ドラマ「テセウスの船」最終回、黒幕に迫られた究極の選択とは？正義の味方は勝つのか？

ドラマ「テセウスの船」の9話が放送され、残すところ最終回のみとなりました。

未だに明かされない黒幕は一体誰なのでしょうか？

最終回で心（竹内涼真）は黒幕から最後のメッセージを受け取り、究極の選択を迫られます。

果たしてその選択とは何か？正義の味方は勝つのか？結末を予想したいと思います。

ドラマ「テセウスの船」最終回、心（竹内涼真）は黒幕にどんな選択を迫られるのか

生きるか死ぬか

原作では心（竹内涼真）は文吾（鈴木亮平）を守って死ぬことになっていました。

「テセウスの船」は原作と多少違うところがあるものの、大筋は変わりません。

原作で心が死ぬ予定だった場面では生き残っていますが、最終的に事件解決を目前にして死ぬ可能性が高いでしょう。

文吾が捕まった今、黒幕を見つけて文吾を救い出せる人物は心しかいません。

そうなると黒幕にとって邪魔者となるのも心だけです。

最終回予告で「俺は家族を守るためにここに来たんです。とっくに覚悟はできています。」と心が言いました。

この言葉からも死ぬ選択を迫られたと想像できるでしょう。

黒幕からの最後のメッセージは、心が死ぬなら文吾を解放して家族を助けてやると言われたに違いありません。

原作でとは違ってドラマの黒幕は文吾個人を狙っているのではなく、家族を崩壊させることが目的と思われます。

佐野家の中で文吾を犯人に仕立てあげて、死刑にすることが一番世間から恨まれるから文吾を選んだだけです。

心のセリフから考えても、恐らく和子には「自分はあなたのお腹の中の子供なんです。」と伝えるようですね。

親が子供に死を選ばせることというのは、何よりも辛い出来事ではないでしょうか。

子供たちも心に信頼をおいていますので、真実を知らないとしても心を傷めるのは間違いありません。

自分たち家族が恨まれたせいで心が死んだというのは、家族が崩壊する理由になるでしょう。

心（竹内涼真）が犯人として名乗り出るか

心（竹内涼真）は文吾（鈴木亮平）や家族を守るために、文吾が捕まっても黒幕を探し続けます。

生きるか死ぬかの選択でなかったとしても、邪魔な心を目の前から消すというのは同じでしょう。

一連の連続殺人犯として連行された文吾は、最終回で罪を認めて自供するようです。

これで死刑判決は確定するのですから、文吾を助け出すには誰かが犯人にならないといけません。

黒幕はそのことをメッセージとして心に伝えてきたのではないでしょうか。

しかし、文吾の代わりに心が犯人になるには、物的証拠がないので難しい部分があるでしょう。

警察や世間から連続殺人の本当の犯人が心だと認められるには、心が死ぬしか方法はないと思います。

黒幕が分かった心は、黒幕の元へ行き「俺が代わりに死刑になる。」と伝えます。

でも黒幕はそれが難しいと分かっていて、先に心に自分が犯人だと一筆書かせるのでしょう。

ドラマの中で音臼村の人達はほとんどが共犯者と思われます。

共犯者がそれだけいれば、文吾が冤罪であったと主張することもできるはずです。

黒幕は文吾を助け出した後、心の書いたものを残して心を拉致するのです。

そして「あなたが残したものを遺書として置いてきた。あなたが死ぬことで家族は助かります。」と言って結局殺すのではないでしょうか。

ドラマ「テセウスの船」最終回、正義の味方は勝つのか

正義の味方は勝つ

原作のラストはハッピーエンドです。

過去にタイムスリップしてきた心（竹内涼真）は死んでしまったものの、和子（榮倉奈々）のお腹の中にいた心は元気に育ちました。

そして夢だった教師になり、由紀（上野樹里）とも結婚しています。

ドラマでも事件は解決して文吾が殺人犯ではない未来が待っているのは間違いないでしょう。

心が死ぬ未来というのを予測していますが、実際に死んだという描写はないと考えています。

文吾を助け出した心は黒幕の手によって殺されそうになります。

恐らく黒幕と心がいたのは神社で、拳銃で撃たれそうになった心を文吾が階段に向かって押すのです。

実際に撃たれたとしても、そのまま現代へタイムスリップできるはずです。

