ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」を見逃し配信で無料視聴する方法！あらすじネタバレ1話～最終話も

どこかのビルで男が縛られています。
「俺にこんな真似をしてただで済むとは思うなよ」

同じ頃――。
池袋署の刑事課強行班配属のキャリア組刑事、
神崎隆一（山田涼介）が初出勤します。

神崎は出勤途中、座り込んでいる老婆を背負って歩道橋を渡らせます。
老婆の友達全員を渡らせて汗だくで出勤します。

相棒になる池袋署の検挙率ナンバーワンの先輩刑事・
黒木賢司（田中圭）が無断欠勤で、強行班係係長の末永（八島智人）から
黒木の行方をたどり探し出すように命じられます。

黒木の前夜の動向をたどるとガールズバーを訪問し、
女性店員・萱島マイと店を後にした後の消息がつかめません。

萱島マイの実家を訪れますが、
両親に「娘は旅行に行った」と言われてしまいます。

神崎は急ブレーキをかけたタイヤ痕の脇に
血の付いた黒木の警察手帳を見つけます。

強行班係に報告の電話をしている最中、
黒木から電話が入ります。

「監禁されたんです。誘拐事件です。
ドルフィンってガールズバーの萱島マイと一緒です。
おそらく狙いは彼女です」
携帯電話のGPSの位置情報を送ります。

黒木と一緒に居る萱島マイが監禁部屋の扉を開けると、
外は炎に包まれていました。

神崎が雑居ビル奥の黒木が監禁されている部屋に
辿り着きます。

炎を見て慌てる神崎を横目に、自力で拘束されていたパイプを壊して
腕を自由にした黒木は、「理科の実験だよ」と側にあった色々な薬剤を混ぜ、
炎に向けて投げ込みます。

爆発が起きましたが、炎は無事に消えていました。

「やってみるもんだな」と黒木がいい、神崎と言い争いになります。

気付くと萱島マイの姿がなく、慌てて外に出ると、
車に乗せされ連れ去られる姿を発見します。

慌てて追いかける二人ですが、逃げられてしまいます。

池袋署に戻った二人は、末永から叱責されます。
黒木は事情説明を求められます。

前日夜――。
萱島マイからストーカー被害の相談を受け、
ボディガードを引き受けました。

マイの自宅まで送り届けた際、仮面を被った男達に次々と襲われ、
誘拐されたのでした。

マイは大手建設会社・萱島建設の社長の娘の為、
身代金目的の誘拐と見当をつけました。

黒木と神崎は互いのやり方に反発しながらもバディの為一緒に捜査に出かけます。

マイの実家に宅配業者を装って侵入した2人は、
マイの母から話を聞きます。

3時間前に犯人から5千万円の身代金を要求する電話がかかってきました。

慌てる両親でしたが、
マイに電話をし無事を確認できたため、
いたずらと判断したのでした。

2人が驚いている時、マイが帰ってきましたが、
マイは二人が見たマイとは別人でした。

誘拐されたマイは、偽造学生証を使ってガールズバーで働いていたのだろうと
推測しました。

萱島マイは以前学生証を紛失したことがありました。

その時、誘拐犯から電話が入ります。

黒木がマイの母に身代金は明日用意すると答えさせると、
犯人は「今日の17時に西口公園に社長が一人で持ってこい」と要求します。

「隣の刑事に伝えてほしい」との要求に応じてしまい、
警察がいることがばれてしまいます。

神崎は電話を代わり、マイに危害を加えないように要求しますが、
犯人は、お前らの出方次第と答えます。

身代金受け渡しの時間まであと4時間。

2人は萱島建設社長であるマイの父に、
身代金受け渡しの場所へ行ってほしいと依頼しますが、
断られてしまいます。

末永の調査で、小野田という半グレの男に犯人の目星をつけ、
マイに成りすましていたのは氏原綾乃17歳と判明します。

綾乃の父の所在を聞き、二人は向かいます。

午後1時35分――。
綾乃の父に借金取りと思われ、逃げ出そうとされましたが、
警察と説明し、話を聞いてもらいます。

綾乃は家出中でした。

神崎は綾乃の父に家出の理由を尋ねます。

父は「私に見切りをつけたのでしょう」と答えます。

「足場から落ちて怪我をしてから仕事が出来なくなり、
労災を申請して手術を受けた後、足が動かなくなりました。

職場に訴えても事故が原因かわからないと取り合ってもらえず、
クビになります。

綾乃は弁護士になる夢があったのに自分のせいで高校を辞めてしまい……」

黒木は綾乃と父・二人の写真を見てあることに気付き、写真におさめていました。

家を出た後、神崎に写真を見せ、神崎も何かに気付きます。

午後4時15分――。
