ドラマ「恋はつづくよどこまでも」を見逃し動画配信で無料で視聴する方法！1話〜最終話のネタバレ・感想

修学旅行中の佐倉七瀬（上白石萌音）は、目の前で初老の女性が倒れました。

何をしていいか戸惑う七瀬は、大声で助けを呼びます。

するとそこに天堂浬（佐藤健）がやってきて、救急車が到着するまでの間、迅速な処置をするのです。

その姿に目を奪われ恋をした七瀬は、浬の勤める病院で看護師になりたいという目標を持ちました。

無事に看護師となり、浬の勤める病院での研修が始まります。

ドキドキしていると、目の前に浬がいるのを目にしました。

七瀬は思わず病院内だということも忘れて告白をしてしまいます。

しかし浬は全く七瀬のことを覚えておらず、冷たく厳しい言葉を浴びせました。

後に浬が「魔王」と呼ばれていることを知りますが、魔王に告白した七瀬は「勇者」と名付けられました。

七瀬は研修中に浬に認めてもらおうと奮闘していましたが、空回りしてミスを連発してしまいます。

浬に「お前向いてない」と言われてしまい、落ち込む七瀬は小児科の患者・杏里（住田萌乃）に出会いました。

人気のない用務室を教えてくれると、そこにトイレットペーパーがあり、新人が泣きによく来るのだと教えてくれました。

杏里の優しさに救われた七瀬は、やる気を取り戻します。

しかし、退院間近だった杏里の病状が悪化してしまいました。

用務室のトイレットペーパーが減っていることに気づいた七瀬は、杏里のベッドへ向かいます。

するとベッドはもぬけの殻でした。

七瀬は病室を抜け出していた杏里を探し、屋上にいたところを見つけました。

屋上から飛び降りようとしていた杏里の腕をつかんだ七瀬ですが、引き揚げる事ができません。

大声を出して助けを呼ぶと、そこに浬がやってきて一緒に杏里を救いあげました。

浬が七瀬に「大声で助けを呼べるのがいいところだ」と5年前を覚えていたことを言いました。

すると、七瀬は浬との出会いがきっかけではあったけれど、人を助けたいと話します。

そして浬のいる循環器内科に配属希望を出すのでした。

自宅マンションへ戻った七瀬は、部屋に入ろうとすると隣の部屋が浬の部屋だと判明します。

しかし、浬が入ろうとすると中から美女が出てきて、「おかえり」と抱き寄せ中へ消えていきました。

天堂浬（佐藤健）が隣の部屋に住んでいることがわかって佐倉七瀬（上白石萌音）は大喜びでした。

しかし、浬の部屋には謎の美女・流子（香里奈）が一緒に住んでいました。

謎の美女・流子は気さくな人で七瀬を強引に部屋へと入れると、流子が浬の姉であることが発覚しました。

七瀬は配属希望通りに循環器内科に配属され、「勇者は魔王についてね」と言われます。

しかし浬は歓迎せず、手加減はしないと言われました。

この時、循環器内科では家電量販店の従業員・神田（金子大地）の緊急オペが決定していました。

ですが、オペを前に神田は食欲不振を起こしてしまいます。

そんな神田を七瀬は院内イベントに連れ出すと、神田は七瀬の計らいが嬉しかったのか、食べようと前向きになったのです。

2人の姿を見ていた浬は、1人の患者に肩入れするなと七瀬に注意します。

食事も食べられて、笑顔となった神田に七瀬は安心していましたが、オペの前に容態が急変していしまいます。

神田の容態は良くならず、そのまま亡くなってしまいました。

神田が亡くなり、遺族が七瀬を訪ねてきました。

退院したら炊飯器のおすすめを教えてもらう約束をしていた七瀬に、神田がパンフレットに細かくメモしたものを用意していました。

神田の優しさに触れた七瀬は神田が亡くなったことも、自分が無力だったことにもショックを受けて、自宅前で倒れてしまいます。

七瀬が目を覚ますと、浬が面倒を見てくれていました。

神田が亡くなったことで落ち込んで泣いている七瀬は、「看護師を辞めます」と口にしました。

しかし、浬はそんな七瀬を抱きしめ慰めると「お前は天堂担だろ」と励ますのでした。

佐倉七瀬（上白石萌音）が倒れたと聞いた来生晃一（毎熊克哉）がお見舞いにきていると、そこに忘れ物を取りに来た浬（佐藤健）が戻ってきました。

鉢合わせた2人に動揺する七瀬ですが、来生は看病するから浬は帰っていいと言います。

しかし、浬は七瀬を看病するといって一晩一緒に過ごしました。

翌朝七瀬が起きると既に浬の姿はなく、病院ではいつもの厳しい浬に指導を受けます。

しかし抱きしめられたことで動揺が残る七瀬は、得意の注射を何度も失敗してしまいます。

優しい来生が注射の練習台となりながら、浬の過去を教えてくれました。

浬は若林みのり（蓮沸美沙子）と付き合っていたけれど、みのりが拡張型心筋症で亡くなります。

その後浬は笑顔を無くし、魔王と呼ばれるほどに冷たくなったと言っていました。

