1985年に発売された文庫本「ぼくらの7日間戦争」が原作となっており、「ぼくらのシリーズ」は累計発行部数は2000万部と人気を呼んだ作品となっています。
「ぼくらのシリーズ」発売から33年が経ってアニメ映画として制作され、今の大人には懐かしい作品で見たくなる要素がたくさん詰まった映画です。
そんなぼくらの7日間戦争のあらすじとネタバレについて詳しく説明していきます。
この記事を読むとわかること
- ぼくらの7日間戦争の作品情報
- ぼくらの7日間戦争の主要キャスト
- ぼくらの7日間戦争の見どころ、予告動画
- ぼくらの7日間戦争のネタバレあらすじ
- ぼくらの7日間戦争の実際の人物像
- ぼくらの7日間戦争の口コミ・レビュー
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映画【ぼくらの7日間戦争】作品情報
2019年12月13日に公開されるアニメ映画で30年ほど前にシリーズとして文庫本として発売されている作品です。
このシリーズは過去に実写としても制作されており、その頃の主演を務めた宮沢りえも特別出演という形で出演しています。
この映画では、ぼくらの7日間戦争の原作から30年たった世界を描いているため原作のストーリーを一切沿っていません。
原作で活躍するキャラも大人となって一部登場しているので、懐かしい気持ちで原作世代の方も見れる映画となっています。
監督の村野佑太さんはアニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」や「ドリフェス」などの監督を務めていました。
原作より時系列は未来になっていますが、子供の頃に読んだ「ぼくらの7日間戦争」の感覚になって視聴できる作品に仕上がっています。
作品情報
映画【ぼくらの7日間戦争】主要キャスト
作品名 | ぼくらの7日間戦争 |
配給会社 | ギャガ KADOKAWA |
監督 | 村野佑太 |
脚本 | 大河内一楼 |
出演者 | 北村匠海 芳根京子 潘めぐみ 鈴木達央 大塚剛央 道井悠 |
音楽 | 市川淳 |
公開日 | 2019年12月13日 |
上映時間 | 88分 |
鈴原守役:北村匠海
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鈴原守は今作の主人公です。
役柄としては、高校2年生で大人しい性格をしている彼で学校では目立たない常に本を読んでいるようなどちらかというとオタクキャラに近い印象を持つキャラです。
歴史が好きでオタクを通り越してマニアの域に達するほど歴史の戦術などに詳しく、同じ趣味の人達が集まるチャットが唯一の心の拠り所となっています。
千代野綾に恋心を抱いておりいるがほとんど学校では話さない間柄です。
主人公を演じている北村匠海の代表作は「信長協奏曲」森長可役と「君の膵臓を食べたい」の「僕」役に出演しています。
千代野綾:芳根京子
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千代野綾は今作のメインヒロインです。
主人公のクラスメイトでもあり、幼なじみで彼が想いを寄せている相手でもあります。
育ちがよく、お嬢様ではあるがお高くとまらずに誰にでも優しく接することのできる女の子。
美人で文化祭のミスコンで優勝を収めた実績があります。
議員の父の都合で17歳の誕生日を迎える前に東京に引っ越すことが決まってしまう。
ヒロイン役を演じているのは、芳根京子で代表作は「記憶屋 あなたを忘れない」河合真希役と「散り椿」篠原美鈴役を演じています。
山咲香織:潘めぐみ
📣アニメ
HUNTER×HUNTER(再)ゴン
ちはやふる 菫
フルーツバスケット 紅葉
ここたま ラキたま
ニンジャボックス ヒロト
ベイブレードバーストガチ ドラム
かいじゅうステップ ケムちゃん
ONE PIECE お玉
📣吹替え
PAW PATROL ケント
Yong Sheldon シェルドン
BOSS BABY ティム
Lock Up リソス pic.twitter.com/ez29KWuAps— 💎潘めぐみ💎HAN MEGUMI (@han_meg_han) September 7, 2019
主人公のクラスメイトの少女で陸上部に所属し、曲がったことが大っ嫌いな典型的な体育会系の性格をしています。
ヒロインの綾とは親友の間柄です。
父親は建設会社の社長をしています。
