ドラマ「相棒19」を見逃し配信で無料視聴する方法！あらすじも1話から最終話までまとめ！

何者かに拳銃で撃たれた、警視庁交通機動隊(白バイ)隊員の出雲麗音。

怪我を負った麗音のもとを訪れた警視庁特命係の杉下右京と冠城亘。

右京と冠城は、麗音から事件の情報を聞き出そうとするものの、上司からの命令により麗音は何も話しません。

数か月後のある日、麗音が捜査一課の刑事になることが決まります。

捜査一課の伊丹憲一、芹沢慶二たちは、予想外の人事に驚きを隠せません。

「週刊フォトス」に掲載された、広報課長・社美彌子が中心となった警視庁の女子軍団「KGB（警視庁ガールズボム）」の記事を見た右京。

麗音の人事異動が美彌子と、警視庁副総監・衣笠藤治の力によるものだと気づきます。

そんな中、万津幸矢という男性がビルから落ちて亡くなる事故が発生します。

組織犯罪対策五課・角田六郎課長は、幸矢が、広域指定暴力団「扶桑武蔵桜」の組員に対し、麗音を襲撃したことをほのめかしていたことを知ります。

一方、幸矢の遺品を片づけていた母親の蒔子が、パソコンの中に「ネオ・ジパング」という正体不明の「仮想国家」があることに気づきます。

蒔子は、幸矢の恋人・朱音静に仮想国家に関する話を持ちかけます。

幸矢の事件に関する捜査が進められる中、麗音が特命係のところにやって来ます。

麗音は、右京と冠城に、自分を銃撃したのは幸矢である可能性が高いと話します。

麗音が銃撃された事件を担当している右京と冠城は、幸矢と接触した「扶桑武蔵桜」の組員に話を聞きに行きます。

組員に話を聞いた右京と冠城は、話を聞く中で警察上層部と「扶桑武蔵桜」の組長が深おつながりを持っていることに気づきます。

しかし、幸矢に関する詳細な情報は得られません。

その後、右京と冠城は、静と蒔子に話を聞きに行きます。

そこに警視庁捜査一課の刑事たちも加わり、家宅捜索を行うものの、事件に関係する証拠品は出てきません。

そして、右京と冠城は幸矢が出入りしていた「ネオ・ジパング」の創設者・加西周明に話を聞きに行きます。

しかし、加西は幸矢のことは知らないと話します。

事件の捜査が進められる中、静と蒔子が銃刀法違反で逮捕されます。

静と蒔子に話を聞いた右京と冠城は、麗音の事件が想像以上の難事件であることに気づいたのでした。

しかし、幸矢の恋人である朱音静に対し、不信感がぬぐえない警視庁特命係の杉下右京と冠城亘。

事件の捜査を再開し、静がVRの世界に作られた仮想国家「ネオ・ジパング」に出入りしていたことを突き止めます。

「ネオ・ジパング」の生みの親であるIT長者・加西周明に再び会いにいった右京と冠城。

加西は、依然として事件には無関係だとして何も話そうとしません。

しかし、仮想国家の中で加西が実施していた大金のプレゼント企画についての話になると、加西は動揺し話を切り上げようとします。

右京と冠城は、幸矢の母親である蒔子のところに行きます。

右京と冠城は、静の無実を証明したいと願う蒔子に、静を信じる根拠は何かと尋ねますが、蒔子は上手く答えられません。

その後、静に会った右京と冠城は、静が幸矢を「ネオ・ジパング」から追放したのではないかと問いかけます。

ところが、静は問いかけに一切答えずに立ち去ります。

そんな中、自宅に戻った静のところに麗音がやって来ます。

麗音は週刊誌の記事から事件当日のことを思い出し、静が銃撃事件の犯人であることが判明したと話します。

すると、もう逃げることはできないと悟った静は罪を認め自首します。

そして、右京と冠城は加西のところに行き、自分の罪を認めるようにと話します。

ところが、加西は大金を支払って右京と冠城から逃れようとします。

そんな加西に、右京と冠城は静にも大金を支払って麗音の銃撃事件を起こさせたのではないかと言います。

その頃、取り調べを受けた、静は、加西から大金をもらうことを条件に麗音を銃撃したと認めました。

静は、欲望に打ち勝つことができなかったことを後悔していると打ち明けました。

一方、右京と冠城に、加西は、幸矢が麗音を殺害できなかった静のために金をもらおうと壁を登ろうとしていたことを明かします。

しかし、加西は反省する様子も見せず、証拠不十分で逮捕には至らなかったのでした。

尾崎が調査を進めていた詐欺グループによる犯行の可能性が高いことが判明します。

特命係の右京（水谷豊）と冠城（反町隆史）は、生前の行動を辿り尾崎の買い物の様子に違和感を覚えます。

尾崎が立ち寄ったと見られる実演販売をしていた、実演販売士の酒井（山本浩司）のところに行った右京と冠城。

しかし、酒井から有力な情報は得られません。

同じ頃、尾崎が調査を進めていた詐欺グループに関する情報を集めていた捜査本部。

殺人事件が関わるため捜査一課が事件を担当しようとしますが、捜査二課は同僚の死に関わりがあるため自分たちが事件を担当すべきだと主張し、意見が合いません。

そんな中、再び酒井に話を聴きに行った右京と冠城。

右京は、酒井が詐欺グループに所属していたことがあり、そこで尾崎と関わるようになったのではないかと問いかけます。

