ドラマ「特捜9 season3」を見逃し配信でフル動画を無料視聴する方法!1話〜最終話のネタバレ・感想

幸いコロナウイルスの影響で延期されることもなく、2020年4月8日から放送がスタートする「特捜9 season3」

新たなメンバーも加わり、さらにパワーアップしています!

中村梅雀さんが今作から出演されるので、今までとどう変わるのか楽しみです。

 

そんな「特捜9 season3」を無料でご視聴いただける方法をご紹介いたします!

合わせてキャスト、ネタバレとともに詳しくまとめてみました!

※ネタバレは放送開始後に毎週更新!お楽しみに!

 

この先には「特捜9 season3」のネタバレとなる情報もあります。先に自分の目で見ておきたい方はU-NEXTで無料でご視聴いただけます。

「特捜9 season3」コロナ影響による延期・放送日情報

「特捜9 season3」は2020年4月8日に無事放送スタートし第4話まで順調に放送されましたが、

残念ながら5月6日からは放送延期となり、代わりに過去シリーズからのダイジェスト「特捜9 傑作選」が放送されました。

その後6月17日より無事放送再開されましたが、7月いっぱいでの終了が発表されました。

 

なお傑作選で放送される過去シリーズもU-NEXTで配信されており、

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再放送されない他のエピソードも自由に見ることができます。

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「特捜9 season3」を見逃し配信で無料視聴する方法

「特捜9 season3」の動画配信状況

動画配信サービス名配信可否無料期間備考
U-NEXT31日間初回登録時600pt
FODプレミアム2週間フジ系番組に強い
Hulu14日間日テレ系番組に強い
Paravi2週間TBS,テレ東番組に強い
Abemaプレミアム2週間テレ朝系番組に強い
NetflixなしNetflixオリジナル番組あり
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「特捜9 season3」をU-NEXTで視聴するメリット

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「ひよっこ」は話題になった朝ドラです!

有村架純さんが可愛すぎるんですよね。

集団就職で上京して、成長していく少女の物語です。

 

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  • ニワトリ★スター
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  • 今度は愛妻家
  • 世界の中心で、愛をさけぶ
  • アントキノイノチ
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「闇芝居」はし自然現象を題材にした、不気味なショートホラーのアニメーションです。

津田寛治さんはストーリーテラーなのですが、このアニメにぴったりなんです!

不気味さを倍増させる、津田寛治さんの語り口調に注目です。

 

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「特捜9 season3」の作品情報

ドラマ名特捜9 season3
ジャンル刑事ドラマ
出演者浅輪直樹:井ノ原快彦
小宮山志保:羽田美智子
村瀬健吾:津田寛治
矢沢英明:田口浩正
青柳靖:吹越満
新藤亮:山田裕貴
浅輪倫子:中越典子
早瀬川真澄:原沙知絵
佐久間朗:宮近海斗〈ジャニーズJr. / Travis Japan〉
国木田誠二:中村梅雀
監督鈴木浩介
新村良二
田村孝蔵
豊島圭介
田村直己
細川光信
プロデューサー大川武宏
神田エミイ亜希子
金丸哲也
森田大児
脚本深沢正樹  ほか
放送期間2020年4月8日~
放送時間毎週水曜夜9:00〜
主題歌V6「It’s my life」

ドラマの主題歌はV6さんの「It’s my life」に決定

特捜9シーズン1、シーズン2に続き、今作もV6さんが主題歌を担当します!

過去の主題歌はメンバーのソロパートがありました。

今回もソロパートがあるのか、ドラマで流れるのを楽しみにしましょう。

 

「特捜9 season3」のキャスト情報

浅輪直樹役:井ノ原快彦

浅輪直樹は警視庁捜査一課特別捜査班主任で、警部補。20代で捜査一課に抜擢された。頭の回転が早く、運動能力も優れている。正義感が人一倍強く、曲がった事が嫌いな性格。常に弱者に寄り添い、地道な捜査もしっかりする。仲間を誰よりも思いやり、その活動を見守れる特捜班のリーダー。


小宮山志保役:羽田美智子

小宮山志保は警視庁捜査一課とくべる捜査班刑事で、警部補。14係の係長に栄転移動した村瀬からの誘いを、断って9係に残って主任まで務めた。紅一点として独自の視点を持っていて、それが捜査に行かされることも。特捜班のメンバーとの間には絆を感じていて、中でも村瀬に対する思いは強い。


村瀬健吾役:津田寛治

村瀬健吾は警視庁捜査一課特別捜査班刑事で警部補。大学卒業後ノンキャリアとして警視庁に入ったが、自分の能力はキャリア以上だと信じている自信家。実際頭の回転はよく、何をやってもソツのないエリート刑事。出世しか頭にないように思われがちだが、実は熱い刑事魂を内に秘めている。


矢沢英明役:田口浩正

矢沢英明は警視庁捜査一課特別捜査班刑事で巡査部長。大らかな心で変わり者の大柳を受け止め、聞き役やサンドバックに徹することができる。その一方で厳しく怒ることもできる、優れた相棒だ。つまが売れっ子漫画家で、休日はアシスタントをすることも。捜査に必要な似顔絵はプロ級で、子煩悩な一面も。


青柳靖役:吹越満

青柳靖は警視庁捜査一課特別捜査班刑事で警部補。反骨精神の塊のような男。金持ちと上流階級が大期待。自分は完璧主義者だと思っているが、コンプレックスを常に抱えていて、生き方はかなり不器用。反社会勢力の事件には、過剰反応をしてしまう。


新藤亮役:山田裕貴

新藤亮は警視庁捜査一課特別捜査班刑事で巡査。運動神経は良い。熱い部分もあるが、現代っ子らしい効率主義的な思考を持っている。手柄を立てて認められたい願望があり、最初は特捜班のメンバーと衝突していた。次第に先輩たちを尊敬するように。


浅輪倫子役:中越典子

浅輪倫子は直樹の妻。かつて9係の課長だった加納の娘で、パティシエール。様々なニーズに対応したスイーツをネット販売したいと考え、色々試行錯誤をしている。今作では友人が営む喫茶店で手伝いを始めるが…


早瀬川真澄役:原沙知絵

早瀬川真澄は関東監察医医院に勤務する監察医で、遺体に関するプロフェッショナル。女同士、友人がいないもの同士、志保とは仲が良い。


佐久間朗役:宮近海斗〈ジャニーズJr. / Travis Japan〉

 

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星降る夜はきっと願いが叶う。 もしその星を逃したとしても。またNEXT CHANCEの星が貴方の元へ降り注ぐ。 Photo by. Kaito Matsukura poemist. KAITO 松kura 2020.Feb.25 Your wish may come true on a starry night. Don’t worry if you miss it, your NEXT CHANCE star will come shooting your way again. Photo by. Kaito Matsukura poemist. Kaito 松kura 2020.Feb.25 #ポエム #人生の道中のoneshot #一人一人がstory #ちょっとくさいべ #冷凍庫に保冷剤溜まるよね #Johnnys #TravisJapan #宮近海斗 #KaitoMiyachika #中村海人 #KaitoNakamura #七五三掛龍也 #RyuyaShimekake #川島如恵留 #NoelKawashima #吉澤閑也 #ShizuyaYoshizawa #松田元太 #GentaMatsuda #松倉海斗 #KaitoMatsukura

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佐久間朗は警視庁本町所属の若手鑑識課員。大先輩である猪狩の下で修行をしている。


国木田誠二役:中村梅雀

国木田誠二は警視庁総務部広報課主査。かつては警視庁捜査一課6係の有能な係長で、”ある事件”の責任を取るために広報課に異動した。

 

