ドラマ「テセウスの船」（3話、6話）の不気味な絵は何を意味するのか？

ドラマ「テセウスの船」の鍵は不気味な絵です。

放送を重ねるごとに、不気味な絵は増えていきます。

果たしてその不気味な絵が意味するものは、何なのでしょうか。

考察していきたいと思います。

ドラマ「テセウスの船」の不気味な絵の内容

【テセウスの船検証3話】
有力物証②絵と鈴のキーホルダー#テセウス真犯人は誰だ　#テセウスの船　#テセウス考察 https://t.co/8g04e2EXkM pic.twitter.com/Af88ZAm9kb

— くるたじん@テセウスの船考察資料館 (@kurutajin) February 2, 2020

ドラマ「テセウスの船」3話では、不気味な絵は2枚出てきました。

1枚目は、校門に仕掛けられ、加藤みきおが慌てて報告に来ています。

そこにあった絵には、女の子の上に、Sと大きくホチキスで描かれています。

もう1枚の絵は、心が行き場をなくし、音臼小で寝泊まりした時のことです。

起きた心のそばに、もう1枚の絵が置いてありました。

神社と思われる絵の中央には、泣いている女の子の姿がありました。

そして、そこにはSという文字のキーホルダーが落ちていました。

ドラマ「テセウスの船」不気味な絵の意味

鈴が拉致される

Sはまず間違いなく、鈴が明音からもらったキーホルダーを指しています。

ということは、事件に鈴が関係するのでしょう。

Sはホチキスで、あたかも女の子を拘束するかのように留められています。

Sが鈴を表すならば、鈴が拘束され、拉致されるということが考えられます。

神社にSのキーホルダーと女の子がいたのは、鈴が翼の亡くなった現場を見て悲しんでいる様子でしょうか。

明音の事件の直後に翼が亡くなっているので、もし鈴の拉致が起きれば、新たな犯人がいると誰もが推測します。

絵の意味は2枚とも明かされなかったので、他に犯人がいると匂わせるのが狙いなのかもしれません。

鈴ちゃんを家から出すな〜
そしてその絵は心をおびき寄せるためのものでは #テセウスの船

— 🐜アリ (@wOG1RZ1lbGS9OBF) February 2, 2020

再び明音に何かが起きる

過去とは違い、無事に明音は救出され、意識もはっきりしました。

それにより、明音拉致事件は翼によるものだと判明します。

しかし、これが犯人にとって予測していない事態ということも考えられます。

そうなると、再び明音を拉致し、拘束しておく必要がでてくるかもしれません。

もし明音の拉致を意味するのなら、翼の亡くなった神社で、再び鈴が明音を泣きながら探しているという絵でしょうか。

神社という場所だけに、神隠しのように行方が分からなくなるのでしょうか。

未来からのメッセージ

必ず絵に関する事件が起きるので、実はタイムスリップして何者かがヒントを与えているのではないでしょうか。

事件を防ぎたい気持ちはありつつも、何か事情があって心には正体をばらせないから、絵でヒントを出したのです。

実は公式で、原作とドラマが違う展開になるかもしれないというツイートがあったんです。

#テセウスの船 #犯人考察 大会の詳しい様子は現場レポートで近日公開予定👀💡
注目は、原作者 #東元俊哉 先生からの衝撃のお手紙‼️

原作と真犯人が違う⁉️

考察班の皆さん❣️#テセウス真犯人は誰だ🕵️‍♂️でドシドシ名推理をお寄せ下さい☃️❄️

このあと #ゴゴスマ でもイベントの模様をお届け予定です📺☘ pic.twitter.com/Odok6EcBkT

— 日曜よる9時『テセウスの船』【公式】 (@theseus_tbs) January 30, 2020

原作と違うのなら、加藤みきおは関係ないということですよね。

でも、車椅子姿の大人の加藤みきおも出てくるようですし、何か事件には関係するはずです。

加藤みきおの転校生設定もなさそうで、過去の描写もないです。

ということは、大人の加藤みきおが鍵を握っているのではないでしょうか。

無差別殺人事件を匂わすオレンジジュースを、1人だけ飲んだ子供がいました。

野村悠という男の子なのですが、以前心が明音を見つけたヒントを出した子供の1人なのです。

この子供が怪しいのではないでしょうか。

そして、仲が良い加藤みきおは、自身の友人も救うべく、未来からタイムスリップしたというのはどうでしょう。

可能性としてはありそうですよね。

犯人が描いたであろう絵のタッチが子供が描いた絵にしか見えない。
鈴ちゃんに異常に固執してるところからして真犯人は男の子かな？あんなに先生が飲むの止めてたのに毒など入ってないって端から分かってたかのようにサラッと一人だけジュース飲んでた男の子が一番怪しい(笑)#テセウスの船