山咲香織を演じているのは、播めぐみで代表作は「ハンターハンター」ゴン役と「ソードアートオンライン・アリシゼーション」ソルティリーナ・セルルト役を演じています。
緒形壮馬:鈴木達央
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主人公のクラスメイトでクラスの中心的存在の男の子です。
とてもノリが軽いので、主人公達のバースデーキャンプに面白そうという理由だけでノリで参加してしまう。
緒方壮馬役は鈴木達央が演じており、代表作は「ロクでなし魔術講師の禁忌経典」ジャティス・ローファン役と「かつて神だった獣たちへ」ロイ/ガルム役を演じています。
本庄博人:大塚剛央
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主人公のクラスメイトでバースデーキャンプには幼なじみの紗希に強制的に連れてこられたため全く乗り気になっていない。
本庄博人役は大塚剛央が演じており、代表作は「風が強く吹いている」蔵原走役と「Dimensionハイスクール」緑ヶ丘流星役を演じています。
阿久津紗希:道井悠
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主人公のクラスメイトで後先考えずにノリだけで行動をする少女。
バースデーキャンプに参加した理由は、「パーっと盛り上げよ」と綾の誕生日を祝うために軽いノリから参加する。
阿久津紗希役を演じているのは、道井遥で代表作は「Ber 嫌われ野菜」パセリ役で出演しています。
映画【ぼくらの7日間戦争】の予告動画
予告動画1
予告動画2
予告動画3
映画【ぼくらの7日間戦争】のネタバレあらすじ
いつも通り鈴原守は学校で本を読んでいる。
話し相手となるのは決まって歴史好きが集まるチャットのチャットメンバーです。
からかい半分に恋の悩みを抱えた守にメンバーからエールをもらった。
恋をしているのは隣に住み幼なじみの千代野綾で綾は突然東京に引っ越すことが決まってしまう。
しかも引越しは綾の誕生日1週間前で彼女の誕生日の目前だった。
綾の「せめて、17歳の誕生日は、この街で迎えたかったな」という本音を聞き、綾と共に逃げることを決意する。
守は観光にも利用されなくなった石灰工場に秘密基地として陣取り、ただ1週間大人から逃げ延びるためのバースデーキャンプを決行する。
綾の親友山咲香織をはじめとするメンバー緒形壮馬、阿久津紗希、本庄博人もこの逃避行に参加した。
それが精一杯の大人への反抗だった。
工場に潜んでいた不法滞在者のマレットと出会うことで状況が想像もしなかった方向に展開する。
入国管理局に囚われていた彼女を助けたことで彼女がはぐれた家族を探していることを守達に打ち明ける。
2日目の朝マレットを連れ去りに入国管理局がハンマーを振りかざして突入してきた。
守は仲間の協力を得て、敵の撃退作戦を決行する。
※この項目は2019年12月13日の公開後に編集します。
2019年12月18日追記 映画【ぼくらの7日間戦争】のネタバレあらすじ
今作の聖地は、2020年の北海道という設定です。
毎日のように大好きな歴史本に熱中している守は、おさななじみで隣に住んでいる綾に想いを寄せていました。
夏休みを目前にしたある日のこと。
守は、綾が父親の転勤で東京へ引っ越してしまうことを知ります。
市議会議員を務めている綾の父親と、綾が口げんかしているところを目撃した守は、『綾が17歳の誕生日を迎えるまでの間、大人たちに見つからないようなところへ逃げる』ことを提案します。
それが「7日間限定のバースデーキャンプ」でした。
日に日にキャンプへの参加者が増え、守の友人など計6人で、山の中にある『里見石炭工場』で過ごすことに。
始めは遠足気分でこの状況を楽しんでいた守たちですが、実はその工場には思わぬ先客が……。
その先客とは、タイから来たという少年・マレット。
彼は不法滞在者であり、住んでいたアパートを摘発され、その時に両親と離れ離れになってしまい、異国の地・日本で1人ぼっちになってしまったと言います。
マレットの話を聞き、キャンプメンバーは始め、『不法滞在の者を助けるのは犯罪になるのでは?』と話し合うも、守と綾は彼を助けようと名乗りあげます。
しかし、そんな時にタイミング悪く入国管理局の職員たちが工場へとやって来ます。
もちろん入国管理局の目的はマレットを捕まえること。
ここから、彼らの「7日間戦争」が始まるのです。
映画【ぼくらの7日間戦争】の原作比較と主題歌について
原作との違いは?
