映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」のあらすじネタバレがこちら!ドキュメンタリー映画とデジタル公開情報も!

2011年11月の公開以来200万人が胸を打たれた大ヒット映画「この世界の片隅に」が長尺版として戻ってきます。

およそ30分ほどの新たなシーンが追加されており、前作を見た人でもまだ見てない人でも楽しめるように出来ているようなので楽しみですね。

そんな「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」のあらすじネタバレ、ドキュメンタリー映画とデジタル公開についても紹介していきたいと思います。

 

この記事を読むとわかること

  • この世界の(さらにいくつもの)片隅にの作品情報
  • この世界の(さらにいくつもの)片隅にの主要キャスト
  • この世界の(さらにいくつもの)片隅にの予告動画
  • この世界の(さらにいくつもの)片隅にのネタバレあらすじ
  • この世界の(さらにいくつもの)片隅にの口コミ・レビュー
  • この世界の(さらにいくつもの)片隅にのドキュメンタリー映画・デジタル公開
 

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映画【この世界の(さらにいくつもの)片隅に】作品情報

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は2011年11月に公開された「この世界の片隅に」の長尺版になってます。

新しい場面を付け足したバージョンですね。

 

「さらにいくつもの」物語として遊楽で出会ったリンとすずの交流を描いたり、すずが北条家に嫁ぐ以前「昭和20年の春」のシーンなどが追加されています。

 

新たな場面を追加することによって、新しい登場人物だけでなく、今までの登場人物も違った視点で見ることができるようになっています。

前作は、夫である周作の姉との関係にフォーカスが当てられています。

 

しかし今回は新たな登場人物も含め人間関係がさらに複雑に絡み合っていくようです。

 

戦時中のただでさえ生きることが困難な中、新たな登場人物リンと周作の関係を知った主人公の感情がどのように描かれているのかが見所だと思います。

 

作品情報

作品名この世界の(さらにいくつもん)片隅に
配給会社双葉社/この世界の片隅に 製作委員会
監督浦谷千穂
脚本片渕 須直
出演者のん

細谷佳正

稲葉菜月

尾美美詩

音楽コトリンゴ
公開日2019年12月20日
上映時間2時間10分

 

映画【この世界の(さらにいくつもの)片隅に】主要キャスト

北蓧すず:のん

 

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を描くことが大好きで広島市江波出身。18歳で北條家に嫁いで呉へ行きます。

北條家を取り巻き新しい生活が始まるのです。

 

声優であるのんは広島県出身です。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」では主人公のヒロインを演じ東京ドラマウォードでは主演女優賞を受賞しました。

前作「この世界の片隅に」では片渕監督に「他には考えられない」とアニメーション映画で初主演となります。

 

北條周作:細谷佳正

條家の長男ですずと結婚します。

勤め先は海軍軍法会議所の書記官です。

 

声優を演じるのは細谷佳正です。広島県出身。代表作は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」でアニメの他にも海外ドラマや洋画で活躍しています。

白木リン:岩井七世

 

楽に迷い込んだすずを助ける女性です。

すずの夫周作と周作と何かしらの繋がりがあるようです。

 

声優を務めるのは岩井七世。NHK「天才テレビくん」にてデビューし現在は女優として舞台やドラマに出演しています。

映画【この世界の(さらにいくつもの)片隅に】の予告動画

 

予告動画1

 

予告動画2

映画【この世界の(さらにいくつもの)片隅に】のネタバレあらすじ

ここから「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」のネタバレ内容を含みますので、ご注意ください。

 

北條家に嫁いできたすずは、夫である周作を中心にその家族と新しい生活を始めます。

 

日本は昭和19年戦時中での生活は困難を極めていました

戦況が悪化して行く中、すずは生活するために工夫を重ねていきます。

 

すずはある日遊楽に迷い込んでしまい、リンという女性に助けられました。

呉で出会った初めての同世代の女性であり、

主人公に初めて「絵を描いて欲しい」と頼んだ女性だったのです。

 

嫁としての居場所を作ろうと日々葛藤する中初めて主人公が元々持っていた「絵を描く」という才能を認めてくれたのがリンでした。

次第に、すずとリンは親しくなっていき、すずにとってリンの存在は大きくなっていきます。

 

しかしある日、夫である周作とリンとの繋がりに気づいてしまうのでした。

 

また、昭和20年の春のエピソードや、北条家に嫁ぐ前の妹を案じながら迎える台風の場面が新しく追加されています。

 

※2019年12月20日(金)に順次ネタバレ公開予定

2020年1月4日追記 映画【この世界の(さらにいくつもの)片隅に】のネタバレあらすじ

ここから映画【この世界の(さらにいくつもの)片隅に】のネタバレあらすじを含みますのでご注意ください。

 