酒井は詐欺グループに所属していたことは認めたものの、尾崎の殺害については否定します。

数日後、酒井が犯人であると考えた右京と冠城は、酒井のところに行きます。

酒井は右京と冠城に問い詰められ、尾崎との深い関わりや詐欺グループにいた頃の犯行について打ち明けます。

後日、詐欺被害者に話を聞いた右京と冠城は、弁護士を選定できるサイトを利用していたことを知ります。

さらに、警察関係者に成り済まして、詐欺被害者に近づいていた人物がいたことが判明します。

そして、酒井のところに足を運んだ右京と冠城は、尾崎が自殺したことを隠すために酒井が尾崎の血痕などを拭きとったのではないかと言います。

酒井は、右京と冠城の話が真実であることを認め、尾崎が詐欺グループと繋がっていて犯行を見逃していたため、尾崎を恨んでいると打ち明けます。

そんな酒井に、右京は尾崎が詐欺グループを逮捕しようと奮闘していて、酒井が詐欺グループによって危険にさらされないように行動していた。ことを明かします。

酒井は、尾崎に対して大きな誤解をしていたことにショックを受け、右京と冠城に連れられて取り調べを受けることになるのでした。

後輩の芸者・叶笑を助けて欲しいというのです。

詳しく話を聴くと、芸者見習いだった15年前、叶笑は暴行未遂事件の被害者となり、加害者が出所したため、動向を追って欲しいということでした。

加害者の動向について、調査を始めようとした右京と冠城でしたが、加害者である久我山が一昨日殺されたことが明らかになります。

叶笑の得意客・吉岡が社長を務める会社の社員であった久我山。

さらに、凶器から叶笑の指紋が見つかり、叶笑は取り調べを受けることになります。

叶笑は、久我山と会ったことは認めたものの、殺害については否定します。

その頃、右京と冠城は15年前の暴行未遂事件の現場近くで、窃盗事件も起きていたことを知ります。

右京と冠城は、窃盗事件について調べ始め、吉岡が窃盗事件の犯人の一人だったことを突き止めます。

吉岡のところに行った右京と冠城は、吉岡が窃盗事件の犯人だったことを確認します。

さらに、吉岡が叶笑に罪を着せようとしていたのではないかと問い掛けます。

そこに、警視庁捜査一課の刑事たちがやって来て、取り調べを行うため吉岡を連行します。

右京と冠城は、吉岡と共謀して窃盗事件を起こした男性のところに話を聴きに行きます。

男性は、久我山が自分のところにやって来たことを明かします。

さらに、久我山が窃盗事件の犯人であることを知っていると言い脅して来たことも打ち明けます。

その後、右京と冠城は取り調べを受けている吉岡のところに行き、吉岡と叶笑が、お互いを殺人事件の犯人だと思っているのではないかと言います。

叶笑が犯人だと思っている吉岡に、真犯人は別の人物であると明かし、吉岡を驚かせます。

その後、右京と冠城は取り調べを受けている吉岡のところに行き、吉岡と叶笑が、お互いを殺人事件の犯人だと思っているのではないかと言います。

叶笑が犯人だと思っている吉岡に、真犯人は別の人物であると明かし、吉岡を驚かせます。

犯人であるという疑いが晴れた吉岡は、叶笑の暴行事件を目撃していながら見捨ててしまったことを明かします。

久我山は、その事実を知っていて吉岡のところにやって来て、吉岡を脅していたのでした。

そして、後日叶笑のところに行き真犯人が逮捕されたと報告する右京と冠城。

さらに、吉岡が叶笑を助けるために、暴行事件の際に防犯ベルを鳴らしていたことを伝えます。

そこに、吉岡がやって来て叶笑を直接助けられなかったことを詫びます。

叶笑は、防犯ベルを鳴らしてくれた吉岡に感謝するのでした。

政治家一家の白河家では、達也の義理の母・貴代（冨士眞奈美）が最も大きな権力を持っていました。

貴代の夫は、24年前に収賄事件の捜査中に亡くなっていて、事件の捜査を右京が行っていました。

混乱の中で、達也の息子が誘拐未遂事件に巻き込まれます。

「告発者X」という人物から、達也に対し脅迫状が届きました。

捜査が行われ、元検事の黒崎（内田裕也）が関わっている可能性が高まります。

達也は、会見を行い、自身が脅迫されていると話したうえで、金銭問題は事実無根であると訴えます。

達也の発言に、白河家の人々は驚き、無謀な行動をする達也を責めます。

しかし、達也の会見を受けて世間の人々は一気に達也を擁護し始めます。

右京は、貴代に話を聴こうとします。

貴代は、夫の事件に関わっていた右京に対し、夫を亡くしたことについて自分の気持ちを語ります。

さらに、右京に対して夫が亡くなる原因を作ったため恨みを持っていることも話します。

そんな中、達也は告発者Xにより金銭問題に関わっている証拠となる映像を撮影されてしまいます。

達也は、追い詰められ姿を消し、その後遺体となって発見されます。

遺体の側には遺書があり、自殺であるとの見方が強まります。

しかし、右京は達也が殺された可能性が高いと考え、冠城とともに貴代のところに行きます。

右京と冠城は、貴代に達也は殺された可能性が高いと話し、その言葉を受けて貴代は動揺します。

その後、

