屍人荘の殺人は、今村昌弘が各ミステリー部門で4冠を達成した、超人気ミステリー小説。
ストーリーの面白さに加え、現在活躍中の豪華キャストが勢揃いした、見応えある作品です。
屍人荘に集まる容疑者を演じるのは、癖のある役を演じる俳優陣ばかり。
原作との違いや、実写版ならではのみどころをご紹介いたします!
この記事を読むとわかること
- 屍人荘の殺人のあらすじのネタバレ
- 屍人荘の殺人の主要キャスト
- 屍人荘の殺人の映画のみどころ
- 屍人荘の殺人の剣崎比留子の真の目的
- 屍人荘の殺人の原作と映画の違い(準備中)
- 屍人荘の殺人のラストと犯人(準備中)
U-NEXTの特徴
- 31日間無料体験キャンペーン中!
- 無料体験時に600ポイントが貰えるのでそれを使って映画が最大半額!
- U-NEXTは見放題作品14万作品!(国内最大級)
- 漫画も30万冊以上!
- アダルトチャンネルも4万本が見放題!
上映中の映画をお得に見るなら間違いなく登録必須!!
\31日間の無料体験に登録して600ptをゲット!/
映画【作品名】作品情報
作品情報
作品名 | 屍人荘の殺人(しじんそうのさつじん) |
配給会社 | 東宝 |
監督 | 木村ひさし |
脚本 | 蒔田光治 |
出演者 | 神木隆之介 浜辺美波 中村倫也 他 |
音楽 | Perfume「再生」(UNIVERSAL MUSIC) |
公開日 | 2019年12月13日(金) |
上映時間 | 120分 |
映画【作品名】主要キャスト
役名:葉村譲(神木隆之介)
大学の経済学部1回生で、学校非公認のミステリ愛好会に所属。
当初、ミステリ研究会に入部する予定が、部員のミステリに対する情熱が感じられず、躊躇していたところ、自称探偵(ホームズ)と名乗る明智に誘われ、ミステリ愛好会に入った後、部員は明智と自分だけだと知らされる。
ミステリー小説オタクなのに、推理は苦手な助手(ワトソン)。
役名:明智恭介(中村倫也)
理学部の3回生で、ミステリ愛好会会長を務める。
事件の匂いを嗅ぎつけては、解決のため助手の葉村を連れて奔走する。
自称「神紅のホームズ」。
ミステリ愛好会の知名度を上げる努力はしているが、未だ会員は増えない。
役名:剣崎 比留子(浜辺美波)
文学部の2回生で、横浜の良家のお嬢様。
容姿端麗で、頭脳明晰な謎の女子大生だが、数々の事件を解決してきた名探偵でもある。
明智と葉村を、ロックフェス研究会の合宿に参加するよう話を持ちかける。
部員に届いたこと、昨年、その研究会の合宿で行方不明になっている女子大生がいることを伝え、二人の興味を引く。
映画【作品名】の見どころ・予告動画
事件の舞台となる「紫湛荘(しじんそう)」の造りに注目!
物語の舞台となる紫湛荘(別名:屍人荘)は、L字型の特殊な構造の豪奢なペンション。
その条件に見合う建物が見つからず、脚本のイメージを損ねない建物をスタッフの手で造り上げました!
原作に忠実な、見事な舞台をくまなくご覧ください。
木村ひさし監督の手腕にハマる!
ドラマ「ATARU」や「99.9-刑事専門弁護士」などの超ヒット作を生み出した、木村ひさし監督。
謎解きミステリーの表現や、コミカルで観客を魅了する手腕を惜しみなく発揮!
木村ひさしワールドにどっぷり浸かってください。
4冠達成!大人気ミステリーの実写版を体感せよ!
原作は、
・週刊文春2017年ミステリーベスト10で第1位
・2018年このミステリーがすごい!第1位
・2018年本格ミステリ・ベスト10 第1位
・第18回本格ミステリ大賞受賞
と4冠獲得の異業を成し遂げた、超本格ミステリー。
読者のイメージを損ねることなく、豪華キャストがどう演技するかが見所です!
予告動画1(本予告)
予告動画2(コミカル編)
予告動画3(ミステリー編)
映画【屍人荘の殺人】のネタバレあらすじ
大学のロックフェス研究会の合宿に、同行することになったミステリ愛好会の二人と、謎の美少女探偵。
合宿の舞台は紫湛荘という、豪奢なペンション。
ですが、紫湛荘は別名「屍人荘」と呼ばれ、合宿に参加する部員、ペンションのスタッフ、3人の探偵たち、合わせて15人の中から、数名の死亡者が出てしまいます。
しかもペンションの中にいるのは、癖のある人物ばかり。
誰が犯人でもおかしくない状況の中、怪死事件は続きます。
剣崎比留子は「これは、前代未聞の密室殺人なんだよ」と皆に告げ、謎を解決しようとしますが、彼女にもある秘密が・・・。
明智は葉村に「剣崎比留子には気を付けろ」と警告しますが、明智は何者かに殺害されます。
果たして、屍人荘の中から、生還できる人物はいるのでしょうか?
密室殺人の謎は、明智不在で解くことができるのか?
犯人の目的や動機、そして犯人は一体誰なのかー?
