長瀬智也さん主演のホームドラマ「俺の家の話」が1月22日金曜日から放送が始まりました。
宮藤官九郎さん脚本の作品だけあって、あちこちにコミカルなパロディやギャグが散りばめられて面白く、楽しく笑いながらあっと云う間に過ぎた1時間9分の初回でした。
しかもドラマのメインテーマである老いた家族の介護と遺産相続問題もしっかり描かれていましたね。
また、プロレスと能という全く異質の文化がドラマに凝縮されていて、今までに無いエンターテインメントを感じることができる作品でもありました。
しかし、1話の最終版に寿三郎(西田敏行)の介護ヘルパーで婚約者のさくら(戸田恵梨香)が後妻業の女ではないかというネット情報が飛び出してきて展開が怪しく爆裂。
ドラマ「俺の家の話」で一番の謎である“介護ヘルパーさくらの後妻業説”の真相にいきなり迫ります!
長瀬智也さん主演のドラマ「俺の家の話」が、2021年1月22日(金曜日)から放送されます。 脚本を宮藤官九郎さんが書く「王道ホームドラマ」を、長瀬智也さんや西田敏行さん、戸田恵梨香さん、桐谷健太さん、江口のりこさんなど豪華出演陣が演じ[…]
SNSに投稿されていたさくらの裏稼業
ドラマ「俺の家の話」1話を見逃してしまった人のために問題のツイッターの投稿と画像をここに再現しておきます。
魔性の女 自称さくらちゃんガチ恋の巻#俺の家の話 pic.twitter.com/AhQqm0PVv0
— ひまわり (@hima_wa_riri) January 22, 2021
やっぱりかなり、いや相当怪しいですね。
さくらちゃん!
これは、寿一の弟で弁護士の観山踊介(永山絢斗)がスマホで検索し見つけたものです。
志田さくらが観山家の家族の前に現われてからだいぶ経つと云うのに遅いし、弁護士だったら寿三郎と婚約した時点で本格的に調べているだろうとも思えます。
考えられるのは、遺産がさくらに渡ると判ってから家族や同居人の誰かが投稿した可能性です。
投稿したのは誰
投稿した内容の真偽は1話終了時点では判りませんが、観山家の誰かだと仮定することも出来ると思います。
そこで、怪しい順に推理してゆきます。
寿三郎の長女・舞(江口のりこ)説
寿三郎がさくらと婚約したことや遺産がさくらに全部渡ることを告げられて、一番怒っていたのは舞でした。
舞はラーメン屋を経営するO・S・Dと息子の大州との3人暮らしで、度々実家やってきてご飯を食べている身。
遺産を当てにしていたに違いありません。また舞がいまだに能の稽古を続けていることからも実家の稼業についても未練があるようです。
一番の邪魔者さくらを寿三郎から引き離したいと思っている最有力候補でしょう。
芸養子の寿限無(桐谷健太)説
家族ではないにしても、幼い時から寿三郎の厳しい稽古を受けながら身の回りの世話をして、家族同様に寝食を共にしてきた寿限無。
突然のさくらの登場で、長年の苦労を泡にされた思いは強いことでしょう。
寿限無には遺産の問題よりも能の継承者としての地位を寿一に脅かされたことの方が辛いはずですが……….投稿は隠している策略の第一歩なのかも知れません。
寿三郎(西田敏彦)説
脳梗塞で倒れ病院で治療を受けていた寿三郎ですが、スマホはしっかりと使いこなしていた様です。
さくらの献身に何の疑いも無く信用していたのかも知れませんが、あと半年と余命宣告を受けて弱気になっていたことも考えられます。
この投稿で、さくらが消えてしまったら淋しいけれど試したかった。ということもあり得ます。
さくら(戸田恵梨香)自身説
さくら自身が考えた遺産目的の結婚詐欺(後妻業)ならばあり得ませんが、誰か背後にいてその人間の指示でさくらが寿三郎をターゲットにしているとしたら、さくら自身で投稿した可能性もあります。
映画やドラマになった後妻業の女とは
投稿にもあった「後妻業」のことばは、映画やドラマにもなった黒川博行氏の推理小説「後妻業」のストーリーから来ています。
簡単にあらすじを紹介しておくと、高齢者専門の結婚相談所に登録した女が隠居した金持ちの老人ばかりをターゲットに、次々と殺して遺産を奪い取る物語です。
老い先短く希望も無い老人はコロコロと女の手練手管に落ちてゆき、女は大金を手にしてゆくのです。
しかし、小説には女を操る黒幕の存在がいました。
結婚相談所の社長が、老人の資産調査からすべての段取りを整えたり、往生際の悪い老人にトドメを刺したりしていたのです。
この小説が「別冊文藝春秋」に連載された頃、実際に大阪で起きたのが「関西青酸連続死事件」。
裁判中なので実名は省きますが、小説「後妻業の女」を彷彿とさせる史上最悪の殺人事件でした。
さくらは介護ヘルパーなのか後妻業なのか?
いずれ2話以降で判ることではありますが、さくらが寿三郎から愛されるに相応しい献身的な介護ヘルパーなのか?それとも遺産目当ての後妻業なのかを推理する手掛かりが1話にありました。
それは、屋敷に中で寿一、舞、踊介の兄弟、芸養子の寿限無と寿三郎が順に能の演目「羽衣」のクライマックス部分の一節を謡う場面。
寿一たちにとっては幼い頃に寿三郎の前で厳しく教えられた懐かしいパートです。
羽衣といえば、
「いや疑いは人間にあり、天に偽りなきものを」
天女の羽衣を拾った男が、返す代わりに舞を奏してくれるよう願う。衣がないと舞えぬという天女に、返せば舞わずに帰ってしまうだろうと渋る男。それに対しての天女の言葉。
嘘とは人間の性。
まぁ、だからこそ面白いんだけどね。— へんきょ(山本恭子) (@kyama7) January 22, 2021
その時、さくらは怖がって寿三郎にしがみ付こうとします。
実は、「羽衣」は天女の舞の物語。駿河の昔話を題材にして作られています。
三保の松原に住む漁師が松の枝にかかっていた羽衣を見つけて持ち帰ろうとしたことから物語は始まります。
そこに舞い降りてきた天女が返して欲しいと漁師に頼むと、漁師は一度断りますが、「それがないと天に帰れない」と天女が懇願したため、漁師は天女が羽衣を着て舞ってくれることを条件に羽衣を返すことにします。
天女は、月宮を表す舞と三保の松原の美しさを賛美する舞を漁師の前で披露し、富士山の彼方へと舞い上がって消えてゆくのでした。
これが能における「羽衣」の全ストーリー。(昔話の中では天女は漁師の妻になっています)
つまり、さくらが結末では家族の前から去ってゆくことを能の謡曲の中で暗示していたのです。
やっぱり後妻業の女ではなく、有能ですぐヘッドハンティングされてしまう天女のような介護ヘルパーだったと云うのが正解です。
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まとめ
寿三郎の婚約者で介護ヘルパーのさくらへの「後妻業の女説」は結局、誤解でした。
「天に偽りなきものを」だったのです。
この世の中、たとえ間違っていても誤解といっておけば、何とかなります(笑)。
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