映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」を結末まであらすじネタバレ!上映映画館やムビチケ前売り券の情報も!

戦後の日本を代表する作家の一人である、三島由紀夫。

1969年という学生運動の盛り上がりが最高潮の時期に、彼は大学生たちとの討論の場に赴きました。

本作は、その時の様子を収めた秘蔵映像と共に送るドキュメンタリー作品です。

今回は、映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」のあらすじ・みどころ、上映館情報やムビチケ前売り券について調べました。

 

この記事を読むとわかること

  • 映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」作品情報
  • 映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」主要キャスト
  • 映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」上映館情報
  • 映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」ムビチケ前売り券について
  • 映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」あらすじ・みどころ
 

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映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」作品情報

今も語り継がれる、三島由紀夫と東大全共闘の討論会の様子を映し出す本作。

それまで文章でしか伝えられていなかったその内容が、秘蔵映像と共についに日の目を見ます。

作品情報

作品名三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実
配給会社ギャガ
監督豊島圭介
脚本不詳
出演者三島由紀夫

東出昌大

音楽遠藤浩二
公開日2020年3月20日
上映時間108分

 

映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」主要キャスト

三島由紀夫

 

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#三島由紀夫 #mishimayukio

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1925年1月4日-1970年11月25日

「仮面の告白」「潮騒」「金閣寺」「憂国」など、数々の著作を持つ、戦後日本を代表する作家です。

彼の手掛けた作品はノーベル文学賞にもノミネートされており、世界中で高い評価を受けています。

 

そして作家として成功していくにつれ、彼は次第に肉体を鍛え上げ政治に傾向していくようになります。

自衛隊に体験入隊し「楯の会」という民兵組織を結成すると、皇国主義者としての主張を強めていくように。

 

そして1970年11月25日に自衛隊市谷駐屯地に乗り込むと、大勢の自衛隊員の前でクーデターを促す演説を繰り広げ、その後に割腹自殺。

 

この事件は日本中に衝撃をもたらし、その後の文学界や政治活動に大きな影響を与えました。

 

東出昌大

 

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HAPPY BIRTHDAY TO YOU🎈🎈 Jgn nakal lg, dah itu aja. . [gaada foto baru jadi stok foto lama aja y] . #masahirohigashide

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東出昌大が本作のナレーターを担当しました。

大学生の時に「金閣寺」を読んだことがきっかけで三島作品を愛読するようになり、2018年には「豊饒の海」 の舞台にも出演。

そんな三島由紀夫に縁がある彼が、本作のナレーターを担当しています。

 

映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」上映館情報

本作は全国107の映画館での上映が決まっています。

TOHOシネマズやユナイテッドシネマなど、大手シネマコンプレックスでも上映されるようですね。

 

ドキュメンタリー映画としては異例の上映館数と言えるのではないでしょうか。

それほど三島由紀夫が、今でも多くの人を魅了しているということかもしれませんね。

 

 

映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」ムビチケ前売り券について

本作の前売り券はムビチケにて、一枚1500円で販売中です。

 

ムビチケとは、ネットで座席指定ができる前売りサービス。

これまでの前売り券のように、鑑賞前に窓口に並ぶ必要がありません。

ムビチケを活用すれば、便利でお得に映画を楽しむことができますね。

 

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映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」の見どころ・予告動画

三島由紀夫が自衛隊市谷駐屯地で自決をするおよそ1年半前、彼は東大駒場キャンパスにておよそ1000人の学生との討論会に出向いています。

血気盛んな学生たちに単身で乗り込み対話をしていく様子は、これまで文章や限られた写真のみでしか知る事が出来ませんでした。

 

しかし、テレビ局TBSがその模様を収録している映像を保管していることが判明。

その非常に熱のこもった映像が、より多くの人に大きなスクリーンで見てほしいという思いで、ついに解禁されることになりました。

 

劇中には当時の討論会の様子だけではなく、その場に居合わせていた方や、生前の三島と親交のあった方のインタビューの様子も収録。

 

