ドラマ「SUITS/スーツ2」を見逃し配信でフル動画を無料視聴する方法！1話〜全話のネタバレ・感想

その日、エレベーターに乗り込んだ甲斐（織田裕二）は「打合せ通りお願いしますよ。」と、MIZUNA（加藤ミリヤ）と握手を交わしていました。

打合せ場所についたMIZUNAは、ある会社にマネジメント契約について、書類を提示されました。

当初の予定とは大幅に違っている契約書でしたが、スクープを撮られ、サインせざるを得ません。

契約が終了すると、すぐにマネジメント契約についての会見が行われました。

MIZUNAが口ごもっていると、「代理人弁護士の甲斐です。」と言って、甲斐は助け船を出します。

会見場のモニターには、脅し文句の末、サインをするMIZUNAの姿が映し出されます。

「これは、この会社の常套手段です。」と言い、甲斐は企業秘密を明らかにすると、会見場を後にするのでした。

建物を出て歩き出した甲斐は、鈴木大輔（中島裕翔）と再会しました。

「あの内部資料、見つけるの大変だったんですからね。」と、鈴木は文句を言うと、甲斐と並んで歩きだすのでした。

ある日、甲斐と鈴木はフューチャースカイという会社にいました。

三津谷（反町隆史）は、自社が開発したシステムを100億円で売却し、宇宙事業に一本化したいと甲斐に託します。

価格とスピードを重視し、結果が出せなければ顧問弁護士の契約を解除すると警告しました。

一方、甲斐は鈴木にリハビリだと言い、人気小説家・桜小路都の新作が盗作であるという案件を投げました。

早速動き出した鈴木は、依頼人に話しを聞くと、友人の編集者に新作の元となったメモを見せたと聞きます。

「正当な評価が欲しい」という依頼人の要望を編集者に伝えると、依頼者に和解金を支払う事に決まりました。

フューチャースカイの案件で、新日空にいた甲斐の携帯に「上杉先生の奥様がお亡くなりになりました。」と連絡が入りました。

訃報を聞いた甲斐は、神妙な面持ちで電話を切ります。

その晩、鈴木は聖澤（新木優子）と食事をしていました。

鈴木が日本を離れていた間に弁護士の試験を受けていた聖澤は、鈴木に「パラリーガルのままでいいかな。」と話しています。

帰り際、鈴木は聖澤を引き留めると、「俺と付き合ってほしい。一番近くで支えたいんだ。」と告白しました。

しかし、聖澤は返答には時間が欲しいと言うと、去っていきました。

翌日、上杉（吉田鋼太郎）の妻の葬儀が行われました。

上杉の姿見た弁護士らは、「相変わらずの傲慢さだ。」と言って、不平不満を並べます。

一方、鈴木は依頼人と編集者に会い、和解金の誓約書にサインを貰おうとしていました。

しかし、依頼人が突然サインを拒否し、「私は徹底的に戦います。」と言うと、帰ってしまったのです。

葬儀場では、上杉と甲斐が久々の対面を果たしていました。

甲斐が「オフィスにあなたの居場所はない。」と言うと、上杉は「今後のことは、ゆっくり考えるよ。」と返します。

その会話を聞いていた幸村（鈴木保奈美）は、甲斐を睨みつけました。

オフィスへ戻った甲斐は、フューチャースカイの売却について、各社と打合せを重ねます。

しかし、三津谷の希望金額である100億円には手が届きません。

口達者な甲斐は、ここからさらに、競合社が金額を上げるよう仕向けていました。

その後、甲斐は上杉の自宅を訪ねると、「あなたが戻るというのなら、例の件を娘さんにも話さなきゃならなくなる。」と忠告しました。

その言葉を聞いた上杉は、帰っていく甲斐の背中を見つめるのでした。

一方、鈴木は桜小路都（友近）の家を訪ねていました。

桜小路都が席を離れた瞬間、パソコンを調べると、依頼人の言っていた構想メモが見つかります。

事実を知った鈴木は、どうすべきか頭を悩ませました。

翌日になり、事務所に上杉が訪ねてきました。

幸村と甲斐を前にした上杉は、「2人に礼を言う。事務所に名前が残っていて嬉しかったよ。」と笑顔を向けます。

