「MIU404」コールサイン404に隠された意味から最終回・結末を予想！

ドラマ「MIU404」1話では、新設されたばかりの第4機動捜査隊に配属された伊吹藍（綾野剛）と志摩一未（星野源）が、機捜の制約を乗り越えて見事に暴行犯を逮捕しましたね。

その一方、その2人に付されたコールサイン“404“に謎の暗示が隠されているとも解釈できるシーンがありました。

そこでコールサイン404に隠された真の意味を推理し、そこから最終回の結末を予想します。

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「MIU404」に隠された意味

機動捜査隊長の桔梗ゆずる（麻生久美子）は、隊長室でパソコンを持った部下からネット記者会見の様子を流した機捜の公式サイトが、アクセスできない状態になっているとの報告を受けます。

部下から指し示されたパソコン画面には、エラーコード「404　NOT FOUND」の文字が表示されていました。

この時点で、伊吹藍（綾野剛）と志摩一未（星野源）のコールサイン404とエラーコード404が何か関連するかもしれないと感じた人は少なくないでしょう。

「MIU404」の表向きの意味

404（ヨン マル ヨン）は、伊吹と志摩を示す単なる呼称（コールサイン）ですからチーム名と言い換えても良いものです。

但し、番号にした方が電話などで連絡を取り合うときに周囲に悟られにくいので、警察ではそうしていると思われます。

だから「MIU404」の表向きの意味は第4機動捜査隊No.4くらいの意味しかないのです。

MIUはご存じの通り機動捜査隊、Mobile Investigative Unitの略ですね。

エラーコード「404」

一方、パソコンやスマホの画面に表示されるエラーコード「404」は、リンクの先のページや検索結果を開いた先にページが存在しない場合に表れるステイタスコードです。

つまり、Webブラウザなどがサーバーにアクセスしたときに返されるレスポンスのことで、404はページが存在しない場合のコードになります。

コールサインを404とつけた真意とは

ドラマの後半で明らかになっているとおり、第4機動捜査隊は、公表されていない警視庁の部隊です。

つまり、表向きには存在していないことになっているのです。

だから、ユーチューバーのナイトクローラーチャンネル運営者の特派員RECが自分の動画で「公安のような影の組織」と第4機動捜査隊のことを言ったのです。

特派員RECの言った意味とは少し違うのですが、“存在しない”第4機動捜査隊の中でもいつ解消してもいいバディが、伊吹と志摩。

というのが、2人のコールサインを404とつけた人間（おそらく桔梗ゆずる）の真意だと解釈できるのです。

刑事部長が4機捜に示した条件とは？

第4機動捜査隊の設置に関して、刑事部長の我孫子（生瀬勝久）が、機捜隊長の桔梗ゆずるに対して示した条件は劇中では明らかにされていませんが、

条件の1番目は、「結果を出せ！（機捜の働きによって検挙率を上げろ）」

という事だと推察出来ます。

実績が上がらなければ桔梗ゆずるが記者会見で主張した警察官の“働き方改革”が社会から批判を受け、それを認めた部長の自分にも影響があると考えるからです。

条件の2番目は、警察庁刑事局長の息子・九重世人（岡田健史）を4機捜のメンバーに入れベテランの警部補・陣馬耕平（橋本じゅん）につける、ということです。

我孫子の上司に対する忖度（そんたく）でしょう。

これでは、桔梗隊長が期待している志摩のバディがおらず、優秀な捜査能力を十分に発揮できないと考えて伊吹を4機捜に加えたのです

ところが、選考の段階で情報があったことから一度は落とした伊吹を呼び寄せたことに桔梗も心配がなかったわけではありません。

志摩に、伊吹の適性を何度も尋ねています。

しかし、その心配は、1話で的中していたのです。

• 正義感が強すぎて暴走し、犯罪を誘発したり規則を破って拳銃を向けたりする。

（実際には拳銃ではなく魔法のスティックだったが………）

この日本で、ジョージ・フロイド事件が起きたら警察の信用失墜どころか社会不安さえ起こらないとも限りません。

実績は何としても欲しいが、万が一にもそんなことにならないように、暴走したらいつでも消えてもらうという警告を込めて、

桔梗はコールサイン404を伊吹と志摩に付けたのです。

「初めからそんな部署ありませんでした、初めからそんな捜査員いませんでした」と弁明が出来るように非公表にして4機捜もコールサイン404も存在させなかったのです。

だから、ナイトクローラーチャンネル運営者の特派員RECが機捜の公式サイトにアクセスしても、エラーコード「404　NOT FOUND」が表示されたのは、そんなワケがあったのです。

ナイトクローラーチャンネルの男との戦い

ところが、そんな事情を知らないナイトクローラーチャンネル運営者の特派員RECは、国家の秘密でも掴んだような勘違いをしています。

ここからは想像ですが、それからずっとスクープ記者気取りで伊吹たちコールサイン404を追い回わすことになるのです。

そして、ドラマの終盤近くなって偶然にも伊吹がまた犯人に対し、拳銃のようなもので（実際は違うのだが）脅しを掛けるところを撮影してしまう場面が生まれてしまいます。

いや、特派員REC自らがおとりとなって挑発しその映像を隠しカメラで撮影するかもしれません。

それを、ナイトクローラーチャンネルで公開。

日本のジョージ・フロイド事件と騒ぎを大きくして世間の注目を浴びようとするのです。

反響を恐れた桔梗隊長は、伊吹と志摩にエラーコード404を発動。

4機捜もコールサイン404も存在しないことにするのです。

ジョージ・フロイド事件

ジョージ・フロイド事件は、2020年5月25日に米国ミネソタ州で起きた警察官による暴力的な拘束方法で黒人容疑者を殺してしまうという痛ましい出来事です。またそのことを発端に、全米で人種差別に抗議し警察に対する抗議活動が続く騒動になっています。

（Wikipediaより抜粋）

日本では警察の信頼は、アメリカとは比較にならないほど高いのですが、検挙率は高いとは言えません。

だがもし今の日本でジョージ・フロイド事件のような問題が、明らかにされれば警察に対する信用は失墜するのです。

最終回で404の二人が迎える結末は？

エラーコード404が発動された伊吹と志摩は、逆に4機捜を離れて制約されない自由な捜査が可能となるでしょう。

そうなれば、「日本のジョージ・フロイド事件」がナイトクローラーチャンネルの売名のために創作されたウソの映像だったこと突き止めるのは難しいことではありません。

特派員RECを反対にマークし、とんでもない犯罪歴を暴き出すのではないでしょうか？

やはり、ナイトクローラーチャンネルで公開されていたすべての犯罪を匂わせるスクープ記事は、変質者の特派員REC自身が犯した犯罪を映していたものだった。という結末を迎えるのだと予測しています。

ドラマ「MIU404」は、2018年1月に日本テレビで放送された「アンナチュラル」と同じ金曜10時枠で放送されます。

脚本もプロデューサーも監督もスタッフは「アンナチュラル」と同じメンバーです。

つまり、結末も「アンナチュラル」と似たものになると予想します。

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まとめ

コールコード404は、1話で4機捜設置に我孫子刑事部長から条件を付けたれた桔梗隊長が、4機捜の実績を上げるために、伊吹や志摩に「失敗したらそれがエラーコード404になる（存在しなくなる）」という意味で名付けたと推察されました。

そのことが、警察にとって危うく大事件の引き金になりそうになり、しかし最後には伊吹と志摩によって解決されるという結末が待っているのです。