黒木と神崎は萱島マイの父に会い、外国人労働者の働き方を暗に指摘し、
捜査への協力を願い出ます。

神崎は黒木のやり方に反発し、正々堂々と依頼するべきといいますが、
黒木に一蹴されます。

午後5時――。
マイの父の協力をとりつけ、待ち合わせ場所へ行きます。

警察の盗聴に気付いている犯人は、マイの父に様々な行く先を指示し、
喫茶店のテーブルの裏にある封筒を読ませます。

それを見たマイの父はトイレへと向かい、
窓から1階に飛び降ります。

黒木は必至で追いかけますが見失ってしまいます。

黒木と神崎は合流し、
マイの父の持つ携帯電話の盗聴器の音から
サンシャイン水族館へと向かいます。

その頃――。
犯人から携帯電話を水槽に捨てるように指示を受け
投げ捨てるマイの父。

身代金が入った鞄を置きその場を離れるように指示をされます。

犯人が綾乃を連れて逃亡しようとする時に
神崎と黒木がやってきます。

焦った犯人は、綾乃を巨大水槽へ突き落とします。

黒木は綾乃を助けるため水槽へ飛び込み、カナヅチの神崎も決意して飛び込み、
2人で綾乃を救出します。

犯人達は駆けつけた強行班の面々によって逮捕されました。

その後、無事助かった綾乃に
マイの父は「よかったな助かって」と声をかけます。

黒木と神崎が綾乃に語りかけます。
「見事にだまされたよ。萱島建設に恨みがあったんだね」

綾乃の父が萱島建設をクビになり、綾乃は家出しました。

綾乃は家出後、萱島マイを見つけ、盗んだ財布に入っていた学生証から
萱島マイに成りすましました。

ガールズバーで半グレの小野田達が誘拐を企てているのを聞き、
自作自演の誘拐事件を持ちかけました。

身代金を入手した後は犯人達と折半する予定でした。

神崎は綾乃に語りかけます。

「君のやったことは最低だよ。それに君は気づいているよね。
萱島社長は思ったより悪人じゃないって」

お父さんを嫌いになったわけじゃないのならきちんと話をするべきだと説得します。

綾乃が父と同じ腕時計をしている写真を見ていました。

誘拐事件を計画したのは、お父さんの足の手術代を稼ぐためと尋ねる神崎に
綾乃は頷き、ずっと一人で自分を育ててくれたから嫌いになってなんかいないと話します。

神崎は、綾乃がお父さんを支える番と諭し、綾乃は頭を下げます。
「ちゃんと罪を償ってお父さんの側にいます。本当に申し訳ございませんでした」

綾乃が警察署へ連行された後、綾乃の父が現れて涙を流しながら頭を垂れます。
黒木がこっそり綾乃の父を呼び、声を聞かせていたのでした。

事件解決後、神崎と黒木は一緒にラーメンを食べに行きます。

黒木は神崎の父の話と腕時計を見て、あることに気付き、店を出ます。

黒木は神崎の父・賢造の蕎麦屋に行き、確認します。

神崎賢造は自分の父でした。

賢造は黒木の言葉を肯定します。

黒木は冷酷な目で建造に告げます。
「一つだけ言っておく。俺はあんたを許さないぞ」

翌日神崎の家に引越しのトラックが到着し荷物を運びいれます。

黒木が現れ「今日からここに住むわ。昔俺ここに住んでたんだよ」と言われます。

からかわれていると怒る神崎に
黒木は賢造と撮った昔の写真を見せます。

「俺達、腹違いの兄弟なんだ。俺の親父も神崎健三だ。よろしくな弟」

末永（八嶋智人）が警視庁警察学校の植田教官にかつて池袋署刑事課にいた時のことを尋ねます。
22年前にあったファミレス立てこもり事件。
神崎の息子が今末永の班に居るので知っておきたいと告げます。
植田は「週末に」と末永に告げ、去っていきます。

池袋署の強行班に、女子高校生・橘望美（蒔田彩珠）が行方不明になった事件の一報が入ります。

文科省キャリア官僚のシングルマザー橘美咲（奥貫薫）が山中で口論になり、
車から降りた娘を置き去りにしていました。
すぐあと10分後に戻ってきましたが、娘の姿がなく、携帯だけが落ちていました。

美咲の供述では、望美が不登校になっていることや
当日引き返した時に、後部座席に大きな不審な荷物を載せたトラックとすれ違ったことが分かります。

美咲は望美が誘拐されたと訴えます。

黒木（田中圭）は美咲の供述に不審な点を感じ、美咲の身辺調査を依頼します。
木村（江口のりこ）と諸星（ジェシー）は美咲の素行を調査しに行きます。

神崎（山田涼介）と黒木は行方不明になった現場に向かいます。
背中を押したら転げ落ちそうな山中の急斜面が置き去りにされた現場でした。

黒木に、末永から美咲が相当な毒親ということが分かったと連絡が入ります。
今迄もしつけと称して、寒中ベランダに長時間放置など
虐待と受け取られるような行為を行っていました。