一方、映画館で会った流子（香里奈）に一目ぼれしていた仁志琉星（渡邉圭祐）でしたが、再び院内で再会しました。

しかし仁志の上司・結城沙世子（片瀬那奈）と仲が悪いことを知ってしまい、仁志の恋の行方は雲行きが怪しくなります。

治療の効果がでない患者に悩んでいた浬は、七瀬の丁寧な看護記録を見て、治療方針を考えました。

そのおかげで患者は退院となるほどに元気を取り戻し、借りができた七瀬のために浬も注射の練習台になります。

ある日、循環器内科の新人歓迎会に参加した七瀬は「立派な看護師になる！」という決意を熱弁すると、酒を飲み酔っぱらってしまいます。

同じマンションに住む浬は酔っぱらった七瀬と一緒に帰ります。

そして帰り道の公園で浬は「お前を育ててやる」と言い、七瀬は「先生を笑顔にする」と言いました。

酔っぱらっていた七瀬は浬の肩にもたれ眠ってしまうと、それを見て浬は微笑むのでした。

少しずつ循環器内科での仕事に慣れてきた佐倉七瀬（上白石萌音）が患者の田沢の退院を見送ると、心不全で患者が緊急搬送されてきました。

まだ緊急搬送に対応することに慣れていない七瀬は、戸惑うばかりだった自分に落ち込みます。

そしてデスクに戻るとそこには七瀬を労うメモが置かれていました。

恐らく来生晃一（毎熊克哉）が書いてくれたのではないかと考えていましたが、来生は自分が書いたものではないと言います。

そして七瀬が自宅マンションへ戻ると、七瀬の部屋のポストにも同様のメモが貼られていました。

2枚のメモを見た流子（香里奈）はストーカーではないかと言います。

来生も七瀬をボディーガードすると提案し、流子は恋人を装うよう指示しました。

七瀬のボディーガードとなった来生は、一緒に病院へ出勤しました。

その姿を見て酒井結華（吉川愛）は気になっている様子です。

昨日心不全で運ばれてきた患者・鶴岡恵子（美保純）の検査結果を浬が確認すると、早急に手術をしなければならないと判断します。

担当となった来生と七瀬の2人で恵子に冠動脈バイパスの手術が必要だということを説明しました。

しかし、恵子は手術を拒否するのです。

翌日、七瀬は恵子の様子が気になって病室に立ち寄りました。

すると元々美容師だった恵子は七瀬の髪が気になったといって、セットをしてくれます。

このことから恵子と七瀬は打ち解けることとなり、恵子が手術を拒否した理由を知りました。

実は恵子は20年ぶりに会う娘の結婚式に出席することとなっていたのです。

結婚式の日取りは1週間後と決まっており、手術をしてしまうと退院までの期間があるので結婚式に出席できません。

事情を考慮し、手術ではなくカテーテルでの治療に切り替えました。

しかし、治療方針を変えた矢先に恵子は狭心症の発作を起こしてしまいました。

ナースコールに気づいた七瀬は来生がくるまで必死に緊急処置を施します。

七瀬が処置したおかげで恵子の容態は安定したということが浬の耳に入ってきました。

浬が恵子の病室の前まで来ると、病室から七瀬と恵子の会話が聞こえます。

容態は安定した恵子でしたが、七瀬に死ぬ前にせめて娘の花嫁姿を見たいとお願いしていました。

しかし、恵子の症状を見て来生は、再び恵子の手術に踏み切ろうと決断していました。

翌日カンファレンスでそのことが伝えられると、七瀬は話出します。

七瀬が同行し、恵子の娘の結婚式の日に3時間だけ外出させてほしいという要望を言いました。

しかし、新人の七瀬に何かあった時に対応できるとは思えないと医師たちは却下します。

それでも七瀬は恵子に生きるために治療を受けたいと思ってほしいと話しました。

すると浬が「俺が付き添う」と言ってくれたことで、ようやく恵子の外出許可が下りました。

恵子の娘の結婚式当日、浬と七瀬2人で付き添い容態を見ながら式場へと向かいました。

車椅子に乗る恵子は、目があった娘に手を振ると、娘が目の前にやってきてくれました。

久しぶりの再会に言葉が出ない恵子に娘は抱き着いて、感動の再会となります。

そんな母娘2人の姿を見た七瀬は感動して泣いていました。

恵子は付き添ってくれた2人に感謝をすると、治療をする決意をしたと微笑んでくれました。

七瀬はふと携帯を式場に忘れたことに気づいて、1人で取りに戻ります。

すると田沢が七瀬のスマホを手にしており、「探しているのはこれ？」と尋ねました。

ストーカーしていたのは田沢でした。

七瀬が戻ってこないことが気になっていた浬が駆け付けると、七瀬を助けてくれます。

しかし、逆上した田沢は浬に鉄パイプで襲い掛かりますが、退院したばかりの身体では浬を倒せません。

逆に田沢は浬に一撃で倒されてしまいました。

すると、鉄パイプが浬めがけて倒れてきているのに気が付いた七瀬は、浬を庇うように覆いかぶさりました。