嫌がらせはすべて自分がやったことだと打ち明ける木田。

しかし、あくまで達也は自殺だと言い張ります。

そして、改めて貴代のところに行った右京と冠城。

右京は、木田が貴代をかばうために警察に行ったと言います。

貴代は認めようとしませんが、右京は話を続けます。

貴代は、のでした。

そして、白河家を守る方法は達也を殺す以外にないと覚悟を決め、自ら達也を毒殺したのでした。

さらに、貴代は白河家の名誉を傷つけようとしていた夫も殺害していました。

貴代は、罪を認め白河家を守るための行動だと話し、右京と冠城に連れられて警察に行くのでした。

出張風俗店のドライバーとして働いていて、偶然通りかかったという松野（橋本じゅん）という男性が、異変に気づき通報しました。

被害者と金髪の男性が喧嘩になっていて、金髪の男性が鞄を持って逃走したのを見たと話す松野。

捜査一課は、殺人事件として捜査を始めました。

そんな中、特命係の右京（水谷豊）と冠城（反町隆史）は、捜査一課と異なる方向性で捜査を始めました。

松野の証言に違和感を覚えた右京と冠城は、松野の関係者たちに話を聴くことにしました。

すると、松野が事件当日の夜に仕事を欠勤していたことが明らかになります。

右京と冠城は、松野のところに行き、話を聴くことにします。

冠城は、松野に詰め寄りますが、松野は元劇団員という経歴を活かし、芝居をしてその場を乗り切ろうとします。

右京と冠城は松野に翻弄され、退散することになります。

さらに捜査を進めた右京と冠城は、松野に詐欺罪の前科があることを突き止めます。

それから、松野と亡くなった男性に接点があったことも明らかになります。

松野は前科があることを認め、警察署に連行されます。

松野は事情聴取に応じたものの、話をはぐらかしてばかりで情報を入手することができません。

右京は、松野に取り調べを行います。

松野は、詐欺罪で死者を出してしまったことで役者を辞めたのではないかと尋ねます。

そんな右京に対し、松野は自分が殺人事件を起こしたと自白し、証言を始めます。

被害者の男性が貸したお金を返さなかったため、衝動的に暴力を振るい殺害してしまったということでした。

後日、右京と冠城は新たな手掛かりをもとに、松野が真犯人をかばっていることを突き止めました。

真犯人は、松野の娘・山田みなみ（柳ゆり菜）でした。

罪を犯してからみなみに会っていなかった松野は、みなみが働いている出張風俗店で、娘を守るために正体を隠してドライバーとして働き始めました。

みなみは、出張風俗店を利用した被害者の男性から、会社員として働いている職場に出張風俗店で働いていることを暴露すると言われていました。

みなみは、自分を脅迫し続ける被害者の男性ともみ合いになり、被害者の男性を殺害してしまいました。

事件現場に駆け付けた松野は、みなみの代わりに犯罪者になろうとしたのでした。

松野は、自分が犯人であることにしてほしいと右京と冠城に懇願します。

しかし、願いは叶わず、松野は愕然とするのでした。

遺体は、2年前に発生したアポ電強盗殺人事件の加害者と見られていました。

遺体に関する捜査が進められる中、2年前に妊婦が階段から落ちて亡くなった事件に関して、別の事件で事情聴取を受けていた須藤龍男（成田瑛基)が、自分の犯行であることを認めます。

そんな中、弁護士の連城（松尾諭）を介して連続殺人犯・遠峰小夜子（西田尚美）から、拘置所に来てほしいと依頼された特命係の右京（水谷豊）と冠城（反町隆史）。

右京と冠城は、妊婦が亡くなったと考えられる時間に、須藤を殺害現場と別の場所で見たと、小夜子から報告を受けます。

右京と冠城は、小夜子の証言が正しいかどうか捜査を始め、アポ電強盗殺人が起きた場所と須藤が目撃された場所が近いことを確認します。

その後、妊婦が階段から落ちて亡くなった事件を、事件発生当時に取材していた出版社に行った右京と冠城。

事件を取材した女性・白石加奈子（魏涼子）は、当初から事件の可能性が疑われていたと言います。

さらに、事件の犯人が逮捕されて良かったと話す加奈子に、右京は須藤が犯人ではないかもしれないと告げます。

加奈子は、まだ事件が解決しないことを知りショックを受けます。

小夜子が須藤を目撃した場所に行った右京と冠城。

アポ電強盗殺人事件に関する情報を得ながら妊婦が階段から落ちて亡くなった事件を捜査していきます。

右京は、小夜子の証言を思い出し、アポ電強盗殺人事件の目撃者である少年に話を聴きに行きます。

少年の話から、須藤がアポ電強盗事件の際に見張り役をしていたことを突き止めます。

その後、須藤がアポ電強盗殺人事件で、共犯者を殺害したことが判明します。

殺人犯であることがばれることを恐れるために、他の事件の犯人に成り済ましたのでした。

右京と冠城は、小夜子のところに行き、須藤が殺人犯だったことを伝えます。

小夜子は、殺人犯をかばっていたことを知り、落胆します。

しかし、気持ちを切り替えた小夜子は、妊婦が階段から落ちて亡くなった事件を解決して欲しいと話し、右京と冠城は、妊婦が階段から落ちて亡くなった事件の捜査を再開します。

