ドラマ「青のSP」3話　罪を自白？ピアノを弾く生徒・奈良橋英里は本当に小川の命を奪った？

ドラマ「青のSP(スクールポリス)ー学校内警察・嶋田隆平ー」3話が放送されました！

学校内警察官・嶋田隆平は、複数人の生徒たちが関わる事件についても、生徒たちや教師たちの協力によって真相を暴いているようですね。

さて、3話の最後で、嶋田が赤嶺中学校の生徒・奈良橋英里から、音楽教師・小川香里の命を奪ったことを打ち明けられる場面が見られました。

毎日、小川が仕事の中で大半を過ごしていたと思われる音楽室でピアノを弾いている奈良橋。

奈良橋は、犯罪に手を染め、小川の命を奪ったのでしょうか？

奈良橋が、本当に小川の命を奪ったのかどうかを、考察していきます！

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奈良橋英里はどんな人物？

奈良橋英里は、赤嶺中学校の生徒で、いつも音楽室でピアノを弾いています。

学校内警察官として赴任して来た直後の嶋田と出会い、何度も音楽室で話しています。

しかし、口数は少なく、自らのことについてはほとんど話しません。

また、他の生徒たちや教師たちと関わっている様子がなく、学年や部活動に所属しているかどうかも分かっていません。

表情の変化が少なく、何を考えているか分からない、ミステリアスな人物です。

奈良橋が小川の命を奪った？

音楽教師・小川香里が1年前に亡くなったことについて疑問を持ち、調査を進めている嶋田。

そんな中、音楽室で度々顔を合わせている、奈良橋に、小川について教えて欲しいと頼みます。

奈良橋は、小川が亡くなる直前に弾いていたというピアノの音を聴いて、様子がおかしいと感じたことを明かします。

さらに、自ら「先生を殺した」と発言します。

奈良橋は、小川が亡くなったことに、大きな関わりを持っているようです。

それでは、「先生を殺した」とは本当に小川の命を奪ったということなのでしょうか？

「先生を殺した」の意味は？

奈良橋が発言した「先生を殺した」とはどのような意味なのか、三つの予想を立てて考察します。

小川の依頼を受けて、階段から突き落として命を奪った

一つ目の予想は、小川の依頼を受けて、階段から突き落として命を奪ったということです。

第2話から本格的に小川の死について調べ始めた嶋田は、過労によって体調を崩していた小川が自宅の階段から転落したことによって亡くなったことを突き止めました。

しかし、体調が悪かったとはいえ、歩きなれているはずの自宅の階段から落ちるということは少し不自然さがあります。

自分で足を踏み外したのではなく、誰かに突き落とされたことも十分にあり得ます。

そこで、奈良橋が階段から転落させた可能性が出てきます。

過労によって精神的にも肉体的にも限界を感じていた小川は、命を落としたほうが楽なのではないかと思うようになったのでしょう。

そんな中で、ピアノを教えるなどして日頃から良く関わっていた奈良橋に、自分を階段から突き落として欲しいと頼んだと思われます。

奈良橋は断ろうとしたものの、日に日に体調を悪化させていく小川を見ていられなくなり、小川の頼みを受けて階段から突き落としたのです。

これらのことから、小川の依頼を受けて、階段から突き落として命を奪ったというのが、一つ目の予想です。

陰口を言って、精神的に追い詰めてしまった

二つ目の予想は、陰口を言って、精神的に追い詰めてしまったということです。

頻繁に音楽室でピアノを弾いている奈良橋。

音楽教師であり、音楽室にいることが多かった小川と交流する機会も多かったでしょう。

奈良橋は、小川に心を許し、信頼していたと思われます。

そんな中、真面目で常に生徒たちの行動を気に掛けている小川のことを快く思わない生徒たちが、小川に嫌がらせを始めるようになります。

小川のことを嫌う生徒たちは、奈良橋のクラスメイトの中におり、やがて小川に好感を持っている生徒にも嫌がらせをするようになりました。

奈良橋は、嫌がらせをされることを恐れ、小川のことを嫌っているふりをして陰口を言うようになったのでしょう。

