MCU13作目、キャプテン・アメリカ シリーズ3作目の「シビル ウォー/キャプテン・アメリカ」についてお伝えします。
アベンジャーズチームの分裂を描いたこの作品。
魅力的な新キャラクターの登場も見逃せません!
それでは、紹介していきますね。
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映画「シビル ウォー/キャプテン・アメリカ」の作品情報
作品情報
作品名 | シビル ウォー/キャプテン・アメリカ |
配給会社 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
監督 | アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ |
脚本 | クリストファー・マルクス スティーヴン・マクフィーリー |
出演者 | クリス・エヴァンス ロバート・ダウニー・Jr セバスチャン・スタン 他 |
音楽 | ヘンリー・ジャックマン |
公開日 | 2016年4月29日(日本) |
上映時間 | 148分 |
予告編動画
映画「シビル ウォー/キャプテン・アメリカ」の主要キャスト一覧
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)
Kinda stole Dodger’s color scheme on set today. pic.twitter.com/4RNSWvac5N
— Chris Evans (@ChrisEvans) December 4, 2018
第二次世界大戦中に消息を絶ち、70年後に甦った伝説の英雄。
アベンジャーズのリーダーとして世界各国での脅威に立ち向かうが、犠牲者が出てしまうことに責任を感じている。
今作では、思いを寄せていたペギーがなくなり、バッキーがトニーの親の仇であったことが判明するなど、人間模様にもまれる。
トニー・スターク / アイアンマン (ロバート・ダウニー・Jr)
大企業・スターク インダストリーズの会長であり、発明家、慈善事業家。
そして、パワードスーツを身に着け、アイアンマンとして活動する。
アベンジャーズの装備の開発や、資金の提供を担当している。
今作では、スティーブの親友・バッキーが両親の仇だと判明し、それを黙っていたスティーブとも別離してしまう。
ジェームズ・ブキャナン・バーンズ / ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)
第二次世界大戦中に行方不明になっていた、スティーブの無二の親友。
ヒドラの洗脳により、“ウィンター・ソルジャー”として暗殺行為を請け負っていた。
徐々に洗脳も溶け、記憶を取り戻しつつあるが完全ではない。
今作では、ヒドラの命令とはいえ、トニーの両親を殺害していたことが明るみに出た。
ティ・チャラ / ブラックパンサー( チャドウィック・ボーズマン)
ワカンダ王国の王子。
黒豹を模したスーツに身を包み、“ブラック・パンサー”として登場する。
作中で父をテロによって失ったことで、犯人だと思われたバッキーに復讐を誓い、単身追跡した。
ラストでは、自決しようとしたヘルムート・ジモを制止し、身柄の確保に協力している。
ヘルムート・ジモ( ダニエル・ブリュール)
今作の黒幕でヒドラの残党。
ソコヴィアでの戦いの際に、郊外に避難していた家族を亡くしている。
その直前に残された留守番電話を何度も聞くなど、非常に家族思いであったことが伺える。
バッキーに再度洗脳を施したり、保存されていたウィンター・ソルジャーを殺害するなど高い技術を持っている。
映画「シビル ウォー/キャプテン・アメリカ」のネタバレ・あらすじ
ネタバレ・あらすじ
実験場のような部屋。
無機質な機械に囲まれ、一人の男が着席している。
コードやヘッドギアをしているところを見ると、男は機械に繋がれているようだ。
一人の男が、何の序列もないような単語が唱えられると、繋がれた男は苦し気に呻き声をあげる。
どうやら洗脳の実験が行われているようだ。
呻く男の名前は、ジェームズ・ブキャナン・バーンズ。
キャプテン・アメリカの友人・バッキー…そして“ウィンター・ソルジャー”だ。
洗脳は成功したのだろう、バッキーの目に明るいものは宿っていなかった。
ソコヴィアでのウルトロンとの戦いから1年。
ヒドラの残党が計画しているテロを阻止すべく、アベンジャーズはナイジェリアの都市に出撃していた。
メンバーそれぞれが、散開したヒドラの残党を追うが市場の中に逃げ込まれてしまう。
人が多く、なかなかヒドラの残党を捉えることが出来ないが、メンバー同士での連携もあり、計画を阻止することに成功する。
計画を阻止された残党のリーダー・ラムロウはキャプテン・アメリカ(=スティーブ・ロジャース)にバッキーの現況とメッセージを伝え、スティーブ諸共自爆しようとする。
