映画「21世紀の資本」をわかりやすく要約ネタバレ!上映館やムビチケ前売り券の情報も!

今世紀最大のベストセラーを記録した経済書「21世紀の資本」

世界中で評判となった書籍が映画化されました。

今回は、映画「21世紀の資本」をわかりやすく要約します!さらに、上映館やムビチケ前売り券について調べました。

 

この記事を読むとわかること

  • 映画「21世紀の資本」作品情報
  • 映画「21世紀の資本」主要キャスト
  • 映画「21世紀の資本」上映館について
  • 映画「21世紀の資本」ムビチケ前売り券について
  • 映画「21世紀の資本」あらすじ・みどころ
  • 映画「21世紀の資本」内容の要約
 

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映画「21世紀の資本」作品情報

世界中で300万部を超えるベストセラーを記録した書籍の映画化作品。

700ページに及ぶ原作の内容を、名作映画や小説の引用をふんだんに使ってとてもわかりやすく解説しています。

作品情報

作品名21世紀の資本
配給会社アンプラグド
監督ジャスティン・ペンバートン
脚本ジャスティン・ペンバートン

トマ・ピケティ

マシュー・メトカルフ

出演者トマ・ピケティ
音楽ジャン=ブノワ・ダンケル
公開日2020年3月20日
上映時間103分

 

映画「21世紀の資本」主要キャスト

トマ・ピケティ

本作の主演であり、原作本の著者です。

フランスのクリシー出身の経済学者。

世界の経済的不平等についての専門家であり、歴史の観点から研究を進めています。

2002年にはフランス最優秀若手経済学者賞を受賞し、パリ経済学院の設立の中核を担いました。

 

そして2014年には、本作の原作となる「21世紀の資本」を発表。

その中で、世界の所得と資産がトップ1%の富裕層に集中しており、公平に再分配されていないことを指摘しました。

さらにその不平等によって引き起こされる貧困が、社会や経済の不安定を巻き起こすと問題提起をしています。

 

この著書は世界中でベストセラーとなり、日本でも定価が5000円を超えるにも関わらず13万部を超える売上を記録しました。

 

 

映画「21世紀の資本」上映館について

本作は全国28の映画館で上映されます。

公開日の3月20日時点では東京の3館のみの上映ですが、順次各地の劇場でも公開されていくようです。

 

詳しくは公式サイトをご確認ください。 

 

 

映画「21世紀の資本」ムビチケ前売り券について

残念ながら、ムビチケで本作の前売り券の取り扱いはないようです。

 

ムビチケとは、ネットで座席指定が出来る前売りサービス。

これまでの前売り券のように、鑑賞前に窓口に並ぶ必要がありません。

ムビチケを活用すれば、便利でお得に映画を楽しむことができますね。

 

 

映画「21世紀の資本」の見どころ・予告動画

世界的ベストセラーの経済書「21世紀の資本」が、なんと映画化されました!

 

原作者のトマ・ピケティが自ら出演を果たし、700ページに及ぶ原作の内容を解説。

「レ・ミゼラブル」や「シンプソンズ」など、数々の名作映画や小説、アニメなどの引用を使って、とても理解しやすく描かれています。

 

現代社会で大きな問題となっている「経済格差」について、原作同様に厳しく明確な指摘と問題提起を行った作品です。

ピケティ自身も大の映画ファンということもあり、単なる解説映像に留まらない見応えのある仕上がりとなりました。

 

監督を務めたのは、ドキュメンタリー作品の巨匠で知られるジャスティン・ペンバートン。

2012年に彼が発表した「The Golden Hour」は、第41回エミー賞のベスト・ドキュメンタリー賞にノミネートされ、世界的に高い評価を受けました。

 

劇中にはピケティ以外にも、世界中から多くの経済学者や評論家が登場。

そして日本からも、久米宏や池上彰、そして茂木健一郎などが本作を絶賛するコメントを発表しています

 

「あなたが金持ちになるか、貧乏になるか、その答えはこの映画が教えてくれます」

予告動画

 

映画「21世紀の資本」のネタバレあらすじ

ここから「21世紀の資本」のネタバレ内容を含みますので、ご注意ください。

「21世紀の資本」の著者であるトマ・ピケティが出演し、歴史を紐解きながら、それぞれの時代の経済との結びつきを説明していきます。

 

フランス革命、世界大戦、オイルショック…

人類は、これまでに数々の経済的危機を迎えてきました。

 

そしてピケティによると、現在もまたその歴史は繰り返されているというのです。

 

世界中の富は、上位1%の富裕層が独占している現状。

一般層は経済の負のスパイラルからなかなか抜け出すことができません。

 

これに対して世界中の経済学者が集まり、膨張し続ける資本主義社会に対して問題提起を行ないます。

そして、知られざる資本の真実を暴いていくことに。

映画「21世紀の資本」内容の要約

かつて経済界の常識として「クズネッツ・カーブという理論がありました。

資本主義経済は当初は経済格差があるが、経済成長とともにその格差は是正されていくという理論のことです。

 

しかし、ピケティはこの理論に異を唱えます。

 

そして本作で彼は、以下の不等式を現在の資本主義の問題点としました。

 

「資本収益率(r)は経済成長率(g)を上回る」「r>g」

 

資本収益率とは、財産からの利益率のこと。

そして経済成長率とは平均所得の伸びのことで、労働者の収入の伸びと言えます。

 

このピケティの不等式が示しているのは、労働者の収入の伸びよりも、財産から生まれる利益の伸びの方が大きいということです。

 

つまり、すでに財産を多く持っている人はさらに利益を産むことができて、財産を持っていない人はいくら多く働いてもわずかな利益しか手にすることができないということです。

 

これが続く限りは、富裕層と貧困層の経済格差は開く一方だとピケティは訴えます。

 

また彼は、経済格差をなくすためには経済成長に「他の何か」が必要だとします。

その「他の何か」とは、「富裕層への課税」であると提示するのでした。

 

映画「21世紀の資本」の口コミ・レビュー

 

映画「21世紀の資本」まと

以上、映画「21世紀の資本」の情報でした。
世界的ベストセラーの映画化ということと、その衝撃の内容に注目が集まっているようですね。
また、難解な原作がより分かりやすくなっているという声もありました。
映画「21世紀の資本」は、2020年3月20日公開です。

 

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