頭から出血していた七瀬は救急車で運ばれます、

すると浬は「何でも願いを叶えてやる、キスもデートもしてやる」と七瀬に言っていました。

それを聞いた七瀬は意識を失ってしまいます。

しかし、七瀬が意識を失ったのは寝不足によるものでした。

頭の傷は2針縫うだけの軽傷です。

自宅マンションへと戻る七瀬は、浬にキスとデートの約束をしたことを言いました。

しかし浬は一度はぐらかします。

そして自分の記憶違いかと首をかしげる七瀬に浬はキスをするのでした。

ストーカーとなってしまった元患者と天堂浬（佐藤健）が揉み合いになり、咄嗟にかばった佐倉七瀬（上白石萌音）は病院へ運ばれました。

意識がなくなる寸前、七瀬に浬がなんでも願いを叶えると言ってキスとデートの約束をしていました。

幸い軽傷で済んだ七瀬は、浬に怪我をした時のお願いのことを浬に言います。

すると、浬は約束通りに七瀬にキスをしたのでした。

さらに浬は七瀬に「彼氏になってやる。」と言うのです。

やっと恋が実ったことに喜び舞い上がる七瀬に、「公私混同はするな」としっかり仕事をするように告げました。

そして交際していることを周りに言わないようにということも求められ、七瀬は聞き入れます。

翌日、看護師の主任・根岸（平岩紙）の長男真司が不整脈の患者として入院してきました。

七瀬は浬に真司のアブレーション治療の介助に加わりたいと希望します。

すると浬は勉強してこいと後押ししました。

しかし、会話を聞いていた根岸は浬に、七瀬の未熟さがいやだから外してくれと言いました。

その夜、流子の部屋で浬の好きな食べ物を聞きだす七瀬。

浬が鍵を忘れたと流子に連絡がくると、流子は七瀬に留守を頼み出かけて行きます。

流子に聞いた浬の好物を作ろうと、七瀬はスーパーへ買い出しに行きます。

すると来生に声をかけられ、七瀬は料理上手の来生に料理を教えてもらうことにしました。

2人で料理している姿を帰宅した浬が目にすると、「何してんだ」と言います。

七瀬は浬の好物のクリームコロッケを作っていたのです。

しかし、浬は帰宅早々病院へ戻ることになったと言い、すぐに出て行ってしまうのでした。

七瀬は同期の看護師を呼び、浬に作ったクリームコロッケを振舞いました。

するとそこに流子がやってきて、仁志琉星（渡邉圭祐）は驚きます。

仁志は流子にたまたま会った時に告白をOKしてもらっていたのです。

しかし、流子が浬の姉だと知り、さらに翌日には流子の元カレが小石川（山本耕史）だったことを知ると、「無理だ」と落ち込んでしまうのでした。

その頃、来生は浬の七瀬への態度が酷いと言い、浬に事実上ライバル宣言をしていました。

浬に勉強しろと言われた七瀬はアブレーションの見学や勉強を必死に続けます。

しかし、結局根岸の要望通りにベテラン看護師2名が付くことになります。

それを聞いた七瀬は浬が決定したと思い込み、「公私混同してるのは先生のほうだ」と悔しそうに言うと去っていきました。

その夜、来生に七瀬は相談をしていました。

来生は根岸が浬にそう頼んだことを教える病院へ戻るよう言いました。

浬に謝罪しようと病院へ戻ると、真司の容態が急変し、浬は緊急アブレーションを行っていました。

手術室の前には根岸もいましたが、真司の発作の原因がわかりません。

手術室で原因を考える浬を見て、七瀬は真司が副作用で喘息の症状が出た可能性があると言います。

真司は普段咳止めにメンソールのタブレットを食べていたと伝えました。

それを聞いた浬は、七瀬もアブレーションの介助を手伝わせ、真司の症状も無事収まります。

根岸が浬にお礼を言うと、根岸は七瀬にも感謝を言い、アブレーションの介助に入らないように言ったことを謝罪しました。

そして七瀬は浬に公私混同だと言ったことを謝罪し、甘党の浬にチョココロネをプレゼントするのでした。

看護師たちと来月のシフトを調整していると、七瀬は8日の日曜日に入って欲しいと頼まれました。

特にシフト希望のなかった七瀬が承諾しますが、浬が通りかかり8日入れないでくれと言います。

周囲がざわめいていると浬は「俺の彼女だから」と言い、看護師たちは祝福しました。

すると、浬を呼ぶ声が聞こえ、声のする方をみるとそこには浬の元カノ・若林みのり（蓮沸美沙子）にそっくりな女性がいました。

ナースステーションで天堂浬（佐藤健）と佐倉七瀬（上白石萌音）が付き合い始めたことを言うと、祝福ムードになりました。

すると「天堂先生」と女性が声をかけてきます。

女性は亡くなった浬の元カノ・若林みのり（蓮沸美沙子）の妹・みおりでした。

そして小石川（山本耕史）にみおりが医者であることを聞きます。

浬は七瀬とのデートの予定の日に、急遽セミナーに行ってくれと頼まれるハメに。

そのセミナーには医師であるみおりも来ると言います。