上杉が去ると、幸村は上杉が弱みを握ってくるだろうと言い、鈴木に視線を向けました。

三津谷に呼び出された甲斐は、複数のメディアから、パワハラの横行という内容の記事が出そうだということを聞かされました。

この記事の噂で評価額が下がったため、三津谷は新日空にノークレームノーリターンで50億円で売却すると言い出したのです。

甲斐が「何を焦っているんです？」と聞きますが、三津谷は「これが顧問弁護士としての、最後の仕事です。」と伝えるのでした。

鈴木もリハビリ案件に奮闘していました。

久々に再会した祖母との会話でヒントを得ると、聖澤に手伝ってもらい、膨大な書庫に並ぶ書籍を片っ端から調べます。

そして、聖澤とともに、編集者・依頼人と再び向き合いました。

依頼人が盗作だといったアイデアは、過去に出版された書籍に類似する点があると話したのです。

「あなたは小説家として、デビューしたいんじゃないですか？」と、鈴木は依頼人の目を見つめました。

表情の曇る依頼人に対し、鈴木は「解決金の支払いと、あなたの小説を出版するという誓約書があります。」と笑みを見せます。

「苦しくても書くしかないんです。」と、依頼人に誓約書を差し出します。

意を決した依頼人は、やっと誓約書にサインをしてくれました。

帰社すると、鈴木は甲斐にリハビリ案件の報告をしました。

今度は甲斐の案件を解決する番です。

2人は再び、フューチャースカイを訪ねました。

甲斐は、三ツ谷が売却を急ぐ理由をつき止めており、「あなたは不合格だ。」と言って、顧問弁護士を降りると伝えました。

帰ろうと背中を向けた甲斐に、三ツ谷は「あなたなら、どうしましたか？」と最後の依頼をします。

甲斐は、クロスライセンス契約を結ぶべきだとアドバイスをしました。

その回答を聞くと、三津谷は「これからもあなたの力が必要だ。」と甲斐を引き留めます。

「隠し事はしない。口は出さない。良心価格の見直しを。条件はこの3つです。」と、甲斐は言いました。

そして、笑顔で向き合った2人は、硬く握手を交わすのでした。

案件が無事に解決し、鈴木と甲斐は事務所へ戻りました。

すると、エレベーターホールに、拍手が響き渡っています。

人だかりの先には、上杉が笑顔で立っていました。

上杉が正式に復帰することになりました。

上杉は過去に過ちを犯したが、もう一度迎え入れてくれたと幸村に拍手を送ります。

幸村と上杉は握手を交わします。

別れ際幸村は「後で私のオフィスに来て」と言われ、甲斐は「喜んで」と答えました。

上杉は甲斐を呼び止め、「娘には過去のことを話した、理解してくれたよ」と話します。

「感謝している、これからはうまくやっていきたい」と。

甲斐は幸村のオフィスに行き、「これが彼のやり方だ」と話します。

「今ならまだ間に合う、鈴木先生を解雇しなさい」という幸村。

甲斐は全てを知って受け入れたので、解雇するつもりはありません。

すると幸村は「荷物をまとめなさい」と言うが、「今やめたら怪しまれるのでは？」と甲斐は言います。

鈴木を辞めるか辞めないか、2人の意見は食い違ったままでした。

鈴木が出社すると、ちょうどエスカレーターで幸村と会います。

「いろいろ感謝しています、またよろしくお願いします」と言う鈴木。

幸村に「来週火曜20時センチュリーコート丸の内、あなたの過去を全て知っておきたいの」と言われました。

幸村がオフィスに行くと、一部が改装工事中！

これは上杉からの宣戦布告だとわかりました。

全員での会議の前に、幸村は「上杉先生の復帰を歓迎します」とあいさつします。

会議を始めようとすると、「トップは幸村先生だ。私は二番手としてここにいる」と上杉は言いました。

東京国際記念病院と看護組合の依頼について幸村が話し始めると、「その病院は私のクライアントだ」と上杉が入ってきます。

すでに甲斐に引き継いでいると言われ、上杉は後で資料を見せて欲しいと言ってきました。

幸村は上杉に重要案件を任せるつもりはありません。

「これは最重要案件」と、幸村は病院の案件について説明していきます。