亡くなった妊婦の夫・井原俊樹（福井博章）に話を聴きに行った右京と冠城。

右京は俊樹になぜ妊婦が転落したことを知った時すぐに救急車を呼ばなかったのかと尋ねますが、俊樹は曖昧な返答をします。

右京と冠城は、事件当時俊樹が誰かと会っていたのではないかと詰め寄ります。

俊樹は、事件当時浮気をしていて、妊婦が俊樹の浮気を知り動揺して階段から転落したことを打ち明ける。

出版社に行った右京と冠城は、加奈子が俊樹と浮気をしていたことを確かめます。

しかし、加奈子は、右京と冠城の話は事実だと認めたものの、自分を罪に問うことはできないと開き直ります。

そんな加奈子に、右京は小夜子に情報を提供しているのではないかと尋ねます。

加奈子は、小夜子に何度か手紙を送っていて、小夜子に心酔していると話します。

そんな中、妊婦の夫が脅迫罪で加奈子を訴えたことを報告する。

加奈子は、自分が犯罪者として逮捕されることを知り、その場に崩れ落ちるのでした。

右京と冠城は、小夜子に話を聴きに行きますが、小夜子は加奈子のことを知らないと話します。

そんな小夜子に、右京は加奈子を追い詰めようとしていたのではないかと言います。

小夜子は、愚かな人々の嘘が明らかになり、転落していくことを楽しんでいたと打ち明けます。

右京は、小夜子が隠している真実を明らかにすると言葉を掛け、小夜子は不敵な笑みを浮かべるのでした。

仲裁しようとしますが、二人はその場からいなくなってしまいます。

次の日、冠城は与党幹事長の娘・小早川奈穂美（上野なつひ）が口論していた女性だと知ります。

そんな中、奈穂美の婚約者・星宮光一（田中佑弥）が何者かに殺害されます。

右京と冠城は、奈穂美と口論していた宇野（柏原収史）が怪しいと考えますが、宇野には完璧なアリバイがあり犯行の証拠が摑めません。

同じ頃、宇野は奈穂美のところに電話を掛けていました。

奈穂美に対し、宇野は結婚について考えようと提案します。

困惑する奈穂美に、宇野は拒否する権利はないと話し、結婚の話を進めることになります。

宇野にアリバイがある中で、右京と冠城は捜査を続け、宇野に前科があることを知ります。

そんな中、奈穂美が、婚約披露パーティーをしようとしていることが判明します。

右京と冠城は、婚約披露パーティーの会場に行きます。

奈穂美に話を聴こうとした右京と冠城でしたが、奈穂美は何も話そうとしません。

そこに、宇野がやって来て、結婚披露パーティーが始まりました。

奈穂美は、パーティーの参加者たちに、新しい婚約者として宇野を紹介し、参加者たちを驚かせます。

その後、宇野が何者かに襲撃され、大怪我を負います。

右京と冠城は、宇野のところに行き、襲撃された時の状況を聴きます。

右京と冠城は、宇野が奈穂美に関するよほど重要なものを持っていると推測します。

そんな中、宇野は、奈穂美には自分こそがふさわしいと話します。

後日、星宮が養子であることが判明します。

婚約者の実の母親に会いに行った右京と冠城は、婚約者が養子に出されることになった経緯を聴きます。

右京と冠城は、母親から婚約者の幼少期のアルバムを見せてもらい、婚約者と宇野が小学生の頃同級生だったことを突き止めます。

それから、宇野のアリバイを証言したバーの従業員の女性・花牟礼静香（田川可奈美）のところに行った右京と冠城。

静香が星宮と宇野の同級生だったことを確かめます。

静香は、宇野を助けたいという気持ちから、宇野に協力してアリバイ工作をしたのでした。

そして、奈穂美と宇野の結婚式の日を迎えました。

右京と冠城は、宇野に事件の謎が解けたと切り出します。

右京は、宇野が犯人だということは見当がついていたと言い出します。

宇野は、奈穂美が裏カジノに出入りしていることを知り、奈穂美を脅迫しました。

宇野は、小学生の頃、養子に出される予定でしたが、星宮に反対されました。

養子の話を断った宇野でしたが、現在になって、星宮が代わりに養子に出ていたことを知りました。

宇野は、星宮によって自分の人生が狂わされたと感じ、星宮を殺害することを決めたのでした。

逮捕されることになった宇野でしたが、刑事たちの隙をついて逃げ出し、建物から飛び降りたのでした。

事件を目撃したという主婦・智子（藤吉久美子）から情報を得て、過去にテレビ出演するなど人気を得ていたものの、SNSでの発言により失脚した元料理人・溝口が事件に関わっている疑いがあることが判明します。