監督を務めたのは、「森山中教習所」「ヒーローマニア 生活」を手掛けた豊島圭介。

当時の熱はそのままに、若い世代にも馴染みやすい作風に仕上げています。

 

そしてナレーターは大の三島作品のファンである、俳優の東出昌大が務めました。

 

 

殺伐とした雰囲気で始まった討論会ですが、対話を重ねるうちに学生たちと心を通わせる場面も垣間見れます。

まさに、三島由紀夫の新しい一面を知る事が出来る作品です。

 

討論の内容が理解する事が出来なくても、三島と学生の熱意を十分に感じ取る事が出来る力作となりました。

予告動画1

予告動画2

 

映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」のネタバレあらすじ

ここから「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」のネタバレ内容を含みますので、ご注意ください。

1969年5月13日。

日本を代表する作家・三島由紀夫と、学生運動をリードしていた東大全共闘が公開討論を行うことになりました。

 

場所は東大駒場キャンパスの900番教室。

1000人を超える学生たちが集まり「三島を論破して、その場で切腹させる」と意気込む異様な空気が場を包んでいました。

そんな中、三島は単身会場へと乗り込みます。

 

こうして極右の三島と極左の全共闘という、正反対の考えをもつ両者の討論が始まりました。

 

非常に緊張感のあふれる形で始まりましたが、対話を重ねるにつれ三島の顔には笑顔が生まれます。

信条や考え方は違えども、真剣に国を憂う学生たちの姿は三島を嬉しくさせたのでしょう。

 

さらに劇中では当時現場にいた人物や、生前の三島を知る人物のインタビュー映像も収録。

 

秘蔵映像と共に三島由紀夫の新たな面を知る事が出来る作品となっています。

 

映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」の結末ネタバレ

会場の講堂に入った三島は、あいさつ代わりに10分程度のスピーチを行います。

今回の討論会の宣伝チラシに、自分が揶揄されて表現されていることに触れた三島。

しかし彼は決して怒りを見せることはなく、逆に学生たちの暴力的な運動に一定の理解を示しました。

 

そして司会を務めた木村修が「人間にとって他人とはどのような存在か」と疑問を投げかける形で討論が始まりました。

 

そこで赤ん坊を抱いて前に出てきたのが、全共闘最大の論客と呼ばれた芥正彦。

彼は三島と空間、時間、そして解放区についての難解な議論を重ねました。

 

途中、話が理解できない学生からヤジが飛ぶと、芥はその学生を叱りました。

また学生たちと三島は、お互いにマイクを渡しあったり、たばこを分けたりするなど、全共闘側と三島側は一定の経緯を持って討論を続けるのでした。

 

次に全共闘の小阪修平が、天皇論について三島に質問。

すると三島は、自身の天皇陛下についてのエピソードについて触れました。

 

そして、三島の天皇論から一つの答えが浮かびあがってきたのです。

それは三島も全共闘も、左右別のベクトルから同じ問題提起をしているのではないかということでした。

 

その問題とは、堕落した日本社会そのもの。

 

そして三島は「諸君が天皇を天皇とひと言言ってくれれば、俺は喜んで諸君と手をつなぐのに。言ってくれないから、いつまで経っても殺す殺すと言っているだけのことさ。それだけさ」と言うのでした。

 

そして討論会の最後に一人の学生が、三島と共闘を持ち掛けますが、三島はそれを拒否します。

そして彼は「諸君の情熱だけを信じる」と告げ、講堂を後にするのでした。

 

討論会から1年半後、三島は自衛隊市谷駐屯地でクーデターを企てますが、あえなく失敗。

そして割腹自殺を遂げるのでした。

 

そして学生運動をリードしてきた全共闘も敗北。

いわゆる「政治の季節」と呼ばれる時代が終わりを告げました。

 

以上が映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」のラストまでの結末ネタバレとなります。

 

映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」の口コミ・レビュー

 

映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」まと

以上、映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」の情報でした。

若い方からもたくさん注目を集めているようですね。

小説とは違う三島由紀夫の姿を見てみたいという声もあるようです。

映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」は、2020年3月20日公開です。

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