不安に思う七瀬が一緒に行きたいというと、浬に「仕事だから待っとけ」と言われてしぶしぶ待つことにしました。

そのことを流子（香里奈）に相談すると、流子は一緒に変装し、浬の後をつけようと言いました。

セミナーの会場がある大阪に到着すると、浬にみおりが声をかけてタクシーに乗り込んでしまいます。

2人も急いでタクシーに乗り込みましたが、見失ってしまいました。

七瀬が落ち込みながら歩いていると、財布を落としたという男性に遭遇し、一緒に探すことに。

七瀬がその財布を見つけ、男性が喜んだと思ったら突然意識を失って倒れます。

七瀬が応急処置をしていると、浬がやってきて2人で処置をすると、男性は意識を取り戻しました。

そして浬と七瀬の二人で散歩してタコ焼きを食べます。

浬は七瀬の尾行にはじめから気づいていたと言うのでした。

その夜流子にとってもらったホテルの部屋へいくと、浬と七瀬の泊まるホテルの部屋は同じということが判明します。

部屋はダブルベッドが置かれており、中にはいると七瀬はつまずいて浬ともどもベッドに倒れこみました。

2人とも動揺が隠しきれず、急いで離れると七瀬は「ゲームでもやりますか？」と空気を換えようと鞄の中を見ました。

するとその中に流子がセクシーな下着を隠していたのです。

とにかくお風呂に入ろうという事になり、七瀬が先に入ります。

お風呂からあがると七瀬は浬に覚悟を決めたことを伝えますが、浬はすでに寝ていました。

浬の寝顔にキスをしようか悩みましたが、七瀬はそのまま眠ります。

浬はもちろん狸寝入りで、静かに目を開くと七瀬の寝顔を見てキスをするのでした。

翌朝目を覚ますと、浬はすでにセミナーへ向かっていました。

「お前も来い」という書置きを見て、急いで向かいます。

そしてセミナーが終了すると、七瀬はみおりに話しかけてきました。

七瀬に浬と付き合っているということを聞いたから、2人の出会いを知りたいと言い、七瀬が説明しました。

するとみおりに姉とは正反対だと言われ、その後浬と七瀬は東京に一緒に戻りますが、浮かない表情をするのでした。

2人が東京へ戻ると、病院では患者の容体が急変してしまいました。

浬と来生、そして心臓外科医のみおりもオペに入ります。

3人の連携プレイによって患者の手術は無事に成功しました。

オペが終わると、みおりは浬に「あなたなら姉を失った辛さが分かり合える。私、あなたを好きになりました」と告白します。

その告白を七瀬は聞いてしまいました。

仕事帰りに七瀬が1人公園のベンチでやけ酒をしていると、来生がやってきました。

泣きながら焼け酒をしている七瀬を、来生は慰めます。

そして来生は七瀬を抱きしめて「泣かないで、俺がいるから。好きだよ」と言うのでした。

来生（毎熊克也）に告白された七瀬（上白石萌音）は動揺しますが、「信頼していますが、天堂先生が好きなんです」と返しました。

来生は返事を聞くと、「天堂とちゃんと話すといいよ。また明日」と言って見送るのでした。

七瀬が家へ入ろうとすると、ちょうど天堂浬（佐藤健）が家へ帰ってきました。

来生に言われた通り、七瀬はみおりの告白を見てしまい、自分と浬が釣り合っていないことに落ち込んだことを伝えます。

すると浬は「俺とお前が釣り合わないのは100万年前から分かってる」と言ってキスをしたのでした。

そこへ丁度流子（香里奈）が帰ってきました。

そして当たったからといって、遊園地のチケットを七瀬に手渡すと浬とデートしておいでと言ってくれます。

浬は乗り気ではなかったものの、流子に押し切られ次の休みにデートすることになりました。

その翌日、七瀬が1人パンを食べているとみおりに話しかけられました。

みおりは浬に告白したことを伝えると、「俄然燃えてきた」と宣戦布告してきたのです。

ある日七瀬は1人街を歩いていると、カフェで別れ話をしているカップルがいました。

七瀬は気づいてもいませんでしたが、いきなりそのカップルの彼氏に手を引かれ、この子と付き合っていると別れる為の口実にされてしまいます。

彼女は腹を立てて七瀬に飲み物をかけると去っていきました。

次の日、七瀬が仕事をしていると特別室から指名があったといって呼ばれました。

部屋に入ると、そこには昨日出会った男性・上条（清原翔）がベッドに横になっています。

浬や他のナース達がいる中、昨日デートしたとふざけて言ってきました。

七瀬が浬の顔色を窺うと、険しい顔をしていましたが、部屋を出て七瀬が弁解しようとしても「分かってる」とだけ言うのでした。

上条は小児科に寄付をしたり、差し入れをしたり、友人を呼んでプレゼントしたりと羽振りが良さそうです。

その行動に疑問を持った七瀬が流子に話すと、「人の気持ちをつなぎとめる方法がわからないんじゃないかな」と言いました。