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「特捜9 season3」1話ネタバレあらすじ

特捜9 season3【1話ネタバレ】
多摩川防犯ふれあいフェスタで、警備に当たっている特捜メンバー。
橋の上にいた男性が、何者かに射殺されます。
現場は神奈川県と東京都の県境で、警視庁の三原がやって来ました。
三原は「連続殺人事件の3件目として取り扱う」と話します。
被害者の解剖が行われます。
亡くなったのは狛江市に住む北村さん60歳、今年退職したばかりの元警察官でした。
弾は心臓付近位に到達していて、鑑識に回されます。
即死で、倒れた衝撃で壊れた時計の時間が死亡時刻だと考えられました。
連続殺人事件の1件目は3月9日、池袋で飲食店を経営する毛利さん62歳で射殺されました。
2件目は3月24日の横浜、イベント会社を経営する湯川さん46歳が同じく射殺。
そして県境で起きた3件目が北村さんでした。
被害者に関連性がないことから、”無差別”殺人だと考えられます。
浅輪は「関連性がない事件を簡単に無差別にしてしまっていいのか」引っかかりました。
もう少し慎重に向き合うべきではと思ったのです。
新藤は「目の前で起きた事件だし捜査をしましょう、こういう時じゃないとできない」と話します。
あそこを警備していた責任もあるということで、とりあえず手分けして情報を集めることになりました。
特別捜査班は2人ずつ3組に分かれ、それぞれの事件が起きた場所に行きます。
池袋で起きた事件を捜査することになった浅輪達は、現場のお店の前に到着しました。
被害者はお店から出てきたところを撃たれ、近くの電柱から硝煙反応が出ていました。
お店の中に入ると、開店準備中でした。
事件のことを聞こうとすると、「上が本社なんで」と店員に言われます。
2件目を調べている矢沢と青柳も、ビビット企画に到着しました。
被害者は出勤したところを射殺。
3件目を捜査する小宮山と村瀬は、犯人が発砲した現場にやってきました。
小宮山は「本当は市長を狙ってたことはないかしら?」と言います。
被害者本人を狙ったとしたら何故なのか、勤務していた会社を訪ねてみることにしました。
浅輪達は本社で被害者について聞き込みをしますが、有力情報は得られません。
社長が殺される心当たりはなく、随分参ってるようでした。
店舗で働く女性が、「社長には息子がいて、継がせる気がなくてもめていたの」と教えてくれました。
息子が怪しいのではと話題になっていたのです。
2件目のイベント会社で、揉めていた人物がいないか聞き込みを進めます。
首に刺青がある男が、湯川を訪ねてきたことがあったと言います。
3件目の情報を得るため、調布中央署にやってきた小宮山達。
殺された北村の経歴を調べます。
かなり優秀な警察官のようで、逮捕した人の逆恨みの線も出てきました。
村瀬は片山巡査という人物が北村に不正を指摘され、横領の冤罪でクビにされていたのでした。
つまり北村を恨んでいてもおかしくはない…
村瀬は三原に呼び出されます。
三原は「この国は犯罪者に甘すぎる、大きな正義には権力が必要」だと話します。
互いの考えを確かめるのは無駄じゃない。
何か情報が出たら教えるように言う三原。
三原は「人生には岐路があり、間違えると後戻りはできない」と村瀬に話します。
殺された社長の息子・毛利の家を訪ねた浅輪達。
「私の容疑は晴れたはずですが」と毛利が言います。
父が亡くなった時、家にいたと話します。
「3月24日と4月5日は?」と浅輪が聞くと、毛利はスマホを出しスケジュールを確認します。
3月24日はジムとカフェ、13時から株式会社BOURNの小川社長と会っていました。
4月5日は、新都銀行の稲田支店長と会っていました。
青柳達は湯川を訪ねてきた上田に、3月24日どこにいたか聞きます。
上田は「帰れ」と言いますが、事務所にいた女性の一人の様子が少し変でした。
小宮山達は片山の家を訪ね警察手帳を見せると、いきなり走って逃げ出します。
必死に追いかけるも、逃げられてしまいました。
3月24日毛利と小川社長が会っていたのは事実でした。
浅輪は「本当にまちがいないですか?」と念を押すと、小川が焦り出します。
毛利に口裏を合わせるように言われていて、本当は来たけど車を借りすぐに出て行ったと明かしてくれました。
その車を見に行くと、車内から3月24日のガソリンスタンドを利用したレシートが見つかります。
横浜にある店舗でした。
青柳達がデータベースで上田について検索すると、傷害罪の前科があることが判明。
検挙したのが調布中央署になっていました。
小宮山達は片山が帰ってくるのを張っていましたが、夕方になっても帰って来ません。
村瀬は近隣で聞き込みをして、警察を辞めてからうまくいっていないという情報を得ていました。
小宮山は「ますます恨んでてもおかしくない」と言います。
特別捜査班は集まって、それぞれ得た情報を報告します。
片山と上田、どっちが怪しいか意見がぶつかります。
大丈夫か新藤は不安になりますが、浅輪は「いつもこんな感じじゃない」と心配はしていません。
小宮山は毛利のお店を訪ね、青柳の言うように片山を犯人と考えるなら、毛利との関係性が必要だと言います。
「仕事を探している時、面接で落とされたりとか?」と言う小宮山。
店長に片山の写真を見せると、元警察官だと知っていました。
前にバイトとして働いていて、仕事ができず社長に目をつけられていたのでした。
毛利が湯川に会いに来ていたと言う情報を、浅輪達は得ていました。
しかし湯川は留守で帰ってもらったと言います。
青柳達は調布中央署に行き、片山について調べます。
上田のことを取り調べていたのが、北村元警部だったのです。
国木田は一人で3件目の現場となった橋がある川に入り、何かを探していました。
特捜班が見つけた3人の被疑者。
どれも1件は黒、1件はグレー、最後の1件は証明できませんでした。
青柳は「こうなったら自供しかないんじゃないか」と言います。
その時小宮山の携帯がなり、片山が戻って来たと。
村瀬と小宮山、青柳も捜査に行くことにしました。
片山は土下座をして「申し訳ありませんでした」と謝ります。
小宮山が「なんで逃げたの?」と聞くと、片山は「怖かったんです」と答えました。
しかし片山は横領のことだと思います。
実は横領は事実で、片山は庇ってくれていたのでした。
片山は「まさか北村さんも横領してたなんて」と言います。
昔の同僚に横領の話を聞き、表向きは依願退職ですが実はそれで辞めさせられていたのでした。
片山は母の手術のためにお金が必要で、横領をしてしまったことを自白しました。
青柳は「ずっと黙ってたら不利になるよ?」と上田に言うと、事務所にいた女性の葵が「私のせい」と言います。
上田の逮捕も全て、昔湯川のところにいた葵を助けるためだったと。
湯川は仲間と一緒に、クラブで覚せい剤を売っていたと言います。
上田はクラブのガサ入れから逃げた湯川が、今も半グレ連中を集め同じことをやってると話します。
さらにまた葵にちょっかいを出していると。
葵は「湯川が殺されたこととは関係ないです」と訴えます。
他の事件の日も、2人は一緒にいたと。
最後に会った時に話はついたと上田が言うと、青柳は帰ることにしました。
毛利に会いにいった浅輪と新藤。
新藤は車内から見つかったレシートを見せ、「湯川の会社に行ったのはわかってます」と話します。
浅輪が「お父さんのためにも話してもらえませんか?」と、毛利は「殺されて当然の人間」と話し出します。
長い間海外の黒社会・マフィアのフロント企業と繋がっていたのです。
輸入食材に混ぜて、海外から覚せい剤を密輸入していたと。
それを断ち切るためにも、社長になる必要があったと明かします。
現場で働く人は何も知らず、そのためにもまともな会社にしたかったのです。
密輸した覚せい剤がイベントで流れていると聞き、横浜に行った毛利。
毛利は「事件に使われたライフルも、父が闇で手に入れたものが盗まれたと思う」と話しました。
隠し持っているのを見たことがあったのです。
浅輪は「残念ですが、強制捜査が入ることになると思います」と伝える。
毛利は覚悟をしていて、一から再スタートするつもりでした。
「親父が死んだ意味もなくなる」と毛利は言いました。
ここにきて被疑者は全員シロになりました。
浅輪と新藤の前に国木田が現れ、「あなた達現場にいましたよね?」と聞いてきます。
捜査に関わっていますかと聞き、橋の下を歩いていたら見つけたと時計を渡します。
国木田は「被害者が落としたものでしょう」と。
自分は広報課で、捜査に関わる立場ではないと言います。
浅輪達が発見したことにして、上に報告してくださいと言いました。
新藤は「腕時計は別でありましたよね?」と話します。
倫子がバイトをしているカフェにきた浅輪と新藤。
サービスだと出してくれたジンジャーマンクッキーの中に、一つだけ口が開いているものが。
浅輪はそれを手に取り、何か閃きました。
一枚だけ、フロント企業、半グレ集団、横領。
浅輪は「もしかして」と、カフェを出て行きます。
特捜班に戻り、浅輪はみんなに「もう一度お願いします」と言いました。
片山の横領は毎月30万ずつだと判明。
矢沢はクラブが摘発された時の資料を見つけ、湯川以外15人が検挙されていることがわかりました。
浅輪達が毛利のお店に行き、厨房を見せて欲しいとお願いします。
調布大橋を巡回していた警察官は、前から来るマスクをつけ帽子をかぶった黒ずくめの男性とすれ違います。
警察官が「すみません、身分証と荷物を見せていただいていいですか?」と声をかけます。
男性は背負っていたギターケースを開けると、中からライフルを出しその場から走って逃げ出しました。
捜索中の被疑者の目撃情報が入ったと報告を受ける三原。
三原は捜査員に拳銃をもたせます。
ライフルを持った男が逃走中と、ニュースで報道されます。
それを見た特捜班メンバーの元に、戻ってきた小宮山が「発砲許可が出たって」と伝えます。
最悪被疑者死亡で終わり…
浅輪は本当にそれでいいのかと聞かれます。
もし特捜班が考えていた通りの犯人だったらどこに行くか、浅輪はずっと考えていました。
浅輪は「最後の事件を起こした場所はどうですか?」と言います。
もし犯人に逃げるつもりがなかったとしたら…
捜査本部より先に見つけ出そうと、特捜班メンバーは急いでビルに向かいます。
村瀬は先に行っててと一人残り、三原に「被疑者の居場所を特定しました」と報告しました。
「急ぎましょう、彼らより先に案内します」と。
3件目の発砲した現場となったビルには、ライフルを持って逃走していた男性の姿が。
そのビルに村瀬と三原達が到着します。
三原は「正しい道を選んだ、今回のことを高く評価する」と言います。
特捜班メンバーもビルに向かっていました。
ビルにはSATの配置が完了し、三原は突入の指示を出します。
発砲した場合は躊躇するなと…
SATから「誰もいません」と報告が入ります。
村瀬もよくわからず、苦笑いをするしかありませんでした。
犯人の元に先にやってきたのは浅輪でした。
浅輪は「林豊晴、君は僕を撃たない。理由のない殺人はしないだろ」と話しかけます。
1件目の被害者毛利の会社はフロント企業で、輸入食材に混ぜて覚せい剤を密輸。
林はアルバイトとして入り、そこで覚せい剤の管理を任されていました。
2件目の被害者湯川は、半グレ連中を集めシャブをさばいていました。
クラブが強制捜査された時検挙された人の中に、林の名前があったのです。
北村には月30万円ずつの横領の疑惑がありました。
小宮山は「そのお金あなたに渡っていたんじゃない?」と聞きます。
林は反社会勢力に潜入して警察に情報を流す”非公式のエス”なのです。
しかし北村が突然警察を辞めました。
残された林は、一人でも犯罪組織を潰そうとしたのでした。
北村を殺したのは裏切られた復習…
警察に捕まった時、取り調べをしたのが北村でした。
少年院から出所する時、門の前には北村が待っていました。
北村は「仕事はまだ見つからないか?」と聞いてきます。
林にとって北村は、初めて自分のために何かをしようとしてくれた人でした。
北村のような仕事をしたかったというと、本気なら同じようなことができると言われた林。
「それがエスでした」と林は明かします。
北村と会うのは月に1回で、会うたびに北村は偉くなっていきました。
もしかしたら自分も関係しているのではと思うと、嬉しくなりました。
林は「でもバカでした」と言います。
クラブのガサ入れで逮捕された時、林に刑務所に入ってくれと言われました。
「迎えに行く」と言われ、林はその言葉を信じました。
しかし迎えにはきてくれませんでした。
その時利用されていただけで、いらなくなったから捨てられたと気づいたのです。
浅輪が「北村さんのためだよね?」と聞くと、林は「そうだよ」と言います。
刺青を入れたのも、覚せい剤を試したのも、全部林だけが自分を認めてくれたからでした。
北村が殺害された橋は、2人がいつも会っていた場所でした。
「誰にでも仲間はいる、でも俺には北村さんしか」と話す林。
「その北村にも置き去りにされた」と林は叫びます。
浅輪は「毛利と湯川は至近距離から撃たれていた、どうして北村だけ当たるかわからない距離から撃ったの?」と聞きます。
もし外れたら許そうと思っていたのです。
「でも当たった時は」と言いながら、林は自分の顎に銃口を向けます。
彼は死ぬことも決めていたのです。
浅輪は「北村さんは本当に君を捨てたのかな?」と話しかけます。
警察を辞めたのも、林を守るためだったのではないか…
横領した金はエスの活動費だと明かせば、辞めることはなかったかもしれない。
でも北村はためらったのです。
本当のことを話せば、林が危険にさらされると思ったのではないか…
だから不名誉な疑いも引き受けたのです。
浅輪は「そうじゃないとこの時計の説明がつかない」と、国木田から渡された時計を見せます。
北村の時計は別にあり、これは林に渡そうとしていたのではないかと考えられます。
「君の10年を肯定するために」と、浅輪は時計の裏に”警視総監賞”と書かれているのを見せました。
北村はずっと家族を持ちませんでした。
浅輪の勝手な想像ですが、林に孤独を強いた分自分も孤独でいうとしたのでは…
林はライフルを落とし、時計を手に取り涙を流します。
林は「ごめんなさい」と泣き叫びます。
一人残った村瀬に、新藤は「そういうことだったんですか」と言います。
三原達より遠いのに、なぜ間に合ったのか。
村瀬が時間を稼いでくれていたのでした。
神田川は「もしあの時俺にもあんな仲間がいたら、そう思ったんじゃないのか?」と国木田に話します。
国木田は元捜査一課第6係係長でした。
数々の難事件をあげてきた国木田が、一線を退いているのは警視庁にとって損失。
神田川は「今なら班長の椅子が空いている、どうだ?」と言います。
しかし国木田は「その資格がありません」と断ります。
「これは命令だ」と神田川は言いました。