捜査一課は、行方不明になっているという男性の行方を探します。

その頃、事件について詳細な情報を提供した智子に興味を示した、特命係の右京（水谷豊）と冠城（反町隆史）。

智子の情報と防犯カメラの映像から、女性弁護士の矢坂美月（野村佑香）が事件の一週間前に被害者女性と会っていたことが判明します。

しかし、美月は階段から転落して命を落としていたことが明らかになります。

さらに、美月がネット上の書き込みを見て、悩みを抱えている女性を発見し、自分から話を聴きに行っていたことも分かります。

捜査を進めていた右京と冠城は、智子から電話で連絡をもらい、再び智子のところに行きます。

右京は、智子が怪我をしていたことに気づきます。

そんな中、智子は、カンナが溝口を攻撃していた可能性があると言い始めます。

その後、溝口のSNSに書き込みをした女性（白勢未生）に話を聴きに行った右京と冠城。

女性は、溝口から脅迫されていて、美月に問題解決を依頼していましたが、その途中で美月が亡くなってしまった
と話します。

さらに、溝口とはカンナを通して知り合いましたが、カンナも亡くなってしまったため、溝口が二人の命を奪ったと考え、SNSに書き込んだと打ち明けます。

それから、情報を集めていく中で、カンナが溝口を脅していた可能性があり、カンナと溝口が共犯関係にあった可能性が高いことが判明します。

ほどなくして、溝口が逮捕され、取り調べで溝口はカンナに脅されていたことを認めます。

右京は、溝口に美月を知っているかと尋ねますが、溝口は美月のことを知らないと言います。

そして、智子はカンナが転落死した現場にやって来ます。

そこに、右京と冠城がやって来て、智子がカンナを転落死させたことを確認します。

智子は、SNSの書き込みを見て悩みを抱えながら弁護士の仕事をしている美月の存在を知り、美月を救いたいと思ったと言います。

美月のところに行った智子は、男性に襲われている美月を助けました。

美月と打ち解けた智子は、協力して困っている人々を助ける活動をするようになりましたが、ある日美月が亡くなり、その犯人がカンナであることを突き止めました。

カンナに美月を転落死させたことを認めるようにと迫りましたが、カンナは聞く耳を持たず、思わず智子はカンナを突き落としてしまったのでした。

智子に対し、右京は美月を転落死させたのはカンナだという証拠が出て来たと打ち明けます。

智子は、自分も命を落として罪を償うつもりだったと明かします。

右京は、智子に対し、罪を償って再び笑顔を取り戻して生きることが美月のために出来ることだと言葉を掛け、智子は涙するのでした。

しかし、埜原から作品を買った人々は、偽物を買ってしまったことを認めたくないため、全員が被害に遭っていないと話します。

ため、埜原を無実として取り調べを終えました。

ところが、埜原は警察から出た直後に自殺して亡くなってしまいます。

右京（水谷豊）は、埜原が何者かに命を狙われていた可能性があると考え、冠城（反町隆史）とともに捜査を開始します。

右京と冠城は、贋作を作成していた画家・中岡丑夫（原勇弥）のところに話を聴きに行きます。

中岡は、右京が自分の絵を馬鹿にしていると感じ、怒りを爆発させます。

右京は怒りを鎮めるために、中岡の絵を購入することになります。

それから、右京と冠城は、召し使いと御曹司に扮して、中岡の絵が展示されている画廊に行きます。

画廊のオーナー・四条真奈美（野口かおる）は贋作と知っていながら中岡の絵を売ろうとし、右京と冠城は違和感を覚えその場を離れます。

四条について調査を進め、四条が埜原と仕事を通して関わっていたことが明らかになります。

その後、広域指定暴力団「扶桑武蔵桜」が、埜原と関わっていた可能性が浮上します。

右京と冠城は、暴力団関係者のところに行き、四条と暴力団が関わっていることを確認します。

後日、警視庁捜査一課の刑事・出雲麗音（篠原ゆき子）が特命係に派遣され、一緒に捜査を行うことになります。

何か狙いがあると思いながらも、麗音とともに捜査を始めた右京と冠城。

すると、刑事部長・内村完爾（片桐竜次）がやって来て右京と冠城に余計なことはしないようにと忠告します。

そんな中、暴力団員たちが騒動を起こし、その場にいた刑事たち全員で止めに行きます。

そこで、暴力団員に、内村が襲われ、意識を失ってしまいます。

そして、右京と冠城は暴力団と半グレ集団で報復合戦が繰り広げていたことを突き止めます。

さらに、埜原が暴力団と繋がっていることを利用して商売をしていたことも明らかにします。

命の危機に立たされていた内村は、奇跡的に意識を取り戻します。

内村は、これまでの態度を改め、暴力団関係者を捕まえるようにと命じ、暴力団関係者たちは次々と逮捕されるのでした。

区役所職員の鎌田（永嶋柊吾）という男性が、都内の河川敷で遺体となって見つかりました。

何者かに殺害されたと見られ、右京（水谷豊）と冠城（反町隆史）は捜査を始めます。

捜査を進める中で、加害者が右足を負傷していたと思われることが判明します。

そんな中、右京は、常連客として通っている小料理屋「こてまり」で、小出茉莉（森口瑤子）と買い物をしていた自分を追跡していた男性に遭遇します。