ある日、夜遅くに浬が仕事をしていると上条が声をかけてきました。

浬が忙しく働いているから、出会ったあの日七瀬は楽しそうだったんじゃないかと言ってきます。

しかし、浬は特に顔色を変えるでもなく、その場をやりすごしました。

浬とのデートの日、七瀬は気合を入れて「アトラクション全制覇」と言って遊園地デートに挑んでいました。

人込みが苦手だと文句を言いながらも、浬は七瀬に付き合ってくれます。

夜になり2人は観覧車に乗ります。

きれいな夜景に七瀬は大喜びですが、浬は怖いようで「動くな」と言って怒りました。

それでも遊園地デートが楽しくてしょうがない七瀬は、出会った頃のことを話し出しました。

最初は全く振り向いてくれるとは思わなかったことを話し、「0.00001％の奇跡だ」といって喜ぶのでした。

上条が七瀬にいつものように連絡をしてきたので電話に出ると、上条は苦しんでいるようでした。

急いで上条の部屋へ向かった七瀬は担当の天堂を呼び、どうにか容態は安定します。

しかし、心電図を見ると不安定な状態が続いているようでした。

容態の落ち着いた上条はまた七瀬を呼び出すと、いきなりネックレスをプレゼントしてきました。

「俺ならなんでも叶えてあげられる。」と七瀬を抱きしめます。

驚いて離れようとしますが、上条は「俺には何もない。だから誰もいないってわかってる」と弱音を吐きました。

七瀬は「看護師として、上条さんのそばにいます」と返し、そっと背中をさすります。

するとそのタイミングで浬が病室に入ってきました。

抱き合う2人を目にした浬でしたが、やはり顔色一つ変えず、上条の体調だけを確認して出ていくのでした。

別の日に浬は再び上条の体調を確認するために部屋を訪れると、上条に話しかけられます。

「ああいうやつってどうなんだろうね。なんでも言う事聞く子。」と浬を挑発してきました。

その言葉が許せなかった浬は、上条を殴ってしまいますが、上条はそれでも担当医は浬のままで良いと言いうのでした。

翌日になり、上条のカテーテルを入れる処置が行われ、無事に完了しました。

報告を聞いた七瀬はほっとしますが、浬が体調不良で早退したと聞きます。

看病をしようと、仕事を終えると七瀬は浬の部屋でおかゆを作りました。

久々に2人で話す時間ができた七瀬は、浬にみのり（蓮沸美沙子）のことについて聞かせてくださいと頼みました。

浬は「大事な人を失う苦しみは今も残っているし、ずっと消えない。」と言います。

そして少し間をおいて「お前は変な奴に好かれやがって気に食わない」と嫉妬したことを七瀬に言ってきたのです。

浬は体調を崩しているから帰れと七瀬に冷たく言いますが、その言葉とは裏腹に繋がれた手は放そうとしません。

七瀬は嬉しくなり、浬にキスをしました。

翌日体調の良くなった浬と七瀬は仕事をしていました。

するとそこに上条がやってきて、「患者を殴ったことと精神的苦痛により、あなたを訴えます」と浬に言ってくるのでした。

佐倉七瀬（上白石萌音）が好きになった患者・上条（清原翔）は、天堂浬（佐藤健）を暴行と精神的苦痛で訴えると弁護士を立ててきました。

突然のことに困惑しながらも、浬に上条の看護を頼まれた七瀬は精一杯上条をみます。

一方、治験を終えた新しい治療法が確立して、小児科に入院中だった杏里（住田萌乃）のオペができることになりました。

ずっと杏里を見てきた浬にとっては願ってもない話です。

杏里の体調を見ても今がベストな状態にありました。

杏里のオペに向けて勉強に励む浬に、七瀬はおにぎりを握ってきて一緒に中庭でランチをしていました。

その光景を窓から上条は見てしまいます。

訴えられて焦っているかと思いきや、浬は冷静なままで七瀬との仲も変わらない様子を見た上条は怒りがこみ上げました。

オペは心臓外科と循環器内科の合同チームで行われることになり、浬が会議に参加しようとしたところ、小石川（山本耕史）に呼び出されました。

小石川は上条からの訴えが取り下げられない限り、杏里のオペには参加させないと上から言われたことを浬に告げます。

それを聞いた浬は杏里に関する資料をまとめ、杏里のオペにあたる若林みおり（蓮沸美沙子）に頭を下げて頼みました。

みおりに頭を下げている浬の姿を七瀬は目撃してしまいます。

真剣に向き合ってきていた浬を知っている七瀬は、どうしたら良いかと頭を悩ませました。

その日もいつも通り七瀬は上条の看護にあたろうとしましたが、上条が突然「訴えを取り下げてもいいよ」と言ってきました。

驚いて上条を見ると、「俺についてシンガポールに来てくれるなら」と言われます。

訴えを取り下げる方法は七瀬が浬と別れるしかないのです。

七瀬は浬を連れ出してボーリングデートに出かけました。