「特捜9 season3」2話ネタバレあらすじ

特捜9 season3【2話ネタバレ】
浅輪と新藤は目撃者の男性と一緒に、無くなったスーツケースの捜索をしていました。
八田義和は「目離した隙に無くなった」と言います。
村瀬から電話で、スーツケースの中から遺体が見つかったことが伝えられます。
女性の遺体で、スーツケースの取っ手には狼のキーホルダーが付いていました。
被害者は柴山里美、週刊フームの記者でした。
スーツケースは大型のシルバー。
被害者の勤務先には、矢沢達が向かっていました。
浅輪は八田に無くなったスーツケースの特徴を尋ねます。
八田は「シルバーで大型のスーツケースです」と答えました。
持ち手に狼のマスコットがついていると…
八田に「見つかったんですか?」と聞かれ、浅輪は「ちょっと事情を聞かせてもらえますか?」と伝えます。
編集部を訪れた矢沢と青柳は、編集長から話を聞きます。
編集長は柴山があちこちで、恨みを買っていたと言います。
若手俳優のスキャンダルをすっぱ抜いたりと、できる記者だったのです。
取調室で柴山が死んだことを知った八田。
新藤は「あなたの元奥さんですよね?」と尋ねます。
昨日の夕方柴山から急に電話がかかってきて、「今から会える?」と言われていました。
八田は用事があって無理だと伝えると、その後でいいから来てと言い電話を切られていました。
部屋に着いたのは10時過ぎで、部屋の電気は消えていて留守でした。
部屋にはスーツケースがあり、前にも急な出張の時にホテルに荷物を運ばされたことがあった八田。
仕事のことを書き込んでいるカレンダーに、”西新宿プラザホテルオーシャン”のメモを見つけました。
それで気を利かせて、八田はそのホテルまでスーツケースを運ぶことに。
あまりの重さに、仕方なく道のはじにおいてタクシーを探しにいくことにしました。
戻って来た時には、もうスーツケースは無くなっていたのです。
新藤は「それっておかしくないですか?」と聞きます。
別れた奥さんの部屋になぜ入ったのか…
八田は、ずっと友達みたいな関係が続いていてと答えます。
浅輪が「離婚の原因を教えてもらえませんか?」と聞くと、八田は「彼女の浮気です」と答えます。
浮気相手は誰なのか、浅輪は尋ねました。
国木田は特捜班の部屋に来ていました。
そこに早瀬川がやってくると、国木田は「失礼」とだけ言い部屋を出て行きました。
柴山の死因は頭蓋骨陥没骨折による脳挫傷。
後頭部を鈍器で殴打され、死亡推定時刻は発見前夜の19時から22時の間くらい。
村瀬が「凶器は絞り込めますか?」と聞くと、頭髪から微量だがガラス片が検出されたと早瀬川が言います。
おそらくガラス製の何かではないかと。
すると張り切っている村瀬は、部屋から飛び出していきます。
小宮山が「新班長の座でも狙ってんのかもね」というと、早瀬川は国木田のことを思い出しますが黙っていることにしました。
柴山の名刺入れから、一枚気になる名刺が見つかります。
衆議院議員海藤の第一秘書・牧村の名刺で、”2020.3.27”のメモがされていました。
柴山はかなり強引な取材をしていて、恨みを買っていました。
佐久間が報告をしにやって来ます。
リビングの血痕とDNAが一致し、被害者の自宅マンションが殺害現場だと考えられます。
ノートパソコンとファイルが、現場から持ち出されていました。
被害者の携帯や、タブレットも見つかっていないまま。
小宮山は「やっぱり動機はパソコンの中のデータ狙い?」と言います。
スクープされた人の逆恨みの線もあります。
エレベーターの防犯カメラには、八田以外の不審人物は写っていませんでした。
しかし階段には防犯カメラがないので、誰でも出入りは可能。
元旦那の可能性が高いのか…
青柳に「なんでそんな人と一緒にいたの」と言われ、新藤は理由を説明します。
目黒西署に行ったら八田が遺失物係でもめていて、浅輪が声をかけたからでした。
新藤と浅輪は、八田にもう少し話を聞くことに。
矢沢と青柳はスクープされた若手俳優・加賀美、小宮山と村瀬は牧村にあたることになりました。
浅輪は被害者の自宅マンションに行き、部屋を確認します。
彼女がまとめたファイルの中に、八田がコーチを務めるチームが都大会優勝の記事がありました。
カレンダーの4月10日のところに、ホテルの付箋は貼られていました。
牧村に会いに来た矢沢たち。
「名刺を持っていた以上、会ったことは間違いないと思います」と言う牧村。
村瀬が外部には漏らさないから、どんな要件で会いに来たのか教えて欲しいと伝えます。
しかし牧村に「お話しできません」と言われてしまいます。
村瀬はあちこちに聞いて回ることになりますと話します。
牧村は海藤を一度見て、「他言無用でお願いします」と話してくれることに。
海藤と同期の女性議員の不倫疑惑について、柴山は尋ねにきたのでした。
海藤には手を焼いていて、村瀬が言ってなんとか関係を切らせていました。
浅輪たちは柴山と大学で、ジャーナリズム研究会で先輩だった寺島に話を聞きに来ていました。
新藤が「あなたが浮気相手なんですよね?」と聞くと、寺島は慌てます。
昔から憧れ尊敬はしていたけど、浮気なんてしていないと。
八田に殴られたのも、サークルのOB会の相談をした帰りに、たまたまあっただけでした。
柴山から八田が嫉妬深くて悩んでいたのを聞いていた寺島。
ずっと柴山とは会っていなくて、離婚したことも知らないようでした。
小宮山たちは関東経政新報社の記者・浅井に会いに来ていました。
村瀬が「メールの件はどうなんだ?」と言うと、「海藤の不倫話は周知のネタだ」と答える浅井。
それを週刊部ブームが今さら追うなんてありえないと。
牧村はカモフラージュのために、わざと不倫話を持ち出したのでした。
他に海藤のスキャンダルはないのか聞くと、浅井は「ないこともない」と答えます。
後援会の一部に妙な動きがあって、裏で金が動いているようだと。
矢沢たちはネットで目撃情報を探していました。
柴山が出したスキャンダル記事のせいで、いろんな仕事を失った若手俳優・加賀美。
ついに矢沢が、深夜のネットカフェで加賀美を見つけたと言う投稿を発見しました。
さっそくネットカフェに行き、本人と会うことができました。
取調室で青柳が「お前が殺したんだろ?」と言うと、加賀美は「俺は殺してない」と否定します。
帰ろうとしたところを柴山に写真を撮られた加賀美。
「何撮ってんだ」と加賀美が怒ると、柴山は頬を叩き「こんなところで何やってんの」と怒ってきたのです。
柴山は「三流役者に構っている暇はないの、記事になんかしないからとっとと消えてと」言いました。
加賀美は驚きつつも、そのまま帰ることにしました。
なのにでっち上げのインチキ記事を出され、加賀美は怒っていたのです。
ホテルの名前・一緒にいた彼女のことも全て嘘だと。
柴山の狙いが加賀美じゃないのなら、記事を書いたのが柴山じゃないのなら一体誰が。
特捜班のデスクを片付けていた国木田は、週刊ブームが気になり読みはじめました。
浅輪と新藤は、コーチをする八田に会いに来ていました。
「里美さんはよく見に来ていたんですか?」と聞くと、大学時代のバイト仲間でと八田が話し始めます。
それが偶然取材で再会したのです。
そして付き合い始め、1年後に結婚した2人。
自分の記事で犯罪を暴いて、苦しむ人の助けになりたいと話していた柴山。
八田にも未来の日本代表を育てると言う夢があり、2人はお互いに頑張っていました。
でも柴山が生活のために書いたスクープが大当たりして、どんどん変わっていったのです。
「これがお前が目指したジャーナリストなのか」と八田が言うと、「邪魔しないで」と言われます。
そうやって人の不幸で稼いだお金で、あなたも生活できているんだと。
スキャンダルでもなんでも、追求して暴くのが私の仕事だと言う柴山。
そんな時チームのミーティングで遅くなり、駅までの近道を通ったら…
八田と寺島が一緒にいるところを見てしまい、思わず殴りかかってしまったのでした。
それが離婚のきっかけになってしまったのです。
「里美さんがあなたの暴力に悩んでいたと言う証言も」と新藤が言うと、八田はそれは離婚するために嘘だと否定します。
浅輪が「里美さんからあれこれ頼まれてたって言ってましたよね?」と話します。
どうして断らないのか、何か言えない事情でもあるのかと。
八田は舌打ちをし、何も答えてはくれませんでした。
その帰り道、新藤は怪しいからもう少し張りつこうと提案します。
浅輪は「ちょっと寄りたいところがあるから、先行ってて」と新藤に言いました。
そして柴山が書いたメモのホテルにやって来ました。
レストランオーシャンで話を聞くことに。
青柳は取調室で加賀美のスキャンダル記事を見せ、「これあんたが書いたんだよな?」と聞きます。
「ノーコメント」と編集長が答えるので、出張校正室から抜け出していたことを聞きます。
編集長が記事を盗んだ上、記者を殺しちゃダメでしょと。
矢沢たちにどこでネタを手に入れたのか問い詰められ、柴山のタブレットだと答えます。
そして記事をでっち上げ、柴山の名前で記事を出したのでした。
編集長は「こんなすごい写真を手に入れて、記事にしないなんてありえない」と話します。
青柳が「捏造を隠すために殺したんだ」と言うと、編集長は「殺していない!ただ頼まれただけ」と自白しました。
牧村という海藤の秘書に。
柴山の記事を握り潰せば、金を渡すと言われたのです。
そして編集長は柴山を呼び出し説得したが、話を受け入れてくれませんでした。
ブームには私の記事は載せない、他の信用できる雑誌に持ち込むと。
編集長は「柴山が殺された時間、俺は牧村と会っていた」と言います。
「彼女が追っていた記事の内容は?牧村は他に何か言ってなかったか?」と聞く青柳。
それは編集長も知りませんでした。
小宮山たちは牧村に会いに行き、「海藤の不倫は周知のネタでした」と話します。
柴山が本当はなんで会いに来たのか教えてくれませんかと。
騒ぎを聞きつけた海藤がやって来て、小宮山たちに帰るよう言ってきます。
海藤は警視庁総監に連絡しましょうかと言い出すので、村瀬は帰ることにしました。
小宮山は特捜班に戻ってきても、怒りが収まりません。
机の上に開かれたブームのページを見つけます。
加賀美のスキャンダル記事の写真に、牧村が写っていることを見つけた小宮山。
やっぱり柴山の狙いは牧村だったのです。
誰と一緒にいたのか突き止めることにしました。
ホテルに行き、牧村と一緒にいたのは誰か尋ねます。
よく来る人で、ホテルマンも知ってる人のようです。
村瀬が「海藤議員の後援会の方ですか?」と聞くと、彼の足が止まりました。
週刊ブームのライバルである週刊新時代。
柴山が記事を持ち込むとしたらそこだと考え、浅輪たちは編集部に行きます。
すると柴山から連絡があったと教えてくれました。
しかし10日中に入稿する約束だったのに、結局記事は送られてこなくてと話す編集長。
記事の内容は聞いていなかったが、政界絡みの大きなネタだと。
全員が特捜班に集まります。
村瀬は浅輪に、柴山が追っていたネタに目星がついたと言います。
海藤の地元の公共事業発注先の資料を見せる村瀬たち。
大路山建設だけダントツの多さで、この改札の入札に便宜を図っていたと考えられます。
賄賂を受け取っていたのことを、牧村は隠そうとしていたのではないか…
加賀美の写真が撮られた時、牧村と海藤はホテルでこの会社のトップと会っていました。
これが柴山の追っていた記事なのでした。
すると浅輪は被害者に一番近い人間に、確認したいことがあると一人で出かけます。
八田と一緒に柴山の部屋に行きます。
「もう忘れたい」という八田に、「本当にそれでいいんですか?」と聞きます。
なんで亡くなったのか、どんな思いだったのか知らないままでいいのか。
「もう逃げるのは終わりにして、本当の思いと向き合いましょう」と話す浅輪。
誰よりも柴山のことを大事に思っていて、離婚した後も部屋を訪れ柴山の頼みを聞いていた。
「そうなのかもしれません」と八田は言い、悔しさをにじませます。
スーツケースの中に柴山がいるのに気づかず、運んでしまったことを後悔していました。
スーツケースはいつもどこにしまっていたのか聞くと、クローゼットの中にと教えてくれます。
しかしクローゼットの中に、いつもは置いていないバランスボールがあり驚く八田。
浅輪が中を確認していくと、毛髪を一本見つけました。
犯人のものである可能性も高い。
佐久間に連絡し、もう一度現場検証をしてもらうようお願いします。
八田は浅輪を呼び、「この六法全書おかしいんですよ」と言います。
柴山は法律を毛嫌いしていたと。
浅輪が付箋のついたページを確認すると、”収賄、受託及び事前収賄”の部分にマーカーが。
小宮山たちは寺川に話を聞きに行きます。
村瀬が「海藤議員の秘書・牧村さん、もちろんご存知ですよね?」と聞きます。
柴山が追っていたのは海藤議員と大路山建設の贈収賄疑惑。
贈賄側の時効は3年だが、収賄側の時効は5年。
時効を超えた贈賄側が、収賄の事実を告発することも多いのです。
「あなたの会社はもう時効を迎えているから、処罰されることはありませんよね」と話す村瀬。
しかし相手はまだ2年残っています。
そのタイムラグを利用して、柴山は海藤を告発しようとしたのです。
そこで後輩の寺川に協力を頼んだのでした。
取調室で犯人のもの思われる毛髪が発見されたと、資料を見せます。
小宮山が「あなたのDNAサンプルを採取させてもらえませんか?」と言います。
寺川が「殺すつもりはなかったんです」と自白しました。
柴山は以前海藤と社長が密会しているところを目撃し、その後贈収賄事件を調べていました。
寺川の役割は上からの命令で、先方に金を運ぶこと。
それが一年半くらい前柴山に呼び出され、告発の話をされました。
柴山は「心配しないで、公表するのは1年半後であなたの時効は成立してから」と話します。
どうしても協力が必要だと、寺川にお願いします。
柴山に協力し、その後も頼まれた社内の極秘資料を密かに流していたのです。
そして時効が成立し、柴山は公表しようとした。
しかし寺川が被害を被ることはないはず。
村瀬が「なんで殺した?」と聞きます。
すると寺川が「あの人が悪いんですよ」と話します。
記事にするのをやめろと寺川がいうと、すでに記事は出来上がっていた柴山は驚きます。
寺川は借金が増えすぎて、どうにもならないと言います。
柴山が原稿のチェックを、寺川にお願いします。
海藤を告発するより、取引してお金を引き出す方が徳ではと話す寺川。
その金を回して欲しいと。
自分の将来を犠牲にして協力したのに、頼みを聞いてくれない柴山に怒り始めます。
しばやなが「もう帰って、もうすぐ八田も来るから」と言います。
八田とまだ関係があるのかと笑う寺川に、柴山は「あなたより誠実な人よ」と言います。
すると寺川は近くにあったトロフィーで、柴山を殴ったのでした。
そして死体を処分しようと、そこにあったスーツケースに詰め込んだのです。
凶器とパソコン、資料ファイルを持ちだそうとカバンに詰め込んでいるときに…
八田が家にやってきたのでした。
寺川が電気を消しクローゼットに身を潜めていると、八田が部屋に入ってきました。
そして部屋にあったスーツケースを、ホテルに届けようと持ち出してしまったのでした。
八田がいなくなった後、急いで証拠を消した寺川。
そして誰にも見つからないよう、階段から外に出ました。
スーツケースを運ぶ八田の後を追い、タクシーを呼びに離れたときにスーツケースを奪ったのです。
死体を隠したかったのもあります。
「それより何も知らずに女房の死体を運んでいた、あのマヌケ野郎を笑いたかった」と話す寺川。
柴山を幸せにできるのは自分だけのはずなのにと、寺川が本性を表します。
取調室に浅輪が入り、寺川に詰め寄り何をしたかわかっているのかと言います。
「あの2人は今度こそ本当の夫婦になろうとしていたんだ」と話す浅輪。
そんな2人の夢と希望を、自分勝手な理屈とプライドで踏みにじったんだと。
柴山の命を、あの夫婦の未来を奪った罪は絶対に許されません。
浅輪は八田に会いに行きます。
あの夜柴山は原稿を送信した後、八田と一緒にホテルのレストランでお祝いするつもりだったのです。
「あなたのチームの都大会優勝のお祝いですよ」と、八田に伝えます。
レストランに確認すると、バスケットボールの形のケーキを注文していました。
呼び出してサプライスをして…
「もう一度やり直そうと言いたかったんじゃないですかね」と話す浅輪。
夫婦だからこそ言えないこともあるのです。
「柴山の思いを受け止めてあげてください」と浅輪は言いました。
八田は柴山のぶんまで、頑張って日本代表選手を育てることを誓いました。
海藤の収賄の記事は、柴山のスクープとして世に出ました。
浅輪が特捜班に戻って来ると、国木田がやってきました。
「本日付で特捜班班長に着任した国木田です」と挨拶します。
そして国木田は「一切捜査はしないので」と宣言しました。
そして定時になり、国木田は帰って行きました。