東京国際記念病院の看護師たちが、待遇の改善を求め給与のアップを要求。

要求が飲まれなければ、8日後一部業務のストライキを行うと宣言しています。

田辺官房長官の心臓バイパス手術が行われる日でした。

その日はたくさんのメディアが来ます。

「戦いを知ってるな」と甲斐は言いますが、組合をまとめていたのは看護師長の安田でした。

彼女は被災地のボランティアをまとめたことで、業界内では話題の人物。

そんな安田が病院に反旗を翻したとすれば、マスコミは一斉に彼女につくでしょう。

「ストライキはやめさせて」と幸村は言いました。

甲斐は鈴木を呼び出し、20分後に外出すると伝えます。

その時鈴木が持っていた資料が気になり、甲斐はファイルを取りあげ、そのまま上杉の元へ。

「先ほどの件なのですが、代わりにこれを」とアパートの悪臭トラブルの案件資料を渡す。

「変わった証明をあなたにする必要が？」と言われ、甲斐は「私の案件に口を挟むなら」と答えます。

設立者の一人でここの案件は全て私のだと言う上杉は「それなりの敬意は払うべきじゃないのか？」と言います。

本音で話してくれと言われた甲斐は「では本音を、あなたを許す気は無い」とはっきり伝えます。

甲斐と鈴木は病院に行き、話を聞きます。

今までも看護師たちとは、何度も話し合いをしてきていました。

安田と話し合いの場を持ち、「全国の看護師の給与を調べたところ、5%のアップが妥当とのデータが出ました」と伝える鈴木。

しかし安田は納得できていません。

「問題は給与が不当に低いこと、全員15%の増額を要求します」と安田は言います。

安田は新聞の切り抜きを見せ、病院がAIオペシステムに50億円の投資をしていると話します。

「人には出せないけど機械に出せるなら、看護師全員を機械にしたらどうです？」と言います。

3日以内に新たな条件をと言い残し、安田は仕事に戻っていきました。

安田に勝つために、鈴木に戦略を立てるよう甲斐は指示を出しました。

安田は今までにも3つの病院でストライキを行っていたことを、鈴木は報告します。

さらに全てで要求を通していた…

この状況では交渉を進めるしかないと考えました。

「どう攻める？」と甲斐に聞かれ、「攻めません、相手の懐に入ってしまえばいい」と答える鈴木。

すると上杉は「私も作戦会議に入っていいか？」とやってきました。

復帰する挨拶を医院長にしに行き、そこで給与を10％までならあげる用意があると情報を得てきたと。

この線で和解交渉をすれば落とし所を見つけられると言います。

甲斐は自分の考えを変えることなく、上杉を追い返しました。

2人は病院に行き、再び安田に会います。

安田は上杉から話を聞いたと言うが、甲斐は「その話は無しで、ストライキをするなら条件はさらに悪くなる」と伝えました。

ちょっとムキになってると鈴木は指摘しますが、甲斐は認めようとしません。

甲斐がオフィスにいると、上杉が「君はどうかしている」とやってきます。

和解条件を白紙にしたことを、上杉は良く思っていませんでした。

ストライキが実施されれば、クライアントも自分たちも痛手を受けると。

「ストライキは起きない、どなたかが邪魔しなければ」と甲斐が言います。

甲斐は玉井から、安田から「今の条件では受け入れられない」と連絡があったと伝えられました。

鈴木と聖澤は一緒にご飯に行き、その帰り道「私でよければ」と聖澤が言います。

職場では内緒でと聖澤は言い、2人はその場で別れました。

鈴木が出社すると、玉井から幸村のオフィスに行くように伝えられます。

幸村と甲斐がすでにいて、テレビのニュースが「看護師たちがストライキを行おうとしている」と報じます。

安田のインタビューも流れます。

官房長から病院に問い合わせもあり、手術が中止されれば病院のイメージダウンは避けられません。

すると上杉がやってきて、「私が勝手に話してしまって」と謝ってきます。