それを止めたのはスカーレット・ウィッチ(=ワンダ・マキシモフ)だった。
自身の能力であるサイコキネシスで爆発を抑えようとするも、威力に押し負けてしまい一般市民に犠牲が出てしまう。
このことでアベンジャーズは危険な集団であり、国際法に違反しているのではないかと痛烈に批判されてしまう。
アイアンマン(=トニー・スターク)は、研究熱心な学生のための奨学基金の講演を行っていた。
終了後、とある女性に声を掛けられる。
彼女はソコヴィアで息子を亡くしており、助けてくれなかったアベンジャーズを恨めしく思っていた。
「あなたのせいで息子は死んだの」
責められたトニーは言い返す事も出来ず、やり場のない気持ちが表情に浮かんでしまう。
世界各国でアベンジャーズへの批判が噴出し、アベンジャーズは国際連合の管理下に置かれるべきだという“ソコヴィア協定”への賛同が続出する。
アメリカ国務長官はアベンジャーズの元を訪れ、現状を伝えた上で、ソコヴィア協定への署名を促しに来たのだ。
ソーとハルクの行方が分からなくなっていることも拍車をかけた。
トニーとローディ(=ウォーマシン)、ヴィジョン、ナターシャ(=ブラック・ウィドウ)はこの協定に賛同する。
しかし、スティーブは「行くべく所に行けず、責任すら奪われてしまう」という主張をし、協定を拒否する。
そんな時、スティーブのスマートフォンに連絡が入る。
「彼女が逝った」
イギリス・ロンドンに向かい、かつて想ったペギー・カーターの葬儀に出席する。
そこで、ペギーの姪が、エージェント13(=シャロン・カーター)であることを知った。
(※彼女は、前作の『キャプテン・アメリカ:ウィンター ソルジャー』で“ナースのケイト”としてスティーブの隣の部屋で見張っていた経緯がある。)
オーストリアのウィーンではソコヴィア協定の調印式が行われており、ナターシャが出席していた。
そこには、ワカンダ王国の王子であるティ・チャラも出席していた。
チャラの父であり、国王であるティ・チャカが演説を行っている最中に爆破テロが発生、ティ・チャカは死亡してしまう。
犯人特定のため、監視カメラの映像が確認されるが、そこに映っていたのはバッキーであった。
バッキーは犯人として国際指名手配をうける。
スティーブはバッキーを追いたくて仕方ないが、ナターシャが待ったをかける。
「今、あなたが動いたら騒ぎが大きくなるから」と。
しかし、スティーブが従う訳もなく。
父を殺した犯人を追うティ・チャラは一人バッキーへの復讐を誓っていた…
スティーブとサムはルーマニアのブカレストにバッキーが潜伏していることを突き止めるが、接触して間もなく特殊部隊の急襲を受けてしまう。
そこに黒豹を模したコスチュームをまとったティ・チャラ(=ブラック・パンサー)が現れ戦闘になるも、ソコヴィア協定に署名したローディが飛来し、協定違反だとしてスティーブたち4人は身柄を確保されてしまった。
現れた敵
スティーブたちが捕らわれている施設にトニーがやってくる。
再度ソコヴィア協定に署名をするように説得に来たのだが、スティーブは頑として聞き入れない。
同じころ、バッキーに近づく一人の男がいた。
精神鑑定医を装い、施設に侵入したのは、ヘルムート・ジモ。
ヒドラの党員で冒頭でバッキーを洗脳した男だ。
ジモは再度バッキーに洗脳状態に戻しに来たのだ。
洗脳状態になり、バッキーは再びウィンター・ソルジャーと化したため、逃走を図る。
スティーブ、サムも混乱に乗じて脱走したため、国務長官はトニーにスティーブたちの身柄を確保するように、と最後通告を突きつけた。
トニーは、たまたま動画に上がっていた、ニューヨークを拠点として活動するピーター・パーカー(=スパイダーマン)を仲間に引き入れる。
潜伏先で洗脳から目覚めたバッキーは、複数人のウィンター・ソルジャーが今でもシベリアの施設で冷凍保存されていることをスティーブに話す。
この話からスティーブは、ジモの狙いが“残りのウィンター・ソルジャーの復活と更なるテロ行為”だと推測する。
シャロンの協力もあり、装備を取り戻した3人は、クリント・バートン(=ホーク・アイ)、ワンダと、新しい助っ人スコット・ラング(=アントマン)を仲間にし、空港で飛行機を奪いシベリアに向かう計画を立てた。
裂かれるチーム
スティーブたちの行動を察知したトニーは空港を閉鎖し、彼らを待ち受ける。
トニー側には、ナターシャ、ヴィジョン、ローディ、チャラ、ピーターがついていた。
スティーブはジモの計画について伝えようとするが、トニーは全く聞く耳を持たない。
かつてアベンジャーズとして共に戦ったチームは裂かれ、戦うことになってしまったのだった。
ナターシャがスティーブに手を貸したことで、スティーブとバッキーはシベリアに向かうことに成功した。
しかし、この戦闘で、ローディがヴィジョンの流れ弾にあたり墜落、半身不随になってしまう。