「特捜9 season3」3話ネタバレあらすじ

特捜9 season3【3話ネタバレ】

フレンチレストランのオーナーシェフ・栗原が死体で発見。

死亡推定時刻はお昼頃で、凶器は見つかっていません。

発見して通報したのは従業員の青山香織。

今日はランチがお休みで、レストランにやってきたのは2時ごろだと言います。

レジから現金が抜き取られていました。

小宮山が「何か心当たりは?」と聞くが、青山はわかりませんでした。

 

お店のメニューを見ていると、洋食屋フットレストのオムライスのメニュー表を見つけます。

”唯一無二のオムライス”で、ネットで記事も出てきました。

青山は仙台が半年前に突然なくなり、10年以上疎遠だった息子・栗原が戻ってきたことを話します。

栗原がお店をフレンチに変えたのでした。

ネットの記事の写真に写っていた男性について聞くと、青山は元従業員の佐々木だと答えます。

洋食とフレンチでは仕事も異なり、突然お店を変えたオーナーをよく思っていなかった…

村瀬は青山に「今日のお昼頃何をされていましたか?」と尋ねます。

青山は「11時から午後1時までヘッドスパにいました」と答え、あとは署で話を聞くことに。

お店を出ようとした時、浅輪はピアノの足に小さな神が挟まっているのを見つけます。

それは写真の切れ端でした。

 

栗原の死因は、頭部を鈍器で殴られたことによる脳挫傷。

死亡推定時刻は午前11時から午後1時の間だと考えられました。

鈍器は幅2センチくらいの金属製のようなものだと早瀬川が言います。

 

yuriというヘッドスパの店員・近藤から、浅輪達は話を聞きます。

青山がお店に来ていたと証言し、午前11時から午後1時まで施術をしていたと教えてくれました。

近藤は警察官について、笑ってて心では笑ってなかったりしているイメージをだと話します。

本当の自分に蓋をする、まるで”暗渠”みたいにと。

そういう相談をヘッドスパを受けながらする人もいるのでした。

青山が何か悩んでいなかったか浅輪が尋ねますが、個人情報だと言われてしまいます。

 

小宮山達は元従業員の佐々木に話を聞きにきていました。

「もう恨んでいませんよ」という佐々木。

早々に逃げ出したと言います。

栗原はとんでもないパワハラ野郎だったと。

実力がないのに理想が高く、気に入らないと従業員に手を挙げていたのでした。

 