— ๑๑ (@nonozozo8) February 2, 2020

ドラマ「テセウスの船」6話で心への犯行予告の絵が届く

犯人はいつ心を殺そうとするのか

心（竹内涼真）に犯行予告が届いたのは現代に戻った段階でした。

6話の予告では、加藤みきお（安藤政信）と心は2人で再び過去へ戻ろうとしているシーンがありましたので戻るのでしょう。

そうなると次に現代に戻るのは事件を解決してからなので、これでは不気味な絵の犯行は行われないことになってしまいます。

今のところ、心がタイムスリップで現代に戻る直前の絵以外は全て現実のものとなっています。

ということは、この絵に描かれている心を殺すかもしれない事件は起こるはずですね。

それでも現代で犯行予告をしていますから、現代で心と出会っている人物が心に犯行予告を送った犯人でしょう。

そしてタイムスリップも一緒にするのだと思われます。

木村さつき（麻生祐未）が犯人で一緒にタイムスリップした

6話予告では、木村さつき（麻生祐未）が殺されると思わせる描写がありました。

佐々木紀子（芦名星）を殺すために自身も青酸カリ入りの芋羊羹を食べて入院中のさつきの元へ向かう男がいます。

その手にはオレンジジュースがあるのですが、これは無差別殺人事件の青酸カリ入りオレンジジュースを示唆しているのは確実です。

そうなるとやはり殺される可能性は高いのですが、これを飲んで危篤となったさつきがタイムスリップしたということも考えられないでしょうか。

心がタイムスリップするきっかけは、音臼小を訪ねることのようです。

しかし、この時さつきはジュースを飲み危篤状態となっていて、その状態のまま心と加藤みきおがタイムスリップしたとします。

この時に時空の歪みのようなものなのか、危篤となっている木村さつきも過去へ戻れたという展開にもできそうですよね。

そうすれば不気味な絵は再び現実のものとなりますね。

原作の設定は生かされている

恐らく不気味な絵があるのは木村さつき（麻生祐未）の部屋なので、やはり犯行予告を書いているのもさつきでしょう。

そして、病室にいるさつきを殺そうとしているのは加藤みきお（安藤政信）だとします。

自身も無差別殺人事件のせいで車椅子生活になっていますが、原作では実は歩けます。

その設定はドラマでもそのままにして、さつきが起こした無差別殺人事件を利用したと考えてみましょう。

原作ではみきおが鈴を愛したが故の犯行でしたが、ドラマでも鈴を愛している設定は使えそうですよね。

みきおは鈴の偽名を呼んでいますが、鈴だと分かっていてもおかしくないと思います。

みきおはさつきが真犯人だと分かっていて、さつきも知らないところで動いてるとは考えられないでしょうか。

重要なことを知る佐々木紀子（芦名星）がさつきにあっても驚かなかったので、佐々木紀子は真犯人ではないと思っているはずです。

しかし、佐々木紀子が何を証言するかわからないのに、さつきはかなり焦っていました。

それは金丸刑事を殺したのは本当に加藤みきおだったから、そのことを知っているのではないかと疑ったからではないでしょうか。

実は金丸刑事を殺したことは、木村さつきにとって想定外だったのです。

木村さつき（麻生祐未）が犯人だとして一連の流れで考えてみる

なんらかの理由で木村さつき（麻生祐未）は、事件を起こしていました。

加藤みきお（安藤政信）はある時心（竹内涼真）の持ってきた未来のノートを拾ってしまい、それを見てさつきが犯人だと思います。

みきおは後に養子になったほどなので、さつきに信頼を寄せていたのでしょう。

だから犯人としては捕まって欲しくないと、さつきにノートを見せてオレンジジュースを用意させたのです。

金丸刑事（ユースケ・サンタマリア）は何か犯人に繋がるものを感じている様子がありました。

みきおは捜査をしている金丸刑事が邪魔なので、あえて夜遅くに小学校へ行ったのです。

小学生1人で事件が多発していた時期に出歩いていればだれでも声をかけるでしょう。

そして都合のいいことに金丸刑事は心を小学校に送り届け、1人になったときにみきおに気づいてくれたのです。

ここで金丸刑事に「変な事件が書いてあるノートを拾ったの。今はないから明日持ってくる。」といいます。

金丸刑事は文吾に「あんたを無差別殺人事件の犯人にしないための重要な証拠をもってくる」と言ったのはこのためでしょう。

そしてみきおの思惑通りにやってきた金丸刑事を加藤みきおは崖から突き落とします。

殺した後、さつきにみきおは「邪魔者は消したよ。だから僕の好きな鈴だけは殺さないで。」と言いました。

計画通りさつきは事件を起こし、それを知るみきおも秘密の共有者となり、後にさつきの養子となります。

みきおは大人になり、藍という名前に変えた鈴と結婚します。

この時すでにみきおだけは鈴だと知っいて、監視カメラはそもそもみきおが仕掛けたものだったのです。

みきおはさつきに「藍を愛しているから見張っていてくれ」と言いました。

言われた通りにさつきはそこから鈴を監視しつづけ、愛が鈴だと気づくのです。

ここからはみきおにとって想定外で、鈴だと気づいた木村さつきは鈴を利用したのです。

しかし、鈴を利用したことが許せなかったみきおはさつきを殺害しようとしました。

犯行予告はさつきが書いて、みきおが心に送りつけたのでしょう。

それは心さえいなければ、このままさつきと愛している鈴と暮らせたはずだと思ったからです。

これで話が繋がりそうな気がしますよね。

無差別殺人事件は木村さつきが真犯人で、協力していたのが加藤みきおだったという結末です。

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まとめ

今回は、ドラマ「テセウスの船」の不気味な絵について考察しました。

起きる事件を描いているであろう絵は、一体何を意味するのでしょうか。

引き続き絵が出てくると思いますので、随時考察していきたいと思います。