男性は、仁江浜（岸谷五朗）と名乗り、フリージャーナリストとして働いていると話します。

右京は、仁江浜からの取材の依頼を断りますが、仁江浜は諦めようとせず、事件現場にもやって来て、右京を馬鹿にするような言葉を投げかけます。

その後、鎌田が中学生の頃に少年院にいたことが明らかになります。

鎌田に暴力を受けた人物について調べた捜査一課は、瀬川（趙珉和）という男性が怪しいと目星を付けます。

伊丹（川原和久）と芹沢（山中崇史）は、瀬川から話を聴こうとします。

ところが、瀬川は自殺して亡くなってしまいます。

事件解決の手掛かりが摑めない中、新たな殺人事件が起こります。

被害者は、殺人事件を起こし少年院に入った経歴を持つ長谷部（柾木玲弥）でした。

事件発生時の防犯カメラの映像に映っていたのは、長谷部と一緒に暮らしていた五十嵐美幸（鮎川桃果）と仁江浜でした。

右京と冠城は、仁江浜が何者なのかを確かめるため、さらに捜査を進めます。

そこで、仁江浜の本名が大沼浩司だと知った右京は、自身が過去に関わった事件のことを振り返ります。

特命係に異動する前、右京は爆発事件を解決するため、事件現場となった工場に向かいました。

そこには、爆発によって動けなくなった柚木竜一と仁江浜の息子・直樹（青木柚）という少年たちがいました。

短時間で助けられる状態だった柚木を救出した右京でしたが、再度爆発が発生し、直樹は亡くなってしまいました。

その後、右京は仁江浜に連れ去られてしまいます。

右京とともに、茉梨と犯罪組織のリーダーとなった柚木（平埜生成）も一緒に連れ去られていました。

仁江浜は、右京に対し息子を亡くしてからずっと憎しみを抱えて生きて来たと話します。

さらに、右京に対し茉莉と柚木のどちらかを助けるか選ぶようにと問い掛けます。

どちらにも生きて欲しい右京は、自分の命を犠牲にする代わりに茉莉と柚木を助けて欲しいと言います。

緊迫した状況の中、冠城がやって来て仁江浜は逮捕されました。

数日後、甲斐（石坂浩二）、茉莉とともに食事を楽しむ右京と冠城。

すると、茉莉のところに、いつも茉莉の店に魚を配達している青年・達郎（緒形敦）から、父親になったことを報告する連絡が来ます。

茉莉は、かつて少年院にいた達郎が、立派に社会復帰し父親になったことに感動します。

そして、右京、冠城、茉莉、甲斐は新たな年が良い年になることを願って乾杯するのでした。

犯人を逮捕するため、詐欺グループの一員だという鈴木（マギー）と会った冠城は、鈴木に詐欺グループの一員として自分を加えて欲しいと依頼します。

詐欺グループのアジトに潜入することになった冠城は、佐藤（山﨑光）など未成年の少年たちが軟禁されて詐欺の手伝いをさせられていることを突き止めます。

詐欺グループの情報を得たい冠城は、鈴木から詐欺グループのボスが伝説の詐欺師であることを聴きます。

冠城から話を聴いた右京は、伝説の詐欺師について調べを進め、足に障害があり、杖をついて歩いていたという話を聴きます。

一方、冠城も佐藤から、伝説の詐欺師が杖をついて足を引きずるようにして歩いている姿を目撃したという情報を得ます。

その後も、詐欺集団に正体がばれないように警戒しながら、連絡を取り続けた右京と冠城。

さらに、捜査一課の刑事・出雲麗音（篠原ゆき子）も詐欺グループに潜入させようとしますが、警察関係者ではないかと疑われ、潜入捜査を思うように進めることができません。

そんな中、右京は詐欺集団に乗り込むために、捜査一課の刑事たちを巻き込み、架空の法人に在籍する人物として詐欺集団のアジトに向かいます。

詐欺集団のアジトに行った右京は、詐欺集団の人々から疑いの目を向けられつつも、何とか鈴木と接触することに成功します。

さらに、右京とともに来ていた刑事たちもアジトに乗り込み、詐欺集団の人々を一斉に逮捕します。

事件は解決したように思われましたが、アジトから佐藤がいなくなったことが判明します。

冠城は、自分の正体を明かさずに、佐藤に連絡を取り、合流することになります。。

待ち合わせ場所にやって来た佐藤に、右京を連れてやって来た冠城は、詐欺集団のアジトが特定され、詐欺集団の人々が逮捕されたことを告げます。

驚く佐藤に、冠城は自分が警察関係者であることを告げ、佐藤はさらに動揺します。

そんな中、右京は佐藤に対し、目撃したと話していた伝説の詐欺師の様子を再現して欲しいと言います。

佐藤は、目撃した伝説の詐欺師の歩き方を再現しますが、右京は佐藤の杖の使い方が不自然であることを指摘します。

それから、右京は佐藤が伝説の詐欺師の正体ではないかと詰め寄り、佐藤は自分が伝説の詐欺師であることを認めます。

佐藤は、ゲーム感覚で詐欺を楽しんでいたことを打ち明け、奪ったお金をすべて返せばそれほど重い罪にはならないと話します。

反省する様子を見せない佐藤に、冠城は怒りを覚え、今後厳しい現実が待ち受けていると告げます。

その頃、逮捕され取り調べを受けていた鈴木は、過去に佐藤が自分を出し抜いていたたことを打ち明け、佐藤に反撃するためにあえて警察に逮捕されるような行動を取っていたことを明かします。