青山は養護施設で育ち、先代に料理の腕を見出され10年以上レストランで働いていました。

相当な恩義を感じ、大切な場所だったのかもしれない。

しかし栗原が現れ、大事な場所を奪われた。

それでも辞めなかったのは、大事なオムライスを守るためなのか…

死亡推定時刻の青山にはアリバイがあり、近藤の証言もあります。

現場まで車で30分かかり、殺害は不可能。

青山は強い動機と同時に、完璧なアリバイがあったのです。

 

突然国木田が現れ、「これ監視に頼んだの誰?」と写真の切れ端を見せます。

浅輪が名乗ると、「事件と関係ないもの頼みすぎだと怒られちゃったよ」という国木田。

そして定時になり、国木田は帰っていきました。

倫子のお店で、暗渠についての本を読んでいた浅輪。

ドブ川や水路を暗渠して、その上の土地を有効活用したのです。

「臭いものには蓋か、なんでも隠しちゃうんだね」と倫子は言いました。

暗渠された川の図を見た時、浅輪は何かが引っかかりました。

夜ご飯にと、倫子はオムライスを作ってくれます。

フットレストに行ったことがあり、隠し味が分かっちゃったとレシピを書いてくれました。

 

佐々木から写真に写っていた場所が分かったと連絡をもらい、浅輪はその場所を訪れていました。

近くから悲鳴が聞こえ駆けつけると、家から出てきた女性が「主人が」と言います。

浅輪が家の中に入ると、ソファで頭から血を流している男性が…

亡くなったのは篠田さん50歳で会社役員、撲殺だと思われます。

夫は休日の日仮眠をとる習慣があり、その間篠田はスポーツジムに行っていたと言います。

帰ってきたら夫を発見し、悲鳴をあげたところを浅輪がやってきたのです。

捜査は8係がするからと、浅輪は追い返されてしまいます。

その時篠田が「いつもここにあった現金の袋がないんです」と気付きました。

玄関のドアの鍵は開けっぱなしだったかもしれない…

篠田がスポーツクラブにいたことが確認され、死亡推定時刻にアリバイがありました。

 

強盗による犯行だと考えた8係。

しかし浅輪は「そうでしょうか?」と、篠田にyuriというヘッドスパに行ったことはありますかと尋ねます。

部屋に紙袋があるのを見つけていたのです。

篠田は「何度か行ったことが」と答えました。

その答えを聞き、浅輪は帰ることにしました。

 

小宮山達は青山に、栗原からパワハラを受けていた話を聞いていました。

「あんなの大したことない」と、青山は小さい頃母の再婚相手から虐待をされていたのです。

青山が水道に向かった時、浅輪はゴミ袋から”池橋住宅リフォーム”の資料を見つけます。

栗原はお店をフレンチ店に改装しようとしていました。

小宮山がリフォーム店に確認したところ、青山がキャンセルしていたことがわかりました。

青山はこのお店を譲り受け、フットレストとして営業していくつもりだったのです。

 

青山にはアリバイがあるが、青柳は「実行犯じゃなかっただけ、殺し屋を雇ってかもしれないだと」と言います。

お店で写真を見つけたことをみんなに話し、その場所に行ったら殺人事件に遭遇したことを明かします。

連続殺人事件かはわからないけど、青山と同じヘッドスパに通っていました。

浅輪がみんなにヘッドスパのパンフレットを見せることに。

その時落ちた倫子の書いたレシピに気付き、浅輪が拾います。

倫子の言っていた隠し味とは”マダラのすり身”だったのです。

マダラは足が速く新鮮じゃないとダメだと話す浅輪。

 

「おかしいな」と、矢沢は写真をみんなに見せます。

事件当日冷蔵庫の中にマダラは入っていなかったのです。

ランチは休みだったけど、ディナーは営業するつもりでした。

すると青山はその日営業できなくなることを知っていた…

小宮山達は急いで青山の元に話を聞きにいくことにしました。

浅輪達もそれぞれ捜査に向かおうとしていると、国木田が「殺人事件の第一発見者になったんだって?」と声をかけてきます。

「だからって首をつっこむ真似はやめてね、あれは8係の事件だから」と忠告されました。

 

青柳達は篠田の家を訪れると、彼女は絵を描いていました。

2人に気づくと、「もう二度と絵は描きませんから」と篠田は怖がります。

何に覚えているのか、篠田は答えてくれませんでした。

青柳達は家の近くを歩いていた女性から、篠田のことを聞いていきます。

夫の暴力に耐える妻の悲鳴が、何度も聞こえていたと教えてくれました。

 

浅輪は近藤に会いに行きます。

近藤は前に顔は笑ってるのに目が笑ってない、誰にも心を許してないと言いました。

「そうやって心を揺さぶろうとしましたよね?」と浅輪が聞きます。

「世の中には生きるに値しない人間がいると思ったことは?」と近藤が言います。

自分の才能の無さから目をそらすために人を殴る料理人。

妻を暴力で支配することで偉くなっているつもりのバカ夫。

2人はそれで苦しんでいたから、バチがあったんだと。

「それは冗談で、刑事さんをからかってみたかったんです」と近藤は言いました。

 

「篠田も何らかの形で幼い頃虐待を受けていた可能性が高い」と早瀬川が言います。

DV被害者に多い特徴が、篠田にもあったのです。

浅輪は幼い頃に虐待を受けた人は、大人になった人を信じやすくなるか、信じられなくなるのか聞きます。

早瀬川「虐待を受けた人はとっても脆い」と言います。

誰よりも信じられる人を探しているはずと。

浅輪たちはもう一度近藤に話を聞き、小宮山は青山のアリバイを調べ直すことにしました。

そして青柳達は篠田に会いにいきます。

 

浅輪は元上原署の河野に会い、泥水の中で亡くなった江藤の話を聞きます。

江藤には娘がいて、よく娘を殴っていたのです。

ある日若い警察が正義感から、少女に声をかけます。

少女は警察官を信じ全てを話したが、警察官は約束を破って父親を注意したのです。

そして浅輪達は近藤に会いにいき、「あなたは虐待の被害者だったんですね」と言います。

「永遠に続く地獄」と話す近藤。

その地獄を終わらせるには、自分で何とかするしかなかったと。

そして近藤はは、自分で父親を殺していたのです。

 

「だから2人を唆したんですか?」と新藤が尋ねます。

それぞれに強い動機があって、完璧なアリバイがある。

その完全犯罪の計画を立てたのはあなたですかと。

近藤は笑いながら、「人が怒ってるの大好き」と言います。

証拠はあるのか聞かれ、「今仲間が2人のところに行ってます」と浅輪が答えました。

 

事件当日マダラを仕入れなかったのは、前日のが残っていると勘違いしたからだと答える青山。

翌日の午前10時から12時まで何をしていたか聞かれ、「この店にいました」と答えます。

それを証明できる人はいません。

小宮山は篠田の妻の写真を見せると「知らない」と言われるので、今度は村瀬が夫の写真を見せます。

それでも青山は「知りません」と答えました。

 

青柳は篠田に旦那さんが殺された前日の12時ごろ、旦那があなたを探していたと聞いたことを話します。

「その時間は別の殺人事件がきた時間と一致するんですよ」と話す青柳。

その時間は買い物だといいます。

青山の写真を見せると知らないと答えるので、今度は栗原の写真を見せました。

ゴミ箱に捨てられた絵を青柳が拾うと、篠田はやめてと取り上げます。

矢沢は小さい頃いじめられていたことを明かします。

その時自分で考えたキャラの絵を見せ、そのキャラと会話していたことを話します。

「あなたの人生を代わりに生きることは、誰にもできないんですよ」と矢沢が伝えます。

 

青山にオムライスを作ってもらう小宮山。

村瀬はお店の口コミが書かれた画面を青山に見せますが、そこにはよくないことばかり。

「あなたが守りたかったものって何?このお店なの?」と小宮山が言います。

先代のこのオムライスじゃないのと。

 

篠田が「本当は死のうと思っていたんです」と話し始めました。

歩道橋から飛び降りようとした時、近藤が「あなたは悪くない、あんな男消えてもらおうよ」と言ったのです。

近藤は自分も虐待を受けていたことを明かし、自分が父親を殺したバールを彼女に渡したのです。

そして篠田に栗原を殺させたのでした。

今度は近藤が青山にバールを渡し、篠田の夫を殺害。

「あの男さえいなければフットレスを守れると思ってた、でも間違ってた」と鳴きながら謝る青山。

国木田は「まさかこの写真の切れ端がね」とつぶやきました。

 

2人が真実を話したことを、新藤は近藤に伝えます。

裏切るわけないと信じない近藤に、「凶器はあの時のバールですね」と浅輪が言います。

近藤は自分が2人を地獄から救い出したと、罪を認めません。

「今でも苦しいんじゃないんですか?だからあの2人を暗渠に連れ込んだ」と話す浅輪。

近藤は棚にしまっていたバールを持ち、「苦しくなんかない、傷ついてなんかない」と言いました。

泣く彼女を、浅輪は優しく抱きしめ「もう大丈夫だよ」と声をかけます。

彼女の手からバールが落ちました。

「特捜9 season3」4話ネタバレあらすじ

特捜9 season3【4話ネタバレ】

マジシャンのトリックを見破れば100万円という番組の観覧に来ていた新藤。

今週の挑戦者は江上、そしてマジシャンはミステリオ遠野。

遠野が出したあらゆる未来が書かれているという古文書を、江上は「見てもいいですか?」と言います。

急に咳き込み出し、司会者はスタッフに水を持ってくるよう指示を出しました。

その水を飲んだ途端苦しみながら倒れ、口から煙を吐きながら苦しみます。

 

現場に青柳達が駆けつけます。

死亡した江上はマルヤ警備会社に勤めていました。

先週遠野のマジックが江上に見破られ、今日はそのリベンジ企画で賞金500万円がかかっていたのです。

その対決中に江上が咳き込み、水を飲んだら口から煙が…

その水を用意したスタッフ・美沙に話を聞くと、休憩中に用意した中の一つのようです。

本番前江上を呼びに行ったら、楽屋から出て来た侵入者とぶつかった美沙。

でも江上は知らない人で被害もないからと、気にしないでくれと言ってきました。

 

江上が倒れた時のことを遠野に話を聞く青柳達。

矢沢が先週見破られたことを聞くと、「まさかそれで殺したと言いたいのか?」と怒り出します。

水を飲み煙を吐いたが、それはトリックではないかと青柳が言います。

遠野がどんなマジックをする予定か、プロデューサーの磯山に話を聞く小宮山達。

先週と違うことを聞かれ、番組に苦情が寄せられていたことを明かします。

 