今作のカギとなるのが、すずと共にポスターに映っているリンという女性です。

 

2016年版では、周作のちぎられた帳簿や、桜の絵が入った紅入れなどのアイテムが登場しながらも、結局それらが暗示する意味が分からないまま終わってしまいました。

 

 

今作【この世界のさらにいくつもの片隅に】では、隠されていたリンの存在と、新たな物語を追加することでタイトルでもある「この世界の片隅に」という印象を一変させます。

 

 

遊女であるリンは、以前周作と関係がありました。

 

何故なら、周作は親戚とともに遊郭へと足を運んだ際にそこでリンに出会い一目惚れをしてしまったからです。

お金を払ってなんとか彼女を救いたいという願望を抱く周作。

 

しかし、その願いは虚しく親戚には反対をされ、更には病に侵されていた母親を安心させたいとも考えていた周作は、幼い頃に出会ったすずに縁談を持ちかけるのでした。

 

 

このような隠された事実が明らかになったことで、2016年公開の「この世界の片隅に」と全く同じシーンであっても、新たな視点で観ることができます。

 

2020年1月4日追記 映画【この世界の(さらにいくつもの)片隅に】の結末ネタバレ

ここから映画【この世界の(さらにいくつもの)片隅に】の結末ネタバレを含みますので、ご注意ください。

 

ある日。すずは、以前に周作がリンのため準備した茶碗を持参し彼女が居る遊邸を訪ねるも、門前払いされてしまいます。

困ったすずは、窓越しにテルという女性と話し、どうにか茶碗をリンに渡してもらうようお願いします。

 

3月。呉で空襲警報が続き、すずたちは防空壕への出入りを繰り返す日々を送っていました。

 

 

4月。桜が満開の季節、すずは家族と一緒にで花見を楽しんでいました。そして偶然にもリンと出会います。

 

 

周作とリンさんが顔を合わせたらどうなるのだろう……と、不安になるすず。しかし、リンはテルが亡くなったことだけを告げ、遺品である紅を渡し去っていきます。

 

その時、タイミング悪く周作とすれ違ってしまうリン。しかし、2人は軽く会釈をするだけでした。

 

 

6月。周作の父である円太郎が怪我をし入院中であると知ったすずは、晴美を連れてお見舞いに向かいます。

その帰りに2人は時限爆弾の爆発に巻き込まれてしまい、晴美は即死、すずも右手を失くしてしまいます。

 

娘を亡くした径子からは「人殺し」と罵声を浴びせられ、周作とはリンとのことで気まずい空気のまま……。

 

すずは、次第に「ここには自分の居場所がない」と感じるようになり、妹のすみからの勧めで広島へ帰ることを決めます。

 

 

いよいよ出発の日。あたり一体が眩い光に包まれました。広島の街に原爆が落とされてしまったのです。

 

 

そして、8月15日。玉音放送を聞いた、すずは行き場のない怒りを感情を爆発させます。

 

昭和21年の1月。すずは、草津で暮らしているすみのもとを訪れます。

 

母は行方不明。父は死亡。すみは原爆の後遺症に苦しんでいることを知り彼女を元気づけようと、空想の物語を話して聞かせるすず。

 

その後原爆が落とされた広島の凄惨な状況を眺めながら、すずはそこで周作と落ち合いました。

 

幼い頃のあの日、共に人攫いから逃れた橋の上で、すずは「この世界の片隅でうちを見つけてくれてありがとう」と、周作に心からの感謝の気持ちを伝えます。

 

そして、たまたま巡り会った幼い女の子の孤児と共に、自らが選択した呉へと帰っていくのでした。

映画【この世界の(さらにいくつもの)片隅に】の口コミ・レビュー

映画【この世界の(さらにいくつもの)片隅に】ドキュメンタリー映画・デジタル公開

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」のドキュメンタリー映画「<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事」劇場公開とデジタル配信されるようです。

 

劇場公開に関しては以下2019年12月13日から公開開始となります。

  • テアトル新宿(東京)
  • テアトル梅田(大阪)
  • 八丁座(広島)
  • 呉ポポロ(広島)他

 

デジタル配信は以下2019年12月18日より配信開始となります。

  • Amazonプライムビデオ
  • iTunes
  • ひかりTV
  • Googleplay等

 

映画【この世界の(さらにいくつもの)片隅に】まと

この世界の(さらにいくつもの)片隅は2019年12月20日(金)公開です。

 

前作では描かれなかった場面や新しい登場キャラクターがどのように、主人公のすずと関わっていくのか気になりますよね。

デジタル配信される「<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直」もファン必見です。

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