そして、スティーブに協力したことで、サム、クリント、スコット、ワンダはラフト刑務所に収監されてしまう。
トニーはラフト刑務所を訪れ、サムと話をし、独自の調査で真犯人はバッキーではなくジモであることを突き止めた。
単身でシベリアに向かうトニー。
と、その行動を察知したチャラもそのあとを追った。
シベリアの施設内で、トニーとスティーブ、バッキーは遭遇し、一時休戦を決める。
3人がジモを捕えようと施設内を探索すると、冷凍保存されていたウィンター・ソルジャーたちがジモに殺害されているのを発見する。
更に、かつて、トニーの両親が死んだのは事故ではなく、バッキーによる殺害だったことが映像によって明らかになってしまう。
トニーは激昂し、バッキーを攻撃しようとするも、スティーブがそれを制止する。
スティーブは事実を知ってはいたが、犯人がバッキーだったが故に黙っていたのだ。トニーは感情に任せて二人を攻撃し、乱戦が開始されてしまった…
結末・ラスト
一人、屋外で電話を掛けるジモ。
しかし、様子がおかしい。
実は、電話をかけているのではなく、以前家族からかかってきた留守電を聴いていたのだ。
ジモもソコヴィアで家族を亡くしていた。しかも、ソコヴィアの郊外で、だ。
ジモの父は、ジモの妻と息子をかばって亡くなっていたという。
自分の家族の命は消えてしまったのに、アベンジャーズは家族の元へと帰っていく…
ジモにはそれが許せなかったのだ。
ジモは自決しようとするが、話の顛末を知ったチャラはジモの自決を阻止し、身柄を確保した。
分かれ道
スティーブは激昂したトニーの前に敗北寸前になっていた。
パワードスーツから繰り出される攻撃は手強いものの、バッキーの手助けで立場が入れ替わる。
スティーブはシールドで、トニーのリアクターを破壊し、トニーの機動力を奪った。
シールドを手に取り立ち去ろうとするスティーブに「それは父のシールドだ。お前が持つ資格はない!」とトニーが叫んだ。
スティーブは何も言わずシールドを置くと、バッキーと共にトニーの前から立ち去って行った。
墜落後にローディは脊髄損傷により足の機能を失うも、パワードスーツを応用した義足でリハビリに励んでいた。
そこにはトニーも付き添っている。
すると、宅配便が届いた。
と同時に、ラフト刑務所がスティーブによって襲撃されたという報せが入る。
宅配便の箱の中身は携帯電話。
スティーブからの謝罪の手紙も入っていた。
「進む道は違ってしまったけれど、必要ならいつでも呼んで欲しい。すぐに駆け付けるから。」と。
トニーは刑務所襲撃の報せは聞かなかったことにした。
映画「シビル ウォー/キャプテン・アメリカ」の口コミ・感想
正直、筆者は涙なしには見れませんでした。
シリーズを通してみてきましたが、何故にチームがこんな別れ方をしなければならなかったのかと…。
新キャラクターも続々登場してきましたね!
#シビル・ウォー キャップとトニーの対立は友情が含まれているだけに見るのが辛い。どちらが正しいも間違いもなくお互いの信念を貫いた結果でしかないと思う。70年前のバッキーを知るのはキャップだけで、トニーの両親の事や彼の抱える罪悪感は誰にも拭えない。ヒーローの在り方はどうあれ目的は一緒 pic.twitter.com/9NSNkrjvvY
— 村吉美紀 (@murayoshimiki) June 10, 2019
『#シビル・ウォー /#キャプテン・アメリカ』
色々なヒーローの色々な思想が混ざりあって生み出す争い。終盤の手紙のシーンで涙が出てきた。誰かが圧倒的悪ではない。こんなヒーローものは始めてみた。スパイダーマンが出てる所は明るく描かれていて、まさにニューヒーローの登場って感じで好き。 pic.twitter.com/yHCfakiPvc— Yui Timmins🎬💖 (@YuiTimmins) July 16, 2019
そしてこの映画のもっとも言いたいところを ラスト ティチャラが語る シビル・ウォーは表面上トニーvsキャプテンアメリカと見せておきながら しかしその実 トニーとティチャラの対比だ ただ戦うだけではダメだと 怒りという感情の中にあって それでも それに囚われ振り回されてはならないと 訴えてくる
— しんじ (@kennel_2) December 5, 2019
まとめ
映画「シビル ウォー/キャプテン・アメリカ」のフル動画を無料視聴する方法とネタバレ・あらすじ、感想についてお伝えしました。
アベンジャーズの話ではあるんですが、キャプテン・アメリカの3作目なんですよね。
不思議な感じもしますが、キャプテン・アメリカのサイドで描かれているので、バッキーも含めた人間模様がより色濃く浮き出ている印象です。
MCUシリーズは“各キャラクター作品3本”が基本なので、キャプテン・アメリカのシリーズは一旦終了…となります。
次からどう繋がっていくのか楽しみですね!