早瀬川も特捜班にやってきて、みんなで倒れた時の映像を見ていきます。

国木田は全世界で殺人が放送され、そのせいで上が早期解決を望んでいると話します。

「経過を聞かせてくれ」と言い、鑑識と解剖の結果を聞いていきます。

早瀬川は「死因は窒息でした」と報告します。

正確には気道熱傷による急性上気道閉塞。

喉が焼けただれ浮腫ができ、気道がふさがっていたのでした。

水から毒物は検出されず、早瀬川と佐久間はもう一度調べ直すことに。

 

村瀬は奇術組合から番組に講義があったことを報告します。

村瀬と小宮山は、その組合にあたることにしました。

美沙がみた男性が、たてもとクリーニングという会社の制服を着ていたことがわかりました。

遺留品を調べたが、カバンの中を探った形跡はありません。

その中にカップラーメンがあったことに、小宮山は引っかかりました。

 

小宮山達は組合に入っている藤田に話を聞くと、番組内容に不満を持っていました。

「タネを明かしたのが元マジシャンなんて言語道断」という藤田。

12年前の記事を見せ、これが江上だと写真を見せてくれます。

海外ツアーも決まっていたのに、突然辞めたのでした。

青柳は話を聞こうとしますが、「俺は関係ない」と遠野は言います。

江上が元マジシャンだと知り、遠野は怒っていたのでした。

遠野はその怒りを磯山にぶつけますが、騙したのは江上だと磯山が言います。

その時「殺してやる」と言ったのは、怒りに任せて言っただけだと説明します。

 

浅輪達がクリーニング会社で聞き込みをしていると、「志倉くんですね」と言われます。

今はどこか聞くと、病院にいると言われました。

浅輪達が志倉のお母さんの病室を訪ねると、志倉が買い出しから戻ってきます。

お母さんが警察の人たちというと、荷物を持ち志倉は逃げ出します。

志倉は高校をやめ、お母さんの治療費のために働いていたのです。

新藤は志倉をなんとか捕まえ、話を聞こうとしますが再び逃げられてしまいました。

 

浅輪がお母さんに「江上さんを知っていますか?」と尋ねると、「知りません」と言われます。

体調がと言うので、浅輪は病室から出ていきます。

志倉はカバンから大金が入った封筒を出し、お札を見ていました。

佐久間が「被害者は事件当日の朝、口座から100万円を下ろしていました」と報告しにきます。

しかしその100万円はまだ見つかっていません。

 

早瀬川も喉が焼けただれた原因が生石灰だと報告します。

水に触れると一気に数百度の熱を発するのです。

身近なものにも生石灰は使われていて、乾燥剤やマジックにも使われることがありました。

江上が倒れる前に咳き込んだのは、唾と生石灰が反応したからだと考えられます。

さらに水を飲んだせいで激しく反応したことで、喉が焼けたのでした。

 

新藤は一人で志倉を探しに行こうとしますが、浅輪が「乾燥剤か?」と声をかけます。

たてもとクリーニングの事務所で、乾燥剤を見ていたのです。

そのことを新藤は報告しませんでした。

新藤は警察になる前、道を外しかけたことがありました。

「俺あいつを探してきます」と新藤は出かけていきます。

小宮山達はそのことを聞き話を聞きに行こうとしますが、浅輪は「あいつに任せてほしい」と伝えます。

そこで小宮山達は江上の口にどうやって生石灰を入れたのか、調べることにしました。

 

小宮山達は現場に行き、遠野の楽屋だった部屋を調べて行きます。

事件当日食べ物は用意されず、水だけだったと美沙が答えます。

水に生石灰を混ぜておくのは無理です…

青柳達は遠野に「飲んだらすぐ死ぬような毒を、喉にずっと置いておくようなマジックはありますか?」と聞きます。

遠野は正々堂々戦うつもりだったと話します。

収録の3日前、磯山と一緒に奇術組合に呼び出されたのです。

「次は必ず勝ってください」と言われ、無事に勝ったら今後は組合が番組に協力すると言われたのでした。

 

浅輪は志倉のお母さんの病室の前で、戻ってくるのを待っていました。

浅輪は新藤に電話をかけ、「世田谷わんぱく公園だ、頼む」と伝えました。

その公園に行くと、志倉はベンチに座っていました。

志倉のカバンから外れたキーチェーンがレアだと新藤は知っていて、「返すから、江上さんの話を聞かせて」と伝えます。

公園はお母さんが教えてくれたと話し、「江上さんとの思い出の場所なんだって」と新藤が聞きます。

「あんなやつ死んで当然なんだよ」と叫ぶ志倉。

死んだら人生終わりだと、新藤は志倉のことを知ろうとします。

 

浅輪はお母さんから話を聞き、志倉が江上に懐いていたことを知りました。

マジックの練習も兼ねて、2人はよく公園に遊びに行っていました。

でもある日木から落ちた志倉は、肩を骨折してしまったのです。

そのケガで肩が上がらなくなり、志倉は野球を諦めました。

「あいつは母さんも俺のことも捨てて逃げた」と話す志倉。

この前番組に出ているのを見つけ、志倉は許せなくて会いに行ったのです。

 

100万はどこだと聞くとないと言われ、明日の500万もとって全て渡せと言う志倉。

「母さんと俺を捨てた罰だからな」と志倉はお金を要求しました。

全てを渡すと言ったのに、突然500万は渡せないと言われもみ合いになったのです。

志倉はテーブルにあった100万を手に取り、楽屋から出たところを美沙とぶつかったのでした。

浅輪に電話をかけ「どうやって生石灰が混入されたかわかりました」と伝える新藤。

 

リハをしているところに、小宮山達がやってきます。

青柳達も遠野と美沙を連れて、スタジをにやってきました。

「江上さんを殺した犯人がわかりました」と話す小宮山。

江上は水を飲む前に、生石灰を口に入れていたのです。

新藤は「のど飴です、本番直線にのど飴を舐めていました」と話します。

そののど飴を持ってきたのは美沙でした。

楽屋から消えたのど飴はどこに消えたのか、美沙はトイレに流していたのです。

 

「私はやっていません、飴は言われたから持って行っただけ」だと美沙は言います。

特捜班は指示を出されていることもわかっていました。

浅輪は司会をしていた磯山に手錠をかけました。

取調室で「江上は負けるつもりだった」と、磯山に話す青柳。

一度は500万を撮ろうと思ったが、それでは何も解決しないと思ったのです。

賞金を渡す代わりに、もう一度志倉達と生きる決心をしたのです。

 

「江上さんは君の本当のお父さんじゃない」と伝える浅輪。

お母さんが働いていた喫茶店の常連で、気にかけてくれていたのです。

でも不注意でケガを負わせてしまった…

だからマジックもやめ、一人で生きることを選んだのです。

「逃げたんだ、でも2人を見つけた」と浅輪が話します。

3ヶ月前江上はこの病院の警備をやっていました。

そこで志倉が高校を辞めたと言っているのを聞き、それで100万円を…

でもそれではダメだ、ちゃんと向き合おうとしたのです。

 

江上は長野に家を借りていましたが、それは3人で暮らすための家でした。

「勝手だろ」と叫ぶ志倉に「それが彼なりの向き合い方だったんだよ」と浅輪が言います。

江上の遺品の中にあったカップラーメンを取り出す新藤。

これは志倉に見せたかったのではないか…

新藤が水を入れると、ぶくぶくと沸騰し始めます。

それは志倉が昔江上から見せてもらったマジックでした。

「もう一回やり直すつもりだったんだよ」と新藤が伝えます。

何回だってやり直せる、まだ志倉は全然終わってないと。

「特捜9 season3」5話ネタバレあらすじ

特捜9 season3【5話ネタバレ】

浅輪に村瀬など、特捜班メンバーの資料を見ていた国木田。

このメンバーを統率するのは無茶だと、国木田はつぶやきます。

早瀬川の元に新藤が訪ねてきます。

「このご遺体自殺体として解剖したんだけど、口元に違和感あるのわかる?」と言う早瀬川。

真っ赤な口紅がはみ出ていました。

自分で塗ったのならあり得ないはみ出し方です。

所轄は自殺と決めつけて、聞く耳を持ってくれないのです。

 

国木田宛に、竹内沙織と言う女性から手紙が届いていました。

何処かへ電話をかけますが、繋がりません。

浅輪が戻ってくると、ちょうど国木田が「野暮用です」と出て行きました。

 

ご遺体は竹内沙織37歳、都内の会計事務所に勤務していました。

無断欠勤したのを不審に思い、同僚が自宅を訪ね首吊りしているところを発見。

竹内の前歯には微量の血痕があり、それは本人のものではなく第三者のものでした。

新藤は第一発見者の同僚に話を聞くことになりました。

「確か門脇さんの」とつぶやく浅輪。

門脇は所轄時代の先輩で、警察をやめた理由は竹内との不倫でした。

 

青柳たちにもこのことが伝えられます。

被害者周りの情報収集を、青柳たちが担当することになりました。

その頃国木田は誰かと電話をしていました。

 

青柳たちは署員に門脇について聞き込みをします。

竹内は上司の課長のことを割と信頼していたと、署員が教えてくれます。

その上司とは国木田でした。

浅輪にそのことを伝え、「被害者情報を班長からも聞いた方がいいと思って」と矢沢は報告しました。

 

国木田のデスクを見て、竹内からの手紙に気づく浅輪。

そして国木田に電話をかけますが、通話中で繋がりません。

早瀬川の元に、国木田から電話がかかってきました。

「ちょっと頼まれてもらえませんか?」と国木田はお願いをしました。

 

浅輪は門脇に電話をかけます。

「最近どうなんですか?」と浅輪は聞きます。

近況を話し、「竹内沙織さん覚えてますか?」と浅輪が尋ねます。

竹内が自殺で亡くなったことを伝え、心当たりはないか門脇に聞きます。

しかし門脇は警察を辞めてすぐに別れ、それから一度も会っていないと言います。

「そういえば2週間前に届いたファンレターが、もしかしたら沙織からだったかも」と思い出した門脇。

過去の話や会いたいなど、意味深な内容なのに匿名でした。

 

同僚に聞き込みをしていた新藤。

「もし死を選んだとしたら、原因に心当たりは?」と第1発見者に聞きます。

竹内が担当している印刷会社の経理担当が、彼女のことを好きで聞かれたことがあると思い出しました。

日本橋印刷の和田孝雄だとわかりましたが、昨日から会社を休んでいて居場所がわかりません。

新藤はそのことを浅輪に報告し、青柳たちにわかっている情報を伝えてもらうことにしました。

 

小宮山の元に早瀬川から電話が来て、「あとでちょっと寄ってもらえる?」と言われます。

青柳は門脇の目撃情報を集めることにしました。

国木田は門脇に会いに行きます。

「先月偶然彼女に会い、その時あなたに会いたそうにしていました」と話す国木田。

門脇は「何か疑われているのでしょうか?」と尋ねます。

国木田は後悔していて、できる限りのことをしたいと思っていたのです。

 