接戦になった最後の一投、七瀬は「これを全部倒したら、ずっと一緒にいてください」とお願いします。

浬からの返答はないままでしたが、七瀬はピンを全て倒すことができました。

翌日、上条の訴えが取り下げられて浬が杏里のオペに入れることになりました。

すぐに手術が始まり、無事に杏里のオペは成功します。

オペ室を出た浬は杏里の母親に成功したというと一息つきます。

すると、浬のもとに急いでナースがやってきて、「勇者から何か話を聞いていない？」と言われたのです。

意味のわからない浬でしたが、訴えが取り下げられたのは七瀬が何か動いたからだと気づきました。

その頃、上条は七瀬からの手紙とリハビリについて書かれた冊子を読んでいました。

手紙には「シンガポールには行けない代わりに、先生と離れます」と綴られています。

そして冊子を読み進めると、最後のページに元気になった上条の未来について書いてありました。

上条の病室に浬がやってきて、上条を中庭へと連れ出すと話をしました。

「あんたを見てるとイライラするんだよ。なんでそんな冷静なんだ？」と上条は今も浬が気に食わない様子です。

浬は「医師として上条さんと向き合おうとしていたけれど、1人の男としては厄介な男が現れたと思った」と本音を言いました。

そして「あなたは俺より七瀬の良さに気づくのが早かった」と上条を褒めると、上条は七瀬に片思いを諦めると伝えてくれと言うのでした。

上条は嵐のように去っていきましたが、結局七瀬は帰ってきません。

何度もいろんな人から電話を入れても出ようとはしませんでした。

その頃七瀬は鹿児島にいました。

小さな医院の求人を見つけた佐倉は、そこで看護師として働いていたのです。

ある日、診察の合間に買い出しに出かけると、流子（香里奈）からの着信がありました。

マンションの契約の事だと思った七瀬は咄嗟に電話に出てしまいます。

「すいません、敷金のことですよね？」という七瀬でしたが、電話の相手は浬でした。

浬は「お前はどうするつもりだ？」と七瀬に尋ねます。

七瀬は新しい仕事についていることを言うと、「甘えちゃうから一人前になれるように修行します」と泣きそうになりながらも答えました。

すると突然七瀬は浬に後ろから抱きしめられたのです。

そして浬は「ずっと一緒にいるって言っただろ」と言うのでした。

佐倉七瀬（上白石萌音）のもとに来た天堂浬（佐藤健）を連れて七瀬は実家に帰りました。

みんなで食事をしていると、祖母は「ここまで来たという事は結婚の申し込みでしょう？」と言い、家族は喜びました。

七瀬は慌てて「そういうことじゃない」というと、兄はそんな男辞めなさいと言ったのです。

しかし、七瀬は「天堂先生は運命の人なの！」というと、家族は「知ってる」といって乾杯しました。

その後、告白がどんなものだったのか、どこが好きなのかと問い詰められて浬は返答に困っていました。

すると突然、そこに近所の人たちが続々と集まってきます。

結局何も聞けなかったことに気づいた七瀬は「先生に好きって言ってもらったことないです！」と言いました。

その頃、流子（香里奈）は、小石川（山本耕史）に言われたことの返事をしに来ています。

「甘えることはできない」と言って断ると、そこに琉星がやってきて流子は小石川に「この前言っていた年下の彼氏」といって紹介しました。

銭湯へとやってきて、先に出た佐倉の父と浬はおでんの屋台で一緒に酒を酌み交わしていました。

七瀬の中学時代の話をした父は、「一生懸命な子なんです」と話しています。

そこに銭湯を出た女性陣がやってきて、七瀬と浬は先に帰ることになりました。

「東京帰るぞ」と言って、みんなが七瀬が帰ってくるのを待っていると言います。

七瀬の勤める医院の前を通った時、電気がついているのに違和感を感じて中に入ると院長が倒れていました。

院長はモルヒネを自分で打っていて、もう先が長くないことを聞きます。

院長は、医師としてこの小さな医院で患者が死を受け入れてその人が望む生き方をサポートしたいんだと話します。

院長は「いつまで続けられるかわからない。働ける場所があるなら帰りなさい。」と背中を押しました。

東京へと戻った七瀬はナースステーションでみんなに謝罪しました。

「戻ってきてくれてよかった。おかえり」とみんなが歓迎します。

その晩、琉星が流子の帰りを待っていました。

「高いスペックは持ち合わせていないけど、流子さんが好きです。それだけじゃだめですか？」と言います。

しかし、流子は「言葉だけじゃどうにもならない。現実は乗り越えられないの。」と言って部屋へと入っていきました。

浬と七瀬は新たに菅原という男性患者を診察していると、菅原は他の病院でアビレーションを断られたことを言いました。

「妻と最後に日本全国旅をしたいからお願いしたいんです」と聞いた浬は、アビレーションをやってみましょうと伝えます。