さらに、取り調べに合流した右京と冠城に対し、鈴木は、罪を償った後、一緒に詐欺師として協力しないかと持ち掛けます。

右京と冠城は、鈴木の態度に呆れ、何も返事をせずに取り調べを終えて立ち去るのでした。

病院に運ばれたものの、そのまま命を落としてしまいます。

がんを患っていたことから病死と診断された團路。

しかし、團路の死に疑問を持った特命係の杉下右京（水谷豊）は他殺ではないかと感じます。

同じ特命係の冠城亘（反町隆史）や捜査一課の刑事たちは、右京の意見に疑問を持ちますが、右京は他殺の証拠を得るために捜査を始めます。

右京は、捜査一課の刑事・出雲麗音（篠原ゆき子）とともに、團路の弟子である路里多（立石晴香）に話を聴きます。

路里多は、師匠である團路に恨みを持っていないと話します。

さらに、團路の人柄の良さについても語り、右京は團路の死に関する情報を得られません。

同じ頃、冠城は弟子たちのリーダー的存在である小ん路（林家正蔵）に話を聴きます。

小ん路は、團路は誰かから恨みを買うような人物ではないと話し、他殺の可能性を否定します。

その後、破門されたという團路の元弟子・駄々々團（水沢林太郎）に話を聴くことにした特命係と捜査一課の刑事たち。

さらに、團路の弟子たちも全員集め、もう一度話を聴くことにします。

駄々々團は、破門された理由を、團路の持ち物を勝手に売ったり、食べ物を盗んだりしていたからだと話します。

しかし、團路の持ち物を売ったことが犯罪になると言われ、駄々々團は小ん路（林家正蔵）によって、事実を話すことを口止めされていたことを打ち明けます。

右京は、捜査を進めていた際に、團路の自宅の台所から、約1か月前の開封されていない和菓子とレシートを見つけたと話します。

それから、弟子たちが團路に関して隠していることがあるのではないかと、自らの意見を話し始めます。

約1か月前、團路はセクハラによって慰謝料を請求されていました。

團路の弟子たちは、師匠である團路が問題を起こしたことで、これまでの輝かしい経歴に傷がつくことを恐れました。

團路の名誉のために、問題が発覚する前に亡くなることが最善の策だと考えた弟子たちは團路を弟子たち全員で殺害することにしました。

そして、「死神」を披露する日を迎えました。

團路は、観客を楽しませようと落語の世界観の延長として、あえて意識を失ったふりをしました。

弟子たちは、團路の行動を利用し、病院に運ばれるまでの間に毒を服用させるなどして、團路の命を奪ったのです。

弟子たちは、右京の話を聴いた後も黙ったままでした。

右京は、弟子たちの行動を激しく非難し、弟子たちのところを立ち去ります。

その後、右京と冠城は亡くなった團路を偲ぶのでした。

茉莉は、男性が忘れ物をしたことに気づき、店を出た男性を追い掛けます。

そこで改めて中迫の顔を確認した茉莉は、中迫が高校の同級生だったことを知ります。

久しぶりの再会を嬉しく思う茉莉でしたが、中迫はそんな茉莉を自分と一緒にタクシーに乗せます。

突然の事態に困惑する茉莉に、中迫は、税理士として働いている中で、暴力団から追われることになってしまい逃げていると説明します。

茉莉は、中迫を信じ、力になることを決めます。

中迫は、茉莉に暴力団が関係する会社で、マネーロンダリングが行われていることを知ったと打ち明けます。

警察に相談することを提案する茉莉ですが、中迫は家族を巻き込みたくないため拒否します。

そんな中、暴力団の人々が、茉莉と中迫の居場所を突き止め、近づいて来ます。

茉莉と中迫は、自宅を離れどうにか暴力団の人々から逃げることに成功します。

次の日、特命係の右京（水谷豊）と冠城（反町隆史）は、茉莉の行方が分からないことを不安に感じていました。

茉莉の行方に関する手掛かりがないか調べ始め、茉莉が中迫と一緒にいる可能性が高いことを突き止めます。

さらに、右京と冠城は、中迫が弁護士で暴力団関連の会社と契約を結んでいるという情報を得ます。

一方、茉莉は中迫に頼まれ、フィットネスクラブに向かい、マネーロンダリングに関する証拠品を取りに行きます。

教えられた通り、ロッカーから証拠品を取り出すことに成功します。

茉莉と中迫は合流し、車に乗って警察署に行くことを決めます。

その後、右京は茉莉がいたフィットネスクラブを訪れます。

右京は、フィットネスクラブの職員から、茉莉の様子に不自然さがあったことを聴きます。

さらに、右京はロッカーの中に不正に手に入れたと思われる大金が入っていることに気づきます。

同じ頃、茉莉は中迫から罪を犯したため海外に逃げようとしていると言われます。

茉莉は、中迫にこれ以上協力することはできないと考え、一緒に乗っていた車を降ります。

しかし、中迫を追っていた暴力団の人々がやって来て、茉莉は捕まってしまいます。

中迫は、茉莉を守るために暴力団の人々と戦い、茉莉と一緒にその場を離れます。

その後まもなく、特命係や捜査一課の刑事たちがやって来て、中迫は逮捕されます。