青柳たちは竹内のマンションに到着しました。

聞き込みを始めようとした時、和田がマンションに現れたのです。

取調室で和田から話を聞きます。

「ちょっと心配で訪ねただけです」と言う和田。

和田は犯人は門脇だと、昨日とった映像を青柳たちに見せます。

そこには竹内の部屋を訪れる門脇の姿が…

門脇を呼び出したことを竹内から聞き、それで和田は様子を見に行ったのです。

 

なぜ門脇が殺したと思うのか聞くと、「沙織さんが邪魔だったんですよ」と和田は言います。

矢沢たちから報告を受け、浅輪と新藤は門脇に話を聞きに行きます。

さっき電話で話したファンレターを見せてもらいます。

手紙には『今月の10日絶対に来てくださいね』と書かれていました。

浅輪が行ったのか聞くと、門脇は誰かわからないのに行くわけないと言います。

もし竹内だと分かっても、家すら知らないと…

 

新藤は和田が撮っていた動画を、門脇に見せます。

次の参議院選で門脇が出馬すると噂があり、それで過去を精算するために会いに行ったのではと浅輪は考えていました。

小宮山と村瀬は、早瀬川から竹内の遺体について話を聞きます。

国木田から解剖のやり直しを頼まれていました。

竹内に死にたくなる理由があったのではないかと、国木田は気になっていたのです。

直接の死因ではないが、リンパ節にガンが見つかりました。

余命宣告をされていた可能性もあります。

 

「俺が行った時にはもう死んでいた」と話す門脇。

国木田は台所にあったゴム手袋をして、竹内の口から写真を取り出しました。

その写真は疑われたくなくて捨てていました。

「俺への当て付けだろ」と門脇は言います。

新藤が口紅のことを聞くと、「知っていることは全部話した」と言われます。

 

国木田が戻ってくると、ちょうど小宮山たちがやってきました。

早瀬川から聞いたことを伝えると、「疑問はすでに解消しています」と国木田は言います。

そして結論が出たら教えてと伝え、国木田は帰って行きました。

 

血痕のDNAは、門脇のものと一致しませんでした。

10年前に門脇と浅輪が再会した事件でも、被害者に口紅を塗っていました。

そのことを新藤から言われ、浅輪は何かひらめきます。

新藤からの情報を聞き、青柳たちはある人物が来るのを待ち受けていました。

浅輪は門脇に会いに行きます。

青柳たちが和田を尾行していると、国木田が現れます。

 

竹内に付着していた血痕が、門脇のものではないと伝える浅輪。

「自殺です」と浅輪は言います。

「自殺の原因をどう思っていますか?」と国木田が聞きます。

和田は門脇のことが忘れられず、報われない境遇を悩んでいたと言います。

だから死を選んだのだと…

和田と門脇に、竹内がガンだったことが伝えられます。

 

和田に交際を申し込まれ、幸せに向かって歩き出していました。

しかし余命があと少しということを知ってしまいました。

和田に辛い経験をさせてしまうと、竹内は考えたはずです。

竹内と門脇を会わせるために、筆跡を真似して和田は手紙を出したのです。

「思い悩む彼女の心を救ってあげられなかった」と言う国木田。

和田に幸せに生きてほしいと思った竹内の思いを、国木田は分かってほしかったのでした。

「特捜9 season3」6話ネタバレあらすじ

特捜9 season3【6話ネタバレ】

遺体で発見された天野祐介25歳、職業はライフスタイルアドバイザー。

近くに財布は手付かずの状態で見つかりましたが、スマホは見つからないままでした。

階段から落ちたようでした。

猪狩は何か気になるものを見つけました。

 

青柳たちは土の上に付いた車輪の跡を言います。

現場には近くの老人介護施設のお年寄りもいて、付き添っていた介護士・安藤が第一発見者でした。

天気が良く外でレクレーションをしていると、大谷がいなくなっていることに気づきます。

安藤が近くを探していると、石段の下に倒れている天野を見つけたのです。

 

「よく天野さんだと気づきましたね」と小宮山が言うと、年中施設を出入りしていたからと安藤が答えます。

天野は殺されたのかと、お年寄りの皆さんは気になっていました。

青柳たちは遺族に聞き込みへ、小宮山たちは被害者の職場へ行く事になりました。

とりあえず浅輪と新藤で、お年寄りたちを相手する事になったのです。

車椅子の後ばかりの中から、もう一つの妙な跡を見つけます。

猪狩は「押した時のゲソ痕?」と言いますが、何かに気づきました。

 

浅輪たちは介護施設まで車椅子押していき、お年寄りたちに挨拶をします。

「天野さんなんですけど、こちらでは具体的にどのようなことを?」と聞きます。

電気の修理をしたり、食べ物を持ってきてくれていたと言います。

さらに天野は仕事ではなく、親切で施設に来ていたと皆話します。

大谷は「天野がいい人?冗談はやめてくれ、死んで当然の男だ」と言いました。

騒ぎを聞きつけ安藤たちがやってきて、大谷を部屋に連れていきました。

 

家族は去年結婚した妻だけで、青柳たちは家を訪ねます。

そして警察だと伝え話があると言いますが、妻は妊娠中でした。

亡くなったことを伝えると、ここ2〜3ヶ月は天野の様子がおかしかったと言います。

昨夜は離婚届を渡されたと…

「これからこの子とどうやって生きて行ったらいいんですか」と、妻は涙を流しました。

 

職場で聞き込みをしていた小宮山たち。

仕事では優秀でしたが、天野はトラブルを抱えていたと教えてくれました。

顧客に詐欺まがいの商品を売りつけていたようでした。

被害にあった息子から問い合わせがあり、調べたら他にも被害にあった人がいました。

詐欺とはオーナー商法で、りんごの木を買って売り上げが入ってくるというもの。

詐欺に気付いて問い合わせたのは、介護施設に入居している大谷の息子でした。

 

早瀬川は司法解剖をしていると、背中に気になるアザを見つけます。

左胸には圧迫痕があり、凶器は直径3センチの何かでした。

国木田がデスクで報告書の添削をしていると、猪狩が鑑識報告のためにやってきます。

朝和への伝言を伝え、猪狩は帰っていきました。

 

天野が使っていたパンフレットを、小宮山はみんなに見せます。

分かっている被害者14人で、被害総額は2000万を超えているがそのお金は見つかっていません。

被害者は顧客リストに載っている人で、前任者から引き継いだ資料を犯行に使っていました。

捜査会議をしていると、大谷が怪しいのではないかという話になります。

 

施設で「霞ヶ関で俺を知らない人はいない」と、大谷が言っていたことを話す新藤。

しかし誰もわからない中、国木田は「知ってますよ」と言います。

知り合いではないが、文部科学省の筆頭課長で知る人ぞ知る存在だったと…

息子は財務省の現役官僚で、取り扱いには気をつけるよう国木田は言います。

鑑識からの報告書には、猪狩が見つけた遺留品がボールペンの部品だったと書かれていました。

猪狩から車椅子の操作に慣れていなくて、自力で動かす腕力がない人を探すとの伝言が伝えられます。

 

村瀬たちが天野の話を聞かせて欲しいというと、大谷は半年前にりんごの木のオーナーになる話をされたと教えてくれます。

しかし冬にリンゴが一箱届いただけで、配当金はいつまでも入ってきません。

話を聞くため天野を呼び出すと、土下座して泣きながら謝り続けました。

大谷はその姿を見てるうちに腹が立って、天野を突き落としたと話します。

すると息子がやってきて、「そんな話を信じるんですか」と言ってきます。

しかし大谷は「やったのは私で後悔していない、調べてみろ」と携帯を出しました。

 

浅輪は条件にあった人を見つけたと、猪狩に報告しにいきます。

施設のデイサービスの利用者で、詐欺の被害者でもありました。

警察が到着し調べる前に、すでに帰っていたのです。

そして猪狩は浅輪と一緒に話を聞く事にして、新藤は佐久間と気になることを調べる事になりました。

浅輪たちは坂本の家に、話を聞くため訪れます。

昨日も乗っていた車椅子のタイヤを撮影していく猪狩。

現場に残されたタイヤ痕と調べるので、結果が出るまで待つよう伝えました。

 

坂本の娘・由莉は以前シロガネ鉛筆に勤務していて、4色ボールペンの指揮をしていました。

ボールペンの話で盛り上がりますが、坂本は「もういいじゃない」と話を遮ります。

天野の詐欺に引っかかったことで、親子ケンカになりかけます。

ちょうどその時鑑定結果が出て、現場のタイヤ痕と一致したと猪狩が伝えます。

 

坂本が腕力がないというと、「だから脚を使ったんですよね」と猪狩が言います。

タイヤ痕の中にあった点々とした跡は、坂本のつまさきの跡でした。

「教えてもらえますか?なぜ現場に?何をしていたんですか?」と浅輪が尋ねます。

すると坂本は足で進み、トイレに逃げ込みます。

「ああやって一人で動けるんです」と猪狩がいうと、由莉はいつの間にと驚きました。

 

天野が詐欺をしていたと矢沢たちは妻に伝え、家の中からお金を探していきます。

すると青柳はクローゼットにあったカゴの中から、左胸に土が付いたYシャツを見つけました。

妻は亡くなる前の晩に、天野が着ていたものだと言います。

大谷に杖で突かれたのは、事件当日ではないことがわかりました。

その頃新藤たちは、天野の背中にある妙なアザが何の跡なのか調べていました。

遺体の背中についていた痕には、微妙に模様がついていると佐久間が言います。

 

青柳たちは天野のYシャツについて報告します。

小宮山も大谷の携帯の履歴から、事件前日の夕方に天野を呼び出していた可能性が高いと言います。

そして事件当日に、今度は天野が大谷をメールで呼び出していました。

天野は二度石段から落とされた可能性が出てきました。

犯人は一度目のトラブルを知っていて、大谷に罪をなすりつけようとしたと推理しました。

 

トイレから坂本が出てくると、「なんでも聞いてちょうだい」と言います。

そう言われ浅輪は、トイレの中を調べていきます。

するとタンクの中から4色ボールペンを見つけました。

坂本から事情聴取をする浅輪。

殺害現場に落ちていた遺留品のボールペンのクリップは、坂本が持っていたボールペンのものでした。

 

なぜ持っていたのか聞くと、「あの日公園で娘を見た」と坂本が答えます。

あの日面接に行っていたと由莉は言っていましたが、坂本は行っていないと気付いていました。

書類審査で落とされていたことを知っていたのです。

そして石段の下で天野が死んでいるのを見つけ、何が起きているのか気づきボールペンを隠したのでした。

由莉を庇うために、タイヤ痕をつけたのです。

 