「私が状況改善の手助けをしたい」と上杉が言うと、「絶対にストライキはさせない」といい甲斐は出て行きました。

上杉に呼ばれ、鈴木がオフィスを訪れます。

「甲斐先生を救いたいんだ、邪魔をしたいわけじゃない」と話す上杉。

ストライキ回避の方向で動きたいが、自分が動けば甲斐を刺激してしまう…

上杉が「看護師側に寄り添いたいと思っている」と言うが、鈴木も同感でした。

鈴木は「僕に考えが」と話し出しました。

鈴木は安田と2人で話をすることにしました。

祖母が入居しているホームに安田を招きました。

介護や看護は人ごとではないことを、鈴木は伝えたかったのです。

鈴木は「あなた自身の本当の声を聞きたいんです」と伝えます。

安田はおばあちゃんが服用している薬を見せてもらうことに。

きちんと服用し続けなければ危険で、それをやるのは担当看護師。

長いシフトが終わっても、投薬時間がやってくればサービス残業。

タイムカードは押せないけどその証拠にと、安田は服用記録の紙を鈴木に見せます。

タイムシフトも守られず、急なお仕事が入ってくることも。

「ちゃんと働いた分の給料が欲しいだけ」と安田は話しました。

鈴木は服薬の記録台帳のデータを甲斐に見せます。

「妥当な給与と、法定基準を超える残業をなくすことが真の要求です」と話す鈴木。

「いくらかかる？」と甲斐に聞かれ、AIの予算1割だと答えます。

上杉と話したこと、ちゃんと病院のことを考えていることを甲斐に伝えます。

甲斐との関係修復を願っていると…

上杉を待ち受け、「何も変わっていませんでしたね」と言う甲斐。

鈴木を騙したと…

もしこれ以上口を挟むなら、娘を家に閉じ込めたほうがいいと甲斐は言いました。

蟹江は友人の矢吹から引き抜きの話をされていました。

「君が評価される日が来たか？」と、うちでは高く評価していると。

蟹江は幸村を呼び止め大事な話をしようとしますが、甲斐が来たので蟹江は出直すことに。

「上杉先生に振り回されてるようね」と幸村が言います。

今回は給与アップで手を打ってと、甲斐に伝えました。

鈴木は資料を上杉に見せ、「これなら先方も納得するだろう」と言ってもらえます。

上杉は勝手に安田を呼んでいました。

それは甲斐も知らず、医院長と一緒に全員で話をすることに。

『解雇通知書』を安田に見せる甲斐。

定められた時間を超える無断の超過勤務は、病院が定めたルールに反すると甲斐が話します。

本気で調べれば全員の解雇通知書が必要になると、「それが嫌なら和解を」と甲斐は言います。

甲斐のやり方は、鈴木も納得できません。

医院長に今までこのことを知らなかったと確認する甲斐。

「このことを知った今、看護師の勤務環境のホワイト化は必要です」と。

タイムカードによる勤務管理を徹底、法定基準を超える残業をなくすこと。

人材を増やし、一人一人の負担をなくすことを甲斐は伝えます。

医院長はそれでは予算がと言うので、甲斐は交際費・接待費など様々なお金に関する資料を出します。

「これが正当なお金と言えるのか？」と言う甲斐。

予算がないと言うなら、顧問弁護士としてこのお金を精査しますよと。

医院長は「改善を約束しましょう」と答えました。

それを聞いた安田は、和解に応じることを決めました。

無事に官房長官の手術も終わりました。

幸村が蟹江に「何か草案があると言っていたわね？」と聞くと、「もうその問題は解決しました」と答えます。

そして鈴木は聖澤と一緒に、おばあちゃんに会いに行きました。

「この子は嘘もつけないまっすぐな子なの」とおばあちゃんが話しました。

帰り道聖澤に何かを話そうとし、やっぱりやめた鈴木。

甲斐は事務所規程の資料を読んでいました。

『代表の退任　シニアパートナーによる投票を行い、過半数の賛成で可決される』と書かれていました。

鈴木は甲斐の元に行き「僕の秘密を明かしたい人が」と話します。

聖澤に全てを打ち明けることを決めたのです。

甲斐は「好きにすればいい、君はもう大人だろ」と答えました。