七瀬はみんなに「実家に行ったということはそういうことじゃないのか」と言われたことを気にしていて、沼津（昴生）に相談しました。

友人の話を聞いてほしいと言うと、手を出されないのはおかしいのかと聞きます。

すると沼津は「色気がないか、すごく大事にしているかのどちらかだ。」と教えてくれました。

それを聞いた七瀬はさっそくセクシー大作戦を決行します。

その後、ナースステーションでは沼津がみんなに話したことで「天堂先生は草食男子！？」と盛り上がっています。

浬が通りかかり、その話を聞いてしまいました。

七瀬に夕食を作ると言われた浬は、仕事を終え七瀬の部屋を訪ねました。

すると、七瀬は明らかに普段とは違う服を着て、部屋も豪華に飾られています。

「魂胆が見え見えだ」と言った浬が言うと、七瀬は「色気がないんでしょうか」と不安そうな顔を見せました。

「俺がどれだけ我慢してると思ってんだ」と言ってベッドに押し倒しましたが、そこに流子と結城（片瀬那奈）が入ってきて結局何もできません。

翌朝、「今日の菅原さんのアブレーションが成功しますように。」と祈ってから、七瀬は浬と一緒に病院へと向かいました。

するとすごいスピードで走ってくる車があり、進行方向には小学生や大人が横断歩道を渡っているのを目にします。

咄嗟に七瀬は小学生たちの背中を押すと、車にひかれてしまいました。

七瀬が起き上がり、あたりを見渡すと他にもたくさんの人たちが倒れています。

2人は手分けして応急処置をし始めますが、一緒に車にひかれた七瀬を浬は心配していました。

しかし、七瀬は「いなくなったりしない。だからみんなを助けましょう」と言って再び応急処置にあたります。

救急車が到着し、患者は2人の処置のおかげでどうにかなりそうだと救急隊は言いました。

それを聞いた七瀬はほっとして倒れてしまいました。

七瀬は病院へ運ばれて手術を受けましたが、意識が戻りません。

浬は脳に障害があったら意識が戻らず、植物状態となる危険性があると言われました。

事故の日からずっと浬は七瀬に寄り添い、一睡もせず仕事をしながら七瀬の様子を見ていました。

そして「いつまで寝てんだ、バカ。」と声をかけると、七瀬の指がわずかに動きました。

目を覚ました七瀬は、すぐに事故に会った人たちと菅原のアビレーションがどうなったのかと聞きます。

そんな七瀬に、浬は背を向けると七瀬の好きなところを順番にあげていきました。

言いながらも浬は意識が戻った喜びが大きく、涙がとまりません。

そして、「こんなことで喜ぶならいくらでも言ってやる。お前が好きだ。だから二度と俺のそばを離れるな。」と言って手を握りました。

天堂浬（佐藤健）と佐倉七瀬（上白石萌音）がブランチをとっていると、そこに流子（香里奈）が着物姿で入ってきました。

さらに仁志（琉星）も一緒です。

事情を聴くと、流子はお見合いで禁酒と言われてショックを受け、そこに琉星が来たと言います。

そして「結婚しないでくれ。僕と一緒に来てください！」と言われて、琉星と一緒に逃げてきたのでした。

七瀬は流子に一緒に実家に来てと言われて行くことになります。

実家の前に立った七瀬が大きなお屋敷のような家だったことに驚いていると、そこに父が帰ってきました。

挨拶して頭を下げても、視線を向けただけで無視されてしまいます。

家の中へと入れてもらいますが、七瀬はどうしていいかわからずそわそわしています。

すると父は「家庭にも入らない、継ぐ気もない。世の中舐め切っている。お先真っ暗だ。」と怒りました。

しかし七瀬は、「流子さんは頼りになって弟さん想いの日本一かっこいい女性です。お先真っ暗なんかじゃありません！」と返します。

言い返された父は、流子に顔を向けると「将来をちゃんと考えろと言ってるんだ。」と言いました。

今後は流子と言い合いになってしまいます。

流子の母が作ってくれた小籠包の前に七瀬は移動して、「せっかくなので食べませんか。」と頬張ります。

七瀬はそうにか空気を和ませようとしますが、「なんなんだ君はあつかましい！」と父に怒られました。

すると、リビングに浬が入ってきて「こんなところまで乗り込んでくるおあつかましい大馬鹿は俺の彼女だ。」と父に紹介したのです。

皆が視線を向けると、七瀬の横に立ってもう一度両親に向かって挨拶をしました。

「父さん、母さん、紹介します。彼女が佐倉七瀬さんです。俺が結婚したいと思っている女性です。彼女が俺を変えてくれました。」

初めて浬から聞いた結婚という言葉に七瀬は喜びが隠せませんでした。

喜ぶ七瀬を見つめる浬の表情を見た父は、「冷めないうちに食べるか。」と言って食卓に座ります。

そして、再び小籠包を頬張る七瀬を見ると、少しだけ笑顔を見せるのでした。