しかし、その様子を小川に目撃されてしまい、嫌がらせによって追い詰められていた小川に大きなショックを与えることになってしまいました。

誤解を解こうとした奈良橋でしたが、その後まもなく小川が亡くなってしまいました。

奈良橋は、自らの手によって小川の命を奪ってはいないものの、小川が亡くなる大きな原因を作ってしまったのです。

これらのことから、陰口を言って、精神的に追い詰めてしまったというのが、二つ目の予想です。

慕っていたにも関わらず、小川の異変に気づけなかった

三つ目の予想は、慕っていたにも関わらず、小川の異変に気づけなかったということです。

奈良橋は、小川が亡くなってから1年が経過しているにも関わらず、小川が頻繁に利用していたと思われる音楽室でピアノを弾き続けています。

さらに、第3話では小川が弾いていた曲と同じ曲を弾いていて、小川に対して強い思い入れがある可能性が高いです。

奈良橋は、ピアノを通して小川との距離を縮め、音楽室で交流を深めていく中で、小川に対し憧れを持ち、慕うようになったのでしょう。

さらに、生徒たちを気に掛けていた小川は、奈良橋の相談にも良く応じていた可能性が高いです。

奈良橋は、そんな小川に恩を感じ、自分も小川の力になりたいと思っていたことでしょう。

しかし、ある日突然小川は命を落としてしまいます。

小川は、長時間労働などによる問題を抱えていたものの、生徒である奈良橋の前で弱いところを見せたくないと思い、明るく振る舞っていたと思われます。

奈良橋は、小川を慕っていたにも関わらず救えなかったことで自分を責め続けているでしょう。

小川を守ることができなかったことで、自分が小川の命を奪ったも同然だと考えるようになったのです。

これらのことから、慕っていたにも関わらず、小川の異変に気づけなかったというのが、三つ目の予想です。

奈良橋は本当に小川の命を奪った？

小川について尋ねる嶋田に対し、自分が小川の命を奪ったと話した奈良橋。

しかし、第1話で小川に関する亡霊の噂を嶋田に伝えたり、小川について質問された際にすぐに自分が知っている情報を教えたりと、小川に関する情報を話すことにそれほど抵抗を持っていないようです。

本当に小川の命を奪ったのならば、少しでも自分が疑われないように、自分と小川との関わりを隠そうとするでしょう。

さらに、第4話の予告映像では、奈良橋と小川が一緒にピアノを弾いている場面も見られ、奈良橋と小川は強い絆で結ばれていた可能性が高いです。

奈良橋は、かけがえのない存在だった小川を救えなかった罪悪感から、自分が小川の命を奪ったと嶋田に話したのです。

これらのことから、奈良橋は、殺人などの形で小川の命を奪ってはいないと考えられます。

奈良橋は今後嶋田の味方になる？

嶋田が赤嶺中学校にやって来た直後から、何度も嶋田と話している奈良橋。

自ら積極的に嶋田に近づくことはないものの、避ける様子も見られないことから、嶋田のことを嫌っている訳ではなさそうです。

また、嶋田の問い掛けには、言葉数は少ないながらもきちんと答えています。

嶋田に対し、少しずつ心を許しているのでしょう。

また、小川について尋ねられた際には、小川と強く関わっていたことを自ら打ち明けていました。

小川が亡くなったことに対して、複雑な気持ちを持っているのでしょう。

奈良橋は、小川が亡くなったことについて、すべての真実を明らかにするために、嶋田の味方になっていくのです。

これらのことから、奈良橋は今後嶋田の味方になると考えられます。

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まとめ

今回はドラマ「青のSP」の3話を考察してみました！

小川が亡くなったことについて、自らが大きく関わっていることを嶋田に打ち明けた奈良橋。

奈良橋が、小川が亡くなったことにどう関わっているのか注目ですね。

嶋田は、今後も奈良橋と交流を深めていくことになりそうですね。

皆さんも、奈良橋は本当に小川の命を奪ったのかについて、考察してみてはいかがでしょうか。