原作では文吾が殺人犯ではない未来に生まれてきた心は、過去にそんなことが起きていたとは知りません。

しかし、ドラマでは過去に家族とともに戦った心の記憶を残したままハッピーエンドになるのではないでしょうか。

6話で一度現代に戻された心は自分を知らない由紀と会いますが、過去に戻る前に由紀にも心と由紀が結婚していたことを伝えています。

それを聞いた由紀は「また会えますよね？」と聞いていました。

また、会えますよね？（由紀さんに）
#テセウスの船 #由紀ロス pic.twitter.com/zJfX19qkX5

— miniyumi♪宀（ゆみ） (@yumiiiikotonoha) March 15, 2020

2人が再び新しい未来で再会し、そこでもう一度由紀にそのことを伝えるのです。

何度も自分を愛してくれて信じてくれる由紀に、心はまたプロポーズするでしょう。

「何度新しい未来になろうとも、あなたを愛し続けます。」と今度はヘタレじゃないプロポーズが聞けると思います。

正義の味方は勝ったけれどハッピーエンドではない

心（竹内涼真）が救いだしたことで、文吾（鈴木亮平）が殺人犯ではない未来はやってくるでしょう。

しかし、単純に正義の味方が勝ち、ハッピーエンドで終わるとも思えません。

黒幕が犯行を起こそうとした原因を知った文吾たちは、本当に明るい未来が待っているのでしょうか。

恨まれた原因は文吾が表彰された事件に関係していると思います。

9話の段階ではまだ何の事件で表彰されたのか全く分かっていません。

真相は何個もの事件が複雑に絡み合ってると仮定して、まずミニみきおは原作通り鈴ちゃん目当ての犯行。黒幕はこの予告の佐野さんが表彰された事(黒幕からしたら賞賛に値しない事だった)に対する復讐かなと！#テセウスの船 pic.twitter.com/ba33umiWOu

— 綾木舞美∞maimi ayaki∞ (@maimin0729) March 8, 2020

そして文吾の同僚である馬淵（小藪千豊）が和子（榮倉奈々）に言った言葉も気になります。

「あの男は正義の味方になるためなら手段を選ばない、そういう男です。」という言葉は、何を意味するのでしょうか。

それがあの表彰に関わっているのは間違いないでしょう。

実は音臼村祭りの前に何か事件が起きていて、その犯人を捕まえるために泳がせたということは考えられないでしょうか。

きのこ汁に混入していた毒キノコは、故意に混入されたものだったのです。

それがきっかけで犯人が逮捕されて、文吾が表彰されていたとしたら”手段を選ばない”という意味が分かりますよね。

そして文吾が犯人を泳がせたことによって徳本（今野浩喜）の母親は亡くなっています。

徳本きたぞー #ｔｂｓ　#テセウスの船 pic.twitter.com/VpQhgm99Xp

— きしめんバリトゥード (@kishimenV) March 15, 2020

やはり徳本が今回の事件の黒幕ではないでしょうか。

徳本が黒幕だと分かり、その理由について聞かされた文吾は自分のせいで徳本の家族がバラバラになったと考えてますよね。

そして徳本の手によって心も殺されてしまうとしたら、事件を解決してもハッピーエンドと言えないのではないでしょうか。

音臼小事件は防げたものの、多くの村人も殺されているのです。

文吾は家族だけしか守れなかったということで、警察官を辞めるかもしれませんね。

舞台が新しい未来の31年後になり、心と由紀が結婚するとしても複雑な想いは消えないでしょう。

「テセウスの船」の全話を無料で見逃し配信で見る方法

「テセウスの船」の考察はいかがでしたでしょうか。

ドラマを見直して確かめたくなったけどもう見逃し配信は終わってしまったし再放送もない…

いや大丈夫、「テセウスの船」はParaviに無料登録するだけで、2週間の間

全話を無料見逃し配信でいつでも見られるようになります！

まとめ

今回は、ドラマ「テセウスの船」最終回で、心（竹内涼真）が黒幕に迫られた選択について考察しました。

正義の味方が勝つ未来がハッピーエンドであることを願います。

ついに最終回、本当の黒幕が誰なのか事件をどう解決するのか気になりますね。