実家を出た流子を琉星が待っていました。

そして一緒にご両親に謝りますと言いましたが、解決したと言われて流子は歩き出します。

そのままある場所まで来ると、立ち止まり流子は琉星に向かって言いました。

「私仁志くんに惹かれた理由が分かった気がする。ただまっすぐ好きって言ってくれる。私が何よりも欲しかったもの。」

そして後ろに立つ天堂総合病院を見ると、「立派に継いでみせる。堅物親父を見返してやる！」と宣言します。

言葉が出ない琉星に、流子は「一人前になったらまた会おう。」と言って笑顔で手をふり病院へと向かいました。

翌日、医療法人の福祉の仕事をする沼津の弟（亜生）が来ると、海外看護留学のパンフレットを渡してくれました。

七瀬はそのパンフレットを横からジッと見つめており、その姿を浬が見ています。

そしてついに杏里が退院できることになりました。

外に出て杏里をみんなで見送ると、杏里は「これから学年トップになって、天堂先生みたいな先生になるんだ。」と夢を語ります。

応援された杏里は、七瀬たちを見ると「みんなの将来の夢は？」と聞いてきました。

みんなが夢を語る中、七瀬だけは「私は修行あるのみ！」と答えます。

杏里を見送った後、根岸（平岩紙）に呼び出されると海外留学に行かないかと声をかけられました。

しかし、七瀬はすぐに断ってしまいます。

ある日、流子は面接希望者との面談をするため、面接者の待つ部屋に入りました。

すると目の前にはスーツ姿の琉星がいたのです。

そして「看護師として一人前ではありませんが、2人で一人前になりたい。僕が全力であなたを笑顔にします。」と言いました。

流子は駆けだして、琉星に抱きつきつくと嬉しそうに笑顔を見せるのでした。

その頃、七瀬と浬は神社にお参りに来ていました。

手を合わせ終えて帰ろうと歩き出すと、七瀬はふと最初に浬と出会った日のことを思い出します。

七瀬は「先生と出会って一生懸命勉強して看護師になって、本当に良かったって思ってます。」と言いました。

すると、浬は「行けよ、留学。行きたいんだろ。顔に行きたいって書いてある。」と七瀬の背中を押しました。

七瀬の留学が決まり、出発する前日に浬と2人でディナーをすることになりました。

先にレストランで待つ七瀬に、浬から緊急カンファになったと連絡が入ります。

結局浬は閉店の時間になっても現れませんでした。

七瀬が帰り道をとぼとぼと歩いていると、雨が降り出してしまいました。

それでも七瀬は傘を差そうとはせず、びしょぬれのまま立ち尽くしています。

そこに後ろから浬がやってきました。

浬の姿を見た七瀬は、思わず浬を思いっきり抱きしめました。

「たった何時間か会えないだけで寂しいのに、1人だなんで耐えられる自信がありません。」と泣きじゃくります。

それでも朝はやってきます。

出発の日、浬は七瀬を見送る予定でしたが、行く前に杏里の症例の会見をすることになっていました。

会見が始まったころ、根岸は七瀬が時間を2時間間違えて浬に伝えていたことに気づきました。

急いで行かないと間に合わないと、来生が会見をしている浬にそっと伝えます。

小石川（山本耕史）も、浬が緊急で出ないといけなくなったと背中を押してくれました。

浬は急いでタクシーで空港に向かい、七瀬の姿を探します。

七瀬の後ろ姿を見つけた浬は大声で呼び止めると、駆け寄って抱きしめました。

そして、「今から言う事をよく聞け。」と研修初日に言った言葉を七瀬に言います。

「患者さんには誠意を持って不快な思いをさせない。自主的にどう動くか考える。それと…戻ってきたら俺と結婚しよう。」

言い終えた浬は、指輪を取り出すと七瀬の薬指に指輪をはめました。

2人はもう一度抱きしめあい、キスをすると笑顔でそれぞれの道へと行くのでした。

1年後、七瀬が日本に帰ってきました。

家の近くの桜の木の下で花びらが舞うのを見ていると、浬が後ろから名前を呼びました。

七瀬が走って浬の元へ行くと、浬は「相変わらず俺の事が好きでたまらないって顔してるな。」と再会を喜ぶのでした。

腫瘍内科の看護師たちが、忙しい浬と七瀬を気遣って小さな結婚式を開いてくれました。

ウェディングドレスに身を包んだ七瀬と、タキシード姿の浬がバージンロードを歩きます。

そして神父の前に来ると、浬は七瀬を愛し続けることを誓いました。

七瀬も誓いの言葉を言おうとした瞬間、沼津の弟が倒れてしまいます。

急いで病室へ運んだので命に別状はなく、ストレスからくるものでした。

手当を終えた浬は、ナースステーションにいる七瀬の前に来ると誓いの言葉を聞けていないことに気づきます。

そして「まだ聞いてなかったな。誓うか？」と七瀬に聞きました。

七瀬は「誓います。」と言うと、2人は抱きしめあい誓いのキスをするのでした。