中迫は、自分もマネーロンダリングに関わっていたことを認めます。

また、茉莉は成り行きで巻き込んでしまっただけで、共犯者ではないと話します。

そして、小料理屋「こてまり」に戻った茉莉は、右京と冠城に、中迫と行動をともにした理由として、学生時代の思い出を打ち明けます。

茉莉は、文化祭でフォークダンスを踊っていた際に、中迫と踊る手前で曲が終わってしまったことがあったと言います。

それから、学生時代と現在で中迫は変わっていないと言い、笑顔を見せるのでした。

捜査一課刑事・出雲麗音（篠原ゆき子）は、ゲイバーのママ・ヒロコ（深沢敦）がひったくりに遭っているところを目撃し、ヒロコを救出します。

ヒロコは、速水が自身の店を頻繁に訪れていて、事件当日の夜、電話で連絡を受けて急いで店を出たことを明かします。

そんな中、速水が亡くなった事件では、愛人・郁美（吉井怜）が重要参考人として浮上し、捜査一課の刑事たちは捜査に乗り出します。

その頃、特命係の右京（水谷豊）と冠城（反町隆史）は、ヒロコの知人だという配達員・池澤（瀬川亮）から話を聴き、ヒロコがひったくり犯に関する証拠を持っていると疑われ、被害に遭ったのではないかと考えます。

麗音は、ヒロコの身に危険が及ぶ可能性が高いと思い、ヒロコを警護することを決めます。

その後、速水の遺体の第一発見者で友人の相馬（佐伯新）に話を聴くことにした右京と冠城。

ところが、アリバイがなく、闇金を使用していたことが明らかになり、相馬に対する疑いが強まります。

一方、ヒロコの警護をしていた麗音は、池澤がヒロコを後ろから突き飛ばそうとしているところに遭遇します。

麗音は、池澤を問い詰めますが、池澤はヒロコに話し掛けようとしていただけだと言います。

ヒロコは、池澤を疑った麗音に怒りをぶつけ、警護を辞めさせます。

それから、右京と冠城は、何者かがヒロコを尾行していることに気づきます。

正体を確かめると、その人物は相馬でした。

相馬は、事件当日に速水の自宅に行くと、速水はすでに亡くなっていたと右京と冠城に話します。

さらに、相馬が速水の自宅から持ち去ったコインを持っているところを、ヒロコに目撃されたと勘違いしていたことも明らかになります。

後日、右京と冠城は、池澤のところに行きます。

追い詰められた池澤は、自分が犯人であることを認めます。

池澤はかつて速水の会社で働いていたことがあり、速水の命令に従って行動しましたが、上手くいかずに会社を辞めさせられました。

その後、池澤は配達員として再び速水と関わることになりましたが、配達員を馬鹿にするような態度を取る速水に不満を持っていました。

そんな中、速水が脱税をしていることを突き止め、速水から金銭を奪うことを思いつきます。

そして、事件当日、速水のところに行き、金銭を奪おうとした際に喧嘩になり、速水の命を奪ってしまったのでした。

ヒロコは、信頼していた池澤が犯罪者になってしまったことを知り、大きなショックを受けます。

しかし、その後元気を取り戻すと、右京と冠城のところに行き、麗音にお礼の花束を渡すようにと頼むのでした。

すると、将は右京と冠城に、友人を助けて欲しいと依頼します。

一方、激安スーパーの創業者・小峰裕司（鎌倉太郎）の小学生の息子・翔太（加藤憲史郎）が何者かによって連れ去られてしまいます。

しかし、小峰は警察に翔太が連れ去られたことを連絡しようとしません。

それでも、右京と冠城は、翔太に危険が迫っていることを突き止め、伊丹（川原和久）や角田（山西惇）たちと一緒に捜査を始めます。

冠城は、小峰が翔太の誘拐事件について連絡しない理由を探るために、小峰の会社に行きます。

社員に話を聴いた冠城は、小峰が自宅に裏金である大金を隠し持っているという情報を摑みます。

それから、右京は安村剛（今野浩喜）という男性が事件に関わっていると推測し、調査を開始します。

調査を進めて行く中で、右京は安村が和菓子職人として働いていたものの、大槻健太（西興一朗）という男性の借金を背負うことになり、行方不明になってしまったことを知ります。

さらに、大槻が以前働いていたという進学塾に行った右京と冠城は、翔太が進学塾に通っていて、大槻と仲が良かったことを突き止めます。

その後、大槻が逮捕され、翔太が大槻を利用して誘拐事件を起こし、小峰が持っていた大金を手に入れようとしていたことが判明します。

そんな中、将が右京と冠城に助けて欲しいと話していた友人が、安村だったことが明らかになります。

親からの虐待に耐えかねて、自ら命を絶とうとしていた将を安村が救ったことをきっかけに、2人は友人となり仲良くなっていきました。

しかし、と持ち掛けられました。

安村は、将を危険な目に遭わせないために将と会うことを拒否し、2人は会うことができなくなっていたのでした。

安村は、警察署に行き、取り調べを受けることになりました。

右京は、安村に将のためにも和菓子職人としての安村を待っている人のためにも、人生をやり直そうと励ましの言葉を掛けます。

そして、安村と将は再会し、涙を流して抱き合うのでした。