奥多摩駅で美咲が娘の目撃者を探すチラシを配布している姿が
一般人のSNSで投稿されています。

彩乃（関水渚）が望美のSNSの裏アカウントを特定できたと、
黒木と神崎の家に訪れます。

1か月前位からSNSで呟く内容が急に暗く自殺をほのめかす内容になったと言います。

そこには奥多摩に連れて行かれたことが書かれていて、
美咲が「車を走らせてたら気づけば山奥に入っていて」という
供述が嘘と判明します。
黒木は不登校の理由に何かヒントがありそうだと考えます。

そこで、黒木の考案の作戦で神崎と彩乃が望美の通う高校へ
中学時の同級生として潜入して話を聞こうとします。

1年生で隣のクラスの子たちの話で
望美のクラスの前田裕子がいじめを受けて
トラックに飛び込み自殺したということが分かります。

前田の親が高校にいじめの犯人を特定するように依頼し、
担任が生徒にアンケートを取った結果、
望美が前田裕子をいじめたのがわかりました。

望美はクラスメイトに無視されるようになり、いじめを受けて、
不登校になったとのことでした。

望美が失踪した日、橘親子は前田裕子の納骨式に向かうべく
奥多摩へ向かったのでした。

納骨式で前田裕子の親族に謝罪を求められましたが、
望美は謝らず、美咲は望美を叩いたのを式場の人が目撃していました。

しかしその後、
話を聞いた女子生徒のうち一人から電話が入り、
彩乃が話を聞きます。
担任の先生のアンケートがあった日、
苛めていた生徒から、望美の名前を書くようにとの指令が
クラス全員にあったとのことです。

望美はいじめをうけていた前田裕子をかばい、
いじめを行っていた生徒に不興をかってしまっていたのでした。

クラスメイト達も拒否すれば自分がいじめられてしまうので、
指示に従って望美の名前を書いていたことが分かります。

橘望美の裏アカウントにしつこく絡んでいた男をマークしていたら
自殺幇助をにおわせる書き込みと、
失踪当日に美咲が目撃したトラックらしき写真を見つけました。

黒木と神崎が美咲を呼び出して話を聞くと
トラックは目撃したものと同じと分かりました。

当日の詳細を再度聞くと、
納骨式のあと、望美はいじめていないというが
クラス担任からアンケート結果を聞き、
望美が主犯だと思い込んでしまったと分かります。

神崎は美咲に「望美さんはお母さんに信じてほしかったんだと思います」と伝えます。

神崎は黒木を呼び出し、ある方法を提案します。
「望美さんを助ける方法があるのなら、僕は1ミリでもこの方法にかけてみたいんです」

神崎は末永に辞表をだし、「成果を上げられなかったら責任をとるつもりです」と告げます。

黒木も後押しします。
「下手すりゃここにいる全員飛ばされるかもしれない。
でも俺はこの賭けに乗るべきだと思います」

末永は清水の舞台から飛び降りることを決断します。

そして、駅でチラシを配っている美咲の元へ行き、
マスコミが見守る中、任意同行として美咲は警察署へ連れて行かれるのでした。

母親が自分を殺害した容疑で逮捕されれば、
望美は何か反応を起こすはず、それに賭けてみます。

テレビのニュースで母親の拘束を見た望美は
SNSで知り合った男の目を盗み、公衆電話から警察に電話をかけました。

「橘望美、本人です。母はなにもやっていません」

電話から公衆電話の場所を逆探知し、
末永は強行班の面々に指示をだします。

犯人も「濱中正樹」だと断定されました。

濱中がアジトに使用していた場所に入ると2人はおらず、
パソコン画面についていた、廃ビルの場所へ直行します。

格闘の末、犯人・濱中を確保し、
望美を見つけますが、望美は窓から飛び降りて自殺しようとします。

黒木も神崎も、望美の母、美咲は望美のことを一番に考えている、と告げます。

美咲を確保したのは、望美がアクションを起こしてくれるためだったと。

美咲のキャリアに傷をつけるかもしれないことを告げたが、
美咲は協力したと。

「私は望美の母親です。あの子の命を救えるならなんだってします。
犯罪者にだってなります。もう一度望美に会わせてください」

望美は理解し、神崎の手を取り、母・美咲と和解するのでした。

末永が退職届を破棄していると、植田から連絡が入り、
明日話をきくことになります。

翌日――。

外では交通安全教室が開かれ、神崎が講義をしています。
黒木と彩乃が見に来ています。

一方、
末永は料理屋で植田を待っていますが、一向に植田が現れず電話をかけます。

着信した植田の携帯電話の横には、遺体となった植田が横たわっていて、
その横には血まみれの手の神崎賢造が立っていたのでした……。