剣崎比留子の真の目的
彼女は、言葉巧みに明智と葉村を誘い、屍人荘での合宿に連れ出すことに成功しました。
明智が好みそうな事件を匂わせ、事件解明が主な目的と見せかけていますが、二人には秘密にしていることが。
それは、彼女が不幸を呼び寄せる体質であることと、葉村を自分の助手として迎えること。
それこそが、明智と葉村の仲を羨んでいた比留子の真の目的だったのです!
2019年12月15日追記 映画【屍人荘の殺人】のネタバレあらすじ
まず始めに、この映画はネタバレすると面白さが半減してしまいます。
それでも気になって仕方ない!という方だけ、この先に進んでください。
「屍人荘の殺人」は、とある設定を活かすことで今までになかった「クローズド・サークル」を生み出すことに成功しました。
その設定が何かと言いますと……ずばり、ゾンビの登場です!
タイトルにもありますが、屍人=『しかばねの人』です。
つまり、屍人は「ゾンビ」を意味しています。
サークルの合宿参加メンバーが宿泊しているペンションがゾンビに襲われてしまい、外に出ることができません。
そしてペンションには、どうやら電波が届いていないようで携帯電話も使用できません。
外の状況がどうなっているかについては一応、ラジオを使用して情報を取得できるようにはなっています。
このように、現実ではありえない状況に陥ってしまうのですが、ゾンビ発生の原因は斑目機関のテロ行為によるもの。
※斑目機関は既に解体済みであるため、厳密にはその残党によるテロといったところでしょうか。
このテロには生物学者である「浜坂 准教授」が絡んでくるので、かなり重要人物だと思うのですが今回の映画では彼らの出番はありませんでしたし、一体ゾンビがどこから沸いてきたのか?も最後まで謎のままでした。
なので、原作未読の方にとっては少々消化不良だったかもしれません。
映画【作品名】の口コミ・レビュー
こちらは12月13日公開のため、後日改めて追記いたします。
もうしばらくお待ちください。
2019年12月15日追記 映画【屍人荘の殺人】の原作との違いと犯人について
ここから映画【屍人荘の殺人】の原作との違いと犯人についてネタバレを含みますのでご注意ください。
原作のファンにとっては、実写版と原作の違いに興味があると思います。
ここからは筆者が実際に原作を読み、映画を鑑賞してみた感想を追記していきます。
まず密室殺人事件の犯人についてです。
早速結論から述べますが、犯人は静原美冬(しずはらみふゆ)でした。
美冬は、音楽フェスに参加した際にスマホを紛失してしまい、七宮と立浪に拾ってもらいます。
この2人が合宿に参加した真の目的は、「女性をナンパするため」でした。
しかし合宿参加者である女性陣のガードが堅く、なかなか上手くいかない。
そんな時、美冬の携帯電話を拾い、自撮り写真に映っている美冬が美人だったことから「先に美冬を見つけた方がもらう」とナンパ魂に火をつけます。
その結果、2人は同時に美冬を発見するも「帰らなきゃ……」と言う美冬を半ば強引にペンションに誘います。
つまり、今回の舞台・紫湛荘に途中から加わった美冬が、犯人でした。
ちなみに原作での美冬は、ペンションにやってきた映画研究会のメンバーの1人でした。
※映画ではフェス研究会に名称変更になっています。
この点については、脚本家がミスリードを狙った改変なのだと思います。
映画の中盤では合宿参加者の1人である名張純江が、「不眠症で薬を飲んでいる」とか「新潟出身(美冬の出身地でもある)のサークルメンバーも以前在籍していた」などと美冬に話すシーンがありますので、「美冬怪しいぞ?」と勘付いた方も多いはず。
目薬を七宮に貸す様子もありましたしね。
それでは美冬が七宮と立浪の2人を殺害した動機についてです。
それは、亡き姉の復讐をするため。
静原美冬の「静原」は母方の旧姓であり、真の名字は「遠藤」です。
姉の名は「遠藤沙知」と言い、昨年の合宿で行方不明になったと言われている女性です。
昨年の秋頃に大学を途中退学し、新潟の実家へと戻ってきた沙知。
中退の原因は、以前フェス研の合宿に参加した際に、七宮と立浪にもてあそばれたため。
その後、沙知の妊娠が発覚するのですが、七宮たちからお金が送られてきて「赤ん坊は堕ろすように」と指示を受けたとのこと。
もてあそばれたという言い回しに加え、妊娠していたという事実から、沙知は七宮たちから合意のない性行為を強要されたということが分かります。
やがて沙知は首吊り自殺をしてしまいます。
この悲しい事件をキッカケに、姉の復讐を堅く決意した美冬は、七宮たちをゾンビにして殺してしまえば「2度殺せる」と思い立ちます。
姉の分と、お腹の中に居た赤ん坊の分、まさに2人分の復讐劇だったのです。
2019年12月15日追記 映画【屍人荘の殺人】の結末ネタバレ
今回の密室殺人事件の犯人・美冬は、やがてバリケードを突破してきたゾンビたちに噛まれたことで、自害してしまいます。
一方で、壮絶なゾンビパニックから無事に生還を果たした葉村たちは、救助隊員によって救出されます。
ペンションの外、地上で消毒作業が終わったタイミングで、ゾンビになった明智が登場し、葉村を襲います。
そこへ比留子が明智の頭部を槍でガッツリ貫き、破壊!すごい力です……。
比留子の「あげない。彼は私のワトソンだ」という言葉とともに、エンディングへ突入。
ちなみに、このゾンビ明智が比留子に頭部を壊されるシーンは今回の映画オリジナルのものでした。