本作の見どころはなんといっても物語性です。
守の恋から綾との逃避行そしてマレットと出会うことによって入国管理局と敵対していくといった激動の展開のシナリオなので、とても移り変わりの多いシナリオとなっています。
守達は大人達から逃げ切り無事綾のバースデーを迎えることはできるのかそしてこの逃避行を成功した後はどのような展開になるのかなどの次はどうなるのだろうというような要素がいっぱいです。
また原作と全く違うということも魅力の一つです。
原作通りの展開ではないので先読みすることが出来ず、この後どうなるのだろうという感覚になります。
時系列がぼくらの7日間戦争から30年を描いているので原作のアフターストーリーといった扱いです。
主題歌について
主題歌はSano ibukiの「決戦前夜」「おまじない」「スピリット」の3曲にを書き下ろしています。
ロック調の曲でとてもこの作品に合っている曲です。
Sano ibuki:決戦前夜
映画【ぼくらの7日間戦争】の⼝コミ・レビュー
ぼくらの7日間戦争、アニメ映画化良いね!
宮沢りえも出てるとか、にくい演出ですw— マシャア/愛機はゲラです! (@channel_machar) November 29, 2019
ぼくらの7日間戦争、アニメ化するんだなぁ。あの泥臭い感じ、ドキドキ感、センチメンタルな感じ!どう表現するんだろう。宮沢りえさん可愛かったよねー。EDはTMNが良いなぁ〜。
— machamonpe (@MHugsan) December 2, 2019
映画【ぼくらの7日間戦争】の結末と感想
※この項目は2019年12月13日の公開後に編集します。
2019年12月18日追記 映画「ぼくらの7日間戦争」結末ネタバレと感想
この作品は、以前同名で宮沢りえ出演の実写版映画として公開されており、今回アニメとしてリメイクされました。
教師の暴力発言など、あの時代だからこそ許されていたようなものの、同じことを今の時代でやってしまえば、時代錯誤も良いところです。
今回のアニメ映画「ぼくらの7日間戦争」は、様々な点でオリジナル版の要素を残してくれていますので、これを今また実写で制作してしまうと、良くも悪くも昔の『リアルな日本』が全面的に出てしまい、この物語が陳腐なものになってしまったと思います。
そういった意味では、今回のアニメ化は成功と言えるでしょう。
しかし、この物語で1番盛り上がるであろう『登場キャラたちが自分の秘密を暴露し合う』シーンは、やはりアニメで見るよりも実写版のほうが遥かに丁寧かつリアルに描写されていたと思います。
また、守たちは自分たちと大人が戦っている様子を動画に撮りネット上にアップロードし、優位に立とうと試みるも、これら一連の流れはリアリティに欠けていました。
(※もちろんこの行為自体は現代において、自分たちが思う『悪者』や『敵』に勝つためにとる手段として考えればリアルな情景なのですが……)
まず、3日目に動画がネットにアップされ、5日目に綾の父親の秘書により個人情報が拡散される……という流れだったのですが、現代のネット社会における拡散スピードは驚異的なものなので、個人情報特定があまりにも遅い。
更に言うと、3日目に情報がネットにアップされた時点で、警察が動かないというのも、現代で考えるとやはり現実味に欠けますし、そのへんは『あくまでもアニメ』という理由で許されてる感がありました。
以上の点を踏まえると、今作「ぼくらの7日間戦争」は、アニメならではの表現に重きをおいている……というよりは、非現実的な物語や設定に対する『言い訳』として適しているのがアニメだったというような気がします。
ここまで少々辛口気味になってしまいましたが、もちろん良かったシーンもありました。
それが何かと言うと『LGBT』についてです。
物語の終盤では、守が綾へ想いを告げるのですが……なんと、その告白の後、綾は同級生の香織に対して想いを打ち明けます!
と言っても、この想いを打ち明けるというのはあくまでもカミングアウトであり、思わず口走ってしまっただけ……。
それ以上、綾と香織の描写は特に何もありませんでした。
しかし、この物語の主人公は守で、守は綾に対して想いを寄せているというのが序盤で明らかになっていましたので、これがセオリー通りなら問題解決後に守と綾がめでたく結ばれるといった流れになるところですが、その斜め上を行ってくれましたね。
この展開にはなかなか、驚きました!
ツイッターなんかでは百合好きの方たちから「後半がまさかの百合展開で一気に神映画と化した」などと、絶賛の嵐。
しかし、言い方を変えればそれだけ我々は「女は男と結ばれるもの」といった先入観に囚われていたとも言えますので、何かと考えさせられること多い作品でした。
映画【ぼくらの7日間戦争】まとめ
ぼくらの7日間戦争は2019年12月13日公開です。
守が綾と一週間逃げ続けるためのバースデーキャンプは成功するのか。
公開になってから順次ネタバレを行っていきます。