ドラマ「相棒19」16話　杉下右京がOB・青木年男を捜査に協力させ続けているのはなぜ？

ドラマ「相棒19」16話が放送されました！

特命係の杉下右京と冠城亘は、事件関係者同士の繋がりを突き止めることで、事件の真相に気づくことができたようですね。

さて、右京は、一時期特命係に所属していた経歴を持ち警視庁に勤務する青木年男に、別部署で働いている現在でも捜査に協力してもらっています。

16話では、自ら交渉し、青木に張り込み捜査への協力を依頼していた右京。

では、なぜ右京は青木を捜査に協力させ続けているのでしょうか？

右京が青木を捜査に協力させ続けている理由を、考察していきます！

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特命係に所属していた青木

警視庁サイバーセキュリティ対策本部の特別捜査官として働いている青木は、不祥事を起こしたことで、左遷されるという形で特命係に所属していたことがありました。

しかし、右京と冠城の考えに反発することが多く、別行動を取ることもありました。

それでも、自身が持つコンピューターに関する豊富な知識を活かして、情報収集を行い、特命係に協力することで幾つもの事件の解決に貢献していました。

短期間ではあったものの、特命係の一員として右京と冠城の力になっていたのです。

右京が青木を捜査に協力させ続けている？

上層部によって、特命係を離れ、元の勤務先である警視庁サイバーセキュリティ対策本部に復帰することができた青木。

しかし、青木が特命係の所属では無くなった後も、右京は事件関係者に関する情報を調べるように依頼するなど、事件の度に青木に連絡を取り、捜査に協力させ続けています。

青木には迷惑がられていますが、それでも毎回事件に関する情報を提供してもらっています。

別部署に戻っているにも関わらず、右京は、青木を特命係の一員であるかのように扱っているのです。

それでは、なぜ右京は青木を捜査に協力させ続けているのでしょうか？

なぜ右京は青木を捜査に協力させ続けている？

右京が青木を捜査に協力させ続けている理由について、三つの予想を立てて考察します。

青木の能力の高さを評価しているため

一つ目の予想は、青木の能力の高さを評価しているためです。

青木は、公務員として働いていたものの、コンピューターに関する並外れた知識を持っていることが評価され、警視庁で働くことになったという珍しい経緯を持っています。

そんな青木は、これまで関わった事件で、毎回いち早く事件関係者と見られる人々の情報を入手しています。

特命係に所属していた際も、情報収集の面で迅速な事件解決を手助けしていました。

右京は、事件の真相に辿り着く上で必要不可欠な情報収集を、誰よりも早く正確に行うことができる青木の能力を高く評価している可能性が高いです。

特命係を去っているものの、右京は事件の解決に青木が大いに役立つことを実感しているため、青木を捜査に協力させ続けているのです。

これらのことから、青木の能力の高さを評価しているためというのが、一つ目の予想です。

特命係の人数不足を補うため

二つ目の予想は、特命係の人数不足を補うためです。

特命係に所属しているのは、右京と冠城の2人だけです。

冠城と別行動を取り、情報を共有し合うなどの工夫をしているものの、限られた時間の中で2人だけで得られる情報には限りがあります。

特命係の人数を増やしたくても、上層部に警戒されているため、そう簡単に人数の少なさを改善することはできないでしょう。

そこで、かつて特命係に所属していた青木の存在が重要になります。

青木の力を借りることで、右京と冠城で分担して捜査を行っている間に、青木に新たな情報を調べてもらうことができます。

さらに、青木は情報収集能力に長けていて、短時間でより多くの情報を得ることができるため、複数人分の力を補うことができるのです。

これらのことから、特命係の人数不足を補うためというのが、二つ目の予想です。

捜査一課の刑事たちに比べ、融通が利く部分が多いため

三つ目の予想は、捜査一課の刑事たちに比べ、融通が利く部分が多いためです。

捜査一課の刑事たちは、特命係に協力することもあるものの、特命係への警戒心が強いため、思うように協力してもらえない場合もあります。

そんな中で、青木は文句を言いながらも特命係の頼みを引き受けて情報提供などの形で協力しています。

さらに、16話では、右京が青木に和菓子などを日頃のお礼の品として渡して、張り込みに協力させていました。

右京は、もともと警察関係者ではなかった青木は、捜査一課の刑事たちに比べて、専門分野外の仕事にそれほど大きな拒否反応を示さないため、協力を依頼しやすいと考えているのです。

これらのことから、捜査一課の刑事たちに比べ、融通が利く部分が多いためというのが、三つ目の予想です。

それでは、今後右京は、青木を特命係に呼び戻そうとするのでしょうか。

右京は、青木を特命係に呼び戻そうとする？

事件の度に青木の力を借りて捜査を行っている右京。

青木を再び特命係の所属にすれば、より青木に協力してもらいやすくなるでしょう。

しかし、上層部の人々は、青木の特命係への左遷を短期間に留めているなど、特命係の影響力が大きくなることを防ぎたいと考えているでしょう。

また、青木も特命係に対して不満を持っている部分が多く、再び配属されないように気を付けながら、現在の仕事に励んでいることでしょう。

鋭い洞察力を持つ右京は、警察関係者たちの思惑を理解しているため、現在の体制で捜査を続けるのが賢明だと結論付けていくのです。

これらのことから、右京は、青木を特命係に呼び戻すことはせずに、別部署で協力させ続けると考えられます。

まとめ

今回はドラマ「相棒19」の16話を考察してみました！

青木の力を活かしながら、事件の捜査を行い続けている右京。

今後、右京と青木の関係性がどう変化していくか注目ですね。

青木は、今後も特命係と行動をともにしていくことになりそうですね。

皆さんも、右京が青木を捜査に協力させ続けている理由について、考察してみてはいかがでしょうか。