村瀬たちが由莉から事情聴取をしていると、面接には行かずショッピングをしていたと言います。

坂本が公園で由莉を見ていたことを伝えます。

「母親が娘を見間違えますか?」と村瀬が尋ねると、「うちの母なら見間違えます」と由莉は言いました。

由莉は天野にお金を返してとお願いしているところを、坂本は見てしまいます。

せめて由莉にお金を少しでも残したくて、詐欺の被害に遭ってしまったのです。

 

新藤は実験を重ねた結果、天野の背中の痕はトートバックの可能性が出てきたと報告します。

事情聴取の時に由莉から預かった荷物が、似ていたと小宮山が言います。

由莉が使っているボールペンは青が先になくなるが、現場にあったのは緑が減っていました。

村瀬たちは顧客ノートに書き込んでいた趣味嗜好が、緑で書かれている事に気づきます。

青柳たちがお金を探していた過程で、思いもよらぬものを見つけたと戻ってきました。

ピアノのおもちゃの中から、メモリーカードを見つけたのです。

そのメモリーカードには女性の「何弱気なこと言ってるの、年寄り騙して何が悪いの」という声が。

その声は間違いなく彼女だと小宮山が言うと、青柳たちは任意同行をかけに向かいます。

 

まだ証拠はまだ無いと浅輪が言うと、「証拠なら出たよ」と猪狩がやってきました。

メモリーカードの声は、天野が働いていた会社の上司でした。

「あなたの指示だったんですね」と青柳が言います。

天野が罪を償おうとしていると知り、メモリーカードのデータを消すために殺した…

詐欺は認めたが、殺人の証拠では無いと亜希子が言います。

 

「証拠ならあります」と村瀬が言います。

現場にあったボールペンから、亜希子の指紋が検出されたのです。

あの日の夜天野は大谷に突き落とされたと、ボロボロになって会社に戻ってきました。

このままではいけないと思った天野は、今までの録音していたデータを見せます。

そこで翌朝殺すために天野を呼び出しました。

石段の上に呼び出したのは、大谷に罪を着せるためです。

突き落とした衝撃でボールペンが落ち、その後天野のスマホから大谷へメールを送りました。

 

天野の音声データを、妻に聞かせる青柳たち。

道を踏み外したことを後悔していて、だから必死で罪を償おうとしていました。

「被害者には半分のお金が戻ってくるそうです」と矢沢が伝えます。

坂本はみんなと一緒に体操をするようになっていました。

娘が心配で偶然動けるようになったが、恥ずかしくて坂本は言い出せなかったのです。

猪狩は「いい顔になってきたな、誰かさんに似てきたんじゃないか」と言ってくれました。

「特捜9 season3」9話ネタバレあらすじ

特捜9 season3【9話ネタバレ】

7月11日に二人の女性を殺害し逃亡の恐れありで、「吉井宏也」を緊急逮捕。(48時間の攻防)

「ただし、僕はやっていない。認めませんよ」と言葉を放ちました。

殺人の容疑がかかっているのにも関わらず、落ち着いた様子の容疑者であるがアメリカ行きの航空券も見つかっています。

しかし、物証は何一つ見つけていないので本人からの自供が頼りになります。

 

一人目も二人目も殺害方法は同じなので、二人の女性を殺害したとして身柄を確保されていますが二人の女性と会ったのは認めているが殺害は完全否認しています。

容疑者は、一人目の女性は母親が怪しいのと言い二人目の女性は元交際相手が怪しいのでと助言をし始めました。

しかし、容疑者は48時間以内に証拠か本人からの自供がない限り釈放されることを知っているのでそういうことを言っているのかと疑い始めます。

班長は「私の名前で書類を書くので裏どりするよう」48時間以内に物証を見つけるために捜査が始まります。

 

容疑者の言う通り、一人目の女性には母親受け取りで200万の保険金がかけられていました。

青柳と矢沢は母親をむらこみコンビは、元交際相手を追います。

しかし、容疑者の言う通り一人目の女性の母親の家のポストには借金の催促状が二人目の女性の交際相手には別の女性がいました。

母親の借金の額は生命保険の金額と同じ200万でした。

 

二人目の被害者女性の交際相手は、今会っていた女性は医師だと言い「末期の癌である彼女と別れたのは癌であるため」と告白します。

死亡推定時間には診察していたためアリバイもありました。

 

一人目の被害者女性の母親は、「借金の詳細は、娘の奨学金のため。他には頼れなかった」といいます。

死亡推定時刻には、パートにでていたようです。

そのあとに、母親は自殺未遂をはかります。

約27時間も使って被害者遺族を傷つけただけでした。

更に上級者国民として、班長も時間稼ぎに手を貸していたことも。

 

ところが、犯行に使われたロープを容疑者が購入している様子が防犯カメラに写っていました。

班長は「なんのためにロープを買っていたのかもわからないので証拠にはならない」といいます。

容疑者も「ロープは雑誌を捨てるために購入した」といいます。

 

のちに容疑者の父親が来て「証拠もないことから息子を確保していること」に関して文句を言いにきました。

捜査は容疑者の裏どりばかりに時間をとられています。

ロープの件もただの時間稼ぎの可能性もありますが、その時間にピザの配達を受けていた事実が発覚しアリバイが立証されてしまいました。

 

浅輪は班長に「これは殺人事件である」と本気で怒りましたが班長は「だからこそ慎重にしなければならない。権力を振りかざさないよう」と言い返します。

結局48時間以内の自供はできずに、送検もせず釈放することになってしまいます。

 

しかし、浅輪は奥さんのカフェの昼と夜のメニューにヒントをもらい被害者の首の殺害のロープの結び目が二つあることに思い至ります。

一度目は左回り、二度目は右周りに締め付けています。

これは利き手を示していて、殺害に手を貸した人物がいると言います。

 

それは容疑者の父親であり、殺害したのは自宅で父親が山に運んだがまだ生きていたため父親が二回目の殺害を起こしました。

物的証拠もホテルから見つかり、逮捕に至ることができました。

被害者女性の元婚約者が聞いていたことから元婚約者は容疑者を刺そうとしましたが未遂で終わります。

「特捜9 season3」10話(最終回)ネタバレあらすじ

特捜9 season3【10話ネタバレ】

班長の歓迎会を開こうと話が進む中、班長は「一刻も早く広報に戻りたいため馴れ合いをするつもりはない」ときっぱり断ります。

そこで班長に電話がはいり3年ぶりという人に会い「もうすぐ僕が正しかったことが証明される」と班長に警告を言いにきたと男の人が会いに来ます。

 

のちに事件が発生し、先ほど班長と話をしていた男の人が遺体として発見されます。

所持品は持っておらず、代わりにボールペンが発見され、班長は「初めに言ったはずです。捜査には参加しません」と言い切ります。

鑑定の結果、背後から頭部を殴られた後に首を絞められ力の強い男の人と断定されました。

 

班長は殺害された被害者の家に行き手帳を探し出します。

捜査員たちは、事件前に被害者と会っていた人の似顔絵やボールペンをもとに捜査を始めます。

捜査の結果ペンの持ち主が班長である国木田のものであると判明し、元部下であることがわかりました。

似顔絵も班長に少し似ていることや、班長と被害者がいたチームが解散したのちに班長以外警察をやめていることから捜査員たちは疑い始めます。

 

捜査員たちは、3年前どんな理由で解散したのか元6課に話を聞きだします。

話をきくと3年前佐和山という女性が顔を切り刻まれるという事件が発生した。

現場で見つかったタバコから被害者の婚約者のものだと判明。

婚約者を自供までだし、判決までいったが無実を訴えながら自殺してしまった。

 

他の捜査員たちは被害者に肩入れしすぎた元係長である班長に抗議をしたが、話を聞いてもらえず後味の悪い事件となったようです。

被害者である西島の実家に行くと、上司である班長が手帳を持っていたことを判明した。

捜査員たちは、手帳を隠そうとしているのではないかと疑い始め班長の尾行を始めます。

 

しかし、新藤が見つかってしまい直接聞きだすことにしました。

班長は捜査員たちに手帳を差し出し、3年前の犯人に殺害されたのではないかと言い一緒に捜査をするといいます。

西島が班長に見せた手帳とは違う手帳だったため、2冊目の手帳は犯人が持ち去ったと思われます。

 

班長が指揮をとり、1冊目の手帳を頼りに捜査が再スタートします。

班長は人が変わったように捜査に協力的になります。

3年前の書類から、被害者女性がストーカーに合っていたことがわかります。

 

班長は検事の渡辺に呼び出しがあり、えん罪であったとしたら大問題であると釘を刺しますが班長は「部下たちが勝手にやっていること」と話します。

渡辺は警視総監に告げ口をします。

しかし、警視総監は「下の者に何を残すのか」と今回の問題はしっかり向き合う姿勢を示したところ渡辺は「上のものに言う」と言います。

 

容疑者は井上という人物であるとわかりましたが、井上にはすでに逃げられてしまいました。

班長と浅輪が自宅に行ったのちに班長は浅輪に手錠をかけ

「井上を逮捕するには、容疑を固める必要がありました。手帳は本当は3つあり、この捜査は私がはじめ私が進め私が解決した。わかりましたね?」といい浅輪を残しました。

 

班長は、井上のもとに行ったがすでに殺されており班長も後ろから殴られ意識を失います。

班長を尾行したときに訪れていた和菓子屋さんが怪しいと捜査員たちは、和菓子屋周辺を探します。

 

班長を殴り真犯人である井上を殺害した犯人は、自殺に追い込まれた被害者女性の婚約者の兄でした。

犯人が班長を刺そうとしたとき、浅輪らが到着し班長の口からも真相を聞きます。

 

班長は「私を殺してください。この先ずっと捜査には加わる資格がないと思い捜査には参加してこなかったがそれは逃げていた」と話し始めます。

班長は何度も検察官にもう一度再捜査をさせてほしいと頼んでいたことがわかりました。

 

浅輪と新藤が説得したのちに犯人はナイフを落とし逮捕されました。

浅輪は班長に私たちの仲間であると言い放ちます。

検察には、再審請求をするという形になりました。

警視捜査官は班長に「君には仲間が必要である」といいそのために班長を特捜の中に入れたといます。

そして班長は辞表を渡しますが、線香をあげてからその話をしようとなり母からの話を聞き心を入れ替えたのか辞表は取り下げられました。

もう一度浅輪たちが班長を歓迎会に誘うと了承してくれ「改め特捜班班長に就任した国木田です」といい再スタートとなりました。

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