逆子のため、帝王切開をすることになりました。

しかし麻酔の先生が他の病院で対応中のため、戻ってくるまでなんとか乗り切ることに。

 

みどりは世津子を病院に連れてきます。

千歳はお守りを握り締めていました。

目が覚めた千歳に、みどりは赤ちゃんは元気で新生児室にいると伝えます。

世津子が帰ろうとした時、千歳は赤ちゃんのいるところに連れて行ってと言いました。

 

新生児室の中で泣いている赤ちゃんを見て、「小さく産んじゃってごめん」と謝る千歳。

早産は誰にでも起こることです。

世津子は「あなたのせいじゃない、あなたはちっとも悪くない」と抱きしめます。

販田はみどりが戻ってくると信じていました。

そして千歳は世津子と一緒に退院していきました。

 

看護師たちから「あんたはよくやってくれた、大きな病院でたくさんの患者を見るべきだよ」と言われます。

道場は販田が来て、お願いされたと打ち明けます。

「私はまだここで働きたいです」とみどりは言います。

家族と深く関われる産婦人科。

ここなら憧れの薬剤師に近づける、そうみどりは思っていました。

 

みどりの前に瀬野が現れます。

退院してリハビリをこなした瀬野は、仕事復帰できることになりました。

「みんな待ってるみたいだぞ」と言う瀬野。

みどりはここでもっと勉強して、理想の薬剤師に近づいたら戻ると伝えました。

瀬野は帰り際に、ありがとうと言いました。

 

星名は無事に出産して、千歳たちと一緒に写真を撮りました。

千歳と世津子はその写真を幸せそうに見つめます。

そして販田はロボットの許可を得て、これで人手不足解消だと喜びます。

くるみはみどりのような薬剤師になっていました。

小野塚と瀬野は協力しながら、救急で働いています。

工藤は羽倉との赤ちゃんを連れて、薬剤部に来ていました。

そこにはみどりの姿もあったのでした。

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」はFODで見よう!

以上、アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋の動画配信状況とネタバレ・感想でした。

最近は医療ものが多いですが、薬剤師が主人公ということでかなり楽しみなドラマです!

FODでは原作のマンガも配信されているので、ドラマと合わせて楽しんでみてください。

 

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」はFODで配信されており実質無料でご視聴いただけるので、ぜひFODに2週間の無料体験登録をしていただきご